季節問わず、オールシーズン着られるダンガリーシャツ。カジュアルファッションの定番アイテムであり、多くの方々は一度は着たことがあるのではないでしょうか。今回は、そんなダンガリーシャツのおすすめブランド&コーデを厳選しましたので、ご紹介します!
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デニムシャツとダンガリーシャツは一緒と思われている方が多いようですが、実際は全くの別物。ダンガリーシャツとは縦糸が白糸、横糸に色糸を使って織られた生地で作られたシャツのことで、デニムシャツは縦糸と横糸が逆になって作られています。また、大きな違いとしてデニムシャツはきれいなブルー色をしていますが、ダンガリーシャツは白みがかったブルー色。柔らかい風合いなのに、耐久性があるのも特徴です。
ダンガリーシャツの選び方
淡いブルーより濃いブルーの方がおすすめ
デニムと同様ダンガリーシャツにも淡いブルーから濃いブルーまで展開されています。爽やかな淡いブルーもいいですが、これからの季節間違いなく活躍するのは濃いブルー。なぜかというと春夏になればなるほど、コーディネートに明るい色を使うようになるからです。明るい色のアイテムと濃いブルーのダンガリーシャツは相性がよく、何でも合わせられます。使いやすいという点で、淡いブルーより濃いブルーのダンガリーシャツを選ぶといいでしょう。
タイトなシルエットより少しルーズなシルエット
次に見るべきポイントはシルエット。洋服を選ぶ際にいくつかポイントがあるなら、シルエットは一位か二位を争うぐらい大切なポイントです。ダンガリーシャツに関しては、シルエットはタイトなものよりもルーズなものの方がベスト。カジュアルなアイテムなのでゆるく着こなした方が男らしさを演出できます。その上、筋肉隆々ではない華奢な方なら、体のラインを強調せず体型カバーも可能。まさに一石二鳥です!
裾はウエストから2~3cm長めがベスト
洋服を買いに行く際、最も難しいポイントが裾丈です。長すぎても野暮ったく見えるし、短すぎてもサイズが合っていないように見えるので絶妙な長さを見つけ出すのは大変。現在のファッションスタイルとしては、シャツの裾をボトムに入れたり、出したまま着たりとさまざま。自分のウエスト位置から2~3cm長いのがベストですよ。この長さなら出してままでも野暮ったく見えないですし、ボトムにインすることもできます。
袖丈は手首もしくは手首より上までの長さで短めを意識
袖丈も裾と同じで、長すぎても短すぎてもダメ。袖丈で最もいい長さは、手首もしくは手首より上がいいでしょう。暖かくなったといえど、まだまだアウターは羽織りますよね。袖丈が手首までなら、アウターの袖から少しはみ出てきれいに重ね着できます。
また、一枚で着てもスマートに見せることができるため、腕時計などアクセサリーをきれいにつけることが可能。難しいですが、袖にこだわればスッキリ着こなせます。
ポケットは二つではなく一つが今風
これはかなり細かいポイントなのですが、ポケットが両胸についているのと片胸についているのでは印象が全然違います。両胸についているのだとワークテイストなダンガリーシャツになり、カジュアル寄りなデザイン。片胸だけだとドレッシーなダンガリーシャツになりきれい目なデザインです。
現在のファッションシーンでは、きれい目寄りなカジュアルファッションが主流なため、片胸のみポケットがついているダンガリーシャツの方が今風と言えそうです。
ダンガリーシャツのおすすめコーデ
シンプルな組み合わせに小物で遊んだインテリコーデ
ベーシックなダンガリーシャツにきれいな色をしたボトム、靴はスニーカーと品のあるカジュアルコーデ。シンプルな組み合わせですが、クラッチバッグやメガネなどがポイントになっており、知性溢れるスタイルへと格上げされています。ダンガリーシャツのボタンを途中までしか閉めていないのもポイントで、気温が上がってきて薄着になってくるこれからの季節は、こういった小物やさりげないテクニックが鍵となってくるでしょう。
色味で統一感を出しながらも素材で違いを作った上級スタイル
キャップとデニム・ダンガリーシャツをブルー系の色でまとめ、インナーのTシャツとスニーカーを白でまとめ統一感を生み出しています。それでいながら、一点一点使用しているアイテムを見ると素材が違っているため、コーディネートが立体的。コーディネートする時、色味と素材全て同じにするとおしゃれにできますが、色味は同じで素材感だけ変えるのは至難の技。カジュアルなスタイルの中でも上級と言っても過言ではありません。
ロンドンボーイなスタイルをダンガリーシャツで崩す
チェック柄のブルゾンが目を引くコーディネート。細身のパンツと合わせることでロンドンのストリートにいそうなスタイルとなっています。その上、インナーをダンガリーシャツにすることでそのテイストを残しながら品を加えています。足元のコンバースのスニーカーもベストなチョイスでアメカジなダンガリーシャツ、ブリティッシュなチェック柄ブルゾンにぴったり。王道なストリートファッションではないですが、かなりおしゃれです。
フォーマルのハズしに使うダンガリーシャツは誰もが真似しやすい
ダンガリーシャツは持っているけど、コーディネートの仕方が分からない…そんな方も多いのではないでしょうか。そんな時はジャケットの下に着ちゃいましょう! フォーマルなセットアップのジャケットのインナーとして使えば、ハズしになって堅苦しい印象がなくなります。ダンガリーシャツの着こなしとしてはこれが最も簡単。もし、今ダンガリーシャツのコーディネートで悩んでいる方がいるなら明日からでも挑戦してみてはいかがでしょうか。
白パンツとの組み合わせで男らしくて爽やかな男性を演出
春夏になるとどうしても穿きたくなる白パンツ。そんな白パンツとダンガリーシャツは相性抜群です。このようにシンプルに着こなすだけでも十分で、男らしい中に季節感漂う爽やかさを演出。ダンガリーシャツの柔らかい風合いも白パンツとマッチしています。
また、足元をシャツと同系色のスリッポンにしており統一。タウンユースとして着るのもいいですが、リゾート地などに旅行に行った時にするコーディネートとしてもおすすめです。
おすすめのダンガリーシャツ
ヌーディージーンズ(Nudie Jeans) OLD GLORY DENIM Jonis ダンガリーシャツ
ブリーチとウォッシュ加工が何度も施されたことによりできた、涼しげなアイスブルーのダンガリーシャツ。オーソドックスな淡いブルーではなく、アイスブルーにするという斬新なアイデアで、デニム業界を驚かせたスウェーデン初のデニムブランドです。ステッチがイエローになっていたり、襟元がウエスタン調になっておりアメカジが感じられます。ヨーロッパとアメリカのデニム文化を上手く融合したおすすめのダンガリーシャツです。
ハイドロゲン(HYDROGEN) スタープリントダンガリーシャツ
スッキリしたシルエットに大きなスタープリントが全面にあしらわれたインパクトのある一着。アウターのインナーとしても使えますし、一枚で着てもサマになります。スタープリントで見えにくいですが、こちらも先ほどと同じく襟元がウエスタン調となっています。袖のボタンもスナップボタンなどにも、細かいこだわりが感じられます。
一歩先を行くファッションを提案するハイドロゲンのダンガリーシャツで、一歩先のファッションを体感してみてはいかがでしょうか。
ポロラルフローレン(Polo Ralph Lauren) Classic-Fit Sport Shirt
アメリカントラッドを代表するラルフローレンが作り出すダンガリーシャツ。ダンガリー生地をふんだんに使っていますが、襟がボタンダウンのデザインが施されているため上品な仕上がりとなっています。生地の色も濃いブルーなのでコーディネートにも使いやすいでしょう。一枚でシンプルにここまで表現できるブランドはラルフローレン含め、数える程度です。定番の左胸のロゴマークも、いいアクセントです。
スラッシャー(THRASHER) SHIRT(LIGHT DENIM)
アメカジブランドやハイブランドが展開するダンガリーシャツではなく、周りとは違うダンガリーシャツが欲しいという方にはストリートブランドのダンガリーシャツがおすすめ。他のブランドが展開するダンガリーシャツとの違いは、大きくグラフィックプリントが施されていること。このように背中や胸元にプリントされていることで、デザインのポイントともなり、周りとは違うコーディネートを楽しめます。
キャサリンハムネットロンドン(KATHARINE HAMNETT LONDON) ウエスタンダンガリーシャツ
先ほどと同じウエスタン調のデザインですが、ユーズド加工が施されていることで、ダンガリー生地に色むらがありビンテージ感溢れるシャツです。イギリスのトラディショナルなデザインを得意とするキャサリンハムネットロンドンでは珍しいデザインで、大変貴重。ライダースジャケットなど王道のアメカジファッションに取り入れてもいいですし、タイトなジャケットなどブリティッシュなアイテムとも相性がいいです。
メンズファッションでは使うことが多いダンガリーシャツ。普段何気なく着ているアイテムでも、選び方のコツ・コーディネートを知ればより幅広く使えます。この春ファッションを通じて、ダンガリーシャツを巧みに使いこなせるようになりましょう!