寒い季節に座席から体をあたためられる「シートヒーター」。冷え込む冬のドライブも快適に行える便利なアイテムです。気軽に使えて付け替えがしやすいコンパクトモデルや、背中まであたためられる大きめのモデルまでさまざまな種類がラインナップされています。
そこで今回は、おすすめのシートヒーターをピックアップ。選び方についても解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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シートヒーターとは?
シートヒーターとは、名前の通り車のシートをあたためるために使うヒーターのこと。一般的に寒い車内をあたためるにはエアコンを使用しますが、エアコンは温風が出るまでに時間がかかってしまい、すぐにあたたまりにくい傾向があります。
対してシートヒーターは、電源を入れてからすぐにあたたまりやすいのが魅力。後部座席は運転席・助手席に比べてエアコンの温風が届きにくいため、シートヒーターを取り付けることで効率的に暖を取れて便利です。
また、個別で電源のON・OFFを切り替えられるため、同乗者の体調に合わせられるのもポイント。エアコンの温風だと空気の乾燥が気になる方にも、シートヒーターがおすすめです。
シートヒーターの選び方
取り付け方法で選ぶ
座席の上に敷くだけで簡単に設置できるカバータイプ
カバータイプは、座席の上にクッションのように敷くだけで簡単に設置できるタイプ。取り付けの手間がかからないため、一人でも簡単に設置できるのが特徴です。また、汚れても簡単に取り外してお手入れできるので、小さい子供を乗せる方や車内での飲食が多い方にもおすすめです。
しかし、車本来の座席とシートヒーターとの間にデザインの違いが発生してしまう点に注意が必要。見た目にこだわりたい方は、自分の車の座席とデザインが合うモノを選んでみてください。
ずれにくさ重視なら内部搭載タイプ
内部搭載タイプは一般的に、車のシートカバーを取り外してシート内部に貼り付けて装着するタイプです。シート内部に取り付けるため、ずれにくいのが魅力。また、本来の座席のデザインを損なわないので、自分の車の内装が気に入っている方にもおすすめです。
しかし、シートタイプに比べると取り付けの難易度が高い点に注意が必要。車のシートカバーを取り外してから取り付ける必要があるため、手間がかかってしまいます。事前に自分の車のシートカバーが取り外しやすいかなどを確認しておきましょう。
給電方式で選ぶ
運転席・助手席で使用するならシガーソケット対応
シートヒーターを運転席・助手席で使用する場合は、シガーソケットに対応したモデルがおすすめ。車に搭載されているシガーソケットに挿し込むことで使用できるタイプで、別途電源を用意しなくてよいのが魅力です。
また、バッテリー切れなどを気にする必要がないため、長距離の移動などにもぴったり。しかし、シガーソケットから離れた後部座席では使いにくい場合がある点を留意しておきましょう。
後部座席で使用するならUSB給電対応
シートヒーターを後部座席で使用する場合は、USB給電に対応したモデルがおすすめ。USB給電は名前の通りUSBポートから給電できるタイプで、モバイルバッテリーからも給電できて便利です。
また、USB給電対応モデルは、シガーソケットにUSBポートを拡張することでも使用可能。車にUSBが標準搭載されている場合の使用にもおすすめです。
シガーソケット対応のモノに比べてモバイルバッテリーやUSBポートなど給電できる範囲が広く、汎用性が高いのがポイント。さらに、携帯性に優れたモデルなら、自宅やキャンプなどでも使いやすいのがメリットです。
速暖性をチェック
車内を素早くあたためたい方は、速暖性の高いモデルがおすすめです。冬場にすぐにあたたかさを感じたい場合は、短時間でシートがあたたまるモノをチェック。車のエアコンが効くまでの隙間時間をうめられ、効率的に暖を取れます。
とくに、深夜や早朝など冷え込みがちな時間帯に車に乗る方は、速暖性に優れたシートヒーターがおすすめ。なかには、急速加熱で10秒以内で素早くあたたまるモデルもラインナップされているので、気になる方はチェックしてみてください。
機能性をチェック
適した温度を維持できる温度調節機能
シートヒーターを快適に使用したい方は、温度調節機能があると便利。温度調節機能は段階的に温度を調節できる機能で、自分の好みや状況に応じて適した温度であたたまれるのが魅力です。
また、運転席・助手席・後部座席に座る人が毎回変わる場合は、好みに合った温度に調節できて便利。長時間の使用などであたたまりすぎたら温度を下げられるので、長距離移動などにもおすすめの機能です。快適さを求める方は、温度を細かく調節できるモデルをチェックしてみてください。
あたたまりすぎや消し忘れを防止する自動電源オフ機能
電源の消し忘れを予防したい方は、自動電源オフ機能を搭載したモデルをチェック。自動電源オフ機能は、一定時間の経過や温度の過上昇などを検知したら自動で電源が切れる機能です。
車本体のシガーソケットやUSBポートなどから給電する場合は、基本的に車のエンジンが切れたら電源がオフになります。しかし、モバイルバッテリーなどから給電するUSB給電タイプは電源が自動で切れないため、消し忘れを予防できる自動電源オフ機能があると安心です。
また、長距離移動などで眠ってしまった場合に火傷のリスクがあるので、あたたまりすぎを検知して電源が切れると便利です。
夏場も快適に使えるクール機能
冷え込む冬場だけでなく暑い夏場でも快適に使用したい方には、クール機能を搭載したモデルがおすすめです。クール機能は一般的に風を発生させられるモノで、体に接している背中や腰などから涼を感じられるのが魅力。夏場でも快適な移動が可能です。
また、クール機能があれば冬場が過ぎても取り外す必要がないため、着脱する手間を省けるのも魅力のひとつ。オールシーズン使いやすいシートヒーターを求めている方は検討してみてください。
長時間の運転時に役立つマッサージ機能
長時間の運転が多い方には、マッサージ機能を搭載したシートヒーターが便利。長時間の運転は同じ姿勢が長く続くため、肩や腰などに大きく負担がかかってしまいます。マッサージ機能があれば、体をあたためつつ体をほぐす効果が期待できるので、快適に運転しやすいのが魅力です。
製品によってマッサージできる部位や強さなどが異なるため、自分に合ったモノを選ぶことが重要。また、一般的なシートヒーターに比べて高価な場合もあるので、予算を考慮したうえで選んでみてください。
シートヒーターのおすすめ
Eijooahz-ZJ カーシート ヒーター
10秒以内に素早く加熱する急速加熱に対応した速暖性に優れたシートヒーターです。車の暖房よりはやく、快適にあたたまれるのが特徴。柔らかいシートカバーを採用しているため触り心地がよく、快適に座れます。
また、本体の底部分に滑り止めのゴムが搭載されているので、ずれないようにしっかりと固定できるのも魅力のひとつ。取り付けが簡単なだけでなく、車のシガーソケットに挿し込むだけで手軽に使用できるのもポイントです。
フロントシートカバーは耐久性に優れているため、長持ちしやすい点もメリット。常に一定の温度をキープできると謳っている3つの温度制御モードも備えています。
ブラームス(BRAHMS) HOT&COOLドライビング3Dシートカバーver.3 BRS-03
涼風の吹き出しにも対応した、オールシーズン使いやすいシートヒーターです。スパイラル電熱線を採用し、素早くシートをあたためられるのが特徴。約1分であたためられます。Lo・Hiの2段階で温度調節できるので、あたたまりすぎも予防できます。
ファンから風が出るCooL機能を搭載し、素早く涼風で涼めるのも魅力のひとつ。肩から首にかけて多くの風を吹き出せる「ジェットエアー噴出口」により、暑い夏場でも快適に涼めます。
埋め込み式リモコンの搭載により、配線をすっきりさせつつ手軽に操作できる点もメリット。小物を収納できる収納ポケットも備えています。ホールド性能も高いので座席にしっかりと固定でき、ずれにくいのもおすすめポイントです。
3M 車載用ヒートシートカバー
姿勢を調節してもずれにくい滑り止めデザインを採用したシートヒーターです。発熱面積を広げて発熱を均一に広げ、保温効果を長持ちしやすくしているのが特徴。ヒーターカバーの表面には、ポリエステル繊維を熱加工して優れたあたたかさと通気性を実現しています。
ヒーターの温度はLO・HIの2段階で調節できるのも魅力のひとつ。HIモードを使って素早くあたため、LOモードに切り替えてあたたかさをキープする使い方がおすすめです。
温度が約60℃を超えたら自動で電源をオフにし、約40℃以下になったら自動で電源がオンになる過熱保護機能も搭載。長距離移動で眠ってしまった場合でも安心しやすい仕様です。
AZZURRI CAR SHOP 後付けカーシートヒーター&クーラー
送風機能も搭載したオールシーズン快適に使用できるシートヒーターです。ヒートパネル2つで暖房、送風ファン8つで涼風を感じられる仕様。寒い冬場はもちろん、暑い夏場でも使用でき、着脱する手間を省けます。
高級感のあるメッシュの座面など、スタイリッシュなデザインもおすすめポイント。さまざまな車の内装にマッチします。ヒーターと送風はそれぞれ3段階で調節できるのも魅力。ヒーター50分・送風2時間の安全タイマーも備えているので、電源の消し忘れも予防できます。
ベルトとフックで固定するタイプで、幅広い車種に対応している汎用性の高さもメリット。12V車・24V車両方に対応しているので、トラックに設置したい方にもおすすめです。
AUTOMAX izumi シートヒーター 8枚セット clazzio
純正シートと汎用シートカバーの間に入れて使用する、内部搭載タイプのシートヒーターです。わずか1分であたたまる設計なので、速暖性の高いモデルを求めている方にもおすすめ。切り替えスイッチを付属しており、弱・強の2段階で温度を切り替えられます。
背面と座面のダブルヒーター仕様で、腰回りや背中をまとめてあたためやすいのが魅力のひとつ。2席分同梱しているため、運転席と助手席、運転席と後部座席など自由に組み合わせられます。
温度を感知するセンサーを内蔵しているのもポイント。最大温度まで上昇すると自動的に温度調節するので、あたためすぎを予防して安心して使用できます。
パーマン(PA-MAN) シートクッション クール&ヒーター DC12/24V T8610A
クールファンを搭載し、暑い夏場にも活躍するシートヒーターです。
冬場にはあたたかいシートヒーター、夏場には蒸れにくく快適に涼めるクールファンとして使用可能。操作ボタンを搭載しており、電源のオン・オフや温度調節を簡単に行えます。シートヒーター・クールファンは強・中・弱で設定できるので、毎回乗車する人が異なる場合でも快適に使用可能です。
本製品はオートオフ機能を搭載。ヒーターの連続作動時間は50分、クールファンの連続作動時間は120分です。あたためすぎ・冷えすぎなどを予防できます。汎用性の高いモデルながら比較的リーズナブルに購入できるため、コスパを重視している方はチェックしてみてください。
クラッツィオ(Clazzio) コードレスリモコン シートヒーター
シートカバーに貼るだけで簡単に装着できるシートヒーターです。シガーソケットからの給電に対応。シガープラグには3色LEDランプが付いており、低温なら緑、中温ならオレンジ、高温なら赤で設定温度を表示できます。
遠隔で手軽に操作できるコードレスリモコンを付属しているのも魅力のひとつ。リモコンは薄型かつコンパクト設計なので、置き場所に困りにくいのもうれしいポイントです。
2席分同梱しているため、運転席と助手席にまとめて設置できる点もメリット。ヒーターパネルは背面と座面の両方に貼れるので、腰回りも背中もあたためられます。
Practisol クールカーシートクッションマッサージ
2つの振動モーターによる心地よいマッサージ機能を搭載した多機能なシートヒーターです。風量と温度をそれぞれ3段階で調節でき、好みに合わせられるのが特徴。16個の強力なファンモーターも内蔵しているので、暑い夏場には涼風で快適に涼めます。
通気性のよいメッシュ生地を採用しており、蒸れにくく快適に使用できるのも魅力のひとつ。シートにしっかりと固定できる設計で取り付けも簡単です。
スマホや財布などを収納できる収納ポケットを備えている点もメリット。オールシーズン使えるマッサージ機能搭載モデルを求めている方におすすめです。
MRG ホットマット
座布団形状で手軽に設置できるホットマットです。USBから給電できる設計で、モバイルバッテリーなどから給電して後部座席でも使いやすいのが特徴。温度も30〜54℃の範囲で3段階調節ができるので、自分に適した温度で快適にあたたまれます。
USBポートに接続することで、約1〜2分ほどで徐々にあたたかくなる仕様。約5分で最高温度である約54℃まであたたまります。手洗いで手軽にお手入れできる設計なので、清潔に使い続けられる点もメリットです。
テレワークやオフィスなどのデスク周り、アウトドアといったさまざまなシーンで使いやすいのもおすすめポイントです。
mocoly シートヒーター ocom-5061486-1
USB給電に対応した汎用性の高いシートヒーターです。座布団のような薄型コンパクト設計で、手軽に設置できるのが特徴。モバイルバッテリーと併用すれば、後部座席に設置しやすくなります。
短時間で素早く発熱する黒色技術発熱線を採用しているのもポイント。効率的な放熱設計で熱が均一に伝わり、快適にあたたまれます。
温度は調節できるため、好みの温度であたたまれる仕様。パソコンからもUSB給電できるので、車だけでなく自宅でも使用できます。
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シートヒーターは、深夜や早朝など冷え切った車内で素早く暖を取れる便利なアイテム。季節によって付け替えが面倒な方は、クール機能を搭載したモデルがおすすめです。汎用性の高さを求める方は、USB給電に対応したモノをチェック。機能やデザイン、価格なども考慮して自分に合ったモノを選んでみてください。