車内で迫力のある映像を楽しめる「フリップダウンモニター」。天井に取り付けるリア用モニターで、すっきりと装着できるのが魅力です。プラズマクラスターを搭載しているなど、機能性に優れたモデルも登場しています。
しかし、各メーカーから多種多様なモデルが展開されており、はじめて購入する際は迷ってしまう場合も。そこで今回は、おすすめのフリップダウンモニターをご紹介します。選び方も解説しているので、参考にしてみてください。
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フリップダウンモニターとは?
フリップダウンモニターとは、車内の天井に取り付けて後部座席で映像を楽しむモニターのことです。前席のカーナビと接続して連動させるタイプが多く、カーナビに映し出しているテレビ番組や再生しているDVDなどの映像をそのまま出力できます。
使用しないときはモニターを閉じておけるので、邪魔になりにくいのがメリット。後部座席で迫力のある映像を楽しめます。
なかには、前席ではカーナビで地図を見ながら、後席のモニターで別の映像を視聴できるモデルも。長時間のドライブなどで、後部座席に座っている子供が飽きないようにアニメを見せたい場面などで役立ちます。
フリップダウンモニターの選び方
自分の車に取り付けられるかチェック
フリップダウンモニターを選ぶ際には、愛車に取り付けできるのかをチェックしておきましょう。モデルによって、専用キットが必要なタイプと不要なタイプがあります。専用キットが必要な場合には、メーカーのホームページで愛車に適合しているのかを確認しておくのが重要です。
なお、専用キットが必要かどうかにかかわらず、自分で設置するには専門知識が必要。天井の内張りをカットしたり、カーナビと接続したりなどの大掛かりな作業になるため、時間も手間もかかります。取り付けに失敗すると取り返しのつかない事態にもなり得るので、基本的にはプロに依頼するのがおすすめです。
画面サイズをチェック
フリップダウンモニターの画面サイズはモデルによって異なります。10インチ前後から15インチほどのモデルまでさまざま。愛車の大きさや好みに合わせて適切なサイズを選びましょう。モニターを見ないときは閉じておけるので、大画面でも圧迫感を抑えられるのがフリップダウンモニターのメリットです。
ただし、軽自動車など小さめの車に大画面モデルを設置すると、開いた状態のときに後方の状況を確認しにくい場合も。また、スポーツカーなど車内上部のクリアランスが少ない車種も、使用時のサイズ感をチェックしておきましょう。
画質をチェック
フリップダウンモニターは、画素数の高いモデルほどきれいな画質で視聴できます。800×480以上がきれいな映像を楽しめる目安です。なかには、1920×1080のフルHD対応で、鮮明な映像を視聴できるモデルも販売されています。
ただし、同じ画素数なら大きいモニターほど画質が粗くなる点に注意が必要。より高解像で鮮明な画質を求めているなら、フルHDの画素数の大きいモデルを購入するのがおすすめです。
DVDを視聴するならDVDプレーヤー内蔵型を
フリップダウンモニターのなかには、DVDプレーヤーを内蔵しているモデルも販売されています。とくに、カーナビと接続せずに装着したい場合に便利です。後部座席に座っている子供にアニメのDVDを見せたいなどのシチュエーションで役立ちます。スピーカーを内蔵しているモデルなら音声も出力可能です。
なかには、USBメモリやSDカードに対応している製品も存在します。メディアに収録している動画や音楽を手軽に楽しむことが可能です。DVDソフト以外のメディアを再生できるモデルを探している方はチェックしてみてください。
スマホやタブレットと接続するならHDMI端子搭載モデル
スマホやタブレットを接続したい場合は、HDMI端子を搭載しているのかをチェックしておきましょう。フリップダウンモニターと直接接続すれば、スマホやタブレットに保存している映像を映し出せます。携帯の電波がつながっている場所なら、YouTubeやNetflixなどのストリーミングサービスやゲーム、アプリなども楽しめて便利です。
HDMI端子を搭載していない場合は、USBメモリやSDカードに対応しているモデルがおすすめ。メディアに保存している動画や音楽を再生できます。
FMトランスミッターに対応しているかチェック
内蔵DVDプレーヤーや外部端子で接続した機器の音を車のスピーカーから出力したい場合は、FMトランスミッターに対応しているのかチェックしておきましょう。FMトランスミッターを内蔵していれば、FMラジオの周波数を利用してカースピーカーから音を出力可能です。とくに、カーナビと接続しないで設置する場合にあると便利です。
ダブルゾーン対応しているかチェック
ダブルゾーンとは、前席のカーナビと後部座席のフリップダウンモニターで別のメディアを再生できる機能のことです。ダブルゾーンに対応していないモデルの場合、カーナビと連動してフリップダウンモニターに同じ映像が映し出されてしまいます。とくに、小さな子供を連れての長時間のドライブでは、カーナビと連動せずにアニメのDVDなどを視聴できると便利です。
ダブルゾーンに対応しているモデルなら、カーナビと連動してしまう不便さを解消できるのがポイント。たとえば、運転席と助手席では音楽を聴き、後部座席のモニターではテレビを観ることが可能です。スマホと接続して、さまざまなコンテンツをモニターに映し出したい場面でも役立ちます。
車内環境が気になるならプラズマクラスター搭載型も
フリップダウンモニターのなかには、プラズマクラスターを搭載しているモデルも販売されています。プラズマクラスターとは、家電メーカー「シャープ」が開発した独自のイオン化テクノロジーのこと。さまざまな電化製品に搭載されており、高濃度のプラズマクラスターイオンを空気中に放出します。
イオンの働きにより、浮遊カビ菌やウイルスの作用を抑制する効果が期待できるのが特徴。タバコや飲食物などの気になるニオイを分解・除去する効果も発揮します。肌にうるおいを与えたり、花粉などアレル物質の付着を抑えたりなどの効果を謳っているのもポイントです。
車内の空気をきれいな状態に保ちながら、快適にドライブを楽しみたい方はチェックしてみてください。
フリップダウンモニターのおすすめメーカー・ブランド
カロッツェリア(carrozzeria)
カロッツェリアは、パイオニア株式会社が手がけているカーナビ・カーオーディオブランドです。カーナビやカースピーカー、カーオーディオ、ドライブレコーダーなど、多種多様な車関連製品を展開。フリップダウンモニターにおいても、さまざまなモデルをラインナップしています。
なかでも、13.3V型の大画面液晶モニターを搭載している製品に注目。1920×1080の高解像度により、鮮明で迫力のある映像を楽しめます。車種によっては、専用取り付けキットを用意しているのでチェックしてみてください。
アルパイン(ALPINE)
アルパインは、カーナビやカースピーカー、カーオーディオなどを展開しているカー用品メーカーです。フリップダウンモニターにおいては、9~12.8インチまで豊富な製品をラインナップ。シンプルな機能性の製品と、プラズマクラスターを搭載した高機能モデルから選べます。
なかでも、「HDMIリアビジョンリンク」対応の製品に注目。スマホアプリやYouTubeなどのインターネット動画を後部座席で楽しめます。また、前席のカーナビと連動せず、リアシートで好みのメディアを視聴できる「ダブルゾーン」対応モデルにも注目です。
フリップダウンモニターのおすすめ
カロッツェリア(carrozzeria) フリップダウンモニター TVM-FW1300II
13.3インチの大画面液晶モニターを搭載しているフリップダウンモニターです。1920×1080画素のフルHDにより、きめ細かい高解像度の映像を楽しめるおすすめモデル。モニターを閉じた状態でも映像を視聴できる「エニタイムビジョン」を搭載しており、多様な視聴スタイルに対応します。
青空・夜空・夕日の3種類の動画を表示する「ムードピクチャー」で、車内を演出できるのもポイント。また、ハーフミラー仕様のブルーLEDイルミネーションを採用した、高級感あふれるスタイリッシュなデザインも魅力です。
カロッツェリア(carrozzeria) フリップダウンモニター TVM-FW1100II
車種別の取り付けキットが用意されているフリップダウンモニターです。ミニバンから軽自動車まで、幅広い車種に対応したキットを使ってスマートに取り付けることが可能。モニターを閉じた状態の高さは31.8mmと薄型設計で、車内を圧迫せず取り付けできるおすすめモデルです。
モニターの角度を180°まで無段階で調節できるのもポイント。窓から入る光の映り込みを避けたり、後ろの席に座る人の身長に合わせたりと、角度を設定できます。画質や明るさをリモコンで簡単に調節できるのも便利です。
カロッツェリア(carrozzeria) フリップダウンモニター TVM-FW1060
10.1V型の液晶モニターを採用しているフリップダウンモニターです。2つのHDMI入力端子を設けており、前席と異なる映像を楽しみたい方におすすめ。別売りの車載用Wi-Fiルーターに対応しており、通信料を気にせずにさまざまなコンテンツを視聴可能です。
専用の取り付けキットを活用すれば、ミニバンから軽自動車まで幅広い車種に対応可能。天井やシートの色に合わせて取り付けられる、ブラックとシルバーの2色を展開しています。
また、明るさを自動調節する「オートディマー」機能を備えており、日中から夜間まで車内の明るさに合わせて高画質な映像を楽しめるのも魅力です。
アルパイン(ALPINE) プラズマクラスター技術搭載 12.8型WXGAリアビジョン PXH12X-R-B
同社史上最大と謳う12.8インチ液晶モニターを搭載しているフリップダウンモニターです。WXGA液晶により、高精細な映像を楽しめるおすすめモデル。ゴーストの発生を軽減するARコーティングを施しており、黒の引き締まった美しい映像を満喫できます。
ワイド視野角の「スーパーマルチアングル液晶」を採用しているのもポイント。斜めからも見やすく、後部座席に座っている全員が鮮明な映像を楽しめます。また、7色から選べるルームランプで車内を光で演出できるのも魅力です。
プラズマクラスター技術を搭載している点にも注目。プラズマクラスターイオンを車内に放出し、車内の空気環境を清浄する効果が期待できます。そのほか、前席のカーナビと異なるコンテンツを後部座席で楽しめる「ダブルゾーン」に対応しているのも便利です。
アルパイン(ALPINE) 9型WXGAリアビジョン PXH9S-R-B
9型ワイドの液晶モニターを搭載しているフリップダウンモニターです。フロントのカーナビと別のコンテンツを楽しめる「ダブルゾーン」に対応。スマホアプリやYouTubeなど、インターネット動画を大画面で再生したい方におすすめのモデルです。
プラズマクラスター技術の搭載により、浮遊カビ菌やニオイを抑える効果が期待できるのもポイント。より強力な脱臭効果を発揮するターボモードも備えています。また、1280×720の高解像度で映像を再生できるWXGA液晶により、滑らかな映像を楽しめるのも魅力です。
アルパイン(ALPINE) 10.1型WSVGA スリムリアビジョン RSH10XS-L-B
WSVGA高画質LED液晶を採用したフリップダウンモニター。HDMI・RCAの両方に対応しています。車内でも美しい映像を楽しみたい方におすすめです。
画面サイズは10.1型で、薄型のデザインを採用。すっきりとした装着感で、モニターを閉じた際に車内空間を圧迫することなく設置できます。また、モニターを開いた状態での最下点が短いため、ルームミラーへの映り込みが少ないのもメリットです。
モニターを閉じれば、カーナビで操作しなくても動画の一時停止が可能。さらに、長時間視聴後に自動で一定時間一時停止をする休憩モードも搭載しています。ロングドライブでも安心して使える製品です。
アルパイン(ALPINE) 12.8型WXGAリアビジョン RXH12X2-L-B
高精細のWXGA液晶を搭載したフリップダウンモニター。滑らかでリアルな映像で、グラデーションなどの繊細な表現も楽しめます。また、反射やにじみの原因となるゴーストを防ぐARコーティングがされているのも特徴です。
広視野角のスーパーマルチアングル液晶を採用しているのもポイント。正面からでも斜めからでも、後方席にいる全員が同じような映像を楽しめるモノが欲しい方におすすめです。
HDMI接続もできるため、幅広いコンテンツを楽しめるのも魅力。さらに、ダブルゾーンに対応しているのもメリットです。対応するアルパイン製のカーナビと接続すれば、前方席と後方席で異なる映像・音を流せます。
アルパイン(ALPINE) 10.1型WSVGA クリアサウンドリアビジョン RSH10Z-LBS-B
ステレオスピーカーを搭載したフリップダウンモニター。後方席でもクリアな音声を楽しめます。さらに、ダブルゾーン対応もしているため、前方席・後方席でそれぞれ異なる映像や音声を流したい方にもおすすめです。
HDMI-CECに対応しているのもポイント。HDMI−CEC対応機器と接続した際に、付属のリモコンで操作ができます。また、Bluetooth接続も可能で、さまざまな機器と接続してワイヤレスで音声を楽しめるのも特徴です。
イーオンオン(EONON) フリップダウンモニター L0154
11.6インチの大型モニターを搭載したフリップダウンモニターです。1920×1080の解像度に対応しているほか、高視野角なIPSディスプレイなので、斜めからでも鮮明かつきれいな映像を楽しめます。
大型ながら折りたたみ時の厚みが1.6cmと薄型設計なのもポイント。車内を圧迫しにくい仕様です。最大開閉角度は140°で、自身の見やすい角度に調整してくつろいだ状態でコンテンツを視聴できます。
HDMI入力端子を搭載しており、スマホやタブレットで閲覧している映像をモニターに映し出すことが可能。なお、HDMI対応ケーブルは付属していないため、別途用意する必要があります。そのほか、USB接続に対応しているのも魅力。USBメモリに保存したコンテンツもモニターで楽しめます。
XTRONS フリップダウンモニター CM140HD
14インチの大画面を楽しめるフリップダウンモニター。薄型設計で、車内空間を圧迫せずに設置できます。すっきりと設置できる大画面のフリップダウンモニターが欲しい方におすすめです。
IRヘッドホン機能に対応しているのもポイント。前方席のカーオーディオに干渉しないので、それぞれ好きな音楽や映像を楽しめます。また、FMトランスミッター機能に対応しているのも魅力です。
HDMI入力端子を搭載しているのも特徴。スマホ・タブレット・デジタルカメラなどと接続でき、幅広い映像を楽しめます。さらに、USBにも対応可能です。
マックスウィン(Maxwin) 13.3インチフリップダウンモニター FL1333
車種専用の取付キットがセットになったフリップダウンモニター。取付用の型紙もセットになっており、スムーズに取り付けられるのがメリットです。セレナC27・80系ノアなど、幅広い車種に対応したセットが展開されています。
13.3インチの大画面で、フルHDの高画質な映像を楽しめるのも魅力。HDMI・RCA入力両方に対応しているため、さまざまな機器と接続できます。さらに、USBやmicroSDカードを挿入して動画・音楽・静止画を楽しむことも可能です。
LEDルームランプを搭載しているのもポイント。既存のルームランプと交換する形で設置したい方におすすめです。ランプは手動でのオン・オフ切り替えや、ドア連動にも対応しています。
マックスウィン(Maxwin) 13.3インチDVDプレーヤー搭載フリップダウンモニター FLD1333
DVDプレーヤーが内蔵されたフリップダウンモニター。モニター本体にスピーカーが搭載されているため、カーナビと連携せずに単体で使用できます。後方席だけでもDVDを流せるフリップダウンモニターが欲しい方におすすめです。
HDMI・RCA入力両方に対応しており、幅広い機器と接続できるのもポイント。HDMI端子は2箇所に付いているので、HDMI対応機器を2台同時に接続可能です。さらに、USBやmicroSDにも対応しています。
車種専用の取付キットがセットになっているのも魅力。80系ノア・ヴォクシー・エスクァイア専用セットをはじめとする9種類のセットがラインナップされています。
マックスウィン(Maxwin) 12.1インチフリップダウンモニター FLH1212
2箇所にHDMI入力端子を搭載したフリップダウンモニター。HDMI出力対応機器を2台同時に接続できます。また、スピーカーも付いているので、カーナビの出力制限がされている場面でも単体で映像を視聴できるモノが欲しい方におすすめです。
RCA接続やUSB・microSDに対応しているのもポイント。幅広い入力方式に対応しているため、動画・静止画・音声を自由に楽しめます。
LEDルームランプを搭載しているのも特徴。ルームランプと交換する形で取り付けたい方にもおすすめです。さらに、本体側面にはカラーバリエーション豊富なイルミネーションライトも付いており、車内をおしゃれに照らせます。
XTRONS フリップダウンモニター CM195HD
19.5インチの大画面で映像を楽しめるフリップダウンモニター。大型乗用車やバスなどで使用するのにおすすめです。1600×900の高精細液晶を搭載しており、大画面で鮮明な映像を楽しめます。
高音質のダブルスピーカーを内蔵しているのもポイント。後方席でも臨場感のあるクリアな音を味わえます。また、前方席のカーオーディオと接続せずに単体で映像・音声を流せるのも魅力です。
タッチボタンに加えて、付属のリモコンで操作できるのもメリット。手軽に操作できます。さらに、タッチボタンは電源オン時にのみ点灯し、電源オフ時はボタンが隠れる仕組みです。
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車のリアシートで映像を楽しめるフリップダウンモニター。天井に取り付けるリア用モニターで、すっきりとスマートに取り付けできるのが魅力です。軽自動車など空間が狭い場合は、角度を調節しやすいモデルが便利。なかには薄型で、車内を圧迫しにくいタイプもあります。車内の広さや環境に合う製品を選びましょう。