また時代が動き出した!

1885年にジョン・ケンブ・スタンレーが現在の物の原型となる自転車を発売してから約130年余り。どんどん高性能化する一方、自転車の造形としては驚くような変化はみられていません。でも、ついに時代は動くかもしれません。なんとハブもスポークもないホイールの THE CYCLOTRON BIKE が Kickstarter で公開されたのです!

映画「トロン・レガシー」のバイクみたい!

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THE CYCLOTRON BIKE をひと目見て皆さんは思ったかもしれません。映画「トロン・レガシー」に出てくるあの未来バイク「ライトサイクル」みたい! と。まさにあのバイクの自転車バージョン!

ホイールはハブなしスポークなし

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The Cyclotron の一番の特徴は、そのホイール。ホイールの中心にある部品であるハブや、スポークがない、リムがLEDで発光…超未来的なルックスにみんなの目が釘付けになること間違いなし!

このホイール技術の存在そのものに異論を唱える人もいるようですが、開発チームによると、「The SkateCycle」や「Black Hole Wear & Tear」などを例に挙げ、すでに動くものとして確立しているとしています。

ほとんどすべてを内蔵

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The Cyclotron のもうひとつの大きな特徴は、さまざまなパーツが内蔵されていること。カーボンコンポジットの軽量フレームにケーブルを内蔵、ギアなどのドライブトレインもほとんど見えません!

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泥除けもブレーキ本体もフレーム組み込み型! また、18速の電動変速バージョンは、内蔵ギアとパドルシフトで0.2秒で変速できるというから、この操作の苦手な人にうってつけです!

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ホイールの”空洞”になった部分を利用する、荷物バスケットや電動化キットなどのさまざまなモジュール開発も視野に入れている The Cyclotron はマニュアル12速が999ユーロ! 自転車の未来が楽しみです!