タイヤのサブスクは月額料金で利用できるため、タイヤ交換やメンテナンスに伴う大きな出費を分散できるサービスです。個人向け・事業者向けなど提供形態やサービス内容はさまざまで、利用目的によって適したプランが異なります。

そこで今回は、個人向けと事業者向けに分けてタイヤのサブスクをご紹介します。あわせて選び方のポイントも解説するので、自分に合ったサービスを見つける参考にしてみてください。

※掲載情報は執筆時点のものであり、予告なく価格やサービス内容が変更される場合があります。

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タイヤのサブスクとは?

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タイヤのサブスクは、月額料金を支払って新品タイヤの「使用権」を得るサービスです。製品を所有するわけではなく、契約期間中だけ利用する仕組みが特徴。所有権はサービス提供会社に残ります。

料金にはタイヤ本体だけでなく、交換工賃や定期的なメンテナンス、パンク補償などが含まれているのが一般的です。サービスによっては夏用や冬用、オールシーズンのタイヤを用意しており、季節に合わせた交換も可能です。

月々の支払いでコストを平準化できる点が魅力。また、プロによる管理で手間が省け、適切なタイミングで交換してもらえるので安心です。頻繁に車を使う方やタイヤ管理を楽にしたい方に向いています。

タイヤサブスクのメリット・デメリット

メリット

メンテナンスの手間がかからない

タイヤのサブスクは、プロによる定期的なメンテナンスがサービスに含まれているのが魅力。多くのプランでは、タイヤのローテーションや点検、空気圧のチェックなどを専門スタッフが対応するため、利用者自身で管理する必要がありません。

また、タイヤ交換の適切なタイミングもプロの判断に任せられるため、知識に不安がある方でも安心です。忙しくて細かな管理ができない場合でも、店舗に立ち寄るだけで効率よくメンテナンスを受けられます。

定期的なチェックによりタイヤの状態を良好に保てることは、安全性の向上にも直結します。手間をかけずに安心してカーライフを送りたい方におすすめのサービスです。

初期費用を抑えられる

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タイヤのサブスクは月額料金で支払えるため、導入時の負担を抑えられるのがメリットです。タイヤを一括購入する場合に比べ、まとまった出費が発生しにくく、家計や事業予算への影響を抑えられます。

また、急なタイヤ交換が必要になった場合でも、追加で大きな資金を用意する必要がありません。プランによっては交換工賃やメンテナンス費用があらかじめ含まれており、支出を把握しやすいのがポイント。費用管理をしながら、品質にこだわったタイヤを無理なく利用したい方におすすめの仕組みです。

タイヤパンク時の急な出費がかからない

タイヤサブスクの多くは、パンク時のタイヤ交換保証が付帯しているのも特徴です。走行中に釘を踏んでしまったときなど、予期せぬトラブルが発生しても、急な出費を心配する必要がありません。万が一の事態に備えられるのがメリットです。

通常、タイヤのパンク修理や交換には費用がかかりますが、保証付きのプランなら追加料金なしで対応してもらえます。定期的な点検とあわせて利用すれば、より安心してカーライフを送れるようになります。

冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)も選べる

タイヤのサブスクでは、冬用タイヤとしてスタッドレスタイヤを選べるプランもあります。雪が降る地域に住んでいる方や、冬のレジャーに出かける方にとって便利です。

季節ごとのタイヤ交換作業も料金に含まれている場合が多くあります。夏用と冬用の両方のタイヤを自分で管理する必要がなくなるため、タイヤに関する悩みを減らしたい方にもおすすめです。

サービスによってはタイヤ保管サービスを取り扱っているところも

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タイヤサブスクによっては、タイヤの保管サービスを利用できます。シーズンオフのタイヤを預かってもらえるため、自宅の保管場所に困りません。特にマンションに住んでいる方など、スペースが限られている場合に便利なサービスです。

また、専門スタッフが適切な環境で保管してくれるのもメリット。タイヤの劣化を抑え、よりよい状態を保てます。自分で管理するよりもタイヤの寿命を延ばすことにつながるのが魅力です。

タイヤ交換の時期になったら、店舗に行くだけで作業は完了します。重いタイヤを運んだり、車に積み込んだりする手間がかからないため、手軽に季節の履き替えが可能です。

デメリット

途中解約する場合は違約金が発生する可能性がある

タイヤのサブスクは、契約期間の途中で解約すると違約金が発生する可能性があります。2年や3年といった契約期間が設定されていることが多く、期間満了前に解約する際は注意が必要です。

違約金は、契約期間全体の総月額料金から、すでに支払った料金を差し引いた差額を一括で支払う形式が一般的。車の売却などでやむを得ず解約する場合でも、支払いは継続されます。契約前に公式サイトなどで解約条件を確認しておくと安心です。

一括購入と比べて費用が割高になりやすい

タイヤのサブスクは、支払い総額で見ると一括購入よりも割高になりやすい傾向にあります。月額料金にはタイヤ代だけでなく、保証や各種サービス、手数料などが含まれているためです。

特に、年間の走行距離が少ない方や、インターネットなどで安価な製品を探して購入する場合と比較すると、一括購入のほうがコストを抑えられることも少なくありません。

プランや選ぶタイヤによっては、契約期間全体で数万円程度の差が生じる場合も。料金の安さを重視する場合は、総支払額を事前に確認して比較することが大切です。

選べるタイヤメーカーが限定的

タイヤのサブスクでは、選べるタイヤのメーカーが限られています。多くのサービスは特定の1社のみを取り扱っており、複数のメーカーの製品を自由に比較して選べないのが注意点です。

例えば、あるサービスでは特定の国内大手メーカーが製造するタイヤのみが対象です。ただし、限定されたメーカーのなかでも、低燃費性能に優れたタイヤや、ウェットグリップ性能を重視したタイヤなど、用途に応じた選択肢は用意されています。

タイヤサブスクを選ぶときのポイント

「月額料金」を安さだけで選ぶのは禁物

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タイヤのサブスクを選ぶとき、月額料金の安さだけで判断するのは注意が必要です。月々の支払いが手頃でも、契約期間全体の総額で考えると、一括購入より費用がかかる傾向にあります。

月額料金にはタイヤ本体の代金だけでなく、交換工賃やメンテナンス費用が含まれているのが一般的です。特に、年間の走行距離が少ない方は、インターネットなどでタイヤを一括購入したほうがお得な可能性があります。料金だけでなく、サービス内容や自身の車の使い方を総合的に見て判断することが大切です。

「プラン内容」は目的に合わせて

タイヤのサブスクは、プラン内容を自分の目的に合わせて選ぶことが重要です。サービスによっては、タイヤの種類や付属するメンテナンスの内容が異なる複数のプランが用意されています。

例えば、スタッドレスタイヤに対応しているかどうかや、低燃費性能・静粛性といった性能の違いによって、選べるタイヤのラインナップが分かれているのが特徴。また、コストを重視したプランやメンテナンスが充実したプランなど、複数の選択肢から選べる場合もあります。

さらに、夏と冬のタイヤ交換に合わせて保管サービスを追加できることも。まずは自身の車種やタイヤサイズに適合するプランがあるかを確認してみましょう。

途中解約は違約金が発生する場合があるため「契約期間」は必ずチェック

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タイヤのサブスクを利用する際は、契約期間を必ず確認することが大切です。多くのサービスでは2年や3年といった期間が設定されており、期間の途中で解約すると違約金が発生する場合があります。

車の売却や引っ越しなどの理由があっても、残りの期間分の料金を一括で請求されるケースが多いのが注意点。近いうちに車を乗り換える予定がある方は、特に留意しておきましょう。

タイヤサブスクのおすすめ

サービス

モボックス(Mobox)

宇佐美タイヤ定額購入サービス

エコスマートプラン

ミシュラン タイヤケア
公式サイト
料金(税込)ライトプラン:月額825円〜、スタンダードプラン:月額1,245円〜初月:3,660円、2ヵ月目以降:3,600円~要問い合わせ要問い合わせ
契約期間2年・3年2年・3年要問い合わせ要問い合わせ
メンテナンスローテーション・安全点検・窒素ガス充填(プランによって異なる)脱着・組み換え・ホイールバランス脱着・組み換え・エアー調整など要問い合わせ
パンク補償ありありあり要問い合わせ
支払い方法クレジットカード口座引き落とし要問い合わせ要問い合わせ
審査の有無なしあり要問い合わせ要問い合わせ

モボックス(Mobox)

モボックス(Mobox)
料金(税込)ライトプラン:月額825円〜、スタンダードプラン:月額1,245円〜契約期間2年・3年
メンテナンスローテーション・安全点検・窒素ガス充填(プランによって異なる)パンク補償あり
支払い方法クレジットカード審査の有無なし

ブリジストンが提供する個人向けのタイヤサブスク。ブリヂストンのタイヤ4本の購入費用を月額定額で支払えるため、まとまった出費を抑えながら新品タイヤを利用できます。契約期間中はパンク補償が付帯し、万が一のトラブル時も安心です。

プランは、基本的な補償を備えた「ライト」と、タイヤローテーションや夏冬タイヤの交換、窒素ガス充填などのメンテナンスまで含まれる「スタンダード」の2種類を用意。全国800店舗以上のブリヂストン認定店でサービスを受けられるため、引っ越しや外出先で対応しやすい点も魅力です。

タイヤ選びから装着、アフターケアまでを一括で任せられるため、タイヤに詳しくない方や、手間をかけずに安全性を維持したい方におすすめです。

宇佐美タイヤ定額購入サービス

宇佐美タイヤ定額購入サービス

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料金(税込)初月:3,660円、2ヵ月目以降:3,600円~契約期間2年・3年
メンテナンス脱着・組み換え・ホイールバランスパンク補償あり
支払い方法口座引き落とし審査の有無あり

ガソリンスタンド大手の「宇佐美」が提供する個人向けのタイヤサブスク。タイヤ4本の購入費用を月々の定額支払いにできるため、一度に大きな出費をすることなく新品タイヤを導入できます。初回の脱着・組み替え・バランス調整といった交換作業の工賃が含まれている点も特徴です。

取り付け後から6ヶ月間はパンク補償が付帯します。安全なカーライフを送るうえで、不測のトラブルにも対応できる点が魅力。サービス内容は比較的シンプルで、「タイヤ代と交換費用を定額化したい」というニーズに適した設計です。

タイヤは、サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・スタッドレスタイヤから選べます。また、メーカーはブリヂストンやダンロップ、トーヨータイヤなどを取り扱っているのがポイント。宇佐美ガソリンスタンドで利用できるため、給油や点検のついでに相談できます。必要なサービスだけを無駄なく利用したい方におすすめのサービスです。

エコスマートプラン

エコスマートプラン
料金(税込)要問い合わせ契約期間要問い合わせ
メンテナンス脱着・組み換え・エアー調整などパンク補償あり
支払い方法要問い合わせ審査の有無要問い合わせ

ダンロップが提供する事業者向けのタイヤサブスク。営業車や配送車、トラックなど、複数台の車両を保有する企業を対象に、タイヤの交換から点検、メンテナンス作業、管理までをトータルでサポートします。タイヤ関連コストを定額・可視化することで、経費管理の効率化と計画的な運用を実現できる点が特徴です。

定期点検を通じて、タイヤの適切な交換タイミングをプロの視点で提案。無駄な交換を防ぎつつ、安全性の維持にもつながります。オプションとして、タイヤ保管サービスや、365日・24時間体制で万が一のトラブルに対応するトラック・バス事業者を対象にした「DFNet」も用意しているのがポイントです。

日々の点検や管理の手間を軽減しながら、車両の安全運行とコスト最適化を両立したい事業者におすすめのサービスです。

ミシュラン タイヤケア

ミシュラン タイヤケア

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料金(税込)要問い合わせ契約期間要問い合わせ
メンテナンス要問い合わせパンク補償要問い合わせ
支払い方法要問い合わせ審査の有無要問い合わせ

ミシュランが展開する事業者向けのタイヤサブスク。主にフリート車両を対象とし、タイヤの状態をデータに基づいて把握・管理できるのが特徴です。専用ツールや点検データを活用することで、空気圧や摩耗状況を可視化し、車両ごとのコンディションを一元的に管理できます。

蓄積された点検データをもとに、必要なメンテナンスや交換時期を把握しやすくなるため、突発的なトラブルの予防や運行リスクの低減に貢献。また、計画的なタイヤ運用が可能になることで、タイヤ寿命の最大化や無駄なコストの削減にもつながります。

安全性の向上と業務効率化を同時に図れる点は、多くの車両を管理する企業にとって大きなメリット。経験や勘に頼らず、客観的なデータをもとにタイヤ管理を行いたい事業者におすすめのサービスです。

タイヤサブスクの利用がおすすめの方・おすすめできない方

おすすめの方

タイヤのサブスクは、初期費用を抑えたい方におすすめです。タイヤ購入時にかかるまとまった出費を避け、月々決まった金額で利用できるのが魅力。支出を分散できるため、家計の管理がしやすくなります。

また、年間の走行距離が1万km以上と多い方にも適しています。走行距離が長いとタイヤの摩耗が早まり交換頻度も高くなりますが、サービスに交換工賃が含まれている場合が多く、交換のたびに追加費用が発生しにくい点がメリットです。

さらに、定期点検やパンク保証が含まれているプランは、メンテナンスや交換時期の管理が苦手な方にぴったり。保管サービス付きのサブスクなら、季節タイヤの保管場所に悩んでいる方にも便利です。

おすすめできない方

年間の走行距離が1万kmに満たない方は、タイヤの交換頻度が低くなります。そのため、サブスクを利用すると、総額では一括購入より割高になる可能性があります。

また、特定のタイヤブランドやグレードにこだわりがある方にも向いていません。サービスごとに選択できるタイヤが限られており、ブランドや性能を自分で細かく選びたい方には自由度が低く感じられることがあるためです。

短期間の利用を想定している場合も注意が必要。多くのサービスでは契約期間が定められており、途中解約時に違約金が発生するケースがあります。さらに、特殊なタイヤサイズや輸入車の場合は、対応タイヤの取り扱いがないこともあるため、事前に確認しておきましょう。

タイヤサブスクに関するQ&A

新品購入・中古購入・サブスクのうちお得なのは?

タイヤの入手方法には新品購入・中古購入・サブスクがありますが、純粋な費用の安さで比べると、サブスクが必ずしもお得とは限りません。どの方法が適しているかは、コストを重視するのか、手間の少なさや安心感を重視するのかによって異なります。

長期間同じ車に乗る予定があり、タイヤ管理も自分で行える方であれば、新品タイヤの一括購入が割安になるケースが多い傾向に。初期費用はかかるものの総支払額を抑えやすく、タイヤを自由に選べる点もメリットです。

費用を最優先するなら中古タイヤという選択肢も。ただし、摩耗や経年劣化のリスクがあるため、購入時は残り溝や製造年を慎重に確認する必要があります。

一方でサブスクは、金額面のお得さよりも、支出の平準化や管理の手軽さ、メンテナンスが含まれる安心感に価値があります。タイヤ管理に手間をかけたくない方や、突発的な出費を避けたい方におすすめです。

タイヤのサブスクの利用の流れは?

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個人向けのタイヤサブスクは、公式サイトから簡単な手続きで利用を開始できます。まずは車種や装着するタイヤサイズに合ったプランを選び、契約期間や付帯サービスの内容を確認したうえで申し込みを行います。

申し込み後は、タイヤ交換を行う提携店舗と希望の作業日時を選択して予約。予約した日時に店舗へ車を持ち込めば、専門スタッフがタイヤ交換作業を対応してくれる流れです。

その後のタイヤローテーションや空気圧・安全点検の頻度、実施タイミングはサービスによって異なるため、あらかじめ内容を確認しておきましょう。なお、契約期間満了後のタイヤの扱いについても、サービスごとの条件をチェックしておくと安心です。

タイヤのサブスクの支払い方法は?

個人向けのタイヤサブスクで利用できる支払い方法は、サービスを提供する事業者によって異なります。クレジットカード払い、もしくは口座振替に対応しているサービスが一般的です。

口座振替の場合、サービスによってはショッピングローンを利用するケースもあります。支払い方法は事業者によって限定される場合があるため、利用を検討しているサービスがどの支払い方法に対応しているか、契約前に確認しておくと安心です。

タイヤのサブスクに審査はある?

タイヤのサブスクに審査があるかどうかは、サービスによって異なるのがポイント。クレジットカード決済に対応しているサービスは、審査を設けていない傾向にあります。手軽に申し込みできるのが魅力です。

一方で、支払い方法に口座振替を選べるサービスでは、ショッピングローンを利用するため事前審査が必要な場合があります。利用したいサービスの契約形態がどちらのタイプか、事前に確認しておきましょう。

番外編|タイヤを選ぶときのポイントは?

タイヤを選ぶときは、まず車に適合するサイズを確認することが大切です。タイヤの側面には「215/45R18」といった表記があり、幅・偏平率・リム径を示しています。純正と同じサイズのタイヤを選ぶと、スピードメーターの誤差や車体への干渉といったトラブルを防げて安心です。

次に、どのような性能を重視するか優先順位をつけましょう。燃費のよさを示す低燃費性能や、雨の日の安全に関わるウェットグリップ性能などタイヤの性能はさまざまです。乗り心地や静粛性、耐摩耗性などの項目のなかから自分の運転スタイルに合うモノを選んでみてください。

また、走行する環境や車種に合わせるのも選ぶときの重要なポイント。積雪のある地域を走る方や、高速道路の利用が多い方では、重視する性能が異なります。セダンやSUV、ミニバンなど、ボディタイプに適したタイヤを選ぶことも検討してみましょう。