寒さから人類を救うのは「焚き火台」！

日本人にはあまり馴染みのない、焚き火台というモノがあります。これを家電化し、室内に設置できるようにした企業が現れました。

今回ご紹介するのは、焚き火台に着想を得た遠赤外線暖房器具「STOV.」という製品です。

進化した焚き火台

日本にはコタツ、韓国にはオンドルがあるように、その国独特の暖房器具というものがあります。ですがSTOV.は、どの国にもなかった斬新な器具です。

アウトドアで使う焚き火台は、全方位を暖めてくれるという利点があります。しかし焚き火ですから、それを室内で使うわけにはいきません。

そこでSTOV.は、焚き火の代わりに遠赤外線を採用しました。これは500W出力で、全方位の気温を均等に上げてくれます。

電力消費は従来型の半分

まるでテーブルのようなデザインですが、STOV.は従来型の電気ストーブよりも効率のよい暖房器具です。

何しろ、電気ストーブは前方しか温めてくれません。また、STOV.は電力消費も従来型ストーブの約半分に抑えているそうです。

ひとつの家具として見ても、丸みを帯びた可愛いデザインです。ソファーの前に置いたら、部屋の光景が引き立つのではないでしょうか。

只今開発中

電気稼働の安全な暖房器具として、STOV.は世界各国から注目されています。実は世界一の積雪量を記録する日本の冬も、これさえあれば何とか凌げそうです。

ただし、現時点ではまだ開発途上で、今現在発売されているというわけではないようです。いずれにせよ、日本への上陸が待ち望まれる製品でもあります。