日常を香りで彩る「香水」。香りにはさまざまな種類があり、季節によって使い分けるとより楽しめます。例えば、寒い冬には、あたたかみのある深い香りがぴったり。春夏には使いにくい香水も、冬なら使いこなせることもあります。
今回は、冬におすすめの香水をご紹介。製品の選び方もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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冬に香水を付ける場所や注意点
冬の香水はどこに付ける?
香水は、体温が下がると香りにくくなります。冬は付ける位置によっては香りを感じにくくなってしまうので注意が必要です。体温が下がりにくい箇所に付けると、フレグランスをしっかりと楽しめます。
おすすめの位置は、背中やウエスト。香りが穏やかなものであれば、胸元や首の後ろに付けるとほどよい香りが楽しめます。
冬の香水は衣類への残り香・移り香に注意
冬に身に着けるコート・マフラー・ニットなどは、洗いにくい素材です。そのため、香水の匂いが蓄積されていきます。香りが変質したり、混ざったりしやすいので注意が必要です。
香りを蓄積させないためには、肌についた香水を乾かしてから服を着るようにしてみてください。乾いた状態なら匂いが飛びやすくなるため、蓄積されにくくなります。
乾燥する冬は保湿ケアをしてから香水をつけよう
肌が乾燥していると香りが飛びやすくなってしまいます。香りを長く楽しむためには、ボディクリームやボディミルクなどで肌をしっかりと保湿することが大切です。
フレグランスをより長く楽しみたいときには、香水と同じ香りのボディクリームやボディミルクを使うのがおすすめです。香水とあわせて使うことで、香りが持続しやすくなります。
冬におすすめの香水|メンズ
ジョーマローン(Jo Malone London) ミルラ & トンカ コロン インテンス
深みのあるこっくりした香りが楽しめる、コロンインテンスシリーズの香水。ナミビアの砂漠のぬくもりにそっと包まれるような、官能的であたたかみのある香りが魅力です。
トップノートは、華やかながら凛とした香りのラベンダーに、濃厚な甘さのはちみつをプラス。太陽のきらめきを思わせる干し草のアクセントも加わっています。
次第に、オリビア産のミルラ「オムンビリミルラ」の香りへと変化。快活でありながらセクシーさを思わせ、個性的な香りが好みの方にもおすすめです。
ラストに香るのは、なめらかな甘さのあるトンカビーン。アーモンドやバニラ、タバコの香りが大人っぽい余裕を感じさせます。冬のキリリとした空気にピッタリの香水です。
メゾン・マルジェラ(Maison Margiela) レプリカ オードトワレ ジャズ クラブ
ニューヨークの中心地を湧き立たせる、ジャズクラブを思わせる香りの香水。大人の余裕を感じさせるスパイシーで自信にあふれた香りのなかに、ウイスキーのようなコクのあるあたたかみのある香りが寄り添います。
ラムアブソリュートとバニラビーンによって構築された、芳醇な香りがポイント。タバコリーフのあたたかみのあるスモーキーさや、ピンクペッパーのエレガントな香りが、クラブのにぎわいを表現します。
「レプリカ」の香水は、コットンのタグに香りを連想させるストーリーが添えられていることも魅力。気分にあわせて香りを選ぶのはもちろん、冬の季節に大切な方へプレゼントするのにもおすすめです。
バウム(BAUM) バウム オーデコロン シンフォニー オブ ツリー
野花がにぎやかに咲き乱れる、爽やかな高原を思わせる香りの香水。生命力にあふれる樹木や草花の甘く深みのある香りで、1日のスタートはもちろん、ポジティブな気分に浸りたいときにもおすすめです。
トップノートは優雅なゼラニウムやハーバルなローズマリー、清涼感のあるユーカリの香りからスタート。シャキッと気分をリフレッシュするような香りを求める方にも向いています。
ミドルノートは、エレガントなローズに可憐なアイリス、凛としたバイオレットのフローラルな香りがポイント。ふんわりしたやわらかな印象を演出したい男性にピッタリです。
ラストはシダーウッドやガイアックウッド、パチュリの深みのある香りが特徴。冬の季節にふわっとあたたかみを添えるような、ナチュラルな香りを求める方におすすめの香水です。
サンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella) トバッコ トスカーノ
タバコリーフの独特で深いぬくもりと余韻を感じさせる、ウォーム・ウッディ・オリエンタルの香調の香水。秋冬にフィットする、あたたかみと洗練された雰囲気を演出します。 メンズはもちろん、女性にもおすすめのユニセックスな香りです。
はじめに香るのは、ジューシーなシトラス系のベルガモットにトスカーナ産タバコの葉のブレンド。白樺の木のスモーキーさや、レザーのこっくり濃厚で深みのある香りが、アンバーのとろけるような香りに調和します。
さらに、シダーウッドやグアイアカム、サンダルウッド、ムスク、バニラの香りが複雑な余韻を残すのが特徴。爽やかで落ち着く冬に、ピッタリの香りを求める方におすすめの香水です。
イソップ(Aēsop) マラケッシュ インテンス パルファム
ゆったり流れる時間を贅沢に楽しむような、大人の余裕を感じさせるウッディ・スパイシー・フローラルの香調の香水。持ち運びにも便利な10mlサイズで、外出中に気軽に香りを楽しみたいときにもおすすめです。
トップノートは、いきいきとしたネロリやジャスミンのフローラルな香り。シトラス系のベルガモットの香りが、爽やかな印象を加えます。さらに、ローズの優雅な香りがプラス。カルダモンやパチュリが、アクセントに効いています。
ラストはうっとりするようなサンダルウッドやシダーウッド、スパイシーなクローブなどのウッディでオリエンタルな香りがポイント。秋冬にピッタリの、甘さ控えめの自然な香りを求める方におすすめです。
ディプティック(Diptyque) オルフェオン オードパルファン
1960年代の夜のジャズクラブから着想を得てつくられた香水。エレガントながら活気と熱気にあふれた、夜の雰囲気を表現しています。夜のデートに色気のある香りをまといたいときはもちろん、ひとりでゆっくり読書を楽しみたいときにもおすすめです。
香りのポイントは、タバコを思わせるミステリアスな複雑さ。パウダリーな残り香が、木製の店内を連想させるウッディな心地よい香りととけあいます。
ミドルノートは、こっくりしたぬくもりのあるトンカビーンズ。シダーの知的で深みのある香りや、ジュニパーベリーの清涼感のある香りとともに広がります。ジャスミンの甘美な華やかさも特徴。忘れられないような香りの余韻を残します。
大人っぽさとにぎやかさをあわせもつ、冬におすすめの香水です。
トムフォード(TOM FORD) タバコ・バニラ オード パルファム スプレィ
ピリリとした刺激のあるスパイスや、コニャックの芳醇な香りが広がる、イギリスの紳士クラブを思わせる香りの香水。落ち着きと、知的な印象の香りをまといたい方におすすめです。
香りの特徴はクリーミーでこっくりした甘さのあるトンカビーン。まろやかなバニラや、うっとりするようなココアの香りに、コクのあるドライフルーツの香りが調和します。
男性的でキリリとした香水を求める方にもおすすめ。モダンなエレガントさがあり、派手な香りを避けたい秋冬にピッタリの香水です。
シロ(SHIRO) ホワイト オードパルファン
真っ白なブーケを思わせる、冬の限定香水。上品さのなかにやわらかな甘さがあり、女性はもちろん清潔感を大切にしたい男性にもおすすめの香水です。
はじまりは、ベルガモットやホワイトティー、アップルのいきいきとした香り。ホワイトリリーやジャスミン、すずらんのフローラルな香りがハーモニーを奏でます。
ゆったりしたムスクやサンダルウッドの香りが余韻を残す、性別や年代を問わずに使いやすい香りの香水です。
オゥパラディ(AUX PARADIS) #06 Homme オム オードパルファム
シトラス系の爽やかさと清潔感のなかに、おおらかなぬくもりを感じさせる香りの香水。あたたかみがありながらセクシーすぎない、日常的に使いやすい大人の香りを求める方におすすめです。
トップノートはレモンに、イタリア産のイエローマンダリンエッセンシャルオイル。ミドルノートでは、ネロリやサイプレスの華やかさとキリッとした香りが調和します。
ラストノートは、シダーやサンダルウッドの深みのある香りがポイント。15mlのミニサイズから試せるおすすめの製品です。
ライジングウェーブ(RISINGWAVE) スロー オーデコロン MINI
日常的に使いやすい、ミニサイズの香水。ゆったり自分らしい時間を楽しむ、物腰やわらかな印象を演出するカームラベンダーの香りです。夜の長い、秋冬にまとう香りとしても向いています。
また、購入しやすいプチプラなこともポイント。バッグやポーチにサッと入れて使えて、身だしなみをマメに整えたい方にもピッタリです。
ラベンダーをはじめとして、甘酸っぱいカシスやラズベリー、優雅なジャスミンの香りが広がります。
冬におすすめの香水|レディース
シャネル(CHANEL) シャネル N°5 オードゥ パルファム スノウ
しんしんと降り積もる、雪のイメージを香水ボトルにあしらった限定製品。粉雪のような繊細なシルクをボトル上部にヴェールのようにまとっており、クリスマスなど真冬のホリデーシーズンのプレゼントにもピッタリです。
タイムレスに楽しめるフローラル アルデヒドの香調もポイント。シトラスのはじけるようなトップノートに、ローズとジャスミンをメインとする華やかなフローラルが寄り添います。
さらに、こっくりと甘いバニラがやさしい余韻を残すのが魅力。美しい香水ボトルが、化粧台をエレガントに彩ります。
カルティエ(Cartier) ラ パンテール オードパルファン
優雅でやさしいフローラルの香りに、野性的なアクセントが加えられた香水。女性らしいやさしさのなかに、ゆるぎない自分らしさを表現したい方におすすめです。
繊細なガーデニアが、華やかさを演出。グラマラスなムスクの香りが、官能的で動物的なニュアンスをプラスします。深みのあるムスクの香りは、秋冬にピッタリ。大人っぽさを重視したい30代・40代の方にもおすすめの香水です。
シロ(SHIRO) キンモクセイ オードパルファン
秋冬の街中を豊かな香りで魅了する、金木犀をイメージした香りの香水。トップノートからミドルノートまで、とろけるような甘さとジューシーさがある金木犀の香りが続きます。
ラストノートは、深みのあるウッディとパウダリーなムスクの香り。どこか懐かしさを感じさせる、やさしい余韻を残します。
自然そのままのような、フルーティで上品な金木犀の香りを求める方におすすめです。
ジルスチュアート(JILLSTUART) クリスタルブルーム スノー オードパルファン
透明感あふれる、冬にピッタリの香りの香水。雪をまとった花々のようなスノーホワイトの香水ボトルは、ウィンターシーズンのとっておきのプレゼントにもおすすめです。
香りのはじまりは、可憐で清潔感あふれるクリーンフローラルノート。次第に、ミュゲをメインとしたスノーフローラルノートへと移ろいます。
ラストは、冬にピッタリの幻想的で清楚なクリスタルパウダーリーノート。高校生や大学生の、初めての香水にもおすすめです。
バーバリー(Burberry) ゴッデス オードパルファム
凛として清潔感のあるラベンダーのフローラル調に、3つのバニラの香りが調和するグルマン系の香りの香水。スタイリッシュでありながら、こっくり甘い、官能的な香りを求める方におすすめです。
女性の内なる力や自信を後押しするような、バーバリーの女神をイメージした香り。新しいことにチャレンジしたいときや、冬にも寄り添います。自分らしく個性のある香りを求める方にもおすすめです。
ジョーマローン(Jo Malone London) ウッド セージ & シー ソルト コロン
風が吹き抜ける、英国の海岸を思わせる香りの香水。落ち着きのあるウッディな香りが魅力です。海塩のクリスピーで清らかな香りもポイント。甘さ控えめのすっきりした香りを求める方におすすめです。
トップノートは、やわらかでパウダリーなアンブレットシード。セージのエレガントな香りがプラスされ、深みや知的な印象にまとめています。普段使いはもちろん、やさしく清潔感のある香りで、寒い冬の就寝時の香水としてもピッタリの製品です。
エルメス(Hermès) ツイリー ドゥ エルメス オー ポワヴレ オー ド パルファム
才能や知性にあふれた、いきいきと活発な女性にピッタリの香水。ピンクペッパーのぬくもりとスパイシーさのアクセントが利いた、冬を彩るようなおしゃれな香りが魅力です。
さらに、優雅なローズやパチョリの洗練された印象をプラス。スパイシー・フローラル・ウッディの香調で、甘いだけにとどまらない多彩な香りをまといたい方に向いています。
まるで帽子をかぶっているかのような、キュートな香水ボトルも魅力。30mlのコンパクトサイズが用意されており、持ち運びにも便利です。
イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent) リブレ オーデパルファム フローラル
砂漠に咲き誇る優雅で壮大なユリの花を思わせる、強さとエレガントさを表現した香りの香水。女性らしい甘さやエレガントさはそのままに、現代社会を強く生きぬくパワフルさを香りで演出したい方におすすめです。
トップノートは爽やかなベルガモットからスタート。次第に、清楚なユリやオレンジブロッサム、チュベローズのフローラルな香りへと移ろいます。ラストはとろけるようなバニラやアンバームスク。冬にピッタリのやさしい余韻を残します。
バイレード(BYREDO) ブランシュ オードパルファン
新しいシーツに身を沈めたときのような、あたたかさと清潔感があふれる香りの香水。香りは、官能的なアルデヒドや繊細なローズセンティフォリアから始まります。
次第に、華やかでキュートなピオニーや、バイオレットなどのフローラルな香りへと変化。ラストは、重くゆったりした印象のあるムスクやサンダルウッドの香りがまとめています。
いつまでもシーツにくるまっていたい冬の日を連想させる、ぬくもり感あふれる魅力的な香水です。
イソップ(Aēsop) ヒュイル オードパルファム
ウッディですがすがしく、清潔感のあるヒノキの香りをメインにした香水。朝の霧がかる冬の森林を思わせる、スモーキーな香りが広がります。
ハーバルなタイムやスパイシーなピンクペッパーの香りからスタート。キリリとしたサイプレスにうっとりするようなスウェード、ゼラニウムの香りが調和します。休憩時間や自分だけの時間など、リフレッシュしたいときにもおすすめの香水です。
キャンメイク(CANMAKE) メイクミーハッピー オードトワレ TAUPE
プチプラで気軽に購入できる、金木犀をメインとした花々の香りの香水。コロコロと転がして塗布するロールオンタイプで、携帯して気軽につけ直せます。スプレーのように液体が飛び散りにくいため、自分だけで香りを楽しみたいときにも便利です。
トップノートは、すっきりしたベルガモットや爽やかなリーフグリーン。ミドルノートで、こっくり甘い金木犀やミュゲ、フリージアに変化します。ムスクとアンバーのゆったりした香りが調和する、10代・20代の方におすすめの香水です。
冬にぴったりの香水の選び方
冬に使いたい香水の香りとは?
とろけるような甘さのグルマン系
グルマン系は、お菓子のような甘い香りが特徴です。バニラやキャンディなどを連想させます。濃厚な香りがするため、春夏というよりは秋冬の香水としてぴったりです。
個性的な香りなので、自分を印象付けたいときにも使えます。ただし、甘く濃密なため使うシーンには注意が必要。仕事のときは避け、プライベートシーンで使うのがおすすめです。
落ち着いた印象のウッディ系
ウッディ系とは、樹木の香りがする香水のこと。サンダルウッドやシダーウッドの香調が当てはまります。なかにはヒノキやマツなどの樹木を使用している香水もあり、使用している木によって雰囲気が変わるのが特徴です。
凜とした落ち着きのある印象を与えるのがポイント。どちらかといえば男性向けの香水が多い傾向にあります。深く甘みのある香りなので、冬に使う香水としておすすめです。
あたたかみのあるスパイシー系
スパイシー系の香りとは、香辛料を思わせる香りのこと。ペッパー・ジンジャー・カルダモン・アニス・シナモンなどの香りが代表的です。使用されるスパイスによって与える印象に個性が出ます。
ジンジャーやペッパーは軽やかに香るため、春夏に使いやすいフレグランス。冬に使うなら、甘くあたたかみのあるシナモンやアニスなどの香調を使用した香水がおすすめです。
ミステリアスなオリエンタル系
オリエンタル系は、東洋やアジアを思わせるエキゾチックな香りが特徴。濃厚かつスパイシーで、パーティやナイトシーンにぴったりです。大人っぽい雰囲気を出したいときに活躍します。
あたたかみを感じさせる香りなので、秋冬の使用におすすめ。オリエンタル系にも、花々の匂いを感じられるフロリエンタルや、スタイリッシュさも感じさせるセミオリエンタルと、バリエーションがあります。
優しさを感じさせるムスク系
ムスクは、ふわっと甘さを感じさせる香りが特徴。定番のホワイトムスクやパウダリームスク、ウッディムスクとさまざまな種類があります。爽やかながらも色気があり、人気のある香りです。
ムスクの香水は甘さを感じられるので、秋冬に使いやすいのが魅力。秋冬は香りが弱くなりがちなので、量を多めにつけてみるのもおすすめです。
クリスマスなどのホリデーシーズン限定の香水もチェック
冬の香水選びで注目したいアイテムのひとつが、季節の限定品。冬にしかないシーズン限定ものをはじめ、クリスマスにピッタリのホリデーアイテムなどが、さまざまなブランドから展開されています。
1年を頑張った自分へのとっておきギフトとしてはもちろん、日ごろお世話になっている方への感謝の気持ちや、大切な方へのクリスマスプレゼントとしてもおすすめ。アイテムによっては、特別な冬をロマンチックに彩る装飾が施されていることも魅力です。
こっくり深みのある、寒い季節にマッチした香りの展開が多いため、冬らしい香水の香り選びに悩んでいる方にも向いています。
冬に使う香水は、あたたかみのある深いフレグランスを楽しめる香水がおすすめ。迷う場合には、ベストセラーや人気製品をチェックしましょう。さまざまなブランドから香水が販売されているので、今回ご紹介した情報を参考に、自分好みの香水をみつけてみてください。