春先や晩秋に活躍してくれるアウターの「ブルゾン」。最近はリラックスフィットがトレンドで、ボティラインを強調するジャストサイズではなく、少しゆるめを選ぶのがコツです。

そこで今回はブルゾンのおすすめモデルをブランド別にピックアップ。着こなしのコツやコーデについてもご紹介します。気になる方はぜひチェックしてみてください。

ブルゾンとは?

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「ブルゾン」とは裾部分が絞られたウエスト丈、もしくは腰丈ほどのアウターのこと。背中にふくらみを持たせたゆとりのあるシルエットが特徴です。素材については定義がなく、ナイロン、レザー、コットンなどさまざまなモノが採用されています。

同カテゴリーに含まれるアイテムはラインナップが豊富で、「MA-1」や「コーチジャケット」、「スタジャン」などの定番アウターも広義ではブルゾンと考えることができます。

ブルゾンとジャンパーの違い

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「ブルゾン」と「ジャンパー」は実を言うと同義で、前者はフランス語、後者は英語です。ただし、日本ではそれぞれ違うニュアンスで使われる傾向にあるので、注意しましょう。

厳密な定義付けはされていないものの、ブルゾンはおしゃれな街着でカジュアルなモノ。一方、ジャンパーは作業着やスポーツウェアとしての意味合いが強く、機能性を重視したモノを指すことが多い傾向にあります。

ブルゾンの選び方

種類で選ぶ

着まわしやすいジップアップブルゾン

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フロントがフルジップ仕様になっている「ジップアップブルゾン」。インナーがちらりと見える短すぎない着丈が旬で、幅広いコーディネートに対応できるのが特徴です。

定番人気のMA-1

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ブルゾンのなかでも特に人気の高い「MA-1」。もともとは主に飛行機のパイロットが着用するナイロン製のフライトジャケットで、1950年代にアメリカ空軍が開発したモノを指します。

現在はその流れを受け、無骨さを追求したミリタリーテイストの強いモノからからキレイめスタイルに合わせられるシンプルなアイテムまで、さまざまなタイプがラインナップしています。

カジュアルなコーチジャケット

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最近は90年代テイストのファッションや厚底でボッテリとしたフォルムのいわゆる“ダッドスニーカー”が注目されており、そのトレンドを受けて「コーチジャケット」にも注目が集まっています。気軽にサッと羽織れる軽さが魅力で、ストリートコーデやスポーツミックスコーデに合わせるアウターとしても重宝します。

スタイリッシュなシングルライダース

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今やメンズカジュアルの定番アウターとして定着した「シングルライダース」。レザーの重厚感とショート丈のスッキリとしたフォルムがクールで、色気のある大人コーデに仕上がります。素材にも違いがあり、羊革や馬革はカジュアルな印象になる一方、鹿革(ディアスキン)は無骨な質感をもつドレッシーな装いになります。

今季要注目のスイングトップ

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「スイングトップ」とはもともとゴルフシーンで用いられるアウターのことで、「ドリズラージャケット」とも呼ばれることもあります。立ち襟と裏地のチェック柄が特徴で、トラッドかつスポーティな印象のアイテムです。

素材で選ぶ

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ブルゾンには素材の定義がないため、さまざまな素材を採用したアイテムがリリースされています。形が似ていても素材の質感によって印象は大きく変わるので、自分の着こなしに合ったモノをチョイスしましょう。

カジュアル、スポーティといった軽快なテイストに合うのはナイロン素材。耐久性に優れており、タフに着回せる点も魅力です。レザー素材であれば、重厚で男らしい雰囲気を演出できるのがポイント。また、季節感のあるおしゃれなコーデを目指すなら、ボアやキルティングなどの暖かみのある素材を採用したアイテムも注目されています。

ゆったりとしたサイズがおすすめ

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ブルゾンで大人感を演出するには腕まわりと品よく見える着丈が重要。最近はゆったりとしたボックス型のアイテムが続々とリリースされています。とはいえ、ルーズすぎてもダサさが出てしまうので、スマートな作りと太すぎない袖丈のバランスを考慮するのもポイントです。

手持ちの服に合う色を選ぶ

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ブルゾンはカラーラインナップが豊富。使いやすい定番色から個性を主張できる鮮やかなカラーまで幅広くリリースされています。

カラー選びの目安としては、使い勝手のよい黒、ネイビー、カーキから選ぶのがおすすめ。キレイめスタイルが多い方ならネイビー、カジュアル派の方ならカーキを選ぶとよりコーデしやすくなります。

ブルゾンのおすすめ人気ブランド

ビームス(BEAMS)

「ビームス」は、「BASIC & EXCITING」をコンセプトに掲げるメンズカジュアルレーベル。日常に取り入れやすい、大人のリアルクローズが揃います。ブルゾンも、定番アイテムから旬度の高いモノまで豊富なラインナップ。ほどよくトレンド感のあるコーデを目指すなら特にチェックしておきたいブランドです。

ビームス(BEAMS) フリース フードスタジャン

落ち着いた素材感とデザインで大人感が出せるおすすめのスタジャン。起毛加工を施したフリース生地のあたたかみ溢れる表情も魅力的です。フロントファスナーにはトリコロールカラーを採用することで、遊び心もプラスされています。

また、体にほどよくフィットする絶妙なサイズ感もポイント。デニム、チノパン、ジョガーパンツなど幅広いボトムスにマッチします。スポーツミックスコーデのアウターにもおすすめです。

ビームス(BEAMS) コードボア コーチジャケット

コーデュロイやボアといった最近のトレンドを詰め込んだおすすめのブルゾン。ボアは襟だけでなく、裏地にも採用されており、保温性も良好です。また、袖の裏地には運動性を損なわないよう中綿を採用するなど、素材の配置にもこだわりが感じられます。

ボリューム感の出やすい素材を組み合わせながら、キレイなシルエットはしっかりとキープ。インナーに重ね着をしても、着ぶくれ感なく着こなせます。すでに定番のブルゾンを持っている方もぜひチェックしてみてください。

アルファインダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES)

米国軍の厳しい基準をクリアするジャケットを製造、供給してきた歴史を持つ「アルファインダストリーズ」。特にMA-1はブランドの代名詞ともいえるアイテムで、米国だけでなくヨーロッパや日本のユーザーからも支持されています。ミリタリーテイストを好む方はぜひおさえておきましょう。

アルファインダストリーズ(ALPHA INDUSTRIES) MA-1 TIGHT フライトジャケット

世界中で人気を集めるアルファインダストリーズのMA-1を、日本人が着こなしやすいサイズ、シルエットに変更した人気モデル。オリジナルに比べて全体的にタイトな作りになり、着丈はやや長めに設計されています。

同ブランドならではの赤タグや、シガレットポケット、裏地のレスキューオレンジのディテールは本製品でも健在。本格派ミリタリーテイストと現代的なシルエットが融合したおすすめの1着です。

タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)

「タケオキクチ」は1984年に日本人デザイナー菊池武夫氏が立ち上げたファッションブランド。伝統的なスタイルをベースに現代的要素をさり気なく着こなす大人のためのファッションをコンセプトにしています。

ブリティッシュでクラシカルなファッションとトレンドをうまく融合させているのが特徴。ウェアだけでなくバッグやシューズ、財布などあらゆるアイテムを展開しています。

タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI) ジップアップブルゾン Fabric by FOX UMBRELLAS

老舗の高級傘ブランドとして知られる「フォックスアンブレラ」の生地を採用したブルゾン。素材に採用されている「コットンツイル」は軽量性とサラリとした質感が特徴です。

撥水加工が施されているため、悪天候時でも気兼ねなく着用できるのもポイント。なお、本製品はリバーシブル仕様になっており、裏面には華やかなペイズリー柄の生地を採用しています。シックな表面とは全く違う印象で着こなせるので、汎用性の高いアウターを求めている方におすすめです。

ティーケータケオキクチ(tk.TAKEO KIKUCHI) シングルライダースブルゾン

ライダースジャケットをカジュアルなブルゾン仕様にアレンジしたおすすめアイテム。レザージャケットにありがちな重々しさを取り払い、気軽に着用できる1着に仕上がっています。

デザインは全体的にシンプルですが、腕部分の切り替えがアクセント。なお、価格は1万円台とリーズナブルなどで、これまでライダースジャケットを敬遠していた方もぜひ試してみてください。

バラクータ(BARACUTA)

「バラクータ」は1937年にイギリスでスタート。スイングトップの名作を生み出したことで広く知られるファッションブランドです。その代表作「G9」はスティーブ・マックィーンをはじめ数々の映画スターが着用。現在でも渋い大人の男性が着こなすおすすめの1着として支持され続けています。

バラクータ(BARACUTA) G9

“スイングトップと言えばG9”と言われるほど人気のアイテム。スポーティかつトラッドな雰囲気漂うドッグイヤーカラーや英国らしいフレイザータータンの裏地などを採用しており、おしゃれ心をくすぐるディテールが施されています。

特に肩周りが動かしやすい「ラグランスリーブ」や雨粒を流れ落ちやすくする「アンブレラヨーク」など機能性も良好。ロングセラーモデルとして知られている逸品なので、ぜひチェックしておきましょう。

ステューシー(STUSSY)

1980年代にアメリカのカリフォルニアで設立した「ステューシー」。定番のストリートブランドとして知られており、独特なグラフィックプリントや、ビビッドカラーが特徴です。

サーフィンやスケートボードなど、さまざまなカルチャーの影響を受けているのもポイント。時代を経ても変わらない良質でシンプルなデザインを採用しており、特に若者から支持を得ています。

ステューシー(STUSSY) Glen Bomber Jacket

着回し良好なアウターとしておすすめのブルゾン。落ち着いた色合いを採用しており、ミリタリーテイストは控えめ。ラフ過ぎないカジュアルスタイルにコーデをまとめたい時に重宝する1着です。

素材には、タフで扱いやすい「ポリエステルツイル」を採用。シワになりにくいため、長く着用できるのもポイントです。カラーはブラックとブラウンの2色をラインナップ。ざっくり羽織れるアウターを求めている方はぜひチェックしておきましょう。

ステューシー(STUSSY) Cruize Coach Jacket

同ブランドの独特なロゴを胸元と背中にあしらったストリート感溢れるコーチジャケット。ゆるすぎないサイズ感で、アクティブなコーデに仕上がります。

表地はポリエステル100%で、丈夫なのもポイント。裏地には「コットンポプリン」と呼ばれる薄手生地を採用しており、柔らかい肌触りを体感できます。カラーは複数色をラインナップしているので、購入を検討している方はしっかりとチェックしておきましょう。

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)

「ザ・ノース・フェイス」は、1966年にアメリカで誕生したアウトドアブランド。機能性とデザイン性を兼ね備えたウェアやバックパックは、今やアウトドアシーンのみならず、タウンユースアイテムとしても人気です。アイテムごとのカラーラインナップが豊富なのも同ブランドの魅力。気軽に着回せるブルゾンを探している方におすすめです。

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ザ コーチジャケット

軽快さを演出してくれるコーチジャケットは同ブランドの定番アイテム。光沢のあるナイロン100%の生地を採用しており、スポーティな印象に仕上がっています。

なお、自転車に乗る際やアウトドアでの着用時は、裾をドローコードで絞ると風の侵入を防ぐことが可能。デザインとしてはスタッフジャンパーのようなフロントボタン仕様で、気軽に羽織れます。

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) トランジットボンバージャケット

タウンユースアイテムとして最適なブルゾン。コンパクトなフォルムとディテールを削ぎ落としたシンプルなデザインを採用しており、落ち着いたコーデにまとまるのが特徴です。

ストレッチ性に優れた素材を使用しているのもポイント。アクティブなシーンにおいてもストレスなく着用することができます。おしゃれさはもちろん、ブルゾンに機能性を求めている方にもおすすめの1着です。

ナイキ(NIKE)

アメリカを代表するブランドの「ナイキ」。名称はギリシャ神話における勝利の女神・ニケが由来と言われています。先進的でスタイリッシュなモデルが多く、スポーツブランドとしてはもちろん、ファッションブランドとしても多大な影響力を持っています。

スケートボードに特化したアイテムが揃う「ナイキ エスビー」のコーチジャケットです。全体的にゆったりとしたサイズ感で、ストリートコーデとの相性は良好。サラリとした着心地のポリエステルタフタ生地は耐水加工が施されており、小雨程度であればしっかりとカバーできます。

また、カラーバリエーションが豊富さなのもポイント。黒やカーキ、ネイビーといった定番色はもちろん、鮮やかビビッドカラーも取り揃っています。価格帯としては1万円以下とリーズナブルなので、「とりあえず気軽に羽織れるアウターがほしい」という方におすすめです。

ナイキ(NIKE) ウーブン プレイヤーズ ジャケット

スリムなデザインを採用しているジップアップブルゾン。肩周りが動かしやすいラグランスリーブを採用しているので、普段着としてだけでなく、スポーツやアウトドアなどアクティブなシーンでも活躍が期待できるアイテムです。

表地はコットンとナイロンの混紡素材を採用。なお、サイズ感としてはやや小さめなので、購入の際はインナーとの兼ね合いも考慮した上で、選ぶようにしましょう。

ブルゾンをおしゃれに着こなすコツ

全体のシルエットを意識

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ブルゾンは総じて着丈が短めのモノが多いため、全身のバランスを取るのが難しいと感じてしまう方もいます。そんな方は全体のシルエットが「Iライン」「Aライン」「Yライン」のどれかになるよう意識するのがおすすめです。

「Iライン」は細身のブルゾンに同じく細身のボトムスを合わせた形。スマートな雰囲気のコーデに仕上がります。また、細身ブルゾンにゆるめボトムスを合わせれば「Aライン」となり、メリハリのある着こなしに仕上がります。

そして、男らしいラフなブルゾンを着こなしたい方には「Yライン」がおすすめ。ゆったりとしたブルゾンにスキニーのような細身ボトムスを合わせたシルエットでまとめるのがコツです。

インナーの着丈に注意

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おしゃれなブルゾンを着用しているのに野暮ったく見える場合はインナーの着丈を確認するのが重要。ブルゾンのようなショート丈アウターを着用する際には、アウターよりも着丈の長いインナーをチョイスするのがおすすめです。

ブルゾンよりも丈の長いインナーを着用するとで、アウターの裾からチラッとインナーを見せるのもポイント。コーディネートを考える際は、合わせるインナーの丈感にも配慮しましょう。

ブルゾンのおすすめメンズコーデ

メリハリのあるシルエットを参考に

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黒のMA-1を用いたカジュアルなコーディネート。ベーシックなアイテムでまとめているものの、シルエットのメリハリを意識し、おしゃれコーデに仕上がっています。

上半身はビッグシルエットのブルゾンにパーカーを合わせてボリュームをアップ。ボトムスはスキニーパンツでスッキリとまとめています。トレンドのビッグシルエットを上手に着こなしたい方はぜひ参考にしてみてください。

センスが光る洗練大人カジュアル

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スポーティな印象の強いスイングトップブルゾンを大人らしく着こなしたコーデ。着丈の長いバンドカラーシャツとのバランスに配慮しているのが特徴です。

デニムとデザートブーツはどちらもカジュアルなアイテムですが、落ち着いた色を意識して全体を引き締めているのもポイント。30〜40代の大人の男性におすすめのスタイルです。

男らしさと落ち着きを兼備したお手本コーデ

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ボア襟の付いたフライトジャケットを採用したコーデ。全体が粗野な印象にならないようにインナーやボトムス、シューズのバランスを考慮しているのが特徴です。

インナーにはアクセントとなるイエローを用いて差し色を意識。美しいテーパードシルエットのボトムスで、なだらかなYラインを作っているのもポイントです。

細身シルエット×黒でスタイリッシュに

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ブルゾン、ボトムスともにタイトなアイテムをチョイスし、キレイめに仕上げたコーディネート。黒をベースにしているので、さらにスタイリッシュな印象が強調されています。

インパクトの強い総柄ブルゾンを取り入れる際には、合わせるアイテムを極力シンプルにするのがコツ。キャップやアクセサリーの使い方も意識するようにしましょう。

こなれ感のあるアースカラーコーデ

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アースカラーでまとめたコーディネート。カジュアル度の高いコーチジャケットはカラーしたいでは地味に見えがちですが、ベージュカラーなら大人らしく着こなせます。

ボトムスはコーデュロイ素材をチョイスすることで季節感をプラス。滑らかなコーチジャケットの素材感とのコントラストもおしゃれです。

おしゃれに魅せるテクニックが満載

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スリムなフォルムのレザーブルゾンにワイドパンツを合わせてAラインを作ったおしゃれなコーデ。トップスに黒をもってくることで上半身を引き締め、ボトムスはやや明るめのブラウンでボリュームを強調。色合いでバランスを整えています。

スタジャンの下から見えるインナーもポイントで、シャツの裾が長すぎず、だらしなく見せないのがコツです。