毛髪のダメージを補修し、すこやかな状態に保つために欠かせない「トリートメント」。髪の印象を美しく整えるために便利なアイテムです。さまざまな製品があるなかで、敏感肌の方は特に、成分や処方まで気になることが多いのではないでしょうか。

そこで今回は、敏感肌の方におすすめのトリートメントをご紹介します。おすすめのアイテムとともに選び方のコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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敏感肌におすすめのトリートメント|ドラッグストア・市販の人気アイテム

第一三共ヘルスケア(DAIICHI SANKYO HEALTHCARE) ミノン 薬用コンディショナー【医薬部外品】

第一三共ヘルスケア(DAIICHI SANKYO HEALTHCARE) ミノン 薬用コンディショナー 医薬部外品
よい口コミ・しっとりまとまるのにベタつかず、使い心地がよい
・敏感肌でも安心して使えると好評
気になる口コミ・香りが石鹸のような優しい香りで、華やかな香りを求める方には物足りないと感じる
・しっとり感が強めなので、さっぱりとした仕上がりを好む方には重く感じる

頭皮をいたわりながらヘアケアを行いたい方におすすめのトリートメント。すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありませんが、アレルギーの原因物質を極力カットした低刺激性と謳われています。

グリチルリチン酸2Kを有効成分とした医薬部外品で、ふけやかゆみを防ぐのもポイント。敏感肌の方だけでなく、頭皮の乾燥が気になる方にもぴったりです。また、ほのかなフローラル系の香りがただよう微香性で、心地よいバスタイムを演出します。

キュレル(Curel) コンディショナー【医薬部外品】

キュレル(Curel) コンディショナー 医薬部外品
よい口コミ・無香料またはほのかな香りで、香りに敏感な方でも使いやすい
・サラサラで軽い仕上がりになり、髪がベタつきにくい
気になる口コミ・軽めのテクスチャーなので、しっとり感を求める方には物足りない
・ダメージヘアには保湿力が不足していると感じる場合がある

消炎剤の有効成分としてグリチルリチン酸ジカリウムが配合された、医薬部外品のトリートメント。ふけやかゆみ、乾燥などの頭皮トラブルを防ぎながら、毛先にまでうるおいを与えます。すすぎ落としやすく、頭皮や髪に残りにくいのもポイントです。

低刺激と謳われており、敏感肌の方におすすめ。また、無香料・無着色でもあります。なめらかな指通りの髪に整えられるトリートメントです。

常盤薬品工業 NOV ヘアコンディショナーD

常盤薬品工業 NOV ヘアコンディショナーD
よい口コミ・無香料で刺激が少なく、香りに敏感な方でも使いやすい
・しっとりとまとまり、髪の広がりが抑えられる
気になる口コミ・仕上がりがややベタつく感じがあるという声がある
・髪への保湿効果はあまり感じられないという意見もある

敏感な頭皮をいたわりながら使えるコンディショナーです。低刺激性と謳われているのが特徴。すべての方に皮膚刺激やアレルギーが起こらないわけではありませんが、パッチテストおよびスティンギングテスト、アレルギーテスト実施済みです。

頭皮に与えたうるおい感を残し、毛髪までしっとりと仕上げられる使用感も魅力。敏感肌にも配慮された処方で、毎日使いやすいおすすめのヘアトリートメントです。

ルプルプ(LPLP) エッセンス カラートリートメント

ルプルプ(LPLP) エッセンス カラートリートメント
よい口コミ・短時間で白髪表面が染まり、目立ちにくくなる
・髪や頭皮への刺激が少なく、使用後は髪がサラサラになる
・伸びがよく塗りやすいテクスチャーで、嫌な臭いがなく使いやすい
気になる口コミ・定期的な使用が必要で、週1回程度の継続が求められる
・カラーバリエーションによって発色の印象が異なる場合がある

頭皮をいたわりながら、白髪などの気になる髪表面に着色できるカラートリートメント。シリコーンやパラベン、鉱物油や合成香料などは使われていません。

すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありませんが、アレルギーテストとパッチテストも実施済みで、敏感肌の方でも使いやすいのが魅力です。

また、海洋由来の保湿成分としてガゴメエキス・海洋深層水・パールエキス・スサビノリエキスを配合。毛髪補修成分としてエンドウタンパク質、ダブルセラミドナノエマルジョンなどが配合されている点も特徴です。カラーは、ナチュラルな5色がラインナップされています。

エトヴォス(ETVOS) リペアトリートメント シトラスハーバル

エトヴォス(ETVOS) リペアトリートメント シトラスハーバル
よい口コミ・ノンシリコンなのに指通りがよく、髪がサラサラになる
・シトラスハーバルの爽やかな香りが心地よい
・敏感肌にも優しい処方
気になる口コミ・価格が高めでリピート購入を迷う
・ハイダメージ毛には保湿力が物足りないと感じる方もいる

敏感肌に寄り添うブランドであるエトヴォスから展開されている、低刺激性のヘアトリートメント。すべての方に肌トラブルや皮膚刺激が起こらないというわけではありませんが、スティンギングテストとパッチテストを実施済みです。

保湿成分としてホホバ種子油、オリーブ果実油、アーモンド油、マカデミア種子油が配合されているのも特徴。つややかで指通りのよい髪へと導きます。

さらに、毛髪の補修成分としてジラウロイルグルタミン酸リシンNa、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールも配合。頭皮をいたわりながら、髪にハリやコシを与えるトリートメントです。

ココナチュラ トリートメント

ココナチュラ トリートメント
よい口コミ・指通りがよくなった
・地肌に付けてもベタつきにくい
・ほのかな香りで匂いに敏感な方でも使いやすい
気になる口コミ・泡立ちがあまりよくない
・緩めのテクスチャーでうるおいに欠ける場合がある

地肌と髪をうるおいでやさしく包み込むトリートメント。整肌成分としてココナッツ油とトレハロースが配合されています。「敏感肌用」と謳われており、敏感肌の方はもちろん、頭皮をいたわりながらヘアケアを行いたい方にもおすすめです。

無香料、無着色、無鉱物油、シリコンフリーで、弱酸性である点も特徴。片手で使えるキャップで、毎日のヘアケアとして使いやすいのも魅力です。

オルナ オーガニック(ALLNA ORGANIC) リペアトリートメント

オルナ オーガニック(ALLNA ORGANIC) リペアトリートメント
よい口コミ・さっぱりしたテクスチャーなのにしっとり感がある
・天然精油の爽やかな香りで癒される
・チューブタイプで使いやすく、髪になじみやすい
気になる口コミ・軽めのテクスチャーなので、重めの仕上がりを求める方には物足りない
・使い始めは硬めに感じることがある

やさしい使い心地にこだわったトリートメント。合成香料不使用のほか、ノンサルフェート・ノンパラベン・紫外線吸収剤不使用・合成着色料不使用・鉱物油不使用で作られています。

保湿成分としてヒアルロン酸やビタミンC誘導体が配合されており、髪の乾燥が気になる方にもおすすめ。うるおい・まとまりのある髪に導きます。

みずみずしくフレッシュな印象の香りも魅力。ティーツリー葉油、ラベンダー油、オレンジ果皮油のやさしい香りが広がります。

敏感肌におすすめのトリートメント|洗い流さない・アウトバストリートメント

松山油脂 Mマーク アミノ酸ヘアクリーム

松山油脂 Mマーク アミノ酸ヘアクリーム
よい口コミ・ベタつかず軽い使用感で、少量でも髪がほどよくまとまる
・くせ毛や広がりやすい髪でも、ドライヤー前に使うとしっとり落ち着く
・ラベンダーの自然な香りが心地よい
気になる口コミ・重度のダメージヘアには物足りなさを感じる
・しっとり感を求める方には、軽めの仕上がりが物足りなく感じる

髪の主成分ケラチンを構成するアルギニンやグリシンなどといった、11種類のアミノ酸を毛髪保護成分として配合したアウトバスヘアクリーム。髪にうるおいを与え、しなやかでクシどおりのよい髪をキープします。

また、植物由来のヒートプロテクト成分を配合しているのも特徴。ドライヤーの熱から髪を保護し、毎日のスタイリングをサポートします。

さらに、必要な成分だけを厳選しているシンプルな処方を採用しているのもポイント。敏感肌の方でも毎日のヘアケアに取り入れやすい、洗い流さないトリートメントを探している方におすすめです。

キュレル(Curel) モイスチャーヘアクリーム

キュレル(Curel) モイスチャーヘアクリーム
よい口コミ・しっとりまとまって髪の広がりが抑えられる
・ベタつかず軽い使用感でサラッと仕上がる
・顔についても安心して使える成分構成
気になる口コミ・テクスチャーが硬めで髪に伸ばしにくい
・髪質によっては保湿力が物足りない

乾燥性敏感肌の髪のパサつきや広がりを考えて作られた、敏感肌の方にぴったりのヘアクリーム。弱酸性で、香料・着色料・エチルアルコールは使用されていません。

セラミド機能成分であるセチルPGヒドロキシエチルパルミタミドが保湿成分として配合されており、髪にうるおいを与えます。髪が触れる肌や、手肌にもやさしい使い心地が特徴です。

低刺激設計なのも魅力。ドライヤー・ヘアアイロンの熱や、ブラッシングなどの摩擦からも髪を守ると謳われています。髪になじませた後に手に残ったクリームは、そのまま肌になじませて使えます。

アルジェラン(ARGELAN) モイストグロー ヘアオイル

アルジェラン(ARGELAN) モイストグロー ヘアオイル
よい口コミ・精油の香りが癒されると好評で、香りが長続きする
・しっとりまとまるのにベタつかず、サラサラとした指通りになる
・ドラッグストアで買える価格でコスパが高い
気になる口コミ・香りが強めなので、香りに敏感な方は注意が必要
・髪質によっては重く感じることがある

毛先までしっとりまとまる、高保湿タイプのオイルトリートメント。すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありませんが、アレルギーテストとパッチテストも実施済みです。

保湿成分としてカヤ種子油、オプンチアフィクスインジカ種子油、アンズ核油が配合されており、パサつきやすい髪にうるおいを与えます。さらに、ブルーミングフローラルの香りを楽しめるのも魅力です。

オルビス(ORBIS) エッセンスインヘアミルク

オルビス(ORBIS) エッセンスインヘアミルク
よい口コミ・ベタつかず軽い使い心地で、髪がしっとりまとまる
・無香料なので、香りに敏感な方にも使いやすい
・コスパがよく詰め替え用もあるため、継続して使いやすい
気になる口コミ・ブリーチやカラーを繰り返した極端に傷んだ髪には、物足りなさを感じる場合もある
・髪質によっては広がりが抑えきれない

傷んだ髪にうるおいを与えるミルクタイプのトリートメント。すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありませんが、アレルギーテストも実施済みです。

しっかりとしたうるおい感を得られるアイテムながら、重くなりにくい使用感で便利。べたつきにくく、乾いた髪にも使用できます。無香料なので、ほかのヘアケアアイテムの香りを邪魔しにくいのもポイントです。

オルビス(ORBIS) トリートメントヘアウォーター

オルビス(ORBIS) トリートメントヘアウォーター
よい口コミ・髪がサラサラにまとまり、寝癖がつきにくくなった
・無香料なので香りを気にせず使えて、家族でも共有しやすい
・ベタつかず軽い仕上がりで、毎日気軽に使える
気になる口コミ・ダメージが強い髪には物足りないと感じる方もいる
・しっとり感を求める方には保湿が軽めに感じられる

ヘアスタイリングにおすすめの、ミストタイプのトリートメント。すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありませんが、アレルギーテストを実施済みです。

保湿成分として加水分解ヒアルロン酸が配合されており、乾燥しやすい髪にシュッとうるおいを与えます。浸透性毛髪補修成分としてクレアチンが、毛髪表面補修成分としてセレアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパクが配合されているのも特徴です。

洗い流しは不要で、無香料なのも使いやすいポイント。ミストで手軽に使えるので、手早くヘアケアを行いたい方にもおすすめです。

敏感肌におすすめのトリートメントの選び方

ノンシリコン・シリコン入りかをチェック

By: etvos.com

ヘアケア製品でよく耳にするシリコンは、髪のコーティング剤として使用されています。髪を包み込むことで、キューティクルを保護する役割を持ちます。

シリコン入りの特徴は、しっとりとしたまとまりのある仕上がりが期待できる点。一方で、ノンシリコンの製品は、比較的ふんわりとした軽い質感になります。好みの仕上がりに応じて、アイテムを選ぶのがおすすめです。

刺激になりえる成分が入っていないかチェック

By: stellasense.jp

一人ひとりの頭皮のタイプや状態などによって、特定の成分が髪や頭皮に刺激を与えることもあるといわれています。刺激になりやすい成分が配合されているか事前に確認しておくことも、敏感肌の方のトリートメント選びに役立ちます。

刺激を感じる成分は、人によって異なるのがポイント。成分だけを見て完全に判断することは困難ですが、敏感肌向けと謳われているかどうかも参考にしながら選ぶのがおすすめです。

インバスタイプか洗い流さないタイプかチェック

By: daiichisankyo-hc.co.jp

トリートメントには、お風呂のなかで使うインバスタイプと、洗い流さずに使えるアウトバスタイプがあります。

お風呂のタイミングにいっしょに使えるインバスタイプは、シャンプーのついでにヘアケアを習慣化しやすいのがリット。どこでも使えるアウトバスタイプは、朝のスタイリング時にも便利です。

また、アウトバスタイプは髪のお悩み別にさまざまな種類のトリートメントが展開されているのも特徴。自分の好みや生活スタイルに応じて、使いやすいアイテムを選びましょう。

洗い流さないトリートメントはテクスチャもチェック

By: orbis.co.jp

洗い流さないアウトバスタイプのトリートメントには、クリームやミルク、オイル、ミストなどのさまざまなテクスチャーがあります。

乾燥が気になる方には、しっとりと保湿しながらツヤを与えるオイルタイプがおすすめ。軽やかな仕上がりとしっとり感の両方を求めるなら、ミルクタイプがぴったりです。

さらに、髪のダメージ補修にこだわりたい方にはクリームタイプが適しています。さっと手軽に使いたい方にはミストタイプも便利。お悩みや理想の仕上がりに応じて使い分けることで、美しい髪を保ちやすくなります。

髪質・髪の状態に合わせて選ぶ

By: daiichisankyo-hc.co.jp

トリートメントは、自身の髪質に着目して選ぶこともできます。たとえば、太くてかたい髪質の方には、インバスタイプであれば油分の多い重ためのもの、アウトバスタイプであればオイルタイプがおすすめ。きれいなツヤ感をまとった髪に仕上がります。

一方で毛が細くやわらかい髪質の方には、インバスタイプであれば油分の少ないトリートメント、アウトバスタイプであればミストタイプがぴったりです。

そのほか、髪のボリュームが少ない方には、ミルクタイプで軽めのアウトバストリートメントがおすすめです。ふんわりと髪を軽やかに仕上げるノンシリコンタイプのインバストリートメントも活用できます。