赤ちゃんの健康管理に役立つ「赤ちゃん用体温計」。ベビー用体温計とも呼ばれ、じっとしていることが難しい赤ちゃんでも検温しやすいのが特徴です。最近は、調乳や沐浴に役立つ温度計機能付きのモデルも登場しています。しかし、耳用・おでこ用・脇用など種類が多く、どれにすべきか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃん用体温計のおすすめアイテムをご紹介。赤ちゃん用体温計の必要性や選び方についても解説します。
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赤ちゃん用体温計は必要?
ママ・パパの負担を減らしたいなら、赤ちゃん用体温計があると便利です。じっとしているのが苦手な赤ちゃんは、検温に大人と同程度の時間をかけるのは難しい場合も。赤ちゃん用体温計は、短時間で簡単に測定できるモデルが充実しています。
感温部にやわらかな素材を使用したモデルは、赤ちゃんの脇に挟み込みやすくおすすめ。検温するママ・パパの手元が安定しやすいよう、握りやすく設計された赤ちゃん用体温計などもあります。
赤ちゃん用体温計の選び方
測定する部位で選ぶ
耳で計測するタイプは短時間で済ませられる
耳で計測するタイプの赤ちゃん用体温計なら、短時間で検温を済ませられます。プローブと呼ばれる部分を片耳に差し込むだけで測定可能。赤ちゃんの体勢を変えずに使えるため、赤ちゃんはもちろん、ママ・パパにもやさしくおすすめです。
体の表面からは、体温に見合った赤外線が放出されています。耳で計測するタイプは、体の中心温度を反映しやすいといわれる鼓膜や鼓膜周辺から出る赤外線を活用する仕組み。外部からの影響も受けにくいため、正しく測定できれば正確性の高さが期待できます。
なお、使用する際は、あらかじめ耳の汚れを取り除いておきましょう。センサーが赤外線をキャッチできるよう、耳の穴に沿ってまっすぐ挿入するのもコツです。
おでこで計測するタイプは非接触で簡単
おでこで計測するタイプは非接触で検温できるため、衛生的に使えます。また、おでこにかざすだけで使える手軽さも魅力です。赤ちゃんがぐずっているときや寝ているときにも活躍します。
おでこから出ている赤外線をもとに測定するのも特徴。おでこから離れすぎていると、おでこ以外から出ている赤外線をキャッチする可能性があります。適切な位置になると自動で測定が始まる、距離センサー付きモデルもおすすめです。
難点は外気温の影響を受けやすいこと。直前まで別の場所にいた場合や、体温計を違う場所で保管していた場合は要注意です。体や体温計が室温になじむまで時間をあけましょう。汗や前髪などが測定の妨げにならないよう、おでこをきれいにしておくことも大切です。
脇で計測するタイプは数値の正確性が高い
正確性に優れているのは、脇で計測するタイプです。脇にしっかりと挟んで測るため、外気による影響を抑えられます。耳で計測するタイプとの違いは、検温する位置を調整しやすい点。使い方がシンプルなので、正しい位置に体温計を当てやすいのが強みです。
放熱により体温を低く表示することがあるので、汗は事前に拭き取りましょう。なお、水分による体温の低下を防ぐため、拭き取りには乾いたタオルを使用します。赤ちゃんをひざに乗せ、後ろから抱っこするように測定するのがポイント。寝ている場合は手で軽く押さえましょう。
ほかのタイプよりも測定に時間がかかるため、ぐっすり眠っているときや機嫌がよいときなど、使えるタイミングが限定されるのはデメリットです。
便利な機能をチェック
赤ちゃん用体温計は、機能に着目して選ぶことで使い勝手がアップします。音が消せるモデルなら、寝ている赤ちゃんを起こさず熱を測れて便利。バックライト機能があれば、夜間の検温もスムーズに行えます。電気をつけなくても、手元ですぐに結果を確認できるのでおすすめです。
体温の変化を自動で記録するメモリー機能付きモデルは、病院にかかる際に役立ちます。耳やおでこで測れる2WAY仕様の赤ちゃん用体温計も要チェック。寝ているときはおでこ、起きているときは耳と、赤ちゃんの状況に合った測定方法を選べます。
温度計としても使えるモノは、育児のさまざまな場面で活躍。特に、非接触でミルクや離乳食の温度を測れるモデルは、衛生的に使用できるのでおすすめです。
赤ちゃん用体温計のおすすめ
ベビースマイル(BabySmile) ベビースマイルPit S-709
衛生面に配慮しながら効率よく検温できる赤ちゃん用体温計です。非接触式で測定時間が約0.1秒と短く、慌ただしい朝でも使いやすいのが魅力。高温アラーム機能もあり、37.6℃以上だとディスプレイの色と音で知らせます。
最大19回分の測定結果を保存できる仕様。赤ちゃんが寝ている間の検温に使えるサイレントモードも搭載しています。また、ミルクや離乳食の温度も測れて便利です。
携帯用のポーチが付いており、帰省先にも持ち出しやすくおすすめです。機能を直観的にイメージしやすいイラスト付きのボタンを備えているのもポイント。普段は赤ちゃん用体温計を使わない祖父母が検温する場合にも便利です。
オムロン(OMRON) 耳式体温計 けんおんくんミミ MC-510
耳で計測するタイプの赤ちゃん用体温計。誤って違う場所の温度を測らないよう、プローブに「ぴったりセンシング機能」が付いています。耳に挿入して動かすことにより、最短1秒で検温できるのが特徴です。
外形寸法は幅45×高さ94×奥行58mmと手のひらサイズ。プローブカバーは消耗しても別途購入できるので、長く使い続けられます。
ピジョン(Pigeon) チビオンフィット 1004232
脇専用ながら、30秒で検温できる赤ちゃん用体温計です。小数点以下2桁まで体温を大きく表示するため、細かな変化もチェックできます。
角度や長さが工夫されており、赤ちゃんの脇にフィットしやすいのも強みです。握りやすさにも配慮されているので、使い勝手を重視する場合にも適しています。
付属のライトで脇を照らせるのも特徴。感温部が大きめなので、暗い室内でも位置を合わせやすくおすすめです。検温が終了して約3分後に自動で電源が切れるオートパワーオフ機能も付いています。
エジソンママ(EDISONmama) Dr.EDISON さっと測れる2Way体温計 KJH1004
おでこや耳で測れる赤ちゃん用体温計です。おでこでは、おでこの端から端へスライドさせることで検温できます。測定範囲内でもっとも高い体温を表示するため、正確な結果が得られやすくおすすめです。
キャップを外すことで、耳での計測モードに切り替えられる仕様。音を消せるミュート機能もあり、寝ている赤ちゃんを起こさずに検温できます。化粧ポーチに入るほどコンパクトなうえ軽く、携帯性も良好です。
過去50回分の測定結果を記録できるのもポイント。ボタンを押すだけで、新しい順に記録が表示されます。経過をチェックしやすいモノが欲しい方にもぴったりです。
測定結果により、バックライトの表示や音が変化。34.0~37.3°Cは緑色、37.4~38.0°Cは黄色に点灯するほか、38.1~43.0°Cでは黄色に点滅します。昼夜問わず発熱の有無を簡単に確認可能です。
シチズン(CITIZEN) 額式体温計 HL710H
家族の検温を効率よく行える体温計です。赤ちゃんから高齢者の方まで、約1秒あれば検温が完了。37.5℃以上の場合は、ブザーで発熱を知らせます。ディスプレイやスイッチボタンにバックライトが付いており、操作しやすいのも特徴です。
12回分の検温結果が測定日時と一緒に保存されるため、平熱を知りたいときにも便利。オートパワーオフ機能や、測定中の不安定な動きを検出する機能も付いています。日々の検温や体調管理をサポートする機能が充実しているおすすめモデルです。
ミルクやお湯の温度も約1秒で測定できます。また、約3秒間隔での連続測定にも対応。室温測定機能も備えており、幅広い用途に使えることから出産祝いのプレゼントにも人気です。
タニタ(TANITA) 非接触体温計 BT-54X BT-543
バックライト付きの大型ディスプレイを備えた赤ちゃん用体温計です。薄暗い部屋でも結果が確認しやすくおすすめ。電子音を鳴らさない設定もできるため、寝ている間の検温にも使えます。最大で30回分の記録を保存できるのも魅力です。
38.0℃以上だと、通常とは異なる電子音が鳴る仕様。加えて、ディスプレイ下のLEDライトが赤色に点灯します。ミルクやスープなどの表面温度を測れるモードも搭載しています。
日本精密測器(NISSEI) 非接触体温計 MT-300 MT-100J
距離による誤差が出にくいおすすめの赤ちゃん用体温計です。距離センサーにより、おでこから約4cmの間隔があくと自動で測定を始めます。メモリー機能付きで、体温や物体の温度を10回分保存できるのも特徴です。
新生児は体温調節機能が未発達で、大人よりも暑さや寒さに敏感。本製品は室温も測れるので、快適な環境を整えるのにも役立ちます。バックライト機能を備えているため、暗い場所で結果が確認できる点も魅力です。
ドリテック(DRETEC) やわらかタッチ体温計 TO-204WT
測定結果をスピーディーに把握できる赤ちゃん用体温計です。検温開始から約15秒で大型ディスプレイに測定結果を表示します。アラーム音が大きく、赤ちゃんがぐずり始めても検温の終了を把握しやすいのでおすすめです。
先端が曲がるため、赤ちゃんの脇にしっかりと差し込みやすいのも魅力。測温部に抗菌樹脂を使用しているので、衛生面が気になる方にもぴったりです。
37.8℃以上の場合はバックライトが赤く点灯し、通常とは異なるアラーム音で伝える機能も搭載。自動で電源が切れるオートパワーオフ機能や、前回の検温結果を記録するメモリー機能も付いています。
収納ケースは、内側までお手入れしやすい形状。ストラップ穴が設けられているので、吊るして収納したい場合にも便利です。
ドリテック(DRETEC) 非接触体温計 TO-406WT
室温が5℃以上あれば検温できる赤ちゃん用体温計です。冬に部屋がまだあたたまっていない段階でも使えます。また、センサーの上部には、測定位置を照らすLEDライトが付属。測定位置がわかりやすく、スムーズに検温できます。
測定結果に合わせてバックライトの色が変化するのも特徴。例えば、37.5~38.1℃だと黄色、38.2℃以上だと赤色に点灯します。状況を直感的に判断しやすくおすすめです。
ミルクの温度もチェックでき、調乳時にも活躍。また、音を消せるミュート機能や、自動で電源が切れるオートパワーオフ機能も搭載しています。
ちゃいなび(chinavi) 非接触体温計 JPD-FR409-C
赤ちゃんをはじめ、家族の体調管理に役立つ体温計です。子供モード・大人モードを搭載しており、対象者に合わせた温度補正が可能。測定結果は、大人と子供を区別した状態で最大20件まで保存できます。
おでこと耳での測定に対応しており、マグネット式のプローブカバーが付属。測定結果が正常範囲外だと、連続した短いビープ音と赤色のランプで知らせます。ボタンを長押しするだけで、音が鳴らないミュートモードに切り替えられるのも特徴です。
物体表面温度測定モードを選べば、ミルク・離乳食・お湯などの表面温度も非接触で計測できます。数字がくっきりと大きく表示されるのもポイントです。
バイオエコーネット(BIO ECHO NET) 非接触体温計 HD quick HD30B
日本製の赤ちゃん用体温計です。販売元であるバイオエコーネットは、北海道の体温測定機器メーカー。本製品は、精度を追求しながら国内の工場で製作されています。
おでこに1秒かざすだけで測定できるのも特徴。距離センサーにより、正しい位置で検温しやすい仕様です。測定時はバックライトが点灯し、体温を大きく表示します。
Bluetooth機能も搭載。スマホアプリと連携させれば、体温が自動でアプリに登録されます。検温結果と検温日時を個別に一覧化できるため、家族みんなの体調管理にも便利です。
シンプルでモダンなデザインもおすすめポイント。また、収納に便利なスタンドが付属します。
コンビ(Combi) ベビーレーベル 耳式たいおん計 113137
赤ちゃんの耳に合わせてつくられたおすすめの体温計。直径約5.9mmの小さなプローブが付いています。ゆるやかにカーブした形状で握りやすいほか、1秒で測定可能。LEDバックライトを採用しており、夜でもディスプレイが見やすい製品です。
メモリー機能や発熱を伝える機能も備えています。また、交換用のプローブカバーが12個付属。収納ケースに設けられた装置台を使えば、ワンタッチでプローブカバーを取り付けられます。
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赤ちゃん用体温計は、赤ちゃんの体温を簡単にチェックできるのが魅力です。製品により、検温にかかる時間、検温のしやすさ、正確さなどはさまざま。言葉が話せない赤ちゃんをお世話するうえで、体温は体調の変化に気づく大切な手がかり。重視したいポイントに合わせて、使いやすいモデルを選んでみてください。