美術鑑賞・ライブ・スポーツ観戦・バードウォッチングなど、幅広いシーンで使用できる「単眼鏡」。コンパクトで携帯性に優れているのが魅力です。さまざまな製品が展開されているため、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、単眼鏡のおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントやメリット・デメリットも併せて解説するので、自分にぴったりなモノを選んでみてください。

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単眼鏡とは?

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単眼鏡とは、片目でのぞいて使用する望遠鏡のことです。双眼鏡よりもコンパクトで携帯性に優れており、さまざまな場所に持ち運びやすいのが魅力。美術館・博物館・旅行など、幅広いシーンにおすすめです。

製品によっては、約20cmの近距離でもピントをあわせられます。美術品の細かい表現など、肉眼では見えにくい部分を観察するためにも活用できるアイテムです。

単眼鏡のメリット・デメリット

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単眼鏡のメリットはコンパクトで持ち運びやすい点。軽量性にも優れており、登山や旅行などの荷物を軽くしたいときにも便利です。

また、ピントがあう最短距離を表す最短合焦距離が双眼鏡などと比べて短いのも魅力。展示物との距離が近い美術館や博物館でも使用できます。

デメリットは、動いている対象物を見にくいことです。双眼鏡よりも視界が狭く、対象物が動くと見失いやすいので注意しましょう。また、人間は片目だと距離感や立体感を得られなくため、平面的な見え方となります。

単眼鏡の選び方

使用用途にあった倍率を選ぶ

美術鑑賞には4〜7倍程度がおすすめ

美術鑑賞用の単眼鏡が欲しい方は倍率が4〜7倍程度の単眼鏡がおすすめです。単眼鏡は倍率が低いモノほど手ブレが少なく、視界が明るく見えます。照明を絞った薄暗い館内でも、肉眼では見えにくい細かい表現をじっくり楽しめるのが魅力です。

倍率が4〜7倍程度のモノは美術鑑賞だけではなく、講演会などにもおすすめ。手ブレが少ないので、ホワイトボードやスライド上の文字もはっきり読み取れます。

スポーツ観戦やドームの後方席なら10倍程度

スポーツ観戦やドームの後方席から使用するなら、倍率が10倍程度の単眼鏡がおすすめです。製品によっては倍率を10~30倍に調節できるモノもあるので、対象物との距離や見え方にあわせて使い分けられます。

高倍率のモノを選ぶ際は、対物レンズ有効径もチェックしましょう。対物レンズ有効径は大きいほど視野が広く、明るくなるのが特徴です。視野が広ければ選手やステージ上のアーティストの動きも追いやすくなります。

ライブのアリーナ席なら4〜6倍を目安に

ライブで単眼鏡を使用する場合、会場の広さや客席の位置によって適切な倍率は異なるので注意しましょう。ライブのアリーナ席から使用する場合は、倍率が4〜6倍程度の単眼鏡がおすすめです。後方の席になるほどより高い倍率のモノが必要になります。

首から下げられるケースやストラップ付きのモノは、人の密集する野外ライブなどでも取り出しやすいのが魅力です。必要なときにサッと取り出して使えるので、ライブの重要なシーンを見逃しません。

バードウォッチングには10倍程度がおすすめ

バードウォッチングには、倍率が10倍程度の単眼鏡がおすすめです。動きの少ない鳥であれば、倍率が10倍以上でも観察できます。ただし、倍率の高いモノは手ブレが発生しやすく視野も狭くなるため注意しましょう。

三脚に設置できるタイプなら、高倍率でも手ブレのない安定した視界を確保できます。できるだけ広く、明るい視野を確保するために対物レンズ有効径の大きいモノを選ぶことが大切です。

使用シーンに適した明るさを選ぶ

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単眼鏡は使用シーンに応じた明るさのモノを選びましょう。明るさは「(対物レンズの有効径÷倍率)の2乗」で表され、値が大きいほど明るくなります。対物レンズの有効径が大きく倍率が低いほど明るくなるので、単眼鏡選びの参考にしてみてください。

レンズやプリズムのコーティングにも注目しましょう。単眼鏡にはレンズやプリズムが内蔵され、内部で光を反射させることで像の向きや見え方を調節しているのが特徴です。光を反射させる過程で光量が減り、明度とコントラストの低下を招いています。

製品によっては、レンズやプリズムにコーティングをし、光を反射させる過程での光量のロスを軽減させているモノもあります。明るくシャープな像を観察できるので、よりクリアに見える単眼鏡が欲しい方はチェックしてみてください。

最短合焦距離をチェック

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最短合焦距離も単眼鏡選びの重要なポイントです。最短合焦距離とは、単眼鏡をのぞいたときにピントをあわせられる最も近い距離のことを指します。

美術館・博物館など、対象物との距離が近い場所で使用する場合は、最短合焦距離の短いモノがおすすめです。製品によっては、最短合焦距離が20cm以下のモノもあり、近距離に展示されている美術品の細かい表現まで楽しめます。

メガネユーザーはアイレリーフをチェック

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単眼鏡を選ぶ際は、アイレリーフの長さもチェックしましょう。アイレリーフとは、レンズをのぞいたときに視野の隅に影ができずに全体がきれいに見える、接眼レンズから目までの長さのことです。

アイレリーフの長いモノなら、メガネをかけたままでもきれいな像を観察できます。また、裸眼・メガネ両方で使用したい方は、アイレリーフの長さを調節できるモノがおすすめです。

持ち運びやすい重量・サイズを選ぶ

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さまざまな場所に持ち運んで使用したい方は、軽量でコンパクトな単眼鏡を選びましょう。コンパクトなモノならカバンに入れてもかさばりにくく、旅行や登山など荷物を減らしたいときも便利です。

また、軽量なモノは長時間使用し続けても手が疲れにくいのがメリット。スポーツ観戦やライブなどにもおすすめです。ネックストラップ付きのモノは首から下げて持ち運べます。

便利な機能をチェック

屋外での使用であると安心の防水機能

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スポーツ観戦や野外ライブなど、屋外で使用したい方は防水機能をチェックしましょう。防水機能のある単眼鏡は水がかかっても壊れにくいので、突然雨が降っても安心です。

防水性能を表す等級にはIPX0〜IPX8までが存在し、IPXに続く数字が大きいほど高い防水性を発揮します。多少の雨に耐えられれば十分な方は、IPX4以上のモノがおすすめです。より、過酷な環境で使用したい方は等級の高いモノを選びましょう。

スマホで望遠撮影ができるスマホホルダー付き

スマホホルダー付きの単眼鏡は、スマホのカメラを接眼レンズに固定できます。バードウォッチングなどの際に、スマホで望遠撮影をしたい方におすすめです。スマホホルダーの幅を調節できるタイプなら、幅広い機種を取り付けられます。

三脚に固定できるかどうかもチェックしましょう。三脚に固定できるタイプなら、手ブレを気にせずに撮影可能です。

単眼鏡のおすすめ

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) ギャラリーEYE 4×12

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) ギャラリーEYE 4×12

博物館・美術館での美術鑑賞におすすめの単眼鏡。倍率は4倍で、最短合焦距離は19cmです。15.2mmのロングアイレリーフで実視界も広く、メガネもかけたままでも使用できます。長時間使用しても疲れにくい単眼鏡が欲しい方におすすめです。

また、すべてのレンズ・プリズムの透過面にマルチコーティングがされているのも特徴。明るく、クリアな視界で鮮明な像を観察できます。さらに、ダハプリズム面にはハレーションを防ぐフェイズコートが施されており、解像度とコントラストを高めているのも魅力です。

首から下げて使用できる、ストラップが付属しているのもポイント。使いたい場面ですぐに手に取れて便利です。ファッションに映えるおしゃれなデザインのストラップなので、気軽に使用できます。

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) リアルスコープ 8×20 KM-820

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) リアルスコープ 8×20 KM-820

最短合焦距離が30cmで、近距離の対象物にも使用できる単眼鏡。美術館・博物館での美術鑑賞におすすめです。倍率は8倍で、肉眼では観えにくい絵画や工芸品の細かい表現やタッチも観察できます。

また、すべてのレンズ・プリズム面にマルチコーティングがされているのもポイント。光の透過率を高め、薄暗い館内でも明るくクリアな視界を確保します。

重さ73gと軽量でコンパクトなサイズも特徴。携帯性に優れており、さまざまな場所へ気軽に持ち運べます。さらに、持ち運びに便利なポーチ・ストラップが付属しているのもメリットです。

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) ウルトラビューI 単眼鏡 8×21FMC

ケンコー・トキナー(Kenko・Tokina) ウルトラビューI 単眼鏡 8×21FMC

倍率8倍の単眼鏡。すべてのレンズ・プリズム面にはマルチコートが施されており、光の透過率を高めています。明るくクリアな視界で対象物を観察しやすいのが魅力です。

防水設計が施されているのも特徴。突然雨が降っても安心して使用できます。野外ライブやスポーツ観戦・登山など、屋外での使用におすすめです。また、撥油コートがされているのも特徴。ホコリや化粧が付着しにくく、汚れてもサッと拭き取れます。

ツイストアップ見口を採用しているため、見口を回転させるだけでアイポイントの調節が可能です。使用シーンに応じて使い分けられ、複数人での使い回しもできます。

さらに、持ち運びに便利な専用ケース・ストラップが付属しているのもポイント。本体を傷つけずに保護しながら持ち運べます。

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 ジョイフルモノキュラー HZ10-30×21

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 ジョイフルモノキュラー HZ10-30×21

倍率を10~30倍の間で調節できるズーム式の単眼鏡。倍率はリングを回すだけで簡単に調節可能なので、使用シーンに応じて使い分けられます。幅広い場面で使用できる高倍率な単眼鏡が欲しい方におすすめです。

また、レンズに反射を軽減する反射防止コートが施されているのもポイント。光量のロスを減らし、クリアな視界を観察できます。

ビノホルダーが標準搭載されているため、三脚に固定も可能です。手ブレを抑えて安定した視界を得られるので、高倍率でも観察しやすくなります。手持ちの場合と異なり、長時間観察しても手が疲れないのもメリットです。

持ち運びに便利なソフトケースとストラップも付属しています。首から下げて持ち運べるので、使いたい場面ですぐに使えるのが魅力です。

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 マルチモノキュラーH6×16

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 マルチモノキュラーH6×16

小型で軽量な、携帯性に優れた単眼鏡。首から下げて持ち運べるストラップと、本体を保護するケースも付属しています。美術館・博物館での美術鑑賞や講演会などにおすすめです。

倍率は6倍で、レンズ全面に反射防止多層膜コーティングが施されています。光量のロスを抑え、明るくクリアな視界を確保できるのが魅力です。また、屋根型のダハプリズムを搭載することで、鏡筒を直線状に設計したスマートな形状を実現しています。

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 アートスコープ H4×12

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 アートスコープ H4×12

美術鑑賞にぴったりの単眼鏡。最短合焦距離は20cmと短く、近距離のモノを拡大して観るのにおすすめです。肉眼では見えにくい絵画や工芸作品の細かい表現まで楽しめます。

収納ケースとネックストラップが付属しているのもポイント。単眼鏡にぴったりフィットする小型のケースです。素材には緩衝素材を使用し、本体をしっかり保護します。

さらに、アイレリーフは15mmと長く設計されているため、メガネをかけたままでも使用可能です。すべてのレンズ面に3層の反射防止コーティングを施し、光量のロスを減らしています。コントラストの高い鮮明な視界を確保できるのが特徴です。

また、実視界は11.5°で広範囲を見渡せるのも魅力。倍率は4倍で手ブレが起きにくく、対象物が視界から外れにくいのもメリットです。初めて単眼鏡を使用する方でも気軽に使用できます。

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 アルテス モノキュラーHR6×21

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 アルテス モノキュラーHR6×21

色収差の少ないEDレンズを採用した単眼鏡。像の色にじみが少なく、シャープな像を観察できます。レンズ・プリズムのそれぞれの部位に適したコーティングを施し、明るくクリアな視界を確保しているのも魅力です。

また、アイレリーフが17.5mmと長く設計されているのがポイント。メガネをかけたままでも使用できます。長時間観察し続けても疲れにくいのが魅力。ライブやスポーツ観戦などにもおすすめです。

さらに、屋根型のダハプリズムを搭載しているのも特徴。鏡筒を直線状に設計することを可能にし、コンパクトでスマートな形状を実現しています。

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 単眼刀 H4×12ミュージアムコレクション 葛飾北斎II

ビクセン(Vixen) 単眼鏡 単眼刀 H4×12ミュージアムコレクション 葛飾北斎II

ビクセン「単眼刀ミュージアムコレクション」の単眼鏡。有名美術作品をモチーフにしたデザインが全周に施されたシリーズの1つです。美術鑑賞に適しています。

葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」と、北斎模様と呼ばれる小紋柄をモチーフにしたデザインが魅力。深い青にシルバーで描かれた模様が映えるおしゃれな製品です。

持ち運びに便利なソフトケース・ストラップが付属しているのもポイント。本体を保護しながら持ち運べるのがメリットです。ストラップを使用して首から下げておけば、使いたいときにサッと手に取れます。

ANQILAFU 12×50 HD単眼鏡

ANQILAFU 12x50 HD単眼鏡

スマホホルダーがセットになった単眼鏡。スマホのカメラを接続して写真・動画を撮影できます。市販の三脚にも固定可能なので、バードウォッチングなどで手ブレを抑えて撮影したい方におすすめです。

倍率12倍と高倍率で、遠方の対象物を観察するのにぴったり。対物レンズには光の透過率を高めるグリーンコーティングが施されています。明るく鮮明な画像を観察できるのがメリットです。

手持ちで使用する際に便利なリストストラップも付属。不注意で地面に落としてしまうことを防ぎ、安心して使用できるのが魅力です。

さらに、IPX7の防水仕様なのもポイント。内部に窒素が充填されており、温度差による曇りも防ぎます。ハードな環境で使用したい方にもおすすめです。

ニコン(Nikon) モノキュラーHG 5x15D

ニコン(Nikon) モノキュラーHG 5x15D

ポケットサイズの小型の単眼鏡。携帯性に優れており、さまざまな場所に持ち運べます。旅行・タウンウォッチング・ゴルフなどにおすすめの製品です。

倍率は5倍で、高い光学性能により明るくクリアな視界を観察できます。最短合焦距離は60cmで、美術館・博物館の美術鑑賞にも適した製品です。

さらに、素材に金属素材を使用したスタイリッシュで高級感のあるデザインも魅力。光沢のあるシルバーのカラーリングを採用しています。

ニコン(Nikon) モノキュラーII 6x15D

ニコン(Nikon) モノキュラーII 6x15D

ポケットに収まるコンパクトサイズの単眼鏡。携帯性に優れており、使いたいときにすぐに取り出せます。旅行や美術館・博物館での美術鑑賞など、さまざまなシーンでの使用におすすめです。

倍率は6倍で、絵画や工芸品の細かい表現も観察できます。また、先端部を回転させれば倍率9倍ルーペとしても使用可能です。メタリックでかっこいいデザインも魅力。見た目にこだわりたい方にもおすすめです。

サイトロン(SIGHTRON) TAC-M728 OD

サイトロン(SIGHTRON) TAC-M728 OD

法執行機関や軍隊でも使用されている携帯軍用単眼鏡。倍率は7倍で、接眼レンズには大きさや距離を測定できる目盛りであるレティクルが付いているのが特徴です。

レンズの空気接触面には多層膜コーティングが施されており、光の透過率を高めています。完全防水設計なので、急に雨が降っても安心して使用可能。本体内部には乾燥窒素を充填し、温度差によるレンズの曇りを防ぎます。

また、アイレリーフが15mmと長く設計されているのもポイント。メガネをかけたままでも使用可能です。見口にはゴム素材を使用し、ソフトな肌当たりを実現しています。

さらに、本体素材には耐久性に優れたアルミダイキャストを使用。ラバー外装によりグリップ力もあるため、寒冷地でもしっかりと握れます。ハードな環境でも使える高機能な単眼鏡が欲しい方におすすめです。

カール・ツァイス(ZEISS) Mono 4×12 T

カール・ツァイス(ZEISS) Mono 4×12 T

ルーペとしても使用できる単眼鏡。倍率は単眼鏡として使用する場合は4倍、ルーペとして使用する場合は5倍です。対物レンズをスライドさせるだけでピントをあわせられるので、初めて単眼鏡を使用する方でも簡単に使えます。

レンズには独自のZEISS Tコーティングが施されており、コントラストを高めているのが特徴。薄暗い場所でも、くっきりとしたクリアで鮮明な視界を観察できます。

携帯性に優れているのも魅力。ポケットやカバンに収まりやすく、かさばらずコンパクトに持ち運べます。幅広いシーンで、気軽に使用できる単眼鏡が欲しい方におすすめです。

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