植物が奏でる音楽に耳を傾ける。
その真偽のほどは定かではないにしても、折に触れて耳にする「植物に音楽を聴かせる」という話。しかしその反対に、植物に音楽を奏でてもらうとしたらどうでしょう?
そんなココロを豊かにしてくれそうなスピーカー「Green Note」がプロジェクトとして公開されました。いったいどんなプロダクトなのでしょうか?
植物をもっと身近に
開発チームによると、観葉植物にサッと取り付けるだけで流れる電気信号を音楽に変換してくれるのがGreen Note。何気なく世話をしていた部屋の植物が、俄然可愛く思えること間違いなしです!
セットアップは簡単
ではまずGreen Noteのセットアップ方法からご説明します。本体から伸びている2本のセンサーのうち、ひとつを選んだ葉にはさみ、もう一方を幹の近くの土に。そしてあとはスピーカー上部のスイッチを入れるだけです。
どんな仕組み?
前述のとおり、Green Noteの仕組みはいたってシンプル。ふたつのセンサーの間を流れる電気的な信号を音データにして流します。常に変化する信号は、初めて聞くいつもの植物の声のようです。
植物の葉を撫でてあげたり、日光に当てたり、水をやったりすると奏でられる音楽が変化。まるで感情を持っているかのような不思議な感覚に包まれていきます。
いつも一緒
Green Noteは上下二つに分かれるセパレートタイプ。植物につながった本体を残したまま、Bluetoothで接続された上部スピーカー部分を持ち歩いて家中どこでも、“相棒”の声を聴くことができるのです!
家じゅうの観葉植物につないで、みんなの“声”を聞きたくなるGreen NoteはIndiegogoのプロジェクトとして公開予定です! ぜひとも、“あの子”の奏でる音楽を聴いてみたい!
植物の発生する生体電位を解析することにより、音データに変換する研究や実験は以前から知られていましたが、Green Noteのように手軽に、植物の音楽に触れられるデバイスが素晴らしい! 動画に登場している実際に稼働しているとされる音を聴いていると、猛烈に欲しい! と思った人は多数なのではないでしょうか。製品化に成功してほしいですね!