スーツケースから荷物が飛び出すのを防ぐ「スーツケースベルト」。防犯効果も期待できるので、大事な荷物を目的地へ運ぶのにおすすめです。空港で荷物を受け取る際には、目印としても役立ちます。

ワンタッチタイプ・鍵付きタイプなど種類が豊富。似た形状のモノも多く、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、選び方と併せてスーツケースベルトのおすすめアイテムをご紹介します。

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スーツケースベルトの必要性

スーツケースベルトは、所持品を守るために必要なアイテムです。スーツケースへ巻き付けることで、衝撃により不用意にスーツケースが開くことを防げます。

また、ターンテーブルでスーツケースが流れてきたときに、目印としても活躍。自分のモノを見つけやすくなるため、限られた時間を有効活用できます。

スーツケースを開ける際に緩める必要があり、荷物を取り出すまでに手間がかかるため、防犯効果も期待できます。スーツケースの口を閉める用途に使えるのもメリット。旅先でスーツケースが破損した際も、荷物の散乱や紛失を防げます。

スーツケースベルトの選び方

固定方法で選ぶ

着脱しやすい「ワンタッチタイプ・面ファスナータイプ」

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着脱のしやすさを重視する方は、ワンタッチタイプ・面ファスナータイプがおすすめ。ワンタッチタイプは、スーツケースに巻き付け、バックルを使い留めて固定するのが特徴です。

面ファスナータイプは、ロック部分の粘着面を上下に重ねることで留められる仕様。あまり力を使わず、簡単に固定できます。ただし、上から重ねるための折り返し部分が必要。スーツケースよりも長めのモデルを選ぶのがポイントです。

着脱しやすいアイテムは、旅行中のさまざまな場面で役立ちます。例えば、空港でのチェックイン時に重量オーバーが判明した際、対応をスピーディーに行えます。到着後に荷物を取り出したいときにも便利です。

しっかりと固定するには、ワンタッチタイプはバックルをきちんと留めることが重要。面ファスナータイプのスーツケースベルトは、粘着面が汚れると外れやすくなる点に注意が必要です。

防犯に効果的な「鍵付きタイプ・絞りタイプ」

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防犯に効果的なのは、鍵付きタイプ・絞りタイプのスーツケースベルト。目的地の治安などを考慮しながら、使いやすいタイプを選びましょう。

鍵付きタイプには、暗証番号を設定するダイヤルロック式と、付属の鍵で解錠するシリンダー錠式があります。スーツケース本体の鍵とあわせて、ダブルで施錠できるのがメリットです。

絞りタイプは、バックルに通したスーツケースベルトを引っ張って固定します。スーツケースのサイズにあわせて長さを細かく変えられるのが特徴。荷物が大量に入っているスーツケースにも取り付けやすいのが魅力です。

取り付け方法で選ぶ

1本タイプ

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スーツケースベルト1本で、縦向きや横向きに固定するタイプの製品。シンプルな形状なので、簡単に取り付けられます。

また、スーツケースのデザインを損なわないのもポイント。アクセントとしても活躍します。ファッションとして取り入れたい方にもおすすめのタイプです。

ただし、ほかの2本タイプや十字型タイプより、包み込める面積が少ないのがデメリット。着脱のしやすさを重視する方に適しています。

2本タイプ

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スーツケースベルトを2本組み合わせるタイプの製品。スーツケースベルトをクロスさせて、上下左右からスーツケースが固定できます。

長さや取り付け位置を1本ずつ細かく調整できるのも魅力。スーツケースのサイズや、荷物による膨らみ具合にあわせて取り付けられるのが特徴です。

1本ずつでも使えるため、同行する家族や友人とのシェアも可能。旅先で荷物が増え、スーツケースを追加購入した場合も、対応できます。ただし、2本を組み合わせる分、着脱に手間や時間がかかるのがデメリットです。

十字型タイプ

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十字型タイプは、スーツケースベルトを最初からクロスされているのが特徴です。2本タイプとの違いは、スーツケースベルト自体が1本にまとまっている点。1本のみ紛失するリスクがなく、着脱時に複数のスーツケースベルトを扱う必要がいないのでおすすめです。

上下左右へ伸びたベルトを、十字に交差するようにバックルで固定するタイプが便利。スーツケースのサイズや状態にあわせて、縦横から長さを調整できます。サイズ調整の容易さを重視する方にぴったりです。2本タイプとは異なり、固定する位置が決まっているので、取り付け位置の調節が難しい点に留意しておきましょう。

TSAロックの有無をチェック

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海外へ渡航する方は、TSAロック付きのスーツケースベルトも検討しましょう。TSAロックは、アメリカ運輸保安局から認可や容認されたアイテム。TSA係員が持つ特殊な開錠ツールを使用しない限り解錠できません。

特に、グアム・ハワイを含むアメリカへ持ち出す場合には要注意。アメリカでは、TSAロック以外で施錠されたスーツケースに対し、鍵やスーツケースを破壊することによる検査が認められています。

検査により破損したスーツケースや荷物への補償はありません。施錠した状態でスーツケースを預けたいなら、TSAロック付きのモデルがおすすめです。ただし、TSAロックを備えたモデルでも、破損する可能性がある点に留意しておきましょう。

空港で見つけやすくなる目立つ色がおすすめ

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スーツケースを見つけやすくしたい方は、目立つ色のスーツケースベルトがおすすめ。空港では、多くの旅行者が似たようなスーツケースを使用しています。自分のスーツケースを識別しやすくなるため、取り違い対策にも有効です。

スーツケースと同化しない色を選ぶことで、スーツケースベルトが目立ちやすくなります。カラフルなスーツケースには、落ち着いた色のモデルをチョイス。デザイン面で主張が少ないスーツケースには、明るい色のモデルをあわせてみてください。

同じ色でも、製品により発色の仕方が異なるため、色の鮮やかさにも注目してみましょう。なかには、蛍光色を用いたスーツケースベルトもあります。

紛失した場合に役立つネームタグ付きがおすすめ

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ネームタグ付きのスーツケースベルトは、スーツケースの紛失時に役立ちます。ネームタグは、名前や連絡先などの情報を記入するアイテム。持ち主の情報をスーツケースへ簡単に付加できます。

スーツケースを紛失する原因には、航空会社の手違いやミスがあります。乗客間での取り間違いも理由のひとつです。ネームタグを付けることで、航空会社のスタッフや取り間違えた乗客からの連絡が期待できます。

スーツケースを海外へ持ち出す場合は、ネームタグには英語で書き込みましょう。個人情報保護の観点から、現地でつながる電話番号やメールアドレスを表記するのもおすすめです。記入した情報が古くなっていないか、定期的にチェックしましょう。

スーツケースベルトのおすすめメーカー・ブランド

ロジック(Logic)

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ロジックは奈良県に本社を構えるメーカー。スーツケースベルトやパスポートケースなど、さまざまなトラベルグッズを手がけています。ロジックのスーツケースベルトは十字型タイプ。ホールド力を重視する方におすすめです。

TSAロックに対応したモデルも販売しており、海外旅行が多い方に向いています。また、カラーバリエーションが豊富なのも魅力。ブラック・ブルーといった落ち着いたカラーから、レッド・オレンジなどの鮮やかな色まで幅広く展開。単色だけでなく、複数の色を組み合わせたモデルもあります。

エース(ACE)

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1940年に創業したエースは日本発のバッグブランド。旅行バッグやスポーツバッグなど、幅広い製品展開が魅力です。1964年にスーツケースの国内生産をスタート。スーツケース業界で、長年実績を培ってきたおすすめのブランドです。

エースでは、パステルカラーベースのかわいらしいスーツケースベルトを販売しています。デザイン性はもちろん、判別が容易になる実用性もプラス。着脱しやすいワンタッチタイプを採用しているのもポイントです。

バンガード(VANGUARD)

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バンガードは、1977年に創業した旅行用品メーカーです。国内に自社工場を構えており、日本製のアイテムが充実しています。キャラクター柄や国旗柄など、デザイン面での選択肢が豊富。無地のモデルもあり、シンプルなデザインを好む方にもぴったりです。

ワンタッチタイプのスーツケースベルトを多数ラインナップ。取り付けや取り外しが簡単なので、初めて使う肩にもおすすめです。

スーツケースに乗せたバッグの固定にも使えるモデルもあります。紛失時に活躍するネームタグ付きのモデルも多く、機能性を重視する方にもぴったりです。

スーツケースベルトのおすすめ|ワンタッチタイプ

エース(ACE) アンドプロテカ モクレレ スーツケースベルト 54016

エース(ACE) アンドプロテカ モクレレ スーツケースベルト 54016

スーツケースの判別にも役立つ、おしゃれでかわいいスーツケースベルト。大きなフラワーモチーフをあしらっています。

パステルカラーがベースのデザインも魅力的。やさしい印象のアイテムを探している方におすすめです。ワンタッチタイプなので、ラクに固定できるのもポイント。簡単にスーツケースを固定できるので、初めて使う場合にもぴったりです。

幅は6cmで、長さは最大で160cmまで伸ばすことが可能。さまざまなサイズのスーツケースに取り付けられます。

バンガード(VANGUARD) SN スーツケースベルト スポーツ prsn01040887

バンガード(VANGUARD) SN スーツケースベルト スポーツ prsn01040887

さまざまなスポーツを楽しむスヌーピーが描かれたスーツケースベルトです。かわいいキャラクターと、イエローを基調とした色鮮やかなデザインがマッチ。落ち着いた色のスーツケースに、目印として取り入れるのがおすすめです。

名前や住所を書き込めるネームタグも付属。内容別に項目が設けられており、名前や学校名など、必要な情報を自由に追記しやすい仕様です。ネームタグの右下にもスヌーピーが描かれています。

また、スーツケースのサイズにあわせて、長さを172cmまで伸ばせます。実用性にも優れている日本製のアイテムです。

バンガード(VANGUARD) HolidayHoliday VG 2WAYスーツケースベルト VA-246371

バンガード(VANGUARD) HolidayHoliday VG 2WAYスーツケースベルト VA-246371

スーツケースに乗せたバッグの固定に使えるスーツケースベルトです。サイズは約幅5×最大使用時の長さ170cm。スーツケースやバッグの大きさにあわせて、留め具で長さを変えられます。

あらかじめ長さを調整しておけば、スーツケースやバッグの固定はワンタッチで完了。バッグは、スーツケースのキャリーバーへ本製品を通し、バックルで留めて固定できます。空港や駅など、混雑した場所でも手間なく使えるのでおすすめです。

名前と住所が書き込めるネームタグも付属。紛失の可能性にも考慮されています。本製品をはじめ、シンプルなデザインの旅行用品が販売されているので、旅行用品に統一感を出したい方は、併せてチェックしてみてください。

スーツケースベルトのおすすめ|面ファスナータイプ

ソロツーリスト(SOLO-TOURIST) イージーベルトロング EB-98

ソロツーリスト(SOLO-TOURIST) イージーベルトロング EB-98

機能的で丈夫な旅行用品が揃う、ソロツーリストのスーツケースベルトです。長さを約122~220cm間で調節できるロングタイプ。縦方向からも巻き付けられるので、スーツケースを立てたまま取り付けたい場合にも重宝します。

簡単に固定できるため、使い慣れていない方にもぴったり。粘着面を重ねてもかさばりが少ないのが特徴です。

装飾を抑えたベルト部分に、ブラックの留め具をあわせているのもポイント。スーツケースのデザインが引き立つシンプルなアイテムを探している方におすすめです。

日丸物産(NICHIMARU BUSSAN) 日丸優品 スーツケースベルト

日丸物産(NICHIMARU BUSSAN) 日丸優品 スーツケースベルト

強粘着の面ファスナータイプのスーツケースベルト。ベルトを留め具に通しやすい設計を採用。1つの留め具にベルト部分を通すシンプルな構造です。

荷物を守るベルト部分はナイロンで作られており、頑丈な仕上がり。スーツケースのロックやチャックが破損した際は、一時的な固定グッズとしても活用できます。

縦巻きする場合は、26インチまでのスーツケースに対応できます。2本セットなので、十字にして使うことも可能。スーツケース以外の荷物も固定できるため、キャンプや引っ越しなどさまざまなシーンで役立ちます。

アリフ(ALIFE) HA LUGGAGE BELT SNCF-164

アリフ(ALIFE) HA LUGGAGE BELT SNCF-164

韓国発のデザイナーズブランドであるALIFEのスーツケースベルトです。旅行気分を高める、かわいい気球のマークがポイント。全6色展開で、スーツケースを判別しやすくなるビビッドなカラーが揃っています。

粘着面の表側にデザインが施されているのも特徴。外からでもロック部分が分かりやすいため、効率よくパッキングできます。

アジャスターにはメタル素材を採用しています。長さを最長2000mmまで伸ばせるのもメリット。比較的長く伸びるため、大きめのスーツケースベルトに使用した場合にも向いています。

スーツケースベルトのおすすめ|鍵付きタイプ

ロジック(Logic) 十字型スーツケースベルト LG-SUITCASE-TSABELT-CRS

ロジック(Logic) 十字型スーツケースベルト LG-SUITCASE-TSABELT-CRS

カラー展開が全12種類と豊富なスーツケースベルトです。シンプルな単色デザインに加え、2〜3色を使ったデザインもラインナップ。スーツケースの色やデザインにあわせて、選べるのがポイントです。

携帯用のポーチが付属しており、コンパクトにまとまるため、収納時に場所をとらないのも魅力。しっかりと固定できる十字型で、中央の三角カンにベルトを通し、クロスさせる仕組みです。スーツケースにあわせた長さ調節も可能。最後にバックルで固定します。

ネームタグは、名前や電話番号などを書き込める仕様。メモを出し入れできるので、ライフスタイルの変化で情報が変わった際にも便利です。さらに、TSAロックとダイヤルロック式の鍵を搭載しています。

JTB商事 SWT TSAロック付きケースベルト 509009016

JTB商事 SWT TSAロック付きケースベルト 509009016

JTB商事のスーツケースベルトです。TSAロックが備わっているため、アメリカへの渡航などを考えている方におすすめ。名前と住所が書き込めるネームタグも付属しており、機能性も良好です。

付属の鍵で施錠や解錠ができるシリンダー錠式を採用。鍵は2本付属しているため、夫婦や家族での旅行など、スーツケースを複数人で共用する場合にもぴったりです。単色のデザインなので、柄の主張を少ないモノを探している方にマッチした製品です。

コンサイス(CONCISE) TSAタイトフィットベルト60 con0116 285519

コンサイス(CONCISE) TSAタイトフィットベルト60 con0116 285519

スーツケースにしっかり取り付けられるスーツケースベルトです。スーツケースへの装着時に、ゴム製のベルト部分が伸縮する仕組み。フィット感に優れており、途中でずり落ちにくいのが魅力。バックルが付いており、装着や取り外しもラクに行えます。

幅広いサイズのスーツケースに対応できるのもメリット。伸縮幅は約115~190cmで幅も6cmあり、大型のスーツケースも固定が可能です。

TSAロックとダイヤルロックを搭載。2重に施錠できるため、セキュリティ対策を重視したい方にも向いています。さらに、TSA職員によりスーツケースが開けられたかどうかを、外から把握できるインディケーター付き。荷物を受け取ったあと、検閲の有無を簡単に確認できます。

スーツケースベルトのおすすめ|絞りタイプ

エース(ACE) ケースベルト ベルトタイプ 32149

エース(ACE) ケースベルト ベルトタイプ 32149

長く愛用できるアイテムを探している方に適したスーツケースベルトです。頑丈で引っ張りに強いナイロン素材を採用。直接生地を織り込むジャガード織りで、耐久性が高められています。

蛍光色で、遠くからでも目立つのもメリット。光沢感がある無地デザインで、シンプルなスーツケースを目立たせたいときにも重宝します。ネームタグの位置を自由に変えられるのも特徴。個人情報を保護しつつ、必要なときだけ見える位置に取り付けられます。

コンサイス(CONCISE) スーツケースベルト SL-60 con1172 516118

コンサイス(CONCISE) スーツケースベルト SL-60 con1172 516118

ドット柄に金属の留め具を配した、ポップなデザインのスーツケースベルト。スーツケースに明るい印象をプラスできるうえ、ひと目で判別しやすくなる点がメリットです。同シリーズからはボーダー柄も販売されています。柄を問わず、カラー展開が豊富なのも魅力です。

住所・名前・電話番号が記入できるネームタグも付属。スーツケースベルト本体の幅も約6cmと比較的太めで、ホールド力を重視したい方にもぴったりです。

トラベルアース(TRAVEL EARTH) スーツケースベルト TE-304

トラベルアース(TRAVEL EARTH) スーツケースベルト TE-304

鮮やかなカラーが目を引くスーツケースベルト。上下にラインが入っている単色タイプは3種類、カラフルなレインボー柄1種類が展開されています。遠目からでも見つけやすいアイテムを探している方におすすめです。

ネームタグは、名前・住所・国名が書き込めるデザイン。各項目に飛行機のマークをあしらっているのもポイントです。素材には、強度のあるポリプロピレンを採用。生地の端まで織り上げられているのも特徴です。

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スーツケースベルトの使い方

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スーツケースベルトは、適切な使い方で取り付けることが大切。スーツケースベルトのたるみは、スーツケースから落下する原因になる可能性もあります。スーツケースのサイズにあわせて、あらかじめ長さを調節しておきましょう。

長さが調節できたら、スーツケースベルトをハンドルに通します。ハンドルの下に通すことで、スーツケース本体とハンドルとの隙間ができにくくなります。

次に、スーツケース本体へしっかりと巻き付けてから固定。バックルが付いている場合は、バックルも留めましょう。十字型のスーツケースベルトは、横向きや縦向きなど、製品にあった方法で巻き付けます。

最後に先端部分を引き、たるみがなくなれば装着完了。残った部分があれば内側に折り込みましょう。