睡眠時に気になるのが、車の音やいびきなどの騒音・雑音。耳栓を付ければある程度は解消できますが、「圧迫感が苦手」と感じている方や「結局人の声は聞こえてしまう」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、Boseの睡眠用イヤホン「Sleepbuds」。音に音を被せるノイズマスキングという仕組みで、騒音・雑音を和らげてくれるのが特徴です。今回は、実際に使ってみた感想も交えながら「Sleepbuds」の概要や機能をご紹介します。

Boseから睡眠用イヤホン「Sleepbuds」が登場

「Sleepbuds」は、大手音響機器メーカー「ボーズ(Bose)」が開発した睡眠用イヤホンです。後述する「ノイズマスキング機能」を採用しており、快適な睡眠をサポートしてくれます。

完全ワイヤレスイヤホンのような見た目でスタイリッシュに仕上がっているのが特徴。サイズはイヤホン本体が約1cm、耳に引っ掛けるウイング部分を含めても約3cmと非常にコンパクトです。

充電は付属の専用ケースを使用。Sleepbudsをセットした状態で専用ケースをmicroUSBケーブルに繋げれば充電ができるほか、充電用ケース自体にもバッテリーを内蔵しているため、外出先でコンセントがなくても充電可能です。約8時間の充電で約16時間の連続使用ができます。

ノイズマスキングで騒音・雑音を和らげる

Boseといえばノイズキャンセリング機能を採用したイヤホンやヘッドホンが有名ですが、このSleepbudsはノイズキャンセリングではなく「ノイズマスキング機能」を採用しています。

騒音・雑音と逆の音波を流して打ち消すノイズキャンセリングに対し、ノイズマスキングは騒音・雑音に別の音を被せることで和らげてくれるのが特徴です。

ノイズキャンセリングは飛行機や電車の音など断続的な騒音には強いですが、いびきなどの突発的な騒音をカバーするのは苦手な傾向にあり、音に音を被せるノイズマスキングなら突発的な騒音を効果的に埋もれさせることができるとBoseは導き出しました。

横を向いても気にならないフィット感

耳にぴったりフィットしてくれるSleepbuds。耳栓と比べて圧迫感が少ないのでラクに装着できるほか、超小型設計で耳への収まりがよいため横を向いても違和感があまりありません。フィット性に優れているため、耳の奥に押し込まずに装着するだけで騒音を遮ることができるのも魅力です。

筆者も実際に付けて寝てみたところ、装着感が気になるということもなく、普段通りに横を向いたり寝返りを打ったりできました。ただし、付け方が甘いと睡眠中に外れてしまうことがあるので、ウイング部分をしっかり耳に引っ掛けて使いましょう。

操作は専用アプリ「Bose Sleep」で行う

Sleepbudsの操作は、App StoreやGoogle Playストアからインストールできる専用アプリ「Bose Sleep」で行います。Sleepbuds本体を充電用のケースから取り外せばペアリングできる状態になるので、アプリ経由でBluetooth接続すれば準備完了。アプリ上でSleepbuds本体のバッテリー残量も確認できるため便利です。

用意されているサウンドは全10種類

Sleepbudsには、雨の音がする「Shower」や穏やかな音楽の「Tranquility」など、睡眠導入をサポートする10種類のヒーリングサウンドがプリインストールされています。これらのサウンドは脳生理学や心理音響などの知見から作成されており、生活雑音やいびきなどの音をマスキングしてくれるのが特徴です。

省電力のBluetooth low energyテクノロジーを採用することで、約16時間の連続再生ができるため、寝ている最中にバッテリーが切れてしまうという心配もありません。

なお、あくまでプリインストールされているサウンドを流すためのアイテムなので、スマートフォンからの音楽を流せない点はご注意ください。

筆者は普段耳栓を付けて寝ているのですが、耳栓は音を小さくできても結局聞こえてしまうことが多いため、騒音・雑音が気になりがち。

試しにSleepbudsを付けてサウンドを流しながら寝てみると、ドアの開閉音や車の音などがSleepbudsから流れるサウンドに混ざってほとんど気にならずに眠れました。朝目覚めたときもすっきりして、熟睡できているのが分かります。人の声も音に紛れて遠くでかすかに聞こえるイメージになり、ストレスを感じにくいです。

タイマー機能が付いているので、サウンドが流しっぱなしになるということもなく、「30分」「45分」「60分」「1.5時間」「2時間」「4時間」「6時間」の中から止める時間を選べます。

アラーム機能で気持ちよく目覚められる

Sleepbudsにはアラーム機能も搭載されています。指定の時間にセットできるのはもちろん、曜日で繰り返すこともできるので、自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズ可能です。また、たとえ使用中にスマートフォンのバッテリーが切れてしまっても、Sleepbudsのバッテリーが残っていれば単体でアラームを鳴らしてくれます。

アラーム音は「Sunrise」「Celesta」「Short Ding」「Glockenspiel」「Staccato Bells」「Gentle Bells」「Xylophone」の全7種類が用意されており、好みのモノを選択可能です。

実際に試してみたところ、筆者が特に気持ちよく目覚められたのは「Sunrise」と「Gentle Bells」のふたつ。どちらも爽やかな朝を感じられる鐘の音が特徴で、心地よいサウンドですがしっかりと起きられました。優しいサウンドだと起きられるか不安という方は、高めの音を鳴らしてくれる「Glockenspiel」がおすすめです。

ボーズ(Bose) Sleepbuds

「Sleepbuds」の基本スペックをご紹介します。充電時間は約8時間で、連続使用可能時間は約16時間。専用アプリ「Bose sleep」には全10種類のサウンドがプリインストールされており、好みの音が選べます。アラーム機能が搭載されているため、朝も問題なく起きられます。

Sleepbuds本体のほか、充電用ケース・巾着ポーチ(持ち運び用)・説明書2冊・充電用アダプタ・充電用microUSBケーブル・StayHear+Sleepチップ(S/M/Lサイズ)が付属。日本国内での発売日は2018年9月6日、価格は3万円(税抜)です。