水の上で快適な暮らしを実現。
一軒家を建てる土地をお探しなら、海や湖の上も選択肢に加えてみてはいかがですか?
The WaterNest 100は、イタリア人建築家のGiancarlo Zema氏がデザインした、新しいエコフレンドリーな水に浮かぶ家です。円形の繭のような形のこの家。住居面積は100平方メートル、家の98パーセント以上がリサイクル素材を使用して造られており、屋根の上のソーラーパネルを利用して電気を供給することができます。
Zema氏は、この他にも、水に浮かぶ家をデザインしてきましたが、このThe WaterNest 100は、住居として、より実用的に造られているようです。水鳥の巣からインスピレーションを得て、自然に寄り添いながら、省エネの生活環境を実現したいとデザインしたそうですよ。
川、湖、入り江、穏やかな海などに停泊できるように設計されており、直径は12メートル、高さは4メートルの大きさ。アルミニウム船体にラミネート加工された木製フレーム、天候に対応した間仕切り壁で構築されています。
カーブを描いた屋根に組み込まれたソーラーパネルの大きさは60平方メートル。換気システムも設置されており、天井や壁に取り付けられた吸気グリルにより新鮮な空気を室内に取り込み、自動室温調整機能が電力の消費を抑え、メンテナンスの最小化を可能にします。
室内には中央スペースと二つのベッドルームがあり、家族4人が暮らせるように造られていますが、住居以外にも、オフィス、ラウンジバー、レストラン、ショップなどの色々な利用方法が考えられます。
Zema氏によると、The WaterNestの実現はまもなくだそう。室内も広く、快適に暮らせそうですし、自然が身近に感じられる生活は気持ちが良さそうです。エコロジーの観点からも、これからの時代の新しい家として注目を浴びそうです。