体調管理を行うためには欠かせないアイテムである「体温計」。脇に挟んで数分待つモノが一般的ですが、肌に触れない非接触タイプのモノや数秒で計測できるモノなど、さまざまな特徴の製品が発売されています。

そこで今回は、おすすめの体温計をタイプ別にご紹介。選ぶ際や体温を測るときに気を付けたいポイントもあわせて解説しているので、参考にしてみてください。

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正確なのはどれ?体温計の測定方法の違い

より正確なのは実測式

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医師の指示などで厳密な体温検温が必要な場合には、より正確に体温を測れる「実測式」の体温計がおすすめ。実測式は測定部位の実際の温度を測定して表示する方式です。

実測式では、測定部位が体の内部と同じくらいの温度になったときの「平衡温」を測るため、脇ならば約10分、口中ならば約5分の計測時間がかかるのが特徴。電子体温計のなかには、温度上昇がほとんどなくなったタイミングで終了ブザーを鳴らすモノもあります。

素早く測れるのは予測式

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じっとするのを嫌がる子供に使うなど、素早く測りたい場合には「予測式」の体温計がおすすめ。予測式は、検温を開始してからの温度変化をもとに、数分後の計測結果を予測して表示します

予測方法はメーカーによっても異なりますが、独自のデータを用いて体温計内で演算や計算を行うのが特徴。実際の体温よりも少し高めに表示されることもあります。製品によっては、予測測定終了後も測定を続けることで実測式に切り替えての使用が可能です。

体温計の選び方

体温計の種類をチェック

脇や口で測定する「電子体温計」

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電子体温計は、脇の下や口中の温度を測定して表示する体温計。温度の変化によって電気の流れにくさが大きく変わる「サーミスタ」という電子部品を測温部に採用しているのが特徴です。サーミスタによって温度の変化を感知し、その高低を計算して体温として表示します。

検温方法としては、サーミスタで検知した温度変化から約10分後の体温を計算する「予測式」と、実際に約10分間の温度を測る「実測式」の2種類を兼用できるモデルが豊富。時間がないときには予測式で、しっかりと測りたいときには実測式でと使い分けが可能です。

日本において最もよく体温測定に使われているのは、脇下で測る電子体温計。細い棒状で、脇に挟んで体温を測定します。脇下のほかに口中で測るモノもありますが、脇下よりも少し高い値が表示されるため、計測する部位に応じた平熱を知っておくことが重要です。

おでこや手首で測定する「非接触体温計」

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非接触体温計は、おでこや手首などから放射される赤外線量を測定し、体温に換算して表示する体温計。触れずに短時間で体温が測れるため、不特定多数の体温を測る必要がある場合や、じっとしているのが苦手な子供の体温を測る場合などに便利です。

体温を測る際は特殊なアルゴリズムを使って計測を行っているため、指定された部位以外では使えない点に注意が必要。また、測定時の気温の変化や日光などの影響を受けやすい機器なので、使用する環境をあらかじめ考慮しておくことも重要です。

からだの表面温度も環境によって変化するため、測定した結果には多少のブレが生じます。測定結果に違和感があったり、ほかの結果と大きくズレたりした場合には、電子体温計を用いるなど、急いでいる際に測定する場合の目安としての使用がおすすめです。

耳の中に入れて測定する「耳式体温計」

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耳式体温計は、耳の穴に本体のプロープを挿入して「耳内温」を測る体温計。耳内温とは鼓膜やその周辺の温度のこと。耳式体温計では、耳のなかから出ている赤外線をセンサーで検出して、わずか数秒で体温を計測できます

耳のなかの温度は体内の深部に近く、変動が少ないため検温に適しているのが特徴。ただし、人によって高かったり低かったりの差があるため、体調がよいときに平熱を記録しておく必要があります。また、正しい向きや深さで測定しないとばらつきが生じやすいため、注意が必要です。

耳の中に入れて体温を測定するため、複数人の体温を計測するのには適していない点にも注意。衛生的にも、使用者に合わせてプロープカバーを交換する必要があるため、使用する人数も考慮して選びましょう。

女性の基礎体温を測定する「基礎体温計(婦人体温計)」

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基礎体温計は婦人体温計とも呼ばれる、「基礎体温」の計測に適した体温計です。基礎体温とは、人間が生命維持に必要な最小限のエネルギーだけを消費する安静状態のときの体温のこと。朝目覚めた後すぐ舌下に体温計を差し入れて計測するのが一般的です。

一般的な体温計が小数点以下第1位までの数値を表示するのに対し、基礎体温計は小数点以下第2位までの数値を表示できるのが特徴。毎日の体温の微細な変化も読み取れるため、継続的に記録をする際には基礎体温計を使うことが重要です。

排卵がある女性の基礎体温は、排卵日を境に0.3~0.5℃上昇します。基礎体温の変化を知ることで、健康管理や妊娠計画などに役立てることができるため、特に妊娠を望んでいる場合にはチェックしておきましょう。

ディスプレイの見やすさをチェック

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検温結果はディスプレイに表示されるため、見やすさを確認しておくことが重要。大型の液晶を搭載したモデルならば、数字が確認しやすいため便利です。また、ディスプレイの文字が大きいモノならば小さな文字が見にくい方でも簡単に結果を確認できます。

液晶部分にバックライトを搭載したモデルもおすすめ。暗い部屋で計測した場合でも、すぐに数字をチェックできます。バックライト搭載モデルのなかには体温の高低に応じてバックライトの色が変わるモノもあるため、数字で確認するのが難しい場合も発熱を判断できて便利です。

各種機能にも注目

検温したデータを保存できる「メモリ機能」

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体温計のなかには、検温したデータを本体内に保存できる「メモリ機能」を備えたモデルもあります。前回の測定値だけを記録できるモノから、20回以上のデータを記録できるモノまでさまざまなモノがあるため、自分の用途に合った製品を選びましょう。

以前の検温結果を確認できれば、測定値の記録を忘れてしまったり、確認前に誤って電源を落としてしまったりしたときなどに便利。忙しい登校前などでも、子供に体温を測っておいてもらえばあとから確認して記録できます。

検温結果とともに日時も記録できるモデルならば、毎日の体温管理や発熱時の体温記録も可能。こまめにメモを取らなくてもすぐにデータの比較ができます。体温の記録を取って管理したい場合にはチェックしてみてください。

スマホアプリと連携できるモデルも

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細かく記録を取って管理したい場合には、スマホアプリと連携できるモデルがおすすめ。メーカーごとに仕様は異なりますが、Bluetoothなどを用いてスマホのアプリと接続し、測定した体温を自動で記録できるのが魅力です。記録を忘れたり、誤った数値を入れたりしてしまう恐れがないため、正確に管理できます。

アプリによっては毎日の記録をグラフにして確認することも可能。体温計本体の設定を変更できるモノもあるため、音量などをカスタムしたい場合に適しています。学校や会社などに毎日の体温を報告する義務がある方などは、記録漏れの少ないスマホアプリ連携モデルも検討してみてください。

水洗いできれば衛生面でも安心

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脇や口中などで使用する体温計の場合は、水洗いできるモデルを選ぶのもおすすめ。体温計のなかには、水洗いができる「防浸タイプ」のモノと、水洗いできない「一部防浸タイプ」の2種類があります。

防浸タイプの製品の場合、洗面器などに溜めた水に浸して、洗浄できるのが魅力。水に浸してから取り出して汚れをふき取るため、唾液や汗なども素早く取り除けます。ただし、ボタンを押したり超音波洗浄を行ったりすると故障する可能性もあるため、取扱説明書を確認しながら洗浄することが大切です。

一部防浸タイプの製品の場合は、お手入れの際に乾いた柔らかい布や、中性洗剤を染み込ませてかたく絞った布などで汚れを拭く洗浄方法が主流。一部、先端部だけならば水で洗えるモノもあります。清潔に使うためにも、自分に合ったお手入れ方法で使える製品を選びましょう。

「医療機器認証番号」があるモノを選ぼう

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血圧計や体温計など、体の状態をはかって治療や病気の予防に役立てる「医療機器」は、日本の薬事法に基づいて製造・販売が行われるよう国が定めています。日本国内で体温計を製造・販売する場合には、第三者登録認証機関から「医療機器認証」を受けなければなりません。

医療機器認証を受けた体温計は、いくつもの検査に合格し、品質を認められたうえで「医用機器認証番号」が割り当てられます。医療機器認証番号はすべて管理されており、「認証品目リスト」として公開されているため、メーカーから公表されている番号を検索して認証機器かどうかを確認することも可能です。

医療機器として認証を受けた製品は、正確に使用された場合の最大許容誤差が±0.1℃という高い精度を実現しています。正しく体温を測るためにも、必ず「医療機器認証番号」を取得している製品を選ぶようにしましょう。

体温計のおすすめメーカー

オムロン(OMRON)

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オムロンは、電子部品や社会システム、ヘルスケアなど多岐にわたる事業を展開する日本の大手電気機器メーカー。特に、血圧計や体重体組成計、歩数計などの健康管理にかかわる機器を多く製造・販売しており、多くのユーザーから選ばれています。

体温計においては、予測式・実測式・婦人体温計の3種類をラインナップ。乳幼児向けの製品やスマホでデータを管理できる製品、防水タイプの製品など、使用シーンに合わせて選べる製品を多数取り揃えています。健康管理に使いやすい製品を探している方におすすめです。

テルモ(TERUMO)

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テルモは、100年以上の歴を持つ日本の医療機器メーカー。「医療を通じて社会に貢献する」を理念に掲げ、世界160以上の国と地域で事業を展開しているのが特徴です。確かな品質とテクノロジーを追求し、患者と医療現場、製薬会社などを支えています。

体温計においては、わき下や口中で測る電子体温計を中心に展開。水で洗えるモデルも発売されているため、清潔に使えます。使いやすい形状で正確性の高い検温が可能。病院などでも採用されているメーカーの製品を使いたい方におすすめです。

タニタ(TANITA)

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タニタは、日本の大手計測機器メーカー。「はかる」を通して健康づくりに貢献することを理念としており、家庭用・業務用のさまざまな計量器を扱っているのが特徴です。体温計のほかにも、体組成計やクッキングスケール、タイマー、活動量計などの製造・販売を行っています。

体温計においては、電子体温計と非接触体温計を展開。電子体温計は測定部が曲がる「フレキシブル測定部」を採用しており、不意に動いてしまう赤ちゃんの体温測定にも使用できます。シンプルながら使いやすく、家族全員で共用できるモデルを探している方におすすめです。

シチズン(CITIZEN)

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シチズンは、1918年に創業された日本の精密機器メーカー。国産の時計をつくりたいという想いから始まり、時計づくりのなかで磨き上げた技術を幹としてさまざまな事業を展開しているのが特徴です。ヘルスケア分野においては、体温計のほかに血圧計や体重計なども展開しています。

体温計においてはさまざまなタイプの製品を製造・販売しているのが魅力。電子体温計・耳式体温計・非接触式体温計・婦人体温計など、用途に合わせた製品を多数ラインナップしています。自分のニーズに合った製品が欲しい方におすすめです。

体温計のおすすめモデル|電子体温計

オムロン(OMRON) 電子体温計 MC-6810T2


オムロン(OMRON) 電子体温計 MC-6810T2

測定データの管理がしやすい、Bluetooth通信機能を備えた電子体温計。スマホ用アプリ「OMRON connect」に測定データを転送することで、計測した体温をグラフで確認できます。予測検温なら最大60回、実測検温なら最大30回分のデータを本体にメモリ保存でき、スマホにまとめて送信することも可能です。

ずれにくいフラットな感温部を採用しているのも魅力。検温を開始してから20秒で予測検温、そのまま測定を続ければ実測検温が行えます。検温終了時のブザーは高齢の方でも聞き取りやすい1600-2500Hz帯域を採用。さらに、大きな音で知らせるためわかりやすく安心です。

本体には測定結果が見やすい大型ディスプレイを搭載。さらに、本体上部前面に電源スイッチを配置しているので、電源のオン・オフが簡単にできます。使用後は流水洗いやアルコールで感温部の洗浄が可能。衛生を保ちやすく、扱いやすいおすすめの製品です。

オムロン(OMRON) 電子体温計 けんおんくん MC-682


オムロン(OMRON) 電子体温計 けんおんくん MC-682

先端が柔らかく曲がる「やわらかプローブ」を採用した電子体温計。脇に挟んだ際、カーブに沿うようにしなやかに曲がって優しくフィットするため、赤ちゃんの検温にも使いやすいのが特徴です。感温部は独自のフラット形状でずれにくく、楽に検温できます。

平均15秒のスピード予測検温ができるのも魅力。素早く測れるので、時間がないときやじっとしていられない子供に使う場合にも便利です。予測検温終了後もはさみ続けることで実測検温が可能。検温結果は日時とともに10回分まで記録して表示できるため、毎日の記録が簡単にできます。

夜中の検温に便利な機能も搭載。検温終了を知らせるブザー音を消す「ブザー音オフ機能」や、検温終了時に自動点灯する「バックライト」などで、暗い室内でも眠った家族を起こさずに検温結果の確認ができます。持ち運びや保管に便利な収納ケースも付属。自宅での電池交換も可能で使いやすい、おすすめの製品です。

テルモ(TERUMO) テルモ電子体温計C231 ET-C231P


テルモ(TERUMO) テルモ電子体温計C231 ET-C231P

「しっかり検温プログラム」により、平均約20秒で平衡温を予測できる電子体温計。体温計のパイオニアとして蓄積された膨大なデータをもとに開発されたアルゴリズムで解析しているのが特徴です。予測検温終了後も測り続けることで実測検温が行えます。

検温終了時にピポピポと音が鳴り、バックライトが点灯するのも魅力。いつ測り終えたのかがわかりやすく、寝室などの暗い部屋でも数値をしっかり確認できます。使用前には前回値がメモリ表示されるため、前回との比較もしやすく便利です。

自宅でメンテナンスしやすいのもポイント。本体と収納ケースが水洗いできる防水タイプなので、家族みんなで清潔に使えます。電池も自宅で交換可能。オートパワーオフ機能も備えており、電池の無駄な消費を抑えながら使えるシンプルなおすすめモデルです。

タニタ(TANITA) BT-471


タニタ(TANITA) BT-471

約20秒で体温が測定できる、予測式の体温計。正確な体温を測りやすいしっかり測定タイプで、20秒経過後は実測式測定に移行するのが特徴です。前回測定時の結果を記録できるメモリ機能も備えているため、測定結果を忘れてしまった場合もすぐに確認できます。

測定部に柔らかく曲がる素材を採用しているのも魅力。先端が柔らかいため、脇の真ん中に楽にフィットさせられます。また、直角に当たった場合も曲がるため、ふいに動いてしまう赤ちゃんの体温計測にも便利。測定部は水洗いに対応しているため、清潔さも保てます。

見やすい大型表示を採用しているのもポイント。文字高約14mmと大きく、バックライトを搭載しているため暗い場所でも測定結果が見やすく便利です。また、工具不要で電池を交換できるコイン式を採用。赤ちゃんから高齢の方まで幅広い年齢層で体温が測定しやすく、家族みんなで使えるおすすめのモデルです。

シチズン(CITIZEN) シチズン電子体温計 CTEB723CA


シチズン(CITIZEN) シチズン電子体温計 CTEB723CA

Bluetoothを搭載しており、スマホの専用アプリ「シチズンヘルスケア 健康予約」によって測定結果を管理できる電子体温計。毎日の測定結果をグラフや一覧などで表示して確認できるのが特徴です。アプリを起動してから体温を測定し、本体の電源ボタンを押すとデータが自動的に転送されます。

専用アタッチメントの「ぴたッチメント」が付属しているのも魅力。脇にフィットしやすくずれにくいため、やせ気味の方や筋力の関係で脇に体温計をはさんだ姿勢を保持しにくい方も安定して検温できます。アタッチメントはシリコーン樹脂製で、洗浄も可能です。

約30秒で測れる予測式と、約10分で測れる実測式の両方を兼ね備えているのもポイント。液晶には暗いところでも結果を確認しやすいバックライトを搭載しています。また、アタッチメント付きでも収納できる収納ケースが付属。持ち運びや保管もしやすい、機能性に優れたおすすめのモデルです。

エー・アンド・デイ(A&D) スマートフォン対応予測式体温計 UT-201BLE Plus


エー・アンド・デイ(A&D) スマートフォン対応予測式体温計 UT-201BLE Plus

Bluetooth通信機能を搭載した電子体温計。スマホ対応の専用アプリ「A&D Connect Smart」と連携することで、測定した検温データを自動的に送信できるのが特徴です。検温終了とデータ送信の状況はブザー音と光で通知されるため、通信状況は一目で確認できます。

専用アプリでは毎日の記録をグラフや一覧で確認可能。同社の血圧計や体組成計などとも連携することで、総合的な身体データの管理ができます。体温計内部のメモリは90セットまで対応。検温開始時には前回値がメモリ表示されます。

見やすい大型液晶表示を採用しているのも魅力。約30秒の予測検温と、約10分の実測検温の両方に対応しています。収納ケースやお試し用の電池も付属。購入してすぐに使いやすく、保管や持ち歩きもしやすい、使い勝手のおいおすすめモデルです。

ドリテック(DRETEC) TO-100 電子体温計


ドリテック(DRETEC) TO-100 電子体温計

素材に抗菌樹脂を採用した、清潔さを保ちやすい電子体温計。脇の下と口中のどちらでも体温を測定できるため、使用者の好みに合わせて使い分けられるのが特徴です。入/切ボタンを押してから測定部に入れるだけで簡単に使用できます。

2種類のブザー音を使い分けているのも魅力。通常時は「ピー、ピー」と長めのブザー、測定結果が約37.8℃以上のときには「ピピピッ、ピピピッ」と細かいブザー音で知らせてくれるため便利です。最終測定結果はメモリ保存され、電源を入れた際に表示されます。

シンプルで使いやすいデザインもポイント。ボタンが1つだけのシンプルな形で、手に持ちやすく使いやすいサイズ感を実現しています。また、本体の保管に便利な透明のケースも付属。安い価格で購入できるベーシックなモデルを探している方におすすめです。

体温計のおすすめモデル|非接触体温計

タニタ(TANITA) 非接触体温計BT-54X


タニタ(TANITA) 非接触体温計BT-54X

おでこで簡単に体温を測定できる非接触体温計。センサーを額に向け、ボタンを押して約1秒で体温を測定できるのが特徴です。子供が寝ているときや、動いてしまいがちな赤ちゃんなどの体温も素早く測れます。医療機器認証を取得しているため、結果のブレも少なく便利です。

バックライト付きの大型表示も魅力。薄暗い部屋でも楽に結果を確認できます。また、体温の測定結果が38.0℃を超えたときには光に加えて音でも通知。メモリ機能で過去の測定結果が30件まで保存できるため、過去の体温と比較することもできます。

体温測定モード・温度測定モード・サイレントモードの3つからモードを選べるのもポイント。温度測定モードでは、ミルクやスープなどの表面温度が確認できます。ボタンや表示が大きいため操作しやすく、さまざまなシーンで手軽に使えるおすすめのモデルです。

シチズン(CITIZEN) シチズン額式体温計 HL710H


シチズン(CITIZEN) シチズン額式体温計 HL710H

約1秒で触れずに素早く検温できる非接触体温計。イベントの受付や店舗の入り口などでも効率よく大人数の検温をできるのが特徴です。姿勢の保持も必要ないため、つい動いてしまいがちな赤ちゃんや体調不良者、高齢者などでも楽に使えます。

4つの測定モードを搭載しているのも魅力。額の表面で手軽に体温を測れる「額」、液体や固体の表面温度を測る「物体表面温度」、連続的に液体や固体の表面温度を測る「物体表面温度連続測定」、気温や室温を表示する「室温」から、用途やシーンに合わせて選択できます。

12回分のメモリ機能を備えているのもポイント。時計機能もついているため、測定日時と結果を同時に確認できます。液晶はバックライト付きで薄暗い場所での測定にも便利。測定中に不安定な動きを検出した場合にはマーク表示で通知するなどの機能も備えた、さまざまなシーンで活用しやすいおすすめのモデルです。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ピッと測る体温計 DT-103

By: irisohyama.co.jp

計測部を額に向けて本体を握るだけですぐに計測できる非接触体温計。管理医療機器認証を取得しており、許容誤差±0.2℃の範囲でより正確に体温を計測できるのが特徴です。メモリ機能も搭載しており、計測した体温を99件まで記録できます。

体温によってバックモニターが3色に変化するのも魅力。平熱なら緑、微熱なら黄色、高熱なら赤で表示されるため、ぱっと見でも温度を確認しやすく便利です。また、自動電源オフ機能も搭載。15秒間操作を行わなければ自動で電源が切れるため、切り忘れを防げます。

測定モード切替スイッチでモードを変更すれば、体温以外の温度を測定できるのもポイント。赤ちゃんのミルクや食事の温度、お風呂の水温なども計測できます。体調管理だけでなく、生活のなかで温度の測定が必要とされるさまざまなシーンで活躍する、おすすめの製品です。

エー・アンド・デイ(A&D) 非接触体温計 でこピッと UT-701


エー・アンド・デイ(A&D) 非接触体温計 でこピッと UT-701

握りやすいたまご型で、約60gとコンパクトな非接触体温計。自立する形状で、不使用時には室温を表示してスタンバイできるのが特徴です。ベッドサイドやカウンターなどに設置しておけば手軽にすぐ体温を測れるため、測定機会を増やせます。

37.5℃以上でブザー音が鳴る「発熱アラーム」を備えているのも魅力。メモリ機能で最新25データの保存もできます。また、非接触体温計としてだけでなく、非接触温度計としても使用可能。お風呂やミルク、スープなどの表面温度を測れるため便利です。

体温計としての測定時は脇で測るよりも少し高めの舌下温に換算して測定。医療機器認証も取得しているため、正確性の高い結果が表示できます。計測時の姿勢の保持が不要ですぐに測定できるため、忙しいときや子供の体温を測りたいときにもおすすめの製品です。

ドリテック(DRETEC) TO-401非接触体温計


ドリテック(DRETEC) TO-401非接触体温計

最短約1秒で測定できる、非接触体温計。額ではなく、こめかみ部分で測定するのが特徴です。測定結果が37.5℃を超えると「ピッ」という音を6回連続で鳴らして警告してくれるため、発熱の有無が簡単に確認できます。

最大24回分の測定値が保存できる「メモリー機能」を搭載しているのも魅力。毎日の検温結果を素早く確認できるため、比較したい場合にも便利です。また、電源の切り忘れを防ぐオートパワーオフ機能も搭載。電池が切れた場合には、電池切れマークも表示されます。

物体の表面温度を測定できる「表面温度測定モード」も搭載。体温だけでなく、赤ちゃんのミルクや、お風呂などの温度も手軽に測れます。動きやすい赤ちゃんの体温なども測りやすいため、子育てシーンに役立つ製品を探している方におすすめです。

体温計のおすすめモデル|耳式体温計

オムロン(OMRON) 耳式体温計 けんおんくんミミ 実測式 MC-510


オムロン(OMRON) 耳式体温計 けんおんくんミミ 実測式 MC-510

手のひらサイズで扱いやすい、コンパクトな耳式体温計。最短1秒で測定できるのが特徴です。検温が短時間でできるため、じっとしているのが苦手な子供の体温を測りたいときに便利。自分で測る際も、素早く済ませられるので忙しい外出前の検温にも適しています。

鼓膜の方向が分かりにくいときでも使いやすい「ぴったりセンシング機能」を搭載しているのも魅力。プローブを耳に入れてから34℃以上を検知すると音が鳴り、自動的に測定を開始します。耳に入れたあと、左右に2~3回動かすことで測定中の最も高い温度を記憶して結果として表示するため、使い慣れない方も安心です。

携帯・保管に便利な収納ケースが付属しているのもポイント。重さは電池を含めて約50gと軽いため、旅行などにも楽に持ち運べます。ドライバーを使う必要はありますが、電池は自宅で交換可能。10枚の交換用プローブカバー付きで複数人でも使いやすい、おすすめの製品です。

シチズン(CITIZEN) シチズン耳/額式体温計 CTD711


シチズン(CITIZEN) シチズン耳/額式体温計 CTD711

耳と額の2か所で体温を測れる耳式体温計。体温測定のほかに室温と物体の表面温度の計測が可能で、「切り替えスイッチ」により測定モードを切り替えられるのが特徴です。検温の際は耳でも額でも約1秒で素早く測れるため、赤ちゃんや大人数の検温にも適しています。

測りやすい形状も魅力。本体を持った際にプローブが手のひらに対してほぼ垂直になるためセンサーの向きがわかりやすく、測る位置を簡単に確定できます。また、手のひらに収まるサイズ感で本体の位置がブレにくく、上部の測定ボタンも押しやすいため便利です。

測定結果が37.5℃を超えるとブザーが鳴って発熱を知らせてくれるのもポイント。体温の測定結果と日時、測定モードは9回分メモリされ、いつでも確認ができます。プローブはカバー不要で経済的な使用が可能。電池交換も簡単ながら、子供による電池の誤飲対策も施されている、安全性と使いやすさに配慮されたおすすめのモデルです。

ピジョン(Pigeon) 耳チビオン


ピジョン(Pigeon) 耳チビオン

0歳児から大人まで年齢を問わず使える耳式体温計。丸みのある幅広形状で持ち手になじみやすく、背面のくぼみに指を固定しながら安定して体温を測れるのが特徴です。測定時に手が動いたりブレたりするのを抑制し、正確な検温をサポートします。

押しやすい大きなスイッチを採用しているのも魅力。電源のオン・オフや計測を1つのスイッチで操作できるため、不慣れな方も安心です。液晶表示は暗い部屋でも見やすいバックライトを搭載。測定結果や本体の状態などを大画面で簡単に確認できます。

電源を入れた際に前回の測定値を表示する「前回測定値メモリー機能」も搭載。30秒オートパワーオフ機能も備えており、記録漏れや電源の切り忘れを防げるため便利です。替えのプローブカバーや保管に便利なケースも付属。家族で使える製品を探している方におすすめです。

ちゃいなび(Chinavi) デジタル体温計 JPD-FR409-C


ちゃいなび(Chinavi) デジタル体温計 JPD-FR409-C

耳と額で体温を測れるのに加え、物体の表面温度も計測できる耳式体温計。約1秒で素早く体温を測れるのが特徴です。測定結果は数字だけでなく、ランプとビープ音でも確認可能。体温が35.0~37.5℃の範囲内であれば緑ランプと長いビープ音、範囲外であれば赤いランプと短いビープ音3回で通知します。

大人モードと子供モードの切り替えスイッチを備えているのも魅力。測定対象の切り替えが可能なため、幅広い年齢層で使えます。また、測定した体温は最大20回分まで自動的に記録。測定モードも記録されるので、結果の比較がしやすく便利です。

物体表面温度測定モードでは0~100℃まで測定可能。ミルクやお湯の温度などを確認するのに適しています。大きいLCD液晶で測定結果の素早い確認が可能。さらに、電池の交換時期なども表示します。自動電源オフ機能も備えた、使い勝手のよいおすすめモデルです。

ケイジェイシー(KJC) Dr.EDISON さっと測れる2way体温計


ケイジェイシー(KJC) Dr.EDISON さっと測れる2way体温計

耳式と非接触式の2WAYで使える体温計。額は測定範囲内をスキャンして最も高かった体温を表示、耳の中はセンシング技術と高度なアルゴリズムで一番高い温度を検出して表示するのが特徴です。使用シーンに合わせた使い分けができます。

色と音の変化で体温の高さを通知してくれるのも魅力。一目で発熱の有無を確認できるため便利です。体温データは過去50回分まで保存されるため、体温の経過確認に役立ちます。また、検温終了時の音はミュート機能で消音可能。子供が寝ていた場合でも起こさずに使用できます。

軽量コンパクトな設計を採用しているのもポイント。化粧ポーチにも収納できるサイズ感で、持ち運びにも便利です。また、子供1人でも持ちやすく扱いやすいため、家族で兼用する体温計として備えておきたい方におすすめです。

体温計のおすすめモデル|基礎体温計(婦人体温計)

オムロン(OMRON) 婦人用電子体温計 MC-652LC


オムロン(OMRON) 婦人用電子体温計 MC-652LC

忙しい朝も素早く検温可能な、予測検温に対応した基礎体温計。検温開始から温度の上がり方をリアルタイムで分析・演算し、約10秒で5分後の体温を予測して表示できるのが特徴です。予測検温終了後も体温計をくわえ続けることで、実測検温に移行します。

Bluetooth通信機能を搭載しているのが魅力。検温データをスマホに送り、「ルナルナ 体温ノート」や「ラルーン」などのアプリと連携して管理できます。測定の際の音量は小・中・大から設定可能。「ラルーン」もしくは「OMRON connect」から設定できます。

化粧ポーチにも収まりやすい、小さくて薄いコンパクトデザインもポイント。先端が平らな独自のフラット形状を感温部に採用しているため、くわえやすく、舌下にしっかりとフィットして検温できます。自動電源オンオフに対応したケースも付属。本体液晶はバックライト付きで見やすく、旅先などでも使いやすいおすすめのモデルです。

テルモ(TERUMO) WOMAN℃ テルモ女性体温計C531


テルモ(TERUMO) WOMAN℃ テルモ女性体温計C531

本体とケースを丸ごと水で洗える基礎体温計。毎日きちんと洗えるため、清潔さを保ちやすく、楽にメンテナンスできるのが特徴です。電池交換のタイミングでは液晶に「電池電圧低下」マークが点滅。自宅で交換でき、正確性をキープできます。

約20秒で予測検温ができるのも魅力。多数の体温上昇データを独自のアルゴリズムで解析しているため、素早く演算できます。さらに、予測成立から約5分で実測検温も可能。計測完了時にはピポピポ音で知らせてくれるため、タイミングを逃さず便利です。

滑りにくく使いやすいデザインもポイント。見やすい液晶文字とバックライトで、薄暗い部屋でも計測結果を素早く確認できます。前回値メモリ表示機能やオートパワーオフ機能なども搭載しており、前回値の記録漏れや電源の切忘れなどのトラブルにも対応できるおすすめのモデルです。

シチズン(CITIZEN) シチズン電子体温計 CTEB503L


シチズン(CITIZEN) シチズン電子体温計 CTEB503L

口中検温時の固定に便利な「サポートリング」付きの基礎体温計。取り付けたサポートリング部分を歯で挟むことで測温部のズレを軽減できるのが特徴です。サポートリングと体温計は防水仕様で、洗面器などに溜めた水で洗浄できるため、簡単に清潔さを保てます。

約30秒で検温できる「予測式」と、約10分で検温できる「実測式」の2通りに対応しているのも魅力。予測検温時はブザーが3回、実測検温時はブザーが5回鳴って終了を知らせるため、どちらの計測結果かすぐに判断できて便利です。検温時はメモリ機能により、前回の結果を確認してから始められます。

暗いところでも結果が確認しやすいバックライトを搭載しているのもポイント。スイッチを押したときと、検温終了時にバックライトが点灯します。また、自動電源オフ機能も搭載。検温終了後の電源の切り忘れを防げます。電池の交換も簡単で、自分でメンテナンスがしやすいおすすめのモデルです。

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番外編:体温計の正しい測り方

脇で測る場合

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脇で体温を測る場合は、必ず最初に乾いた布で脇の汗を拭きとってから測定を始めましょう。検温は途中で体温計を取り出したり脇が開いたりしてしまうと最初からやり直す必要があるため、動かずにじっとしていることが大切です。

測り方は、まず体温計の電源を入れ、測定の準備が整うまで数秒待ちます。測定の準備が整ったら、体温計の先端を下から上に向けて押し上げるようにして、わきの下のくぼみの中心部に当てましょう。体温計の角度は上半身に対して30~45°の角度にして、体温計の表示部が体側に来るように合わせてください。

体温計を脇の下のくぼみに当てたら、脇を密閉するようにしっかりと閉じましょう。手のひらを上に向け、体温計をはさんでいる腕を反対の手で軽く押さえると楽に密着させられます。そのまま動かず指定の時間を待つことで、正確性の高い体温計測が可能です。

口で測る場合

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口中で体温を測る場合は、舌の裏の奥にある筋の横に体温計を挿し込んで検温します。測る位置は左右のどちらでも問題ありませんが、口中でも場所によって温度が異なるため、測定の際は必ず毎回同じポイントに当てることが重要です。

測温部を舌の裏側にある筋の横、付け根のあたりに挿し込み、体温計がズレないように舌で押さえてしっかりと口を閉じます。体温計の向きは表示が正面になるようにしましょう。その後、測温部が動いてしまわないように、手でも本体を押さえて固定してください。

測定中は測温部を動かさないことと、口を開かないことが大切。呼吸も鼻で行い、会話は避けてください。検温中は動かずじっとして、指定の時間が経過するまで待つと、正確性の高い計測が期待できます。なお、基礎体温計の場合は目覚めた後に起き上がらず、そのまま計測しなければならないため、注意が必要です。

耳で測る場合

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耳で体温を測る場合は、鼓膜周辺から出ている赤外線量を計測して検温します。耳の中の体温は人によって高低差があり、左右の耳で異なる場合もあるため、検温する耳は事前に決め、体調がよいときの平熱がどの程度なのかを把握しておいてください。

検温の際は専用のプローブカバーをつけてから電源を入れ、耳の穴にプローブを入れます。プローブを耳の壁に向けてしまうと誤った体温が出てしまうので、必ず耳の奥、鼓膜の方向に向けてできるだけ深く差し込みましょう。製品によっては何度か動かすことで、センサーで感知した最も高い温度を測定結果として表示してくれます。

耳の中が汚れていると正確な測定が難しいため、測定前には必ず耳垢などを取り除いておきましょう。また、プローブカバーの傷や汚れも測定結果に影響します。プローブカバーが赤外線を妨げないようこまめにチェックし、先端部にシワが出ないようにきれいな状態を保つように心がけてください。

おでこ・手首で測る場合

おでこや手首などで体温を測る非接触体温計は、体表面の温度から体温を推定して検温します。ファンデーションや前髪で額が覆われていたり、額が汗に濡れていたりすると正しく測定できない可能性があるため、使用前に測定部の状態をきちんと確認しておきましょう。

非接触体温計は測定時の気温などの外部環境から影響を受けやすい機器なので、使用環境も重要。体温計は測定場所に持ち込んでから30分程度、測定前に温度の異なる場所にいた人は体温が寒暖差になじむまで15分程度時間をあけてから測定する必要があります。また、屋外で使用すると太陽光の影響を受けるため、屋内で使用してください。

測る際はセンサー部に汚れやほこりがないかを確認してから電源を入れて、体温計と測定部が垂直になるようにしつつ、指定距離までゆっくりと近付けて測定を行います。測定部と体温計の距離が離れていると体温が低く出る可能性もあるため注意しましょう。