今回は走りませんが…。
最近もダンボール製の走るレクサスが話題になったばかりですが、今度はなんと折り紙で 日産ジュークを作ってしまいました。5周年記念に日産と、デザイナーでありイラストレーターの Owen Gildersleeve氏とのコラボにより実現した、原寸大のレプリカはいったいどんなことになっているのでしょうか?
2000枚の紙!
日産ジュークの原寸大レプリカは、なんと2000枚の紙が一枚ずつ丁寧に折られて”パーツ”となり、組み上げられたもの。もう圧巻のひとことですね。
ジュークは胸が高鳴るような曲線につぐ曲線の集合体のような芸術品。ここはあえて紙の折り目というエッジで、そのすべてを表現しようとしているところが秀逸です。
本物よりもカッコいい?
実物と並んだ折り紙レプリカ…。なんだか本物よりもカッコいいのでは? と錯覚させるのは折り紙でありながら、ジュークのデザイン要素を忠実に反映させているからかもしれません。
ジュークという名称には、機敏さや前向きさといった意味が込められているそうですが、折り紙レプリカからもムンムン伝わってきます!
200時間以上!
この折り紙レプリカの制作には、200時間以上かかったとのこと。フロント部分の作り込みを見ると納得です。
高度なテクニックで作られたタイヤ、シルバーやグロッシーレッドの紙による凄みさえ感じるパーツ、そして忘れてならないエンブレム。日産とGildersleeve氏の熱い思いが伝わります。
渾身の力が振り絞られたであろう5周年記念の折り紙レプリカは、間違いなくファンたちの”ジューク愛”をさらにかき立てるに違いありません。
なんだこりゃ! と身を乗り出すほどの折り紙レプリカ。どちらかというとワイヤーフレームの3Dモデルなのにスゴい! ホイールの張り出し具合もイイ! 紙だけど…。