また時代が動き出した!
1885年にジョン・ケンブ・スタンレーが現在の物の原型となる自転車を発売してから約130年余り。どんどん高性能化する一方、自転車の造形としては驚くような変化はみられていません。でも、ついに時代は動くかもしれません。なんとハブもスポークもないホイールの THE CYCLOTRON BIKE が Kickstarter で公開されたのです!
映画「トロン・レガシー」のバイクみたい!
![7c99cbd49e09527d6a28a669650735ed_original](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/5785fb6c4b9ae.gif)
THE CYCLOTRON BIKE をひと目見て皆さんは思ったかもしれません。映画「トロン・レガシー」に出てくるあの未来バイク「ライトサイクル」みたい! と。まさにあのバイクの自転車バージョン!
ホイールはハブなしスポークなし
![8cb440b32de47bb554fcf86e419a666e_original](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/5785fb6d9adfc-500x333.jpg)
The Cyclotron の一番の特徴は、そのホイール。ホイールの中心にある部品であるハブや、スポークがない、リムがLEDで発光…超未来的なルックスにみんなの目が釘付けになること間違いなし!
このホイール技術の存在そのものに異論を唱える人もいるようですが、開発チームによると、「The SkateCycle」や「Black Hole Wear & Tear」などを例に挙げ、すでに動くものとして確立しているとしています。
ほとんどすべてを内蔵
![b9ac53831cb6b8c3ec979fd78ee3b1e4_original](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/5785fb6ee8694-500x333.jpg)
The Cyclotron のもうひとつの大きな特徴は、さまざまなパーツが内蔵されていること。カーボンコンポジットの軽量フレームにケーブルを内蔵、ギアなどのドライブトレインもほとんど見えません!
![f83cd8720dca6d0ce3bd78d1a2532786_original](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/5785fb6aebf83-500x333.jpg)
泥除けもブレーキ本体もフレーム組み込み型! また、18速の電動変速バージョンは、内蔵ギアとパドルシフトで0.2秒で変速できるというから、この操作の苦手な人にうってつけです!
![c946790d159d3fcca4cda657aa782cb1_original](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/5785fb682abaf-500x306.jpg)
ホイールの”空洞”になった部分を利用する、荷物バスケットや電動化キットなどのさまざまなモジュール開発も視野に入れている The Cyclotron はマニュアル12速が999ユーロ! 自転車の未来が楽しみです!
ハブなしスポークなしホイールの自転車が、これだけド派手に発光しながら街中を走ると、みんな度肝を抜かれて追いかけてきそうなレベルです!