一刻を争う水難事故救助。
ハイシーズンともなれば、各地で発生してしまう水難事故の悲劇。誰もが自分は大丈夫、と思っているのに巻き込まれてしまうことがあるのです。万が一おぼれるようなことがあれば、迅速な救助が何よりです。そんな必要に応えるべく、素晴らしいツールが誕生しました。ご紹介しましょう、ロボットライフガード EMILY です!
ロボットライフガードとは?
![emily-robot-lifeguard-3](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/574416136dc82-500x333.jpg)
ロボットライフガード EMILY は陸からリモートコントローラで沖へ急行させ、おぼれている人を助ける、自走式救命浮き。あとはつなげているロープを使って、岸まで救助した人ごと引いてくるだけ!
迅速な救助が可能
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![Image-04-Gallery-3-1024x682](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/5744161817cfd-500x333.jpg)
EMILY は人間のライフガードでは到底不可能な最高35km/hで要救助者のもとへ”泳ぐ”ことが可能。しかも高い波や強い潮流をものともせず、難破した船の破片や岩があっても、ケブラー補強による頑丈な船底で安全に到達!
![emily-robot-lifeguard-2](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/57441611dd114-500x333.jpg)
いったん現場に到着したら、安心して強靭な素材でできている本体、もしくは側部に装備されているロープにつかまり、岸にロープで牽引されるか、救命艇を待つことに。一度に8名をつかまらせ”救助”できるというからスゴいです!
![Image-01-Gallery-4-1024x640](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/57441614af856-500x313.jpg)
では EMILY はどのように推進しているのでしょうか? それは外部プロペラを使わないジェット推進力によるもの。これなら救助した人をケガの危険にさらしません。
最長で約731m先の現場まで派遣することができる EMILY は10,000ドル! これまでよりも迅速な救助が可能なら、積極的に導入してほしいですね!
さらに、暗闇を照らすライトや専用アプリによるライブストリーミングを可能にするカメラを装備する EMILY。頼もしい限りです!