スポーツをしたあとのアイシングや、暑さ対策などに使われる「氷嚢(ひょうのう)」。アイスバッグやアイシングバッグと呼ばれることもあります。氷嚢には、サイズやデザインのバリエーションが豊富にあるため、選ぶ際に迷うことも。
そこで今回は、氷嚢の選び方とおすすめアイテムをご紹介します。購入する際の参考にしてみてください。
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氷嚢の選び方
口が広く氷を入れやすいタイプを選ぼう
氷嚢の大きさは、15cm程度の小ぶりなモノから25cmほどの大きめなモノまでさまざま。どんなサイズのモノを選ぶにしても、氷嚢を選ぶ際は注水口の大きさをチェックしてみてください。
注水口が広いモノは、氷や水を入れやすいのがメリット。さらに、大きな氷を入れられるのも魅力です。使い勝手のよさを重視するなら、直径5cm以上の間口が広い氷嚢を選びましょう。
素材ごとの特徴をチェック
患部に当てやすい布製
氷嚢は、外側がポリエステルなどの布製で、内側がシリコンなどで作られているモノが一般的。やわらかい布製の氷嚢は、体に沿ってフィットしやすく、冷やしたい箇所をしっかりと覆えるのがメリットです。
氷や水を抜けばコンパクトに折りたためるので、使用しないときは省スペースで収納できます。持ち運ぶ際も、軽くかさばりにくいのがうれしいポイントです。
手入れが簡単なシリコン製
シリコン製の氷嚢は、耐熱性・耐冷性に優れているのがポイント。氷や水を入れて使用できるだけでなく、お湯を入れて使えるモノもラインナップされています。さらに、やわらかい素材のため、肌当たりが優しく使用感に優れているのもポイントです。
また、表面や中を丸洗いしやすく、清潔に保ちやすいのも魅力。布製のモノと比べて乾きやすいのもポイントです。お手入れを簡単に行えます。
快適さを重視するなら結露しないモノを
氷嚢の中に氷を入れると、外気との温度差が大きくなるため、結露が発生しやすくなるのがデメリット。特にシリコン製の氷嚢は、結露しやすいといわれています。使用時に濡れるを防ぐため、専用のカバーで覆うなど工夫して使用するのがおすすめです。
一方、比較的結露しにくいのは布製の氷嚢。結露防止加工が施されているモノなら、肌や服が濡れる心配を軽減できます。快適に氷嚢を使いたいなら、結露しにくいモノを選びましょう。
耐熱タイプなら湯たんぽとしても使える
氷嚢のなかには耐熱性を備えたモノも展開されており、湯たんぽとしても使えます。主にシリコン製の製品が対応しているのでチェックしてみてください。
なかには、耐熱温度が約100℃前後と、熱湯を入れられるモノもラインナップされています。冷えた体をあたためたり、凝りや痛みが気になる箇所に当てたりと、使い道が広いのが魅力です。
長く使うなら汚れが目立たないカラーがおすすめ
氷嚢はデザインのバリエーションが豊富です。ブランドロゴが全面にプリントされたモノや、水玉や花柄があしらわれたモノなどがラインナップされています。
白やピンク、ブルーやネイビーなど、氷嚢のカラーバリエーションはさまざまです。ただし、使用していくうちに汗や皮脂、ほこりや砂などで汚れることがあります。
白や淡色のモノは、汚れが目立ちやすいため注意が必要。スポーツやアウトドアなど、屋外で使うことが多い場合は、黒やネイビーなど、汚れが目立ちにくい濃色のモノがおすすめです。
氷嚢のおすすめ
アシックス(Asics) カラーシグナルアイスバッグ
全面にアシックスのロゴがあしらわれた氷嚢。冷え具合によりロゴの色が白から青に変化するのが特徴です。素材にはポリエステルとポリウレタンを用いており、結露しにくい仕様。また、注水口が広めに作られているため、水や氷を入れやすいのもポイントです。開け閉めしやすい大口径のキャップを採用しています。
大きさは15cmのSサイズと23cmのMサイズ、27cmのLサイズがラインナップされています。機能性と使い勝手に優れたおすすめの氷嚢です。
ミズノ(MIZUNO) アイシングバッグ
スポーティーなビジュアルが目を引く氷嚢。全面にあしらわれたミズノのロゴマークが、スタイリッシュな雰囲気を演出しています。
素材は表面にポリエステル、裏面にはTPUを採用。サイズはコンパクトな直径約15cmのSサイズに加えて、汎用性の高い直径約23cmのMサイズ、広範囲を冷やすのに適した直径約28cmのLサイズをラインナップしています。
スポーツしたあとのアイシングや、暑さ対策に活躍が期待できるアイテム。機能性とかっこいい見た目を兼ね備えた、おすすめの氷嚢です。
ダンロップ(DUNLOP) スリクソン アイスバッグ GGF-25320
ポップな色柄がおしゃれな氷嚢です。ポジティブなメッセージの吹き出しがプリントされた、楽しいデザインが目を引きます。ユニークなテイストのアイテムを好む方におすすめです。素材にはポリエステルを採用。容量は1500ccです。
カラーは、ホワイト・イエロー・ピンク・ブルー・ネイビーなどをラインナップ。豊富なカラーバリエーションから好みのモノを見つけやすいのがポイントです。
マクダビッド(McDavid) アイスバッグ M214
注水口の直径が約6.3cmと広めの作りの氷嚢です。中身を入れやすく、大きめの氷も入れられるのが特徴。生地には防湿加工が施されているため、結露が生じにくいのもポイントです。
容量3000ccで直径27cmのLサイズに加えて、容量1800ccで直径23cmのMサイズをラインナップしています。
水や氷を入れてアイシングに使えるほか、55℃までのお湯を入れてホットパックや湯たんぽとして使うことも可能。機能性と使い勝手のよさを兼ね備えた、おすすめの氷嚢です。
ザムスト(ZAMST) アイスバッグ 氷嚢
日本生まれのスポーツサポーター・ケアブランド「ザムスト」の氷嚢です。独自基準の耐久性試験を行っており、水漏れしにくく耐久性に優れていると謳われています。
カラーはシンプルな無地のブルーと、かわいい雪の結晶柄のピンクをラインナップ。サイズは直径約15cmのS、直径約23cmのM、直径約26cmのLを展開しています。冷やしたい部分に合わせて使い分けが可能です。
スポーツ後のアイシングや暑さ対策に活躍が期待できるアイテム。シンプルで機能性に優れた氷嚢を探している方におすすめです。
プーマ(PUMA) ユニセックス ゴルフ キャット AOP アイスバッグ
人気スポーツブランド「プーマ」の氷嚢。ブランドを象徴するプーマキャットがブロックチェック柄に落とし込まれたデザインを採用しています。スポーティーな雰囲気とおしゃれさを兼ね備えたおすすめのアイテムです。
スポーツ後のアフターケアやアウトドアシーン、自宅など幅広い場面で使える氷嚢。人気ブランドのスタイリッシュなアイテムが欲しい方におすすめです。
ボディメーカー(BODYMAKER) アイシングバッグ 氷嚢 ICEB3
スタイリッシュなブラックの氷嚢。素材にはポリエステルとPVCを用いています。注水口の直径は4.5cm、本体サイズは19cmとコンパクトなサイズ感。体の冷やしたい部位を手軽にアイシングしやすいのが特徴です。
スポーツやトレーニングのアフターケアに適しています。また、価格が比較的安いのも魅力。さまざまなシーンで気軽に使えます。コスパの高さと使いやすさを兼ね備えた、おすすめの氷嚢です。
飛衛門(Tobiemon) ベルト付氷のう T-IBS-D
ストラップを搭載しており、持ち運びしやすさに優れた氷嚢。肩や腕に掛けて携帯できます。さらに、ベルトで体に固定できるので、手が塞がりにくくアイシングしながらほかの作業を行うことも可能です。
また、約7.5cmと広めの間口を採用しているのも特徴。外出先で購入したロックアイスや、保冷剤などを入れられます。素材には、結露防止加工を施したポリエステル生地を採用。表面が濡れにくく、快適に使いやすいと謳われています。
全長は約25cmで容量は2000mlです。調節可能なストラップの長さは約55cm。アウトドアやスポーツ時に活躍が期待できる、使い勝手に優れたおすすめの氷嚢です。
キャロウェイ(CALLAWAY) 大口径ビッグサイズ氷嚢 C23198105
ポップなデザインを採用した、おしゃれな氷嚢です。ポリエステル素材の布を使用しています。本体サイズは直径25cmと大きめ。冷やしたい箇所をしっかりとカバーしやすいのがポイントです。
注水口も7.4cmと広めの仕様。水や氷を入れやすい上、大きめの氷も入るのが魅力です。さらに、アジャスターストラップも付属しており、持ち運びに便利。アイシング時の固定もしやすいのが特徴です。
おしゃれなビジュアルと使い勝手のよさを兼ね備えたおすすめの氷嚢。カラーはホワイトとネイビーをラインナップしています。
MIYOSA アイシングバッグ 氷嚢 スプレー付き 9 inch
アイスバッグに加えて、蓋とスプレーが付属した氷嚢。蓋を付けて一般的な氷嚢として使えるほか、ノズルを付けると中の冷水をスプレーでき、使い道が広がります。
素材には高品質なポリ塩化ビニルを採用。結露が起こりにくく快適に使用できると謳われています。デザインは、シンプルかつおしゃれなグレーの雪花柄を採用。ナチュラルなインテリアにも馴染むおすすめの氷嚢です。
ゴムノイナキ 夏の相棒 冷えプシュ
スプレー機能が備わった便利な氷嚢。氷が溶けたあとの水を無駄なく活用できる、使い勝手に優れたアイテムです。水や氷を入れやすくお手入れがしやすい広口設計を採用。蓋が付属しており、一般的な氷嚢として使うこともできます。
夏の暑さ対策や、ゴルフやスポーツの後のアイシングに活躍が期待できる2wayの氷嚢。汎用性が高いモノを探している方におすすめです。
ヤガミ シリコン氷のう
ぽってりとした丸いフォルムが目を引く氷嚢。素材にシリコンゴムを採用しており、耐熱性や耐冷性に優れているのが特徴です。耐熱温度は−20~100℃まで。冷却用としてだけでなく、湯たんぽとしても使用できます。
さらに、柔軟性があり、体の当てたい場所にフィットしやすいのもポイントです。大きさは13×13×12cm、容量は約600mlと小ぶりなサイズ感。カラーはピンクのほか、グリーンをラインナップしています。
温・冷の2wayで使える小さめの氷嚢を探している方にぴったり。かわいい見た目と機能性の高さを兼ね備えたおすすめの氷嚢です。
大河商事株式会社 エネタンポ ET-08
ボールのような丸いフォルムがかわいらしい氷嚢。シリコン製のぷにぷにとした触り心地が魅力です。食品用品質の素材を使用しているため、小さな子供が口に入れても安全と謳われています。
耐熱性・耐冷性に優れているのが特徴。水を入れて冷凍庫や冷蔵庫で冷やしたり、氷水を入れたりすることで、氷嚢や夏の暑さ対策として使用可能です。
一方、電子レンジで加熱すると、寒い季節の湯たんぽとしても使えます。お湯を沸かす手間を省けて便利。シンプルなビジュアルと2wayで使える機能性を兼ね備えた、おすすめアイテムです。
ミズノ(MIZUNO) 氷のうネッククーラー ユニセックス E2MYA017
首に巻く仕様の氷嚢。首元にあるスナップボタンを留めて固定できます。両手を空けた状態で首元を冷やして暑さ対策ができるので、非常に便利です。ゴルフのプレイ時や、スポーツ観戦時などに活躍が期待できます。
インナー袋をアウター袋の中に入れた後、氷をインナー袋の中に約8分目まで入れて使用。氷を入れてからの冷却継続時間は約1~2時間と謳われています。首に巻いて使える氷嚢を探している方におすすめです。
ピーコック(Peacock) アイスパック ABA-51
氷嚢に加えて、冷たさキープホルダーと製氷用ケースが付属したアイスパック。氷嚢をコンパクトに、冷たいまま持ち歩けるおすすめのアイテムです。魔法瓶メーカーならではの「魔法瓶構造」を採用。ホルダーに入れることで氷嚢の氷が長持ちし、溶けにくいのが特徴です。
氷嚢をすぐに使いたい場合、ホルダーに氷嚢をセットし、氷水を入れて蓋を閉めれば完成。一方、しっかり凍らせて使いたい場合には、製氷用ケースに氷嚢をセットし水を入れ凍らせます。使う際は製氷用ケースから出し、ホルダーにセットして携帯可能です。
ホルダーには500mlロング缶を入れることも可能。飲み物を冷たいまま持ち運ぶ際にも活躍します。本体サイズは幅79×奥行75×高さ169mmとコンパクト。重さは約290gと軽量です。
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氷嚢の使い方
氷嚢を作るときは、本体の4分の3程度まで氷を入れてから、少量の水を入れましょう。水を入れることで氷のゴツゴツ感を軽減でき、優しい使用感が期待できます。さらに、体にフィットしやすく、冷却効果を高められるのもポイントです。
角がとがったままの氷を使うと、生地を痛めて水漏れの原因になることも。小さめに砕いた氷を使用したり、いったん氷を水に浸けて角を丸くしたりするのがおすすめです。
蓋は、内部の空気をできるだけ抜いてからしっかり閉めましょう。可能な限り空気を抜くことで、冷たさが持続しやすくなります。ただし、冷やしすぎには要注意。冷たすぎる場合はタオルを当てるなどの工夫を施しましょう。
昔からある氷嚢は、氷や水を入れるだけで使えるエコなアイテム。スポーツやトレーニング後のアイシング、暑さ対策などに使えて便利です。今回、ご紹介した選び方のポイントやおすすめアイテムを参考に、好みや用途にマッチした氷嚢を探してみてください。