洗練された香りの組み合わせで、不動の人気を誇る「ディオール」の香水。長きにわたって愛される定番アイテムから注目の新作まで幅広くラインナップしています。香水のボトルがおしゃれなのも、人気の理由です。
そこで今回は、ディオールのおすすめ香水をご紹介。香りの種類や変化の仕方についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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ディオールとは?
「ディオール」は、1946年にクリスチャン・ディオールが設立したフランスのラグジュアリーブランド。革新的なファッションアイテムを次々に発表し、今や世界でも有数の人気ブランドへと成長しました。
ブランドのメインはウェアですが、香水も力を注いでいるアイテム。1948年には香水部門「パルファン・クリスチャン・ディオール」が設立され、現在でも愛され続ける名品の数々を生み出しています。
また、世界的な調香師が香水作りを行っているのも特徴。2021年からは調香師としてフランシス・クルジャンが就任しました。
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王道のフローラル系
ディオールの香水のなかでも特に人気が高いのがフローラル系の香水。「ジャドール」シリーズは、さまざまな花の香りが調和する優雅な香りが特徴です。フルーティーでエキゾチックな香りのイランイランや、濃密なジャスミンが使われているアイテムが多くラインナップ。複数の花を調合して作られた香水は甘く芳醇な香りで、大人の魅力を演出します。
「クリエイション」は爽やかで清楚な香りのシリーズで、ムッシュ ディオールが愛した花々を想起させるフレッシュな香りが特徴。フリージアやスズランが使われており、みずみずしく可憐な印象のため、さまざまなシチュエーションで使いやすいです。
同じフローラル系でもシリーズによって大きく印象が異なります。甘い香りならローズやジャスミン、爽やかな香りならネロリやピオニーが使われているものを選ぶのがおすすめです。
個性をアピールするセクシー系
フランス語で毒を意味する「プワゾン」シリーズは、個性的な香りの原料が多く使われています。ジンジャー・トンカビーン・コリアンダーなどのスパイス系や、樹脂から作られるオポポナックスなど珍しい原料も。エキゾチックで濃厚な甘みのオリエンタル系が多いため、セクシーな印象の香水を探している方には特におすすめです。
セクシー系な香水のなかでも甘すぎないものなら、個性の異なる香りをバランスよく配合している「デューン」シリーズがおすすめ。大人っぽく落ち着いた香調なので、リラックスタイムにもぴったりです。海の澄んだ空気を彷彿とさせる香りで、バカンスにつけていく香水としても人気があります。
周りと被らない特徴的でセクシーな香りは自分の個性をアピールできるため、目立ちたい場面や気合いを入れたい日にも最適。ビジネスシーンでつける場合は、つけすぎに注意しましょう。
ディオールの香水おすすめアイテム
ディオール(Dior) ミスディオール ブルーミングブーケ オードトワレ
幅広い年齢層に支持されているミスディオールは、ブランドの代名詞ともいえるフレグランスです。みずみずしい果実と、フローラル調の華やかな香りがバランスよく調合されており、優しい香りに包まれます。
トップノートは、ベルガモットの爽やかな香りからスタート。ミドルノートはローズとピオニーが混ざり合うことにより、ロマンティックな香りが漂います。
ラストノートはホワイトムスクで程よい甘さをプラスした、デイリー使いにぴったりの香水です。
ディオール(Dior) ミス ディオール オードパルファン
ディオールのアイコニック的な香水として発売以来、支持され続けている本製品。フェミニンかつ上品な雰囲気を身に纏えるフレグランスで、シーズン問わず使えます。
ベルガモットが弾けるシトラスノートからはじまり、グラース産ローズがいきいきと香るミドルノートへ。フレッシュな香りと、華やかな香りのコントラストの後は、スパイシーなローズウッドが全体をまとめます。
香水を使い慣れていない方でも取り入れやすく、オフィスにもぴったりのフレグランスです。
ディオール(Dior) ミスディオール ローズ&ローズ オードトワレ
ローズの香りを主役にした、スパークリングフローラル調の香りが楽しめるアイテム。ディオールのフェミニティを象徴する香水で、バラが美しく咲く5月の花畑をイメージさせる可憐な香りが魅力です。
グラースローズとダマスクローズのアブソリュートがハーモニーを奏でるトップノート。続くミドルノートでは、マンダリン・ベルガモット・ゼラニウムエッセンスのジューシーな香りが漂います。
最後はホワイトムスクの甘美な香りへと変化。品のあるチャーミングさを身に纏えるフレグランスです。
ディオール(Dior) ミス ディオール パルファン
ミスディオールの伝統的なジャスミンの香りに、現代のエスプリを加えて再構築した香水です。マンダリンのジューシーな香りから、ストロベリー・ピーチ・アプリコットなどのフルーティーな香りでアクセントをつけた、濃密なジャスミンへと変化します。
パチョリ・アラスカ産シダー・モスといったウッディアンバーな組み合わせが、フルーツや花の香りに深みや奥行きを持たせています。しっかり香るパルファンタイプなので、パーティーなどの華やかな装いにもマッチする香水です。
ディオール(Dior) ミス ディオール ブルーミング ブーケ ミニ ミス
ポーチなどに入れて持ち運びしやすいスティックタイプの香水。手首やデコルテ、首元などに直接塗って使います。ピンク色のスティックには整肌成分として、センチフォリアバラ花ロウ・ダマスクバラ花ロウを配合。肌になじんで香りを楽しめます。
トップノートは、ベルガモットの爽やかなシトラス系からスタート。ダマスクローズやピオニーのフローラルな香りへと変わり、ラストにはホワイトムスクの柔らかな香りがふんわりと残ります。かわいらしい見た目なのでプレゼントとしてもおすすめ。持っているだけで気分が上がるようにディオールのアイテムです。
ディオール(Dior) ジャドール オードパルファン
フランス語で「大好き」という意味のジャドール。同ブランドを代表する香水のひとつで、美しい花束のようなフローラルフルーティーノートの香りが特徴です。
つけた瞬間香るのは、イランイランの情熱に満ちた香り。ミドルノートのダマスク ローズとマッチして、華やかな香りが広がります。
ラストノートは、グラースジャスミンとサンバックジャスミンで全体をまとめた、優美な香りの香水です。香りの持続時間が長いオードパルファンなので、少量でも十分香りを楽しめます。
ディオール(Dior) ジャドール オー ルミエール オードトワレ
ジャドールのフローラル調の香りはそのままに、香りにコントラストをつけることによって、幻想的な香りを身に纏える香水。ヴァロリス産ネロリがフローラルブーケの中に溶け込み、香りのアクセントになっています。
つけた瞬間に香るのは、ブラッドオレンジのジューシーな香り。次第にプロヴァンス産ネロリが顔を出し、洗練されたセンシュアルな香りへと変化します。
ラストには、ダマスクローズエッセンスが華やかに香る、エレガントなフレグランスです。
ディオール(Dior) ジャドール イン ジョイ オードトワレ
イランイランを中心に調合された、甘美でソルティーなフレグランスです。海の空気を感じさせるフルールドゥセルノートからはじまり、ジャスミンやイランイランのフローラルノートへ。フルーティーな香りを余韻に、ピーチのみずみずしい香りが全体をまとめ上げます。
淡いピンクのエレガントな香水ボトルも印象的。上品な香りの香水を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ディオール(Dior) ジャドール パルファン ドー オードゥ パルファン
ジャドールの魅力的なフローラルブーケの香りに、みずみずしさもプラスした香水。ヴァロリス産ネロリのフレッシュな香りを中心に、サンバックジャスミンやスターマグノリアの優しい香りが広がります。
ディオール独自のウォーターベース処方を採用しており、アルコールを配合していないのもポイント。ナチュラルな製法で作られた花々の香りが肌を柔らかく包み込み、女性らしい魅力を引き立てます。
香りが続くオードパルファンなので、時間とともに移ろい変わる香りを長時間楽しめるのも魅力です。
ディオール(Dior) ジャドール インフィニッシム
優しく広がるジャドールのフローラルな香りのなかに、官能的な力強さも感じさせる香水。トップノートのベルガモットやブラッドオレンジの爽やかな香りから、センティフォリアローズ・サンバックジャスミン・イランイランなどのセンシュアルな香りへと変わります。
女性らしさを印象づけるグラースチュベローズを感じながら、贅沢でウッディなサンダルウッドの香りに移行。優しく、自信あふれる大人の女性を演出します。
ディオール(Dior) ジャドール ロー
光を放つようなゴールドのカラーが、洗練された印象を与える香水。フローラルな香りがより際だち、パワフルで官能的な香りに仕立てられています。
エレガントでフェミニンな印象のオレンジブロッサムをブレンド。グランディフローラムジャスミンのフルーティーフローラルな香りと調和しながら、官能的な魅力を演出します。
複雑なセンティフォリア ローズの香りも魅力。花々の力強い魅力をしっかり感じられるフレグランスを探している方はチェックしてみてください。
ディオール(Dior) ジョイ インテンス オードパルファン
さまざまな花が複雑に絡み合う、ロマンティックな香水です。フローラルノートが香り立つ喜びの香りは、フェミニンな雰囲気を身に纏いたい方におすすめ。
ネロリのいきいきとした香りからスタートし、センティフォリアローズ・グランディフロラムジャスミンが香るミドルノートへ移行。ラストノートは、サンダルウッドとバニラで程よい甘さをプラス。香りが強めのオードパルファンなので、少量でも十分香ります。
ディオール(Dior) ジョイ オードパルファン
「喜び」を香りで表現した人気の香水です。移ろう光のような多彩なニュアンスが表現されています。
ベルガモットとマンダリンのフレッシュなトップノートからはじまり、華やかなジャスミンとローズが寄り添います。ラストノートはクリーミーなサンダルウッドやパウダリーなムスクで程よい甘さをプラス。エレガントな雰囲気を与えたい方は、チェックしてみてください。
ディオール(Dior) フォーエバーアンドエバー ディオール オードトワレ
永遠の愛を表現した、フレッシュフローラルブーケの香水です。透明感のある香りなので、普段香水をあまりつけない方にもおすすめです。
トップノートは、フリージアの繊細で華やかな香り。続くミドルノートのジャスミンアブソリュートとマッチし、ロマンティックに寄り添います。最後は、ブルガリアンローズの甘く儚い香りへと変化。
TPOを選ばず使用できるフレグランスを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ディオール(Dior) ディオリシモ オードトワレ
ディオールクチュールのシンボルである、スズランを主役にしたフローラルブーケの香りを楽しめる香水です。永遠の女性らしさをフレグランスで表現しており、可憐で清楚な雰囲気を身に纏えます。
トップノートは、イランイランの情熱に満ちた香り。次第に、グリーン、フローラル、ジャスミンなどで調合されたスズランの香りが顔を出します。ラストノートは、ジャスミンの華やかな香りが漂う、エレガントな香水です。
シンプルな香調なので、トップ・ミドル・ラストそれぞれにおいて、香りのコントラストが楽しめます。フローラル調の香りが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
ディオール(Dior) デューン オードトワレ
太陽をいっぱいに浴びた花々の香りをミックスしたフレグランス。オセアニックフローラルの安らかな香調が魅力です。
つけた瞬間香るのは、アイリスの優美な香り。続くミドルノートのニオイアラセイトウやボタンと相性よくマッチし、幻想的な香りへと変化します。ラストノートは、アンバー・コケ・シダで奥行きを与えた、魅惑的な香りが楽しめる香水です。
特に、華やかなパーティーやナイトシーンにぴったり。ミステリアスなセクシーさを演出したい方におすすめのフレグランスです。
ディオール(Dior) ヒプノティック プワゾン オードトワレ
フランス語で催眠性のある毒という意味のプワゾンは、バニラとムスクの甘い香りが特徴の香水です。白雪姫に出てくる毒りんごをイメージさせるボトルは、飾っておくだけでインテリアに映えます。
つけた瞬間香るのは、リコリスとアーモンドのビターな香り。次第に、ジャスミンサンバックとオレンジブロッサムの香りに変化していき、バニラがラグジュアリーに香ります。
甘い香りが好きな方や、セクシーな雰囲気を身に纏いたい方にぴったりのフレグランス。ナイトシーンや、パーティーなどの華やかなシーンにマッチします。
ディオール(Dior) ピュア プワゾン オードパルファン
純粋さと毒の2面性をもった、新しい香りが楽しめるフレグランス。同シリーズのセクシーな香りはそのままに、少女のように純粋な雰囲気を身に纏える香りです。
つけた瞬間香るのは、ベルガモットの爽やかで甘い香り。続くミドルノートでは、オレンジブロッサムのチャーミングな香りが顔を出します。
最後は、ホワイトムスクがハーモニーを奏でる、甘美な香りへと変化。意外性のある香りが好きな方におすすめの香水です。
ディオール(Dior) プワゾン ガール オードトワレ
1度つけると手放せなくなるような、中毒性のある香りが特徴の香水です。甘く官能的な香りが広がり、セクシーな雰囲気を身に纏えます。パーティーやデートにもぴったりな香調です。
トップノートは、シシリアンオレンジとカラブリア産ビターオレンジの爽やかな香り。次第に、ダマスクスローズとグラッセローズ、ネロリが複雑に絡みあう、ミステリアスな香りへと変化します。
ラストノートは、バニラ・トンカビーンで程よい甘さをプラス。特に最後に香り立つバニラが、あたたかみのある甘美なアコードを奏でます。
ディオール(Dior) プワゾン オードゥ トワレ
ディオールを象徴する香水のひとつとして根強い人気のあるプワゾン。コリアンダーのピリッとした刺激のあるトップノートから香ります。徐々にフルーツやジャスミンを思わせるチュベローズの香りに移り変わり、魅惑的でミステリアスな印象を与えます。
ハニーやムスクをブレンドしたエキゾチックな香りは、大人の女性にぴったり。自分らしさや女性らしさを大胆に表現したいときにまといたくなるフレグランスです。
ディオール(Dior) エスカルアポルトフィーノ オードトワレ
高級感のあるラグジュアリーなボトルが目を引くフレグランスです。心地よいフレッシュシトラスの香調なので、サマーシーズンにも適しています。
トップノートは、ベルガモット・レモン・シシリアンプチグレインのみずみずしく透明感のある香り。次第にビターアーモンド・ネロリ・オレンジブロッサムが顔を出しはじめ、幻想的な香りに包み込まれます。
ラストノートにはリラックス感のある軽やかな香りに深みを与えるヒノキエッセンスを採用した、フレッシュな香りが楽しめるフレグランスです。
ディオール(Dior) アディクト オードゥ トワレ
ジューシーな果実に、ウッディやムスクの甘さがバランスよくマッチした香水です。シーズンを問わず使えるので、フェミニンな香りが好きな方におすすめ。
シシリアンマンダリンのフルーティーなトップノートからスタート。サンバックジャスミンアブソリュートとネロリが出会うミドルノートでは、上品で繊細な香りが広がります。ラストノートは、サンダルウッドで香りに奥行きを与えた香水です。
ディオール(Dior) アディクト オー フレッシュ
フローラルフルーティーな香りの香水です。甘すぎないので、スッキリした香りの香水を探している方にもおすすめです。
ベルガモットをアクセントにしたシトラス系のトップノートからスタート。ミドルノートにはイランイランやジャスミンなどをブレンドしたスズランの香りや、オレンジブロッサム・チュベローズを思わせるフリージアの香りが漂います。
ラストは清潔感のあるホワイトムスクの香り。さまざまなシーンで使いやすいフレグランスです。
ディオール(Dior) アディクト オードゥ パルファン
甘く官能的な大人の女性をイメージさせるオリエンタルな香りの香水です。34カ月間じっくり成熟させたバーボンバニラの、スパイシーで濃厚な香りを楽しめるをベースにしているのが特徴。オレンジブロッサムとサンバックジャスミンが調香されているのも魅力です。
シンプルながら洗練されたデザインのボトルに入っており、大切な方へのプレゼントにもおすすめ。30mlと50mlの2サイズが展開されています。
ディオール(Dior) ジャスミン デ ザンジュ
クリスチャン・ディオールが夏のバカンスで訪れていた、「天使の入り江(ベ デ サンジュ)」が名前の由来となっているジャスミン デ サンジュ。ジャスミンの花をベースにした香りが特徴です。
ジャスミンの甘美な香りに、アプリコットと蜂蜜の香りもプラス。太陽を浴びて輝く南仏を彷彿とさせる、甘く爽やかな香りに包まれます。オン・オフ問わず、どんなシーンにも使いやすいフレグランスです。
ディオールの香水は魅力的なものばかりで、思わず目移りしがち。香水ごとの特徴を把握し、フォーマル・ビジネス・プライベートなど使うシーンに合わせて選ぶのが重要です。香りの組み合わせはもちろん、おしゃれなボトルデザインにも注目して、こだわりの香水を選んでみてください。