日々の体重や体脂肪率などの数値をスマホで管理できる、スマホ連動体重計・体組成計。測定データが自動で記録され、数値の変化をグラフで確認できます。しかし、製品によって測定項目やアプリの機能などが異なるので、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スマホ連動できる体重計・体組成計のおすすめ製品をご紹介します。選び方やおすすめメーカーについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- 体重計と体組成の違いは?
- スマホ連動できる体重計・体組成計のメリットは?
- スマホ連動できる体重計・体組成計の選び方
- スマホ連動できる体重計・体組成計のおすすめメーカー
- スマホ連動できる体重計・体組成計のおすすめ
体重計と体組成の違いは?

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体重計と体組成計の大きな違いは、測定できる項目の数にあります。体重計は体の重さだけを測定するシンプルな機器で、デジタル式やアナログ式があり、高齢者や子供でも使いやすいのが特徴です。
一方、体組成計は体重に加えて体脂肪率・筋肉量・基礎代謝量・内臓脂肪レベルなど複数の体組成データを同時に測定できます。「生体電気インピーダンス法」という技術を使用し、微弱な電流を体に流して測定するのが特徴。脂肪は電気を通しにくく、水分や筋肉は通しやすいという性質を利用した仕組みです。
なお、体組成計は素足での使用が一般的で、測定結果は目安として捉えることが大切です。測定時間帯やメーカーによって誤差が生じることがあるため、長期間継続して測定し、数値の変化の傾向を把握するのがおすすめです。
スマホ連動できる体重計・体組成計のメリットは?

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スマホ連動体重計の魅力は、測定データを自動的にスマホアプリに転送し、一括管理できることです。手動で記録する手間が省け、測定データの管理が効率化されます。毎日の測定を習慣化しやすく、継続的な健康管理に役立ちます。
さらに、日々の健康状態や体の変化を、グラフや数値で視覚的に把握できるのがポイントです。過去のデータとの比較やトレーニング効果の確認が容易になり、数値の微細な変化にも気づきやすくなります。
多くの製品はAppleヘルスケアなどほかの健康管理アプリとの連携が可能。長期的な健康管理やダイエット、トレーニング計画の立案に活用できます。モチベーション維持に効果的で、目標設定のサポート機能も備えています。
スマホ連動できる体重計・体組成計の選び方
目的に合った計測項目が搭載されているかチェック

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スマホ連動体重計を選ぶ際は、自分の目的に適した計測項目が搭載されているかを確認しましょう。基本的な項目として、体重・体脂肪率・筋肉量・水分量・骨量・基礎代謝量・内臓脂肪レベルなどがあります。
ダイエットが目的なら体脂肪率や基礎代謝量を計測することが重要で、筋力向上を目指すに方は筋肉量の測定機能が欠かせません。健康管理全般を考えている方には、内臓脂肪レベルや水分量などを測定できるモノがおすすめです。必要な項目を事前に整理しておくと、製品選びがスムーズになります。
計測可能単位をチェック

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計測可能単位は、体重の変化をどれだけ細かく把握できるかに影響する重要なポイントです。一般的には100g単位での計測が主流で、日常的な体重管理には十分な精度といえます。
より正確な体重管理を求める方には、50g単位での計測が可能なモデルがおすすめです。微細な変化を捉えやすく、ダイエットやトレーニングの効果をより詳細に確認できます。毎日の小さな変化にも敏感に気づけるため、モチベーション維持にもつながります。
測定スピードが速いと便利

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測定スピードの速さは、毎日の健康管理を継続する上で重要な要素です。多くのスマホ連動体重計は数秒で測定が完了するため、忙しい朝の時間でもストレスなく使用できます。
自動認識機能を搭載したモデルなら、乗るだけで誰が測定しているかを自動判別し、スムーズに測定を開始できて便利です。測定時間が短いほど、毎日継続して使いやすくなり、習慣化しやすくなります。長時間待つことなく結果が分かるため、忙しいライフスタイルの方にもおすすめです。
家族で使うなら登録可能人数をチェック

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家族で体重計を共有して使う場合は、登録可能人数を必ず確認しましょう。製品によっても異なりますが、一般的には5人前後の登録が可能なモノが多く、家族全員のデータを個別に管理できます。
登録人数が多いほど、それぞれの家族が自分専用のデータとして測定結果を記録できて便利です。自動認識機能があるモデルなら、乗るだけで個人を判別するため、手動で切り替える必要がありません。家族の健康管理を一括して行いたい方には特におすすめです。
スマホ連動できる体重計・体組成計のおすすめメーカー
タニタ(TANITA)

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タニタは1923年に創業し、1944年に法人化した老舗体重計メーカーです。1959年に日本初の家庭用体重計を製造・販売開始し、デジタル表示式ヘルスメーターの先駆け的存在として知られています。長年にわたって、健康管理機器を手がけている人気メーカーです。
同社のスマホ連動できる体組成計は、生体電気インピーダンス法による体組成測定技術が魅力です。専用アプリでの、BluetoothやWi-Fiによるデータ自動転送にも対応。体脂肪率や筋肉量などの測定精度に定評があります。
オムロン(OMRON)

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オムロンは1933年創業の大手メーカーで、世界130ヶ国以上で事業展開しています。工場自動化・電子部品・社会システム・ヘルスケア分野で幅広く事業を展開し、自動化技術をヘルスケア製品に応用しているのが特徴です。
同社のスマホ連動できる体組成計は、専用アプリを使ってBluetooth連携が可能。複数人の自動認識機能を搭載しているモノもあり、体脂肪率・内臓脂肪レベル・基礎代謝など多項目の測定に対応できます。
スマホ連動できる体重計・体組成計のおすすめ
タニタ(TANITA) 体組成計 BC-768
スマホ連動でデータ管理が可能な体組成計。Bluetooth通信により、iPhone・Androidの専用アプリに測定結果を自動転送し、体重や体脂肪率の変化をグラフで確認できます。体脂肪率や筋肉量など、複数の項目を測定して健康管理をサポートします。
乗るピタ機能の搭載により、電源ボタンを押すことなく、乗るだけで自動的に測定が開始されます。薄型ワイドタイプのデザインで安心して乗りやすく、立てかけ収納にも対応。文字高29mmの大型表示で測定値が見やすく、5人まで登録可能です。
継続状況に合わせて表情が変わる「マイサポ」機能により、毎日の測定が楽しくなります。健康管理を始めたい方や、データ管理を効率化したい方におすすめの製品です。
タニタ(TANITA) 左右部位別体組成計 インナースキャンデュアル RD-804L
左右部位別の体組成測定が可能な、スマホ連動できる体組成計。医療・研究機関で使われる4C法を基準とした「TANITA 4C Technology」を搭載しているのが特徴です。また、デュアル周波数測定によって、より正確な体組成分析を実現。8電極方式のグリップにより、全身と5つの部位ごとに詳細な測定ができます。
また、部位別筋質点数測定により、左右の腕・脚それぞれの筋肉の質を数値化します。データは専用アプリの「Health Planet」にBluetooth通信で転送され、変化を追跡可能。脈拍測定機能も搭載しており、運動時の目標脈拍数を自動算出します。
50g単位での高精度測定と、測定者を自動判別する乗るピタ機能により、体重変化の記録をサポート。筋トレに本格的に取り組みたい方や、科学的データを重視する方におすすめの製品です。
オムロン(OMRON) 体重体組成計 カラダスキャン KRD-503T
スマホ連動で、アプリに自動記録できる体組成計です。乗るだけで電源ONとなり個人を自動認識し、測定データを即座にアプリへ転送。体重・体脂肪率・BMIなど健康管理に役立つ9項目を確認できます。
透明電極とLED表示でスタイリッシュなデザインながら、厚さ約28mmの薄型設計で収納場所に困りません。1台で4人まで登録でき、家族みんなで健康管理しやすいのもメリット。オムロンコネクトアプリや50以上のアプリと連携可能です。
体重のみの測定なら、データとしては記録されませんが、靴下着用のままでも利用できます。気軽に健康管理を習慣化したい方にもおすすめの製品です。
オムロン(OMRON) 体重体組成計 カラダスキャン KRD-603T2
透明電極とガラス天面を採用した、フラットなデザインがスマートな体組成計。オムロンコネクトアプリと連動し、測定データをスマホに自動転送できます。過去のデータから利用者を推定する自動認識機能により、乗るだけで個人を識別する便利な設計です。
50g単位での精密測定ができ、わずかな体重変化も見逃しにくいのがメリット。骨格筋率を含む体組成データから、数値で確認することが可能です。体重引き算機能も搭載され、抱っこした赤ちゃんやペットの体重測定にも対応します。
6歳から利用可能な子どもアルゴリズムを搭載しており、家族全員の健康管理をサポート。数値管理にこだわる方や、精密な測定を求める方におすすめの製品です。
アンカー(ANKER) Eufy Smart Scale A1
モチベーション維持をサポートしやすい、スマホ連動できる体組成計です。26cm正方のコンパクトサイズながら、体重やBMIなど12項目を測定可能。わずか1.1kgの軽量設計で収納場所を選びにくいのもポイントです。
スマホと本体を接続しておけば、Bluetoothでアプリに自動で同期。専用アプリでは、目標設定や推移グラフ表示に加え、励ましメッセージや絵文字でダイエットへの意欲をバックアップしてくれるのが魅力です。
1台で16人まで登録でき、家族全員の健康データを一元管理可能しやすいのもメリット。AppleヘルスケアやGoogle Fit、Fitbit連携によりほかのアプリとも無料でデータ共有できます。楽しく継続的な健康管理を始めたい方におすすめの製品です。
アンカー(ANKER) Eufy Smart Scale P3
心拍数測定機能付きのスマホ連動できる体組成計です。3.5インチのカラーディスプレイを搭載しているのが特徴。アプリを開かなくても、16項目の測定結果を本体画面で即座に確認できます。体重やBMIに加え心拍数・筋肉量・体年齢など詳細な健康指標を測定可能です。
また、Wi-FiおよびBluetooth接続により測定データを自動で同期。登録人数に制限がないため、大家族での利用も快適です。Appleヘルスケアなど、さまざまな健康アプリと統合管理できます。より詳細で精密な健康データを日常的に把握したい方におすすめのモデルです。
ファーウェイ(HUAWEI) HUAWEI Scale 3 Pro
8電極式とデュアル周波数により、高精度な測定を実現する体組成計。手足の両方から計測し、4電極式よりも正確な全身データを取得すると謳われています。ハンドセンサーは本体に収納でき、人間工学デザインで握りやすい構造です。
また、低周波と高周波を組み合わせることで、筋肉と脂肪を精密に測定。独自の「HUAWEI TruFit 2.0」アルゴリズムにより、大規模なデータとAI技術で体組成指標を解析します。
22項目の詳細測定により、一般的な身体指標に加え、部位別の体脂肪量と骨格筋量を把握可能。スマホと連携して、Wi-Fi接続で「HUAWEI Health」アプリに自動でデータが転送され、ワンタップで総合体組成レポートを作成できます。
最大10個のアカウント連携により、100人までデータを登録可能。家族全員の健康管理をサポートします。科学的なデータ分析を求める方や、詳細な体組成管理を行いたい方におすすめです。
エレコム(ELECOM) ECLEAR 体組成計 EFSBT01
高精度測定が魅力の、スマホ連動できる体組成計。筑波大学との産学連携により開発された体積推定方式を採用し、従来よりも正確な内臓脂肪レベルや体脂肪率を測定できると謳われています。100g単位の精密計量で、微細な体重変化も見逃したくない方におすすめです。
専用アプリ「ECLEAR plus」では、FFMI指標を含む9項目の測定結果を、Bluetooth通信で自動記録。また、体型判断機能により、個々に合わせた生活習慣のアドバイスが受けられるのも魅力です。
登録人数に制限がないのもポイント。本体は28cmサイズ対応で、足の大きい方も安心して測定できます。
シチズン(CITIZEN) シチズン体組成計 HMS721C
「体組成計」と「体重計」の2つのモードを切り替えて使える、スマホ連動できる体組成計です。Bluetooth通信により、専用アプリ「Health Scan」へ測定データを自動転送するのが特徴。血圧・体組成・体温の各データをグラフ表示で管理できます。
本モデルは、10項目の身体データを測定可能。クイック体重モードでは、靴下やストッキング着用のまま体重だけを手軽に確認できます。また、本体は薄さ26mmのスリムデザインで立てかけ収納に対応。バックライト機能により、暗い場所でも測定結果を快適に確認できます。
データは4人まで登録でき、家族全員の健康管理をサポート。乗るだけでユーザーを自動認識します。電源オートオン・オフで手間なく測定を開始できるのもポイント。手軽な健康管理を長期的に行いたい方におすすめです。
シャオミ(Xiaomi) スマート体重計 S200
人と物を自動識別する、スマホ連動できる体重計。乗るだけで、人か物かを自動判別する機能を搭載しているのが特徴です。また、0.05kg単位の高精度センサーで微細な体重変化を検出し、0.1~150kgまで計量できます。
Xiaomi Homeアプリに接続して、36人分までデータを登録できるのもメリット。体重・BMI・標準体重・体重管理の4項目を測定できます。
また、バランステスト機能を使えば、片足立ちでの安定性や反応時間のデータが表示されます。バッテリーは約180日間持続すると謳われており、頻繁な電池交換が不要。毎日の体重管理を長期間継続したい方におすすめです。
スマホ連動体重計は、測定項目やアプリの機能がモデルで異なります。自身の目的に合わせ、必要な機能が備わっているか確認しましょう。毎日使うモノなので、デザインもチェックしたいポイントです。ぜひ本記事を参考に、自分に適した1台を探してみてください。