発熱時や体調管理に役立つ「体温計」。最近は便利な機能を搭載したモデルが多く、基礎体温を管理したい女性に適した婦人体温計やスマホと連携して使えるモデルも販売されています。
しかし、さまざまなモデルからどれを選んだらよいのか迷ってしまう場合も。そこで今回は、体温計に注目してタイプ別におすすめモデルをご紹介します。あわせて選び方も解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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体温計の選び方
種類で選ぶ
一般的な「電子体温計」
脇や口中で体温を測定する、もっとも一般的なタイプが電子体温計です。先端が細長い形状になっており、一定時間体に接触させて検温するのが特徴。温度の変化によって電気の抵抗値が変化するセンサーを搭載し、温度の高低差を計算して体温を表示します。
価格が安く、コンビニなどでも手軽に購入できるのも魅力。電子体温計が普及する以前によく使われていた水銀体温計と異なりガラスが割れる心配もなく、高齢の方から小さな子供まで安心して使えます。多くが予測式と実測式の両方に対応。種類も豊富で、さまざまな製品から選択できます。
衛生的に使える「非接触型体温計」
赤外線センサーを搭載し、体から放出される赤外線量を体温に換算して体温を表示するタイプが非接触型体温計。肌に触れずにおでこやこめかみにかざすだけで検温でき、衛生的に使えるのがメリットです。検温時間が電子体温計と比べて短いのも特徴。約1秒から検温でき、病院や大型施設の入口など大勢を検温する場面でも役立ちます。
時間をかかるとぐずってしまう小さい子供の検温にもぴったり。なかには、ミルクやスープなどの表面温度を測定できるタイプも販売されています。ただし、外出直後や寒暖差の激しい場所で体温が馴染む前に測定すると、検温値にばらつきが出る場合があり注意が必要です。
赤ちゃんの検温には「耳式体温計」
耳の鼓膜近くの温度を赤外線センサーで測定するのが、耳式体温計です。耳の穴に入れるタイプで、非接触型体温計と比較して外気の影響を受けにくいのが特徴。約1秒と短時間で測定できるモノが多いため、じっとしているのが苦手な赤ちゃんの検温で役立ちます。
ただし、耳の形状には個人差があります。感温部をしっかり鼓膜へ向けて測ることが重要です。また、耳の中が汚れていると検温結果にムラが出る心配がある点にも留意しておきましょう。
体調管理や周期管理には「基礎体温計(婦人体温計)」
女性の体調管理や月経周期管理に使用されるタイプが基礎体温計です。口中で検温するのが特徴。低温期と高温期の差が0.3〜0.5℃程度の女性の基礎体温に対応すべく、0.01℃単位で検温できるモノが多く展開されています。
定期的な検温が必要な基礎体温測定では、履歴をチェックできるモデルがおすすめ。体温計の液晶画面で確認できるタイプのほか、パソコンやスマホのアプリで過去の記録をチェックできるモデルも販売されています。
計測方法をチェック
正確性が高い「実測式」
直接体温を測定するのが実測式の体温計です。検温部を当てた部位の測定時点での温度を表示するタイプで、電子体温計の一部に採用されています。予測式よりも価格が安いリーズナブルなモデルも展開されており、手軽に買い求めやすいのもメリットです。
しかし、正確性に優れているものの、時間がかかるのがデメリット。脇で10分以上、口中で5分ほどが目安で、長時間じっとしているのが苦手な子供の検温には適していません。また、温度が上がり切ったタイミングがわかりにくいので、測定完了をブザー音で知らせる機能を搭載しているのかチェックしておきましょう。
測定スピードが速い「予測式」
予測式とは、実測値を予測して表示する体温計のこと。検温を開始した際の体温上昇を分析・演算し、短時間で予測した値を表示します。モデルによって異なりますが、およそ10~20秒の短時間でスピーディに検温できるのがメリットです。長時間じっとしていられない小さな子供でも安心して検温でき、忙しいときにも重宝します。
ただし、実測式と比べてすばやく検温できて便利なものの、正確性で劣る点は留意しておきましょう。実測式としても使えるモデルなら、予測検温が終了してからも脇に挟み続けると実測値に近づけることが可能です。
お手入れのしやすさをチェック
体温計は脇や口に接触するモノなので、衛生的に使うためにもお手入れのしやすさを確認しておきましょう。測定部を水洗いできるモデルも販売されており、清潔な状態を保てるのでおすすめです。
なかには、流水洗いや消毒用アルコール綿で拭き取りできるモデルも。とくに、衛生面が気になる小さな子供や高齢の方がいる家庭、複数人で共用する場合はチェックしてみてください。
あると便利な機能をチェック
メモリ機能
過去の体温や測定日時を確認できるメモリ機能を搭載している体温計なら、メモを取る必要がなく便利です。体温の履歴から体調の変化を確認しやすく、病院で医師に病状を説明する際にも役立ちます。
一部の体温計に搭載されているのが前回値メモリ機能です。検温後に誤って電源を切ってしまった場合でも、再度立ち上げれば前回の測定結果を表示できます。
アプリ連携機能
体温計のなかには、スマホアプリと連携できる機能を搭載しているモデルがあります。検温データをスマホに転送し、見やすいグラフ表示などで履歴をチェックできるのが特徴。日々の体温の変化を把握して、健康管理に活用したい方に適しています。Bluetooth接続によりデータを転送できるモデルが主流ですが、なかには体温計をスマホにかざすだけでデータを転送できるモデルも存在します。
アプリ連携機能を搭載した体温計は、基礎体温を管理したい女性にもおすすめ。基礎体温管理アプリと連携し測定データのグラフ化などを行えば、健康管理に役立ちます。ノートに記録するような手間も省け、面倒な基礎体温の測定を継続するのをサポートするのが魅力です。
電池残量表示機能
体温計は、ボタン型のリチウム電池を使用するのが一般的。電池が切れると使えなくなるので、心配な場合は電池残量表示機能を搭載しているモデルを選びましょう。なかには、液晶画面に表示される電池マークで残量を確認できるモデルも販売されています。
無駄な電力消費を防ぐなら、オートオフ機能もチェック。一定時間操作しないと自動的に電源が切れる機能で、万一切り忘れた際の電池消耗を防げます。あわせて、電池の交換方法も確認しておきましょう。工具不要のコイン式など、簡単に電池交換できるモデルもあるのでチェックしてみてください。
バックライト付き
就寝時など、薄暗い場所で検温する際はバックライト付き体温計がおすすめです。ベッドに横になったままで検温したいときや、小さな子供を起きないように照明を消したまま測りたい場面で重宝します。なかには、検温が終了すると自動的にバックライトが点灯するモデルも。暗い場所で操作するのに不安を感じる方でも、安心して使えるのでチェックしておきましょう。
測定結果が高温だった場合に、バックライトの色の変化で発熱を知らせるモデルもおすすめです。
検温終了のサインが工夫されているモデルも
体温計のなかには、検温終了を知らせる機能を搭載したモデルが販売されています。多くの製品には、検温が終了するとブザー音を鳴らして知らせる機能が搭載されています。なかには、ブザーと同時にランプの点滅でも知らせるモデルもあり、ブザーを聞き逃した場合でも検温終了を確認でき便利です。
また、検温終了を音と振動で知らせるモデルも展開されています。加齢による難聴や音階が狭くなっているなど、音を聞き取りにくい方でも安心です。また、周囲が騒がしい環境で検温しなければならない場面での検温もサポートします。
医療機器認証番号の記載があるかどうか
体温計の品質や信頼性が気になる場合は、医療機器認証番号の記載の有無を確認しましょう。医療機器認証番号とは、薬機法に基づいて医療機器の品質・安全・有効性が確認された製品に発行される番号のことです。安心して使える医療機器の証なので、チェックしておきましょう。
日本の医療機器を扱っているメーカーのモノの多くは認証を受けています。体温計は小さい子供や高齢の方が使用するモノなので、医療機器認証番号の認証を受けている信頼性の高いモデルを購入しましょう。
体温計のおすすめメーカー
オムロン(OMRON)
オムロンは体重計・体組成計などのヘルスケア製品をはじめ、産業向け制御機器や電子部品などを手掛けている大手電気機器メーカーです。体温計も豊富に展開しており、予測式・実測式・婦人体温計をラインナップしています。
膨大な収集データに基づいた、予測検温アルゴリズムを搭載しているのが特徴。また、挟みやすくズレにくい独自のフラット感温部を採用しているなど、検温しやすさにこだわって設計したモデルなどを販売しています。さらに、Bluetooth通信対応モデルも充実。スマホアプリ「オムロンコネクト」を活用して測定データを管理できるモデルもあり便利です。
タニタ(TANITA)
タニタは、体組成計や血圧計などを製造・販売している計測機器メーカー。「タニタ食堂」や「タニタカフェ」、フィットネス施設など健康管理や体づくりに関連する事業も幅広く展開しています。
体温計においては一般的な電子体温計にくわえて、衛生的に使える非接触型体温計もラインナップ。おでこまでの距離がわかりやすいトラッキングライト付きモデルを販売しているなど、使いやすさにこだわって設計しています。電子体温計では、柔らかく曲がる測定部を搭載したモデルに注目。直角に当てても曲がる柔軟性があり、赤ちゃんにも安心して使えます。
シチズン(CITIZEN)
腕時計で知られているシチズンでは、血圧計・体組成計・歩数計など健康管理に役立つ製品も手掛けています。体温計もさまざまなモデルをラインナップ。予測式や実測式の電子体温計にくわえて、非接触型モデルも販売しています。
なかでも、約1秒で検温できる非接触型モデルに注目です。皮膚に触れずすばやく検温でき、赤ちゃんやご高齢の方がいる家庭で安心して使えます。また、一部のモデルには測定中の不安定な動きを検出して知らせる機能や、高熱アラートなどの機能が搭載されいます。
体温計のおすすめ|電子体温計
オムロン(OMRON) 電子体温計 けんおんくん MC-687
平均15秒で検温できる予測式の電子体温計です。独自の分析・演算技術で高速演算処理し、約15秒で約10分後の体温を予測。すばやく検温できるモデルを求めている方におすすめです。検温が終了すると、液晶画面の緑のランプの点滅とブザーで知らせます。
独自形状の「フラット感温部」を採用しているのもポイント。脇にフィットしてズレにくく、短時間で体の熱をしっかりと捉えます。また、前回値メモリ機能を搭載しているため、誤って電源を切ってしまっても安心です。
オムロン(OMRON) 電子体温計 けんおんくん MC-682
曲がる検温部「やわらかプローブ」採用の予測式電子体温計。脇に挟む部分に柔らかく曲がるゴム素材を採用し、脇下のカーブに沿って曲がります。脇に優しくフィットするため、赤ちゃんも安心して検温できるのがおすすめポイントです。
10回分の測定データを記録できるメモリ機能を備え、検温結果と同時に日時を表示するのも便利。手書きでメモを取る手間を省いて、日々の体温管理や発熱時の体温記録をサポートします。持ち運びに役立つ収納ケース付きです。
オムロン(OMRON) 音波通信体温計 けんおんくん MC-6800B
スマホと連携できる予測式電子体温計。スマホアプリ「オムロンコネクト」に対応しており、測定内容をアプリに転送できます。アプリのグラフ表示で体温の履歴を確認できるなど、日々の体調管理や発熱時の記録に役立つおすすめモデルです。本体をスマホにかざすだけと、簡単に測定データを転送できます。
検温が終了すると、聞き取りやすい2つの音程を組み合わせた「ピポピポ音」で知らせるのもポイント。音だけでなく光でも検温終了を知らせるので、音が聞こえにくい方でも安心です。
オムロン(OMRON) 電子体温計 けんおんくん MC-681
大きな液晶画面を搭載している予測式電子体温計です。文字を大きく表示し、検索結果を確認しやすいのがおすすめポイント。小さな文字が見えにくくなった方でも、安心して使えます。検温終了を知らせるブザー音に高音と低音を組み合わせて、聞き取りやすく工夫している点にも注目です。
脇に挟みやすいコンパクト設計で腕の細い方や小さな子供、ご高齢の方が楽に検温しやすいのも特徴。先端を平らにした独自のフラット形状の感温部により、しっかり脇にフィットしてズレにくくなっています。
オムロン(OMRON) 電子体温計 けんおんくん MC-171W
防水タイプの電子体温計。水で丸洗いでき、衛生面を重視する方におすすめです。実測式の製品で、必要な測定時間は脇で約10分、口中で約5分。正確性を重視したい方に適しています。検温が終了するとブザー音で知らせるので、検温途中に取り出して確認は不要です。
感温部には、先端部が平らな形状のフラットセンサを搭載。脇下や舌下にフィットしやすく、小さな子供でも体温計を一定状態に保ちやすいのが魅力です。検温結果を大きな文字で表示し、数値をひと目で確認しやすく工夫しています。
オムロン(OMRON) 電子体温計 けんおんくん MC-6810T2
流水洗いに対応している予測式電子体温計です。消毒用アルコール綿を使った拭き取りにも対応しており、小さな子供を検温する際や複数人で共用する場合に安心して使えます。清潔な状態を保てるモデルを探している方におすすめです。手にフィットして測りやすいデザインを採用しています。
Bluetooth通信対応で、スマホと連携できるのもポイント。専用スマホアプリ「オムロンコネクト」を活用すれば、測定結果をスマホに転送してデータを管理できます。体温データを年・月・週・日別で確認できる機能も便利です。
タニタ(TANITA) 電子体温計 BT-471
約20秒で測定できる予測式電子体温計。20秒経過後は実測式に移行するので、より正確性を求めたい場合でも安心です。前回値メモリ機能も搭載しており、不意に電源を切ってしまっても確認できます。
文字高約14mmの見やすい大型表示もおすすめポイント。バックライト機能も備え、就寝時や夜中の発熱時など暗い場所での測定をサポートします。また、柔らかく曲がる「フレシキブル測定部」により、赤ちゃんの検温でも活躍。測定部は丸洗いでき、衛生面が気になる方にもぴったりです。
シチズン(CITIZEN) 振動体温計 CTEB718V
音と振動で検温終了を知らせる電子体温計です。ブザー音にくわえて、ブルブルと震える振動でも検温終了を確認できるのが特徴。加齢による難聴や音階が狭くなった方、聴覚障害を持つ方も安心して使えるおすすめモデルです。周囲が騒がしく、音が聞こえにくい環境でも活躍します。状況に合わせて、振動とブザーを組み合わせた3パターンから選べるのも便利です。
大きく見やすい液晶画面にバックライト機能を備えており、暗い場所で測定結果を確認しやすいのも魅力。また、IPX7相当の高い防水性により水洗いに対応。清潔な状態で使えます。
シチズン(CITIZEN) 電子体温計 CTA319-E
正確性を重視したい方におすすめの実測式電子体温計。脇の下や口中での検温に対応しており、温度上昇が緩やかになるとブザー音で知らせます。また、前回値メモリ機能を搭載。電源をオフにした状態で電源スイッチを2秒以上押し続けると、前回の検温値を確認できます。
誤操作防止に配慮しているのも注目ポイント。測定中に誤ってボタンを押さないように、ボタンの中央を本体より凹んだ形状にしています。防水仕様で水洗いでき、衛生面が気になる方も安心です。
テルモ(Terumo) 電子体温計 C232
検温終了のブザー音を聞き逃さないように工夫している体温計です。ブザーが鳴った後、脇から取り出さないと繰り返し電子音で知らせるのがおすすめポイント。ブザーの音圧を従来比約2倍に改良することで、聞き取りやすさにも配慮しています。
本製品は、予測式の体温計です。平均約20秒の検温時間で平衡温を予測。同社が長年蓄積してきた体温上昇データを活かして開発した独自アルゴリズムにより、スピーディな予測検温時間を実現しています。
体温計のおすすめ|非接触体温計
タニタ(TANITA) 非接触体温計 BT-543
わずか1秒で検温できる非接触型体温計です。センサーを額に向けてボタンを押すだけで、すばやく測定結果を表示。寝ている子供を起こさずに検温したい場合や、どうしても動いてしまう赤ちゃんの体温を測りやすいおすすめモデルです。
体温測定モードと温度測定モード、サイレントモードを備えており、用途に合わせて選択できるのも便利。温度測定モードを活用すれば、ミルクやスープの表面温度も測れます。また、30回分のメモリ機能を搭載し、手書きでメモを取る手間を省けるのも魅力です。
タニタ(TANITA) 非接触体温計 BT-550
トラッキングライト付きの非接触型体温計。おでこに円形のライトを照らして測るため適切な距離を把握しやすく、はじめて非接触型を購入する方でも安心して使えるのがおすすめポイントです。おでこの表面温度を舌下温度に換算し、約1秒で測定結果を表示します。
検温結果が38℃以上になると、赤色のバックライトで知らせるのも特徴。同時に電子音も10回鳴らして、検温終了の見逃しを防げます。過去30回分の測定結果を日時とともに確認できるため、日々の体調管理はもちろん発熱時の体温記録でも活躍します。また、ストラップ穴を設けているのもポイント。落下を防げるほか、首にかけても使えます。
シチズン(CITIZEN) 額式体温計 HL710H
不安定測定検出機能を搭載している非接触型体温計です。測定中に不安定な動きを検出すると、ディスプレイにマークを表示して知らせるのが特徴。非接触型に慣れていない方でも使いやすいおすすめモデルです。測定結果が37.5℃以上になると、4回ブザーが鳴って発熱を知らせます。
約1秒のすばやさで検温できるほか、物体表面温度の測定にも対応。ミルクやお茶などの表面温度を図ったり、お菓子作りに利用したりすることが可能です。また、繰り返し使える市販のニッケル水素充電池に対応し、環境に配慮している点にも注目。約1分後に自動的に電源がオフになるオートパワーオフ機能搭載で切り忘れを防げるため、無駄な電力消費を抑えて使えます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 非接触型体温計 スティックタイプ DT-104
温測定精度±0.2℃を実現しており、正確性を重視する方におすすめの非接触型体温計です。額にセンサーを向けて約1秒で測定が完了するスピードが魅力。非接触タイプのため、子供用として衛生的に使いたい方にも適しています。スリムコンパクトデザインで握りやすいうえ、保管場所も圧迫しにくいのもポイントです。
色で体温を知らせるバックライト機能を搭載しているのも便利。体温に応じてバックライトが3色に変化し、発熱の状態をひと目で確認できます。大型のディスプレイにより、数値や情報マークを見やすいのも特徴です。また、食べ物や液体の温度を測定できる物体表面温度測定モードを備えています。
エー・アンド・デイ(A&D) 非接触体温計 でこピッと UT-701
タマゴ型のデザインが特徴の非接触型体温計です。手に握りやすいため測定しやすいほか、自立するのもポイント。ベッドサイドやテーブルなどに置いておけば、検温したいときにすばやく測定できます。体温計として使わないときに、室温を表示する機能も便利です。また、液晶画面の電池マークで残量を確認できる機能も備えています。
肌に触れずに測定できるため、小さな子供がいる家庭や数人で共用したい場合もおすすめ。じっとしているのが難しい赤ちゃんの検温でも活躍します。ミルクやお風呂の温度を測れる表面温度測定モードも搭載した、便利な非接触型体温計です。
ベビースマイル 非接触体温計 Pit S-709
高温アラーム付きの非接触型体温計。体温が37.6℃以上になると短いビープ音を4回鳴らすと同時に、ディスプレイが赤く点灯して発熱状態を知らせます。肌に触れずに検温でき、衛生面が気になる方にもおすすめ。小さい子供がいる家庭に適しています。
温度計として使えるのも便利。ミルクやスープの温度を測りたいときに重宝します。サイレントモード機能を備えているため、寝ている赤ちゃんを起こさずに検温したいときに便利です。最大19回分のメモリ機能を搭載しており、メモを取らずに記録できます。
エジソンママ(EDISONmama) 体温計PRO-S
検温時間約0.7秒のスピード測定を実現している非接触型体温計です。人が放出する赤外線をすばやく感知するため、じっとしていられない赤ちゃんの検温も楽々。肌に触れないので、衛生的に使えるのも魅力です。
大きなディスプレイにバックライト機能も備え、薄暗い場所で見やすいのもポイント。寝室の照明を消したまま、寝ている子供を起こさずに検温できます。日本の厳しい基準をクリアしおり、管理医療機器番号も取得しています。
体温計のおすすめ|耳式体温計
シチズン(CITIZEN) 耳/額式体温計 CTD711
測りやすさに配慮してデザインされた耳式体温計です。本体を持った際にプローブの角度が手のひらに対してほぼ垂直になるように設計しており、センサーの向きがわかりやすいのが特徴。本体上部の測定ボタンも押しやすくなっています。また、滑らず持ちやすいソフトな触感のグリップを採用しています。
耳以外に額でも検温可能。気温や室温をリアルタイムで表示するほか液体や個体の表面温度も測れるなど、使い勝手のよいモデルを求めている方におすすめです。測定結果が37.5℃以上になると、ブザーを鳴らして知らせる高熱アラート機能も便利。そのほか、測定結果や日時など9回分を記録できるメモリ機能も搭載しています。検温後約1分後に自動で電源がオフになるので、切り忘れが気になる方も安心です。
シチズン(CITIZEN) 耳式体温計 CTD505
バックライト機能を搭載している耳式体温計。検索結果に応じて赤色と緑色に点灯し、発熱をひと目で確認できるのがおすすめポイントです。小さな子供が寝ている寝室で使うときなど、照明を点けたくない場面でも画面を見やすく重宝します。
検温時間は約1秒で、忙しいときや赤ちゃんの体温を測りたいときも活躍。電源には、コイン型のリチウム電池を使用し、約1000回が電池寿命の目安です。電池カバーは工具不要で手を使って開閉できるほか、開けた際に電池が飛び出さない安全な構造になっています。
オムロン(OMRON) 耳式体温計 けんおんくんミミ MC-510
「ぴったりセンシング機能」を搭載している耳式体温計です。プローブを耳に挿入して動かすと、測定中のもっとも高い温度を測定結果として表示。鼓膜の方向がわかりにくい場合でも測定できます。扱いに慣れていない方でも安心して使いやすいおすすめモデルです。
実測式ながら最短1秒で測定できるので、じっとしていられない小さな子供の検温にもぴったり。また、使いやすい手のひらサイズに設計しているのも魅力です。持ち運びや保管に役立つ収納ケースが付属しています。
ピジョン(Pigeon) 耳チビオン
丸みを帯びた幅広形状を採用した耳式体温計です。持ち手にフィットしやすいうえ、背面のくぼみに指を固定できるのが特徴。安定感があり、動いてしまいがちな赤ちゃんの検温をサポートするおすすめモデルです。長年の研究によって、センサー部分は赤ちゃんの耳に合わせやすいように設計しています。
30秒が経過すると電源が切れるオートパワーオフ機能を搭載しており、万一切り忘れても安心。また、電源を入れると前回の検温結果を表示する前回値測定値メモリ機能も備えています。プローブを保護するカバーが6個も付属しているのも魅力。リチウム電池1個で約5000回使えると謳われた長寿命により、電池購入のコストも抑えられます。
ちゃいなび Jumper 耳赤外線体温計 JPD-FRシリーズ JPD-FR100+
液晶画面にバックライトを搭載している耳式体温計です。大きく見やすい文字とあいまって、測定結果を確認しやすいのが特徴。暗い場所でも検温しやすく、就寝している子供を起こさないように照明を消したまま測りたい場面におすすめです。
耳に挿入してスイッチと押すだけと、使い方も簡単。約1秒で測定結果を表示するので、じっとしていることが難しい赤ちゃんの検温にも役立ちます。参考温度として額でも検温できるデュアルモードを搭載しているのもポイント。額に向けるだけの非接触で測定でき、衛生面が気になるときに活躍します。
エジソンママ(EDISONmama) Dr.EDISON さっと測れる2Way体温計 KJH1004
額と耳の両方で検温できる赤外線式体温計。額で測る際は、キャップをしたままおでこの端から端にかけて本体をスライドさせます。一点を当てるタイプと異なり温度のブレが少なく、より正確に検温できるのがおすすめポイントです。耳で測る際はキャップを外し、プローブを耳に差し込んで検温します。外気などの影響を受けにくく、より深層体温に近い鼓膜で体温を測定可能です。
バックライト付きのディスプレイにより、暗い場所で見やすい点にも注目。発熱状態に合わせて液晶の色が変化するほか、電子音も鳴らして測定結果を知らせます。電子音はオフにもできるので、寝ている子供を起こしたくない場合には鳴らないようにするなどシーンに応じて切り替えが可能です。また、50回分の検温結果を記録できるメモリ機能も搭載。メモを取って発熱の状況を記録するといった手間を省けるのが魅力です。
体温計のおすすめ|基礎体温計(婦人体温計)
オムロン(OMRON) 婦人用電子体温計 MC-652LC
iPhoneとAndroidスマホとの連携に対応している基礎体温計です。基礎体温計アプリに検温データを転送し、スマホで基礎体温の管理が可能。見やすいグラフ化もできるなど、記録や管理が面倒な基礎体温の測定を簡単に続けたい女性におすすめです。
本製品は、口中で測定するタイプ。先端が平らな独自のフラット形状により、くわえやすくズレにくいのが特徴です。舌下にしっかりフィットして正確な検温をサポートします。また、暗い場所で見やすいバックライト液晶を搭載しているのも便利です。
シチズン(CITIZEN) 電子体温計 CTEB503L-E
使いやすく設計されている基礎体温計です。予測式で約30秒経過すると、電子音が3回鳴って実測式に自動で移行。約10分後に電子音を5回鳴らして検温終了を知らせます。予測式と実測式の組み合わせで、より正確性を重視したい女性におすすめです。
口中検温時の固定に役立つサポートリングが2個付属しているのも便利。本体は水で洗える防水仕様で、衛生面が気になる方でも安心して使えます。また、コインで開閉できる電池カバーを採用しており、電池交換も簡単です。
オムロン(OMRON) 婦人用電子体温計 MC-6830L
忙しいときなどすばやく検温したいときに役立つ予測式の基礎体温計です。口にくわえると温度の上がり方をリアルタイムに分析・演算し、5分後の体温を平均10秒のスピードで予測します。予測検温終了後、そのままくわえ続ければ実測検温もできます。
バックライト付き液晶を搭載し、薄暗い場所でも数値を確認可能。検温結果を表示する際に、バックライトが自動で点灯します。電源を入れたときにもバックライトが自動で点灯するなど、簡単な操作性も注目ポイントです。
テルモ(Terumo) WOMAN℃ 電子体温計 W525ZZ
480日分もの測定値を自動で記憶する基礎体温計。基礎体温のリズムをグラフで確認できるなど、長期間の基礎体温の管理をサポートするのがおすすめポイントです。必要な情報をひと目でわかりやすい画面表示を採用しています。次回の生理日と排卵日を知らせる機能を搭載しているのも魅力です。
約20秒かけて、しっかり予測検温するのも特徴。検温が終了するとブザー音で知らせます。周囲が気になる状況で音をオフにすることも可能です。また、水洗いに対応しており、清潔な状態を保ちたい方にもぴったりです。
番外編:体温計の正しい測り方
体温計の正しい使い方は、検温方法で異なります。脇の下で検温する際は、汗をしっかり拭き取っておきましょう。汗で濡れていると精度が落ちてしまいます。また、感温部が服に触れないようにして中心部に当てて、ズレないように脇をしめて測ることも重要です。
口中で検温する場合は、感温部を舌の裏に当てるのがポイント。口を開けないようにしばらくじっとして測定します。耳で検温する場合は、センサー部が鼓膜に向いているかをチェック。ズレた方向に向いていると、正確に測定できない場合があります。センサーが耳の穴の内側に向かないように真っ直ぐ入れるのがコツです。
非接触型の体温計で検温する際は、汗や髪の毛が邪魔しないように注意。エアコンや扇風機などの風が直接当たる場所での検温を避けるほか、運動など動いた直後は避け、しばらく時間をおいてから検温しましょう。
健康を管理するうえで欠かせない体温計。使用する状況に合わせて選ぶことが重要です。小さな子供や赤ちゃんを検温するなら、非接触型がおすすめ。メモを取る手間を省きたい場合はスマホ連携機能をチェックしておきましょう。おすすめの製品を参考に、用途や使用シーンに適したモデルを見つけてみてください。