旅行の荷物を持ち運ぶ際にセキュリティ性や耐衝撃性を重視するのであれば、「フレームタイプのスーツケース」が便利。素材にプラスチック樹脂を採用したモデルだけでなく、アルミやポリカーボネートを使って製造されたモデルもあります。
今回は、フレームタイプのおすすめのスーツケースをご紹介。選び方のコツも解説するので、どれを購入すべきか迷った場合はあわせて参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
フレームタイプのスーツケースの魅力

By: amazon.co.jp
スーツケースには布製のソフトケースと硬い素材を使ったハードケースがありますが、ハードケースはさらにファスナータイプとフレームタイプに分類できます。
開閉部分に布地のファスナーを使用しているファスナータイプに対し、金属製のフレームを採用しているのがフレームタイプの特徴。硬い材質が用いられており、頑丈でセキュリティ性に優れているのがメリットです。
水をスーツケース内部に侵入させにくいのもフレームタイプの魅力。ファスナータイプのように開閉部分に遊びがなく、スーツケースに収納した荷物を衝撃から保護できる点もおすすめです。特に、ワレものやパソコンなどの精密機械を持ち運ぶ際に適しています。
フレームタイプのスーツケースの選び方
素材をチェック
軽さを重視するならプラスチック樹脂製

By: amazon.co.jp
ABSは加工しやすいプラスチック樹脂として知られており、フレームタイプのスーツケースで数多くのモデルに採用されている素材です。ABS樹脂を使ったアイテムは、アルミやポリカーボネートを用いたモデルに比べ安価な傾向があり、コスパに優れているのが魅力。耐衝撃性能も比較的高く、見た目の美しさも備えています。
ただし、ABS樹脂で作られたスーツケースは重量があり、近年では主流メーカーが素材をポリカーボネートに移行している点に留意しておきましょう。スーツケースにかかる費用を抑えたい場合は、ABS樹脂製のモデルを検討してみてください。
セキュリティ重視なら頑丈なアルミ製

By: rakuten.co.jp
セキュリティ性を重視してフレームタイプのスーツケースを探している場合には、素材にアルミを採用したモデルがおすすめ。アルミはスチールやステンレスなどの金属素材に比べて軽く、スーツケースにも長く使用されている素材です。
アルミ製のスーツケースは耐腐食性に優れており、雨にさらされてもサビにくいのがメリット。見た目は光沢が美しく、金属素材としては比較的やわらかい雰囲気がある点でも人気です。
金属のアルミはプラスチック素材より重量があり、価格も高い傾向があるので注意が必要。頻繁に使う方や長期間愛用したい方に適しています。
軽量かつ頑丈なポリカーボネート製

By: amazon.co.jp
ポリカーボネートは、近年のスーツケースで主流になっている素材。ABS樹脂と同じく加工がしやすく、幅広いシーンで使われている素材でもあります。
ポリカーボネート製のスーツケースは、優れた耐久性や難燃性を備えているのが魅力。同じ樹脂素材のABSと混合し、より耐久性を高めたアイテムも展開されています。
素材自体の耐久性が良好で、薄型にデザインできるのもポリカーボネートのメリット。軽量で持ち運びやすいモデルも数多く存在します。
安定感を求めるなら4輪キャスターがおすすめ

By: amazon.co.jp
フレームタイプのスーツケースを持ち運ぶ際に安定感を重視するのであれば、「4輪キャスター」モデルを選ぶのがおすすめ。手前側の左右のみにキャスターを備えた2輪タイプは、片側を持ち上げて斜めに倒した状態で移動させます。4輪タイプはスーツケース底の四隅すべてにキャスターがついており、持ち上げずに動かせるのが特徴です。
また、取り回しにくい2輪タイプは、狭い場所では邪魔になりがち。一方、4輪タイプは小回りが利きやすく、安定した状態で持ち運べるメリットがあります。
宿泊数に合わせてサイズを選ぶ

By: amazon.co.jp
スーツケースは、製品ごとに複数のサイズで展開されているのが一般的。30L前後のコンパクトなモデルもあれば、100Lを超える容量を備えた大型の製品も存在します。
フレームタイプのスーツケースを検討する際は、宿泊数に合わせてサイズを選ぶのがおすすめです。1泊であれば30L程度のモデルでも十分。2〜3日の旅行を計画している場合には、50L程度のスーツケースが適しています。
スーツケースのサイズは、基本の30Lに加えて、1泊につき+10Lで計算するのが目安。なお、家族の荷物をまとめて収納する場合や土産を購入する予定がある場合は、サイズに余裕をもたせておきましょう。
また、収納する衣類によっても必要なサイズは変わります。冬に使用する場合は衣類がかさばるので、大きめのスーツケースを選択しておくのがポイントです。
充電ポートなどの機能性にも注目

By: amazon.co.jp
フレームタイプのスーツケースを購入する際は、役立つ機能を備えているかどうかも要チェック。スーツケースにはUSBの充電ポートを搭載しているモデルもあり、移動中の時間を利用してスマホやタブレットなどの電子機器を充電しておきたい場合に重宝します。
USB充電ポートのついたスーツケースは、内部にモバイルバッテリーを接続するケーブルや収納するためのポケットを有しているのが一般的。所有しているモバイルバッテリーが接続できるかもあわせて確認しておくと快適に使用できます。
フロントオープンポケットなどがあると、スーツケースを開け閉めせず必要なアイテムをすぐに取り出せて便利です。
フレームタイプのスーツケースのおすすめ
レジェンドウォーカー(legend walker) 5509 グレース 5509-70
スタイリッシュなデザインと頑丈さ、充実した機能が特徴のフレームタイプのスーツケースです。素材にはポリカーボネートとABS樹脂を採用。軽さと強さを両立しているだけでなく、鏡面加工による美しい輝きも有しています。
コーナーやフレームの部分にはアルミニウムを使用。高い強度を備えており、衝撃からしっかりとスーツケースのボディを保護できる点もおすすめです。キャリーバーの高さは調節可能。身長やシーンに合わせて段階的に設定できます。
スーツケース横の台座にはフック機能を搭載。耐荷重は2kgで、カバンなどちょっとした荷物をかけておきたい場合に便利です。
安定性や走行性に優れたダブルキャスターが用いられているのもポイント。スーツケース底の四隅に合計8個のキャスターが付属し、安定した状態で動かせます。サイズは35L・51L・83Lの3種類です。
レジェンドウォーカー(legend walker) フレームタイプ 5122-62
頑丈な金属製のフレームでしっかりとボディを保護できるスーツケースです。ABS樹脂でできた本体の表面にポリカーボネートフィルムをコーティング。軽さと強さを兼ね備えているのが魅力です。
衝撃に強いコーナーパッドがついているのもメリット。移動時に衝撃が加わってもスーツケースを守る設計です。容量は68Lで、内装のメッシュポケットつき中仕切りやXバンドで荷物をしっかりと整理して収納できます。
スムーズな移動をサポートするダブルキャスターが採用されているのも長所。安定性に優れている点もおすすめです。スーツケース横の台座部分にはフック機能を搭載。ちょっとした荷物をかけられて便利です。
レジェンドウォーカー(legend walker) 6209 ブレイド 6209-50
ボディにUSBの充電ポートを備えているフレームタイプのスーツケースです。スーツケース内部にモバイルバッテリーを接続しておけば、TSAロック部分に設置されているポートでスマホやタブレットなどの機器を充電できます。
フロントオープンポケットがついているのも特徴。ビジネス仕様のポケットで、ノートパソコン・ファイル・資料・筆記用具・小物類などを入れておけます。メインのスペースとは仕切られているので、ポケット内のアイテムを取り出す際にプライベートな荷物を見られる心配はありません。
ボディには三層構造ポリカーボネートを採用。手で押せるほどソフトながら、優れた耐衝撃性能が期待できます。スリムにデザインされたフレームは、溝ありフレームに比べて軽量。スタイリッシュな見た目もおすすめのポイントです。
日乃本錠前社のグリスパック静音キャスターを使用している点にも注目。静かでスムーズな走行を実現しているのがメリットです。
グリフィンランド(Griffinland) NOBLE DL-2823
スリムなデザインのフレームを採用しているスーツケースです。耐衝撃性に優れつつ、軽量化を図っているのがポイント。大切な荷物をしっかりと保護しながら快適に持ち運べます。
段差や石畳などがある道でも動かしやすい360°Wキャスターを4輪備えているのもメリット。安定感があり、スムーズな移動を実現します。
キャリーバーは多段階で調節可能。トップハンドルやサイドハンドルには、自動で元の位置に戻るオートリターン機能が搭載されています。スーツケース内部の両面には、仕切り板やクロスベルトを配置。荷崩れを予防したい場合にもおすすめです。
エース(ACE) ace. TOKYO LABEL アルゴナム2-F 06991
堅牢かつ強靭なアルミニウム素材を使用したフレームタイプのスーツケースです。フェードアウトするような斜めのリブデザインを採用。強度と美しさを兼ね備えているのが魅力です。
4輪タイプのキャスターは旋回性に優れており、スムーズに方向転換できる設計。プルドライブハンドルは多段階で調節が可能で、幅広い身長の方に対応します。
内装に抗菌加工が施された生地を用いているのもポイント。スーツケースを衛生的に使いたい場合にもおすすめです。
エース(ACE) Proteca チェッカーフレーム 00142
軽量ながら高剛性なマグネシウム合金製のフレームを有している54Lのスーツケースです。ポリカーボネートハイブリッド樹脂を使用したボディは砂目シボ加工が施されており、傷や汚れの目立ちにくさが魅力。耐衝撃性や耐摩耗性が高いので、長く愛用できます。
エースが開発して特許も取得している「マジックストップ」と呼ばれる機能を搭載しているのもおすすめのポイント。手元のスイッチでキャスターを簡単に固定できます。揺れる電車の中や空港のロビーといった滑りやすいところ、傾斜のある場所などでスーツケースを立てておく際に便利です。
スクエアデザインで、スーツケース内の隅までしっかりと荷物の収納が可能。左右の収納スペースは独立し、ジッパーを備えています。
サムソナイト(SAMSONITE) インターセクト スピナー76 GV5*41003
光沢が美しいアルミフレームを備えた93Lのスーツケースです。ボディは縦と横の溝が交差したデザイン。フレーム部分は内側から補強されており、閉じた際にスリムに見える構造です。
スーツケース内部には、ウェットポケットや小物収納ポケット、荷崩れ防止のストラップなどが付属。荷物をしっかりと整理して収納できます。
スーツケースの底についた4つのダブルホイールは回転がスムーズ。凹凸のある道でも比較的快適に走行できる設計もおすすめのポイントです。
SKY NAVIGATOR スカイナビゲーター スーツケース SK-0850-69
ダイヤモンドエンボス加工が施されたABS樹脂を素材に採用したフレームタイプのスーツケースです。ボディは傷に、アルミ製のフレームは衝撃に強い設計。収納している荷物をしっかりと保護できる製品です。
キャスターには、スプリングサスペンションを搭載。路面からの衝撃を吸収し、ボディにかかる負担を軽減できるのもポイントです。また、石畳の道で動かす際に発生する音を減らす効果も期待できます。
キャリーバーは3段階で高さを調節可能。自分の身長に合わせて高さを設定できる点もおすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) スーツケース Lサイズ 120L
約120Lの大型サイズで、期間が長い旅行や出張にも適したフレームタイプのスーツケースです。ボディには、傷や汚れがつきにくいABS樹脂と軽量ながら耐衝撃性に優れたポリカーボネート樹脂の複合素材を使用。厳しい耐久テストをクリアした製品なので、安心して使えます。
フレームやコーナープロテクトの素材にはアルミを採用。ぶつけやすいボディの角をしっかりと保護します。
キャスターは360°回転し、持ち運びの際の移動はスムーズ。大型のダブルキャスターが4輪付属し、段差や石畳のある道でも安定して走行できます。
リモワ(RIMOWA) Original キャビン S
高さを調節できる中仕切り「フレックスディバイダー」を備えている31Lのスーツケース。入れる荷物の量に合わせられ、荷崩れを防げるのが魅力。細かいアイテムの収納に適したジップ開閉式のネットポケットがついている点も特徴です。
本体には、陽極酸化加工が施されたアルミニウム素材を使用。堅牢性や耐久性の高さも魅力です。また、TSAロックに対応。荷物の検査過程でTSA職員がスーツケースを傷つけずに解錠できます。海外旅行の際にもぴったりです。
「RIMOWA マルチホイールシステム」が採用されているのもおすすめのポイント。キャスターはどの方向にも動き、ボールベアリングによる快適な操作性を有している点もメリットです。
堅牢性に優れているフレームタイプのスーツケース。頑丈で衝撃に強いモデルが多く、セキュリティ性を重視する方におすすめです。また、サイズ・機能性・デザインなどは製品ごとに異なります。購入する際は、使いやすさやサイズ、好みのデザインなどを考慮して選択しましょう。