スポーツ時のアイシングやケガをした際の応急処置はもちろん、暑さ対策にも役立つ「氷嚢」。さまざまなサイズやデザインがあり、どんなモノを選べばよいか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、氷嚢のおすすめアイテムをご紹介。使い勝手のよい氷嚢の選び方も解説するので、参考にしてみてください。
氷嚢とは?

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氷嚢とは氷と水を入れ、体の一部に当てて使う袋のこと。アイスバッグやアイシングバッグなどとも呼ばれます。使い方は、注水口から氷や少量の水を入れてしっかり空気を抜き、キャップを閉めるだけと簡単です。
氷嚢は昔から発熱時などに利用されてきましたが、最近では特にスポーツ時によく使われます。疲労や痛みが生じた際のアイシング、打撲・つき指・打撲・骨折など、ケガをした際の応急処置に便利。素材が柔らかく、体の一部にしっかりフィットします。
また、氷嚢は熱中症対策グッズとしても活躍するアイテム。ほかにも、アウトドアやゴルフ、日焼け後のクールダウンなどさまざまなシーンで使えます。
氷が溶けてなくなったら、中身を交換することで繰り返し使用可能。未使用時はコンパクトにたためて携帯性にも優れているため、持ち運びも容易です。
氷嚢の選び方
サイズや氷の入れやすさをチェック

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氷嚢のサイズは15cm前後のコンパクトなモノから、25cmを超える大きいモノまでさまざまなサイズ展開があります。大きめのモノであれば、冷やしたい箇所をしっかり覆うことが可能です。
小さめのモノは、軽量コンパクトなアイテムが多く、外出時や緊急時の持ち運びに便利。サイズは氷嚢の使用状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
また、氷嚢は注水口から水や氷を入れて使うため、水や氷の入れやすさもチェックしましょう。なかでも、注水口が大きめのモノがおすすめです。直径が約5cmあれば、大きな氷も入れられます。
素材で選ぶ
布製

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氷嚢は、表面が布でできたモノが一般的。また、外側の素材はポリエステル製のモノが多く、内側はシリコンなどの異なる素材でできています。素材が柔らかいため、冷やしたい箇所をしっかり覆えます。結露しにくいタイプの製品も多く、使用時に濡れにくいのがポイントです。
未使用時は水を抜けばコンパクトになるので、救急箱などにしまっておいたり、持ち運んだりするのに便利。なお、布製の氷嚢はパッキンがないと水漏れの原因になるため、キャップの部分にパッキンが付いているかどうかも確認しましょう。
シリコン製

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シリコン製の氷嚢は、耐熱温度に優れているのがポイントです。また、シリコンは耐熱・耐冷性があるのが特徴。お湯を入れられるほか、冷凍庫に入れて使える製品もラインナップされています。素材が柔らかいため、狙った箇所にぴったりフィットさせやすいのが魅力です。
氷が解けた後も凍らせて使えたり、保冷剤としても役立ったりと多用途で使えます。そのほか、水洗いができるのでお手入れも簡単。なお、シリコン製のアイテムは表面の結露や水滴が気になる場合もあるので、専用のカバーなどを別途用意しておくと安心です。
結露しないかどうかをチェック

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氷嚢は氷と水を入れて使うアイテムのため、外気温が高いと内と外で温度差が生じ、表面に結露が発生してしまう場合があります。結露が起こると体を冷やす際や持ち運ぶ際に水滴で濡れてしまい、後始末の手間がかかります。
また、結露して表面が濡れて放置すると、カビの原因になることもあるので要注意。氷嚢のなかには、結露が生じにくい素材を使用した製品もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
お湯を入れたい場合は耐熱温度もチェック

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耐熱温度が高い氷嚢であれば、湯たんぽとしても使用可能。お湯を入れて使いたい場合は、製品の耐熱温度をしっかりチェックしましょう。
布製のモノは、お湯に対応していても耐熱温度は50℃前後まで。熱湯を入れられない場合もあるので、注意が必要です。シリコン製のモノは耐熱温度が約100℃前後と、熱湯を入れられるアイテムが多くラインナップされています。
カラビナやスプレーなどの付属パーツで選ぶ

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氷嚢を持ち運びたい場合は、キャップの横などにカラビナが付いているアイテムが便利。かばんやゴルフバッグなど、好きな場所に取り付けて気軽に持ち運べるのがメリットです。
なかには、注水口にスプレーヘッドが付いている製品もあります。氷嚢として使用できるのはもちろん、中の水と氷を利用して涼しいミストをかけられ、暑さ対策に役立つのがメリット。付属パーツの有無も、必要に応じて選んでみてください。
デザインや色で選ぶ

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氷嚢には、ブランドロゴが一面にプリントされたスポーティーなモノや、おしゃれな花柄のモノ、キャラクターなどがあしらわれたかわいいモノなど、さまざまなデザインのアイテムがあります。また、本体のカラーリングも多彩です。
なお、氷嚢は使用していくうちに汗・皮脂などの汚れや、砂・ホコリなどが表面に付着します。特に、白や原色でカラーリングされたモノは汚れが目立ちやすいため要注意。スポーツや野外で使用することが多い場合は、ナチュラル色などの汚れが目立ちにくい色を採用したモノを選んでみてください。
氷嚢のおすすめ
ミズノ(MIZUNO) アイシングバッグ Sサイズ 1GJYA22500
「ミズノ」のロゴが全体に散りばめられた、スポーティーなデザインの氷嚢。かっこいいデザインのアイテムを求める方におすすめです。トレーニング時のアイシングや、暑さ対策にも活躍します。
素材は表面がポリエステル、裏面にはTPU素材を使用。直径は約15cmと小さめのSサイズで、ピンポイントで冷やすのに向いています。そのほか、直径約23cmのMサイズや直径約28cmのLサイズもラインナップされているので、用途に合わせて選んでみてください。
アシックス(Asics) カラーシグナル アイスバッグ M TJ2201.F
「アシックス」のロゴがあしらわれた氷嚢です。温度によってプリントロゴの色が変化するため、冷え具合が分かりやすいのが特徴。素材にはポリエステルとポリウレタンを使用しており、結露を防ぎやすい仕様です。
また、大口径キャップを使用しているので、氷や水が入れやすいのもポイント。キャップは締めやすく、使い勝手も良好です。大きさは23cmのMサイズのほか、15cmのSサイズと27cmのLサイズがラインナップされています。氷嚢としての機能性に優れた、おすすめのアイテムです。
ザムスト(ZAMST) アイスバッグ
スポーツサポーター・スポーツケアブランド「ザムスト」の氷嚢。応急処置やクールダウンなどの際に活躍します。本体に約4分の3の氷と少量の水を入れ、フタを閉めるだけで使用可能。野球やテニスなど、スポーツをする方におすすめです。
また、素材にはポリエステルのほか、ポリウレタンやシリコン、アルミニウムなどを使用。結露しにくいのがポイントです。
サイズはSが直径約15cm、Mが直径約23cm、Lが直径約26cmで、冷却したい部分に合わせて選択可能。カラーは、ブルーとピンクの2種類から選べます。
プーマ(PUMA) ゴルフ アイスバッグ 867907_02

ゴルフをはじめ、スポーツやレジャーなどで幅広く使える氷嚢。開閉口に印刷されたプーマキャットのロゴが印象的です。素材の布にはポリエステル・ポリスチレンを使用。また、キャップ式開閉口を採用しており、簡単に開閉できます。
全体に印刷されたグラフィックデザインもおしゃれなポイント。デザイン性を重視する方におすすめの氷嚢です。
本間ゴルフ アイスバッグ

ゴルフの老舗メーカー「本間ゴルフ」の氷嚢。キャップの横にカラビナが付いているので、持ち運びに便利です。ポリエステルの布製で、熱中症対策やアイシングなどに役立ちます。
本間ゴルフのロゴとモグラのキャラクターが目を引くデザインも魅力。価格も安いため、価格を重視する方におすすめです。カラーはオレンジのほか、ブルーがラインナップされています。
スリクソン(SRIXON) アイスバッグ GGF-22104

住友ゴム工業のゴルフ・テニスブランド「スリクソン」の氷嚢。全体にプリントされたロゴがおしゃれです。キャップの横にカラビナが付いているのもポイント。持ち運びに便利です。
素材の布には、ポリエステルを使用。サイズは8×21.5×8cmと大きめで、容量は1500ml備わっています。真夏のゴルフのラウンドなどでクールダウンに役立つ、おすすめの氷嚢です。
キャロウェイ(Callaway) 氷嚢 C21198102

カリフォルニアのゴルフ用品ブランド「キャロウェイ」の氷嚢。手書き風アレンジの花柄や、ペイズリー柄などのデザインパターンが用意されており、おしゃれなのが魅力です。
実寸サイズは直径22cmと大きめ。口枠は5cmで、氷を入れやすい仕様です。また、カラビナが付いているので、好きな場所に取り付けて気軽に持ち運べます。ゴルフシーンでの使用はもちろん、屋外でのスポーツやレジャーなどさまざまな場所で活躍。プレゼントにもおすすめの氷嚢です。
スケーター(Skater) アイスバッグM トイストーリー ICB2_458330

キャラクターがデザインされた、かわいい氷嚢です。ポリエステル製で、本体サイズは直径約21cmと大きめ。注水口サイズは約5cmと、水や氷が入れやすいサイズです。
注水口はネジ式で、簡単に取り扱えます。また、シリコンゴムのパッキン付きなので、水漏れしにくい仕様。本製品には50℃以下のお湯が入れられるため、身体をあたためる際にも活用できます。
絵柄はトイストーリーのほか、ミッキー・ミニオン・ハローキティ・スヌーピーなど、さまざまなデザインをラインナップ。かわいいデザインの氷嚢を求める方におすすめです。
不二ラテックス ひえぷる アイシング氷のう

ポリウレタン素材を使用した氷嚢。柔らかく、しっとりとした肌触りが特徴です。冷却伝導性が高いため冷えるのが早く、短時間で使えます。大きさは18×3cmのコンパクトサイズで、携帯にも便利。市販のサポーターとの併用もできます。
本製品はクリアタイプなので、中身が見えるのもポイント。すぐにアイシングが必要な場面で役立つ、おすすめの氷嚢です。
ヤガミ シリコン氷のう 6626001

丸くかわいいフォルムのシリコン製氷嚢。素材が柔らかく、冷やしたい箇所にしっかりと当てられます。また、耐熱温度が-20~100℃と幅広いのも特徴です。冷却用としてはもちろん、湯たんぽとしても使用できます。
大きさは13×13×12cm、容量は約600mlと小さめ。同じくシリコン製のパッキンと、プラスチック製のキャップも付属します。さまざまな用途で使いたい方におすすめです。カラーはピンクのほか、グリーンがラインナップされています。
ゴムノイナキ 夏の相棒 冷えプシュ

スプレーヘッドが備わった、ミスト機能付きの氷嚢。独自設計のジョイント部分を採用しているのが特徴です。氷嚢の中の溶けた水を活用して、細かいミストを噴射できます。
2.5~3cm角の氷が約30個入るのもポイント。ジョイントの持ちやすさに考慮されているので、使い勝手も良好です。
また、キャップが付属しているため、通常の氷嚢としても使えます。夏の暑さ対策に役立ち、アウトドア・スポーツ・ゴルフなどさまざまなシーンにおすすめ。カラーは雪の結晶柄のブルー、グリーンのカモフラージュなど、さまざまなデザインがラインナップされています。
LAOYE 氷嚢 アイシングセット

大・中・小3個の氷嚢と、サポーターがセットになった氷嚢。サポーターに氷嚢をセットし、体の一部に固定して使えるのがポイントです。サポーターは伸縮するツインストラップ仕様で、締め付けの強さを調節可能。口径は5cmと広く、大きめの氷でも入れやすい設計です。
本製品は冷温両方に対応しているため、氷はもちろん、50℃までのお湯を入れて使用することも可能。4点セットながら価格が安いので、コスパを重視する方にもおすすめです。
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氷嚢は暑さ対策ができたり、スポーツ時のアイシングに役立ったりと使い勝手のよいアイテムです。口が広く氷が入れやすいか、結露しにくいかなど、使用状況を考えて選びましょう。また、使用部位に合わせて、適したサイズのモノを選ぶのもおすすめ。使い勝手を踏まえたうえで、好きなデザインの氷嚢を選んでみてください。