香水の持ち運びに便利な「アトマイザー」。外出先でのつけ足しや旅行用にあると便利なアイテムです。アトマイザーといっても、形・素材・形状はさまざま。やはり自分好みの使いやすくおしゃれなアイテムが欲しいものです。
今回は、アトマイザーの種類・素材・サイズなどの基本情報から、おすすめのアイテムまで詳しくご紹介します。
香水アトマイザーとは?

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香水は朝つけても時間とともに匂いが消えてしまうもの。持続時間はオードトワレで2~5時間、コロンで1~2時間程度とされています。
つけ足しのために香水瓶をカバンに入れて持ち歩くのは大変です。割れたりこぼれたりしたら香水がなくなるだけでなく、カバンの中が大変なことに。自分だけでなく、強い香りで他人に迷惑をかけることにもつながります。
いつでも気軽に香水をつけたい方におすすめなのが「アトマイザー」。手のひらサイズなので手軽に持ち運びが可能。また、香水好きな方の間ではシェアする場合にも使われています。
アトマイザーの容量は5ml前後が一般的。使い切りサイズなので香水も劣化しにくく、たとえ割れてしまっても被害は最小限に収まります。外出や旅行に携帯すれば、好きな香りをいつでも身に纏えるのでおすすめです。
香水アトマイザーの選び方
種類で選ぶ
スプレータイプ

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もっともポピュラーなのがスプレータイプの香水アトマイザー。
おすすめの香水はオーデコロンやトワレなどの軽い香りのタイプ。スプレーのミストで、香らせたいポイントにまんべんなく行きわたらせられます。香りの飛びやすい柑橘系やシャボン系にぴったりです。
逆に、つける量が多くなりやすいため重めの香水だときつく香りがちに。重めの香水を使う場合は、半プッシュにするなどして控えめにつけましょう。また、スプレータイプは噴霧して使うので、どうしても周りに広がってしまいます。使用する場所を選ぶアイテムだということを考慮に入れておきましょう。
ロールオンタイプ

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先端のローラーボールを転がして、肌に直接つけるロールオンタイプです。ローラーは金属・ガラス・プラスチックなどが使われています。
ロールオンタイプが合う香水は、パフュームが濃く長時間持続するアイテムです。つけたい部分にくるくると回すだけなので、量の加減がしやすいのがメリット。点付けできて、つける範囲を調節するのに最適です。
また、飛び散らないので周囲を気にせず使用可能。周りへの影響が少ないので、つけ直しも気軽に行えます。デメリットとしては、香水が劣化しやすいこと。ロールオンタイプは、一度肌についた香水がまたボトルに戻る構造です。空気中にさらされ、肌に触れた香水がボトル中の香水と混ざるので、酸化スピードが上がり劣化しやすくなります。
素材をチェック
ボトルの素材

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ボトル部分の素材は大きく分けてガラス製とプラスチックの2種類です。ガラス製は空気に触れにくいため劣化しにくいのがメリット。保存方法に注意すれば香りのクオリティを保てます。ただし、衝撃に弱いので、アルミカバー付きのアイテムを選ぶなどして防止しましょう。
重さや破損を気にせず持ち運びたい方にはプラスチック製がおすすめです。軽量で丈夫なので旅行にもぴったり。吹き出し口が金属製のアイテムを選べば液漏れもしにくく、耐久性もあります。
デメリットはガラス製よりも香水が劣化しやすいこと。香りが変化したり、香水の成分によりボトルが変形したりする場合があります。長期保存には向いていないので、少量を短期間で使い切るようにしましょう。
また、遮光性があるかどうかも重要です。香水は光にも弱く、日光や電灯に当たると劣化します。色が入った遮光瓶やメタルケースが付きのアイテムを選ぶと光から守ってくれます。
吹き出し口の素材

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アトマイザーの吹き出し口はスプレータイプ、ロールタイプともにプラスチックや金属が使用されています。吹き出し口の素材で注意したいのが液漏れについてです。
プラスチック製の場合、本体は軽くなりますが、スプレーの噴射時などに液漏れする場合があります。金属製は重めですが、密閉性があるので液漏れ防止につながります。液漏れが気になる方は金属製の吹き出し口を選ぶとよいでしょう。
サイズをチェック

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香水アトマイザーは早めに使い切れる小さめサイズがおすすめ。ポーチやカバンのポケットにもサッと入れられるので持ち運びにも便利です。長期保管による劣化を防げるのが最大の魅力。その都度補充すれば香水の鮮度を保つことにもつながります。
容量は3~5mlのアイテムが一般的で、スプレータイプの場合1プッシュ0.05ml程度なので3mlで60プッシュ分持ち歩ける計算に。使う量は人によって違いますが、1ヶ月以内に使える容量のアイテムを選ぶようにしましょう。
香水アトマイザーのおすすめアイテム
AsaNana Quick Atomizer

メタリックな質感と、デザイン性の美しいスプレータイプのアトマイザー。手のひらに収まるタテに長いデザインがスタイリッシュです。容量は5mlと使い切りに便利なサイズ。メタリックな5色が展開されているので、好みに合ったカラーを選択できます。
バッグ・引き出し・ロッカーなどに入れても邪魔にならない扱いやすさも魅力です。重さは23gと軽量で持ち運びも楽々。機内持ち込み可能なので、飛行機移動の際にもバッグに入れられます。
香水ボトルのヘッドとアトマイザーの下部をセットして上下するだけで、簡単に香水の補充ができるワンタッチ底部補充構造を搭載。10秒以内でのチャージを実現します。補充用具も不要で、こぼす心配もありません。
Louischanzl 香水アトマイザー

ユニセックスなデザインが好きな方におすすめの、スプレータイプのアトマイザーです。外装のPUレザーが上品な高級感を漂わせています。リップスティック程の大きさなので、持ち運びの負担になりません。容量は5mlで、香水を劣化させずに使い切れるサイズです。
独特の「ボトルメタルバブル充填技術」で、液漏れを気にせず香水をチャージできるため、スムーズに詰め替え作業が行えます。
内側のボトルはポリアセタールという、プラスチックのように衝撃に強く破損しにくい素材。密封構造になっているので液漏れを防止するとともに、空気との接触を避け揮発を予防します。
外装のレザーがしっかりと遮光し香水の劣化から守ってくれる、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムです。
スティックアトマイザー SV

スタイリッシュなロールオンタイプのアトマイザーです。メタル製なので、漏れにも強く持ち運びにぴったり。遮光性も十分で、香水の劣化も予防できます。
容量は3mlと少なめですが、ロールオンタイプはスプレータイプよりも香水の劣化が進みやすいためちょうどよいサイズ感。肌のうえでロール部分を垂直に抑えることで量の調節も可能です。補充用の漏斗も付属しているので詰め替えもスムーズに行えます。
ヤマダアトマイザー グラスアトマイザー 30221

ハイクオリティなアイテムからプチプラまで、豊富な種類のアイテムを展開するヤマダアトマイザー。なかでも本アイテムはデザイン性の高いアトマイザーを探している方におすすめです。
ボトル部分は、伝統的な職人技で丁寧に作られたレース調のメタルリングで装飾されています。
香水を入れるボトルにはガラスが採用されており、香水の色によって、装飾の輝きが変化するのもおもしろいところ。スプレーは1プッシュ0.03mlと少なめで、上品に香らせたい方におすすめです。
香水をアトマイザーに補充するツールとして「詰め替えノズル」と「折ジョーゴ」が付属されているので、詰め替えも安心して行えます。
ジャックマルクス(JACMARCS) プッシュチャージ式アトマイザー

詰め替えやすさを重視したい方におすすめのスプレータイプのアトマイザー。特許を取得した漏れにくい補充システムを採用しています。香水本体のスプレー部分に、アトマイザーを押し当てるプッシュチャージ式なので漏れ知らずで補充完了です。
小窓が付いているので、残量を確認したり、補充時に入れすぎたりすることがありません。カラーは充実の10色展開。香水のイメージに合ったカラーを選んだり、ファッションに合わせたりするなど、好みの使い方が可能です。
ヤマダアトマイザー コロプチ

ヤマダアトマイザーのアイテムのなかでもリピーターの多いコロプチです。コンパクト・低価格・手軽さの3点揃った人気モデル。
ロールオンタイプなのでつけすぎることもなく、人目を気にせず使用できます。ボトルの素材は香水が劣化しにくいガラスを採用。香水のシェア用にもおすすめのアイテムです。
Gotofine グラスアトマイザー

グラスデザインがキラキラと美しいアトマイザーです。内部はスプレー部分とボトルが取り外せるオーソドックスなタイプ。ガラス瓶なので香水の劣化を防ぐのに役立ちます。詰め替えるときは、付属の漏斗かドロッパーがあるので移し替えも簡単です。
10mlとアトマイザーとしては大きめのアイテムなので、長期の旅行などの持ち運びに適しています。見栄えがするのでプレゼント用にもおすすめです。
Faireach 香水アトマイザー

こだわって選びたい方におすすめの大理石テイストのアイテムです。高級感のある、精緻で美しい模様が特別な雰囲気を演出します。
ボトルはエコガラスという素材を採用。香水の化学反応を防ぎ、劣化しにくい工夫が施されています。容量は10mlと少し大きめの作り。香水だけでなく、ヘアミスト・ボディミスト・芳香剤・虫よけ・化粧水などを入れて幅広い用途で使えます。
ジャックマルクス パフューム アトマイザー オーバルシェイプ

シェルタイプの大人かわいいアトマイザーです。スプレーの部分にはスワロフスキー社公認のアクセサリーがあしらわれ、華やかなデザインが目を引きます。フルメタルボディの丸みのあるフォルムで、手のひらに馴染みやすいのが魅力です。
詰め替えはプッシュチャージ方式なのでスピーディで楽に充填できます。スポイトや漏斗は必要ないので準備なしに詰め替えが可能です。メタルボディが中身を守ってくれるだけでなく、専用のレザーポーチもついているので安心して持ち運びできます。
使用後に違う香水を入れることも可能です。専用の「ジャックマルクス リフィラブル パフューム アトマイザー リフレッシュナー」を使えば、香りを消して何度でも使えるので経済的です。
ヤマダアトマイザー 5204

オーソドックスな定番モデルですが、シンプルなデザインと手ごろな価格からリピーターも多い製品です。
ガラス製のボトルは香水が劣化しにくく、スプレーはプラスチックながらも液漏れしにくいように作られています。噴射されたミストは細かいので、ゆるやかに香らせることが可能。
シェア用にもぴったりで、いろいろな香水をお持ちの方におすすめです。
ShopXJ アトマイザー ロールオン タイプ

コンパクトサイズのロールオンアトマイザーを探している方におすすめのアイテム。ローラーで直接肌に塗って香らせるので、少量づけや、ポイント使いも可能です。
大きさは5.5×1.5cmと手のひらに納まるサイズ。ポーチに入れてもかさばらず、人目を気にせずスマートにつけ直しできます。普段使いはもちろん、旅行や出張などにもおすすめのアトマイザーです。
パステルで華やかなカラーが5色用意されているので、好みに合ったチョイスが可能です。
Chicca Cerchio (キッカチェルキオ) アトマイザー

ラメが散りばめられたマットメタルの外装がかわいらしいアトマイザーです。持っているだけで女子力をあげてくれそうなデザインで、デートやおでかけにぴったり。
アルミ製のボトルカバーとガラス製のボトルの組み合わせは、アトマイザーの定番コンビ。強度があるアルミカバーが衝撃と光から香水を守ってくれ、ガラス製のボトルは香水の劣化を防ぎます。
豊富なカラーバリエーションも魅力。7種類あるので、香水に合ったカラーをセレクトしたり、ファッションのテイストに合わせたりして楽しく使えます。
ShopXJ 香水 アトマイザー

スッキリと長いデザインがスタイリッシュなスプレータイプのアトマイザー。メタリックでカラフルな色味と、切り替えのゴールドが高級感を演出しており、贈り物としてもおすすめです。
メタルの外装がボトルのガラスと香水をしっかりガード。ポーチや筆箱にもサッと収まるサイズなので気兼ねなく持ち運べます。
容量は12mlとコンパクトながらたっぷりサイズ。長期旅行でも残量を気にせず使えて安心です。
UniHome 香水アトマイザーセット

マットなメタルが魅力の、スプレータイプのアトマイザーです。キャップがないタイプで、上部を回転するとスプレーのプッシュ部分が現れます。
アルミ製のボトルカバーが内側の香水をしっかり守ってくれるので、衝撃にも強く、液漏れしにくい構造です。安心して持ち運べるので、旅行にもおすすめ。
カラーは8種類とバリエーションも多く、容量も8mlと15mlの2種類から選べます。香水だけでなく、ボディミスト・化粧水などにも使えて重宝します。
FASHIONROAD 香水アトマイザー

窓付きで残量がわかりやすいアトマイザーです。シンプルですが、洗練された美しいフォルムが魅力。アルミ製のカバーがボトル全体をしっかりガードするので持ち運びも安心です。
また、窓部分は通気性のないプラスチック製のライナーが付いているので、香水の劣化を防ぐ効果があります。
容量は5ml。50~60回程度スプレーできるので、旅行・アウトドア・出張などに便利です。詰め替えはボトル下部を香水本体にドッキングするプッシュチャージ式。上下するだけで補充できるので、手を汚すことなく簡単に詰め替えられます。
ヤマダアトマイザー グラスアトマイザー プラスチックポンプ 50271

手ごろな値段ながらもスノーデザインが素敵なアトマイザーです。安価なので、さまざまな香水を気軽に使い分けるのに適しています。本体はガラスボトルとプラスチックポンプのシンプルな組み合わせ。ミストも細かいので、柔らかく香らせることが可能です。
ノズルと折漏斗が付属されているので、めんどうな詰め替え作業も楽々。シェア用としてもおすすめです。
香水の携帯に便利なアトマイザー。さまざまなデザインがあるので選ぶのも迷ってしまうところ。種類はポピュラーなスプレータイプと手軽なロールオンタイプがあります。それぞれメリット・デメリットがあるので、使っている香水に合わせてアトマイザーを使い分けることをおすすめします。