手軽に大量のデータを持ち運べる「USBメモリ」。最近では、高速でデータ転送ができるUSB3.0〜3.2に対応したモデルも増えてきました。しかし、各メーカーからさまざまな機能のUSBメモリが発売されており、どれを購入すべきか迷っている方も多いはずです。
そこで今回は、おすすめの高速USBメモリをご紹介。プライベートやビジネスなど、使用するシーンによって必要な機能が異なるので、ぜひ参考にしてみてください。
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高速USBメモリのおすすめ
サンディスク(SanDisk) ウルトラ フィット USB 3.2 フラッシュドライブ SDCZ430-512G-J46
本体サイズが長さ29.8×14.3×5mmと、コンパクトに設計されている高速USBメモリです。ノートパソコンのUSBポートに差したままで持ち運びやすいのが魅力。携帯性を重視する場合にもおすすめです。
また、付属するソフトをダウンロードして、ファイルをパスワードで保護しておける点もメリット。重要なデータの漏洩を避けたい場合にも便利です。
USBの規格は、USB3.2 Gen1に対応。最大400MB/sの高速な読み出しにより、スムーズにデータを転送できます。
サンディスク(SanDisk) エクストリーム プロ USB 3.2 ソリッドステート フラッシュドライブ SDCZ880-256G-J46
「SanDisk SecureAccess暗号化ソフトウェア」を利用できる高速USBメモリ。重要なファイルをコンテナフォルダに保存し、不正なアクセスから保護できるのが魅力です。また、付属の「RescuePRO Deluxeデータ復旧ソフトウェア」を使用すれば、誤って消去したファイルも簡単に復元できます。
また、耐久性に優れたアルミメタルケースを備えている点も長所。衝撃や振動にも強く、頑丈で信頼性も高い製品です。
USBの規格は、USB3.2 Gen1に対応。4GBの4K映画は15秒以内、4GBの1000枚の写真であれば25秒以内に転送できると謳っています。
サンディスク(SanDisk) ウルトラ スライダー USB Type-Cフラッシュドライブ SDCZ480-064G-G46
USB Type-C端子を備えている64GBの高速USBメモリです。ムダを省いたミニマルなデザインながら、耐久性に優れているのが特徴。本体にはキーリング穴を備えており、キーホルダーなどに取り付けて携帯できます。
端子部分は本体に収納しておくことが可能。キャップを紛失する心配がない点もおすすめです。加えて、サンディスクのデータ暗号化ソフトに対応しているのもポイント。大切なデータを暗号化し、しっかりと保護できます。
USBの規格は、3.2 Gen1に対応。読み出し速度は、64GBモデルで300MB/sに対応しています。
KIOXIA TransMemory USBフラッシュメモリ U366
スタイリッシュなメタルボディを採用しているおすすめの高速USBメモリです。デザイン性に優れたノートパソコンにもマッチしやすく、機能性に加えて外観も重視する場合に適しています。
本体サイズは、長さ39×幅12.2×厚さ4.5mmとスリム。カバンやポケットに入れて気軽に持ち運べる大きさに設計されています。加えて、ストラップやキーホルダーを取り付けられる穴を備えているのもポイント。自宅や車のカギと一緒に携帯したい場合にも便利です。
USBの規格は、USB3.2 Gen1に対応。最大読み出し速度は200MB/sを実現しています。
シリコンパワー(Silicon-Power) Jewel J06 SP032GBUF3J06V1D
メモリを基板の中に封入するCOBと呼ばれる技術を採用している高速USBメモリです。優れた防水・防塵性能を備えており、水やホコリに強いのが魅力。高い耐衝撃性能を備えているので、安心して持ち運べる点もメリットです。
サイズはコンパクトながら、つかみやすいのもポイント。本体にくぼみが付いており、つかんだ際に指先にフィットするデザインです。
また、シリコンパワーオリジナルのソフト「SP Widget」が使用できるのもメリット。データのバックアップやファイルの暗号化などに対応します。
トランセンド(Transcend) JetFlash 930C TS128GJF930C
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本体の両端に、USB Type-AとType-C端子を備えている高速USBメモリです。USBの規格はUSB3.2 Gen1に対応。読み出し速度は420MB/s、書き出し速度は400MB/sと高速で、ゲームや動画など大容量なデータをスピーディに転送できます。
ボディの素材にはゴールドカラーのアルミを使用。スタリッシュな質感を実現しています。また、Webサイトからダウンロードできるソフト「Transcend Elite」が利用できるのも魅力。データのバックアップやリストア、暗号化などが行えます。
トランセンド(Transcend) JetFlash 920 TS256GJF920
高耐久かつハイパフォーマンスが期待できる高速USBメモリ。USBの規格はUSB3.2 Gen1に対応しており、読み出し速度は420MB/s、書き出し速度は400MB/sと高速です。
本体にはサンドブラスト加工が施されたアルミを採用しており、優れた耐久性を備えているのが魅力。重要なデータを安心して保存しておきたい場合にも便利です。
USB Type-A端子部分はキャップで保護しておくことが可能。使用しない際に端子部分にホコリが混入してしまうトラブルを予防したい場合にもおすすめです。データの管理は、WindowsとmacOSに対応したソフト「Transcend Elite」を利用して行えます。
エレコム(ELECOM) キャップ式USB Type-Cメモリ MF-CAU32032G
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比較的コンパクトなデザインながら、USB Type-AとUSB Type-Cの両方の端子を備えている高速USBメモリです。パソコンとスマホ間でデータをやり取りしたい場合にも便利。容量は32GBなので、一時的に少量の写真や動画ファイルを保存しておくUSBメモリとしても適しています。
USBの規格は、USB3.2 Gen1に対応。データ読み込み時の最大転送速度は、200MB/sです。エレコムのWebサイトから、パスワード自動認証機能付暗号化セキュリティソフトの「PASS×AES」や「PASS」をダウンロードして使用することが可能。大切なビジネスデータをしっかりと保管しておきたい場合にもおすすめです。
エレコム(ELECOM) Type-C/USB-Aコネクター対応 USBメモリ MF-TPC3032G
USB Type-AとType-Cの端子を回転させて切り替えできる高速USBです。USBの規格は、USB3.2 Gen1に対応。最大100MB/sの読み込み速度を実現しています。
USB Type-C端子はキャップを被せて保護しておくことが可能。コネクタ内部にホコリが混入してしまうトラブルも予防できます。本体にはストラップホールも搭載。ストラップを使ってカバンやポケットなどに取り付けておける点も便利です。
また、「PASS×AES」や「PASS」などのパスワード自動認証機能付暗号化セキュリティソフトが利用できるのも長所。セキュリティ性能に優れている点もおすすめポイントです。
エレコム(ELECOM) USB3.2対応超小型USBメモリ MF-SU3A032GSV
ノートパソコンに挿しっぱなしでも邪魔になりにくいコンパクトな高速USBメモリ。本体のサイズは幅21.5×奥行12.2×高さ4.6mmです。本体にはストラップホールも搭載。ストラップでカバンやキーホルダーに取り付けて持ち運びたい場合にも便利です。
USBの規格はUSB3.2 Gen1に対応。読み込み時の最大データ転送速度は200MB/sです。また、エレコムのWebサイトから、パスワード自動認証機能付暗号化セキュリティソフトの「PASS×AES」や「PASS」をダウンロードして使用できる点もメリットです。
アイ・オー・データ(IODATA) USB 3.2 Gen 1 USB 3.0 対応高速USBメモリー U3-DASH64G
USB3.2 Gen1に対応し、最大約200MB/sの読み込み速度を実現している高速USBメモリです。5分の4K動画3本を約34秒で転送できると謳っており、大容量なデータを扱いたい場合に適しています。
USB Type-A端子は本体に収納しておくことが可能。スライド式のUSBメモリなので、出し入れも片手で簡単に行えます。さらに、大きめのストラップホールを備えているのも特徴です。
キングストン(Kingston) DataTraveler 80 M USB-C フラッシュドライブ DT80M/64GB
タブレットやスマホのデータを保存しておきたい場合に便利な高速USBメモリ。コネクタにはUSB Type-Cが採用されています。USBの規格はUSB3.2 Gen1に対応。読み取り速度は最大で200MB/sです。
また、スライド式のキャップ設計が採用されているのもメリット。端子をスムーズに出し入れできるため便利です。
キングストン(Kingston) DataTraveler Micro USB フラッシュドライブ DTMC3G2/64GB
高級感がただようデザインのおすすめの高速USBメモリです。キャップレスデザインを採用。キャップの付け外しの手間が発生しません。そのままパソコンのポートに挿し込むだけで簡単に使用できます。
USBの規格はUSB3.2 Gen1を採用。最大読み取り速度は200MB/sです。本体にはキーループを搭載。キーホルダーに取り付けて携帯する場合にもおすすめです。
バッファロー(BUFFALO) RUF3-KV16G-DS
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ボールペンのようにノックしてUSB Type-Aを出す高速USBメモリ。使用しない際は端子を本体に収納しておけるので、携帯時にコネクタ部をしっかりと保護しておきたい場合におすすめです。
加えて、パスワード認証機能を搭載しているのもメリット。第三者の利用によるデータの漏洩を予防したい場合にも便利です。
グリーンハウス(GREEN HOUSE) 超小型USBメモリー GH-UF3MA32G
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パソコンに挿した際に6mmしかはみ出さない超小型な高速USBメモリ。ノートパソコンに挿したまま、カバンなどに入れて持ち運びたい場合に便利です。
使用しない際は、USB Type-A端子をキャップで保護しておくことが可能。ホコリなどから守れます。USBの規格はUSB3.1 Gen1に準拠。理論値で最大5Gbpsの転送速度に対応しており、スピーディなデータ転送が行えます。
グリーンハウス(GREEN HOUSE) 超小型USBメモリー GH-UF3MB32G
パスワードロック機能を搭載したおすすめの高速USBメモリ。万が一USBメモリを紛失してしまった場合も、大切なデータの漏洩を予防できるのが魅力です。パスワードのロックは、専用のソフトを使用して設定します。
USBの規格はUSB3.1 Gen1に対応。理論値では最大5Gbpsの高速なデータ転送が可能です。
高速USBメモリの選び方
転送速度で選ぶ
高解像度の画像や動画など、データ容量の大きいファイルを扱う方は、転送速度を重視して選びましょう。現在発売されているUSBメモリの規格は大きく分けて「USB2.0」と「USB3.0」の2種類があります。USB2.0はUSB3.0よりデータ転送速度では劣っていますが、比較的リーズナブルに購入できるのが魅力です。
少ない容量のデータを扱うことが多い方はUSB2.0でも十分ですが、大容量のデータを扱う方は転送速度の速いUSB3.0に対応したUSBメモリがおすすめ。なかには、より転送速度の速いUSB3.1やUSB3.2に対応したモデルもあるので、扱うデータによって選んでみてください。
しかし、転送速度が速くなる分、価格も高くなる傾向があるため注意が必要。また、接続するパソコン側も同じUSB規格に対応している必要があるので事前にチェックしておきましょう。
容量で選ぶ
USBメモリは、1GB程度のモノから1TB以上の大容量タイプまで、さまざまな容量のモノがあります。書類などの文章データなどをメインで扱う方は1〜4GB程度、一時的に少量の写真や動画ファイルなどを保存したい方は、8〜32GB程度が目安です。
複数の写真や動画ファイルなどを保存したい方は64〜128GB程度、パソコンやスマートフォンのバックアップなど、より大量のデータを扱う方は256GB〜1TBの大容量モデルがおすすめです。しかし、容量に応じて価格も高くなるため、自分の用途に合った容量を選びましょう。
接続端子で選ぶ
USBメモリは、使用する端末によって接続端子の種類を合わせる必要があります。一般的なパソコンであれば「USB Type-A」のモノがほとんど。しかし、最新の機種だと「USB Type-C」にのみ対応しているモデルも増えているため、事前に接続端子をチェックしましょう。
また、Androidのスマートフォンやタブレットに使用する場合、「micro USB」または「USB Type-C」に対応したモデルが必要。iPhoneやiPadなど、iOS端末に使用する場合は、「Lightning」という特殊な端子に対応している必要があります。
通常、USBメモリは1つの端子に対応しているモデルが多いですが、なかには2つ以上の端子に対応したモノも存在します。複数の端末に対して使用する予定の方は、ぜひ検討してみてください。
接続端子の収納方法で選ぶ
USBメモリには接続端子を収納できるモデルが存在しますが、収納方法は「キャップ式」「スライド式」「ノック式」など、製品ごとに異なります。キャップ式は端子部分にキャップを付けてカバーするタイプ。使用する際にキャップの紛失に注意する必要はありますが、構造がシンプルで比較的安価です。
スライド式のUSBメモリは、本体に付いているレバーをスライドさせて端子部分を収納するのが特徴。レバーが故障するとコネクタを出し入れできなくなるデメリットはありますが、キャップの紛失を心配する必要はありません。
ノック式はボールペンのように指でノックして端子部分を露出させるタイプ。片手でコネクタの出し入れをできる点がメリットです。
セキュリティ機能をチェック
ビジネスシーンなどで重要なファイルを保存する場合、第三者に見られないようにするセキュリティ機能が搭載されているかも重要なポイント。セキュリティ機能のなかにもさまざまなタイプが存在し、ウイルスの侵入を防ぐ「アンチウイルスソフト」を搭載したタイプや、パスワードや指紋で本体にロックをかけられるタイプなどがあります。
それぞれセキュリティの強度に差があり、価格帯もさまざま。扱うファイルの重要度に応じて適切なモデルを選びましょう。
耐久性・防水防塵性能をチェック
USBメモリを屋外へ持ち運んで使用する機会が多い方は、耐久性や防水防塵性能が優れているかも重要なポイント。耐久性があるモデルであれば、不意に落下させてしまった場合も壊れにくく、大切なデータを保護できます。
また、防水防塵性能が高いモデルであれば、雨などで多少濡れたとしても破損するリスクを低減できるのでおすすめ。キャップ付きモデルやスライド式、ノック式、回転式モデルなど、接続部分を守れる設計であれば、より安心して持ち運べます。
高速USBメモリは、スムーズにデータ転送を行える便利なアイテム。さまざまな種類がありますが、扱うデータの重要度や容量を考慮したうえで選ぶことが大切です。今回ご紹介した製品を参考に、ぜひ自分の用途に合ったUSBメモリを見つけてみてください。