静かに、しかし確実に見守る。
家に残している大切な家族やペットの見守り、そして防犯のために導入するケースが増えるいっぽうのセキュリティカメラ(防犯カメラ)。ここへきて、見たこともないようなプロダクトが公開されました。なんと空中浮遊しながら見守るというのです! ではさっそく、そのセキュリティカメラ「Moon」をご紹介しましょう!
Moonとはどんなセキュリティカメラ?
Moonとは防犯・見守りカメラとしてだけでなく、さまざま家電製品のコントロールまで一気に引き受けてしまうスマートホームハブとしての役割も担う、全部入りレベルのスマートセキュリティカメラ。空中を浮遊しながらそれらを成し遂げる唯一無二の頼れる子なのです!
空中浮遊
ではまず一番の”目玉”機能である空中浮遊からご説明。”基地”となるベースステーションから浮き上がるMoon。浮遊しているおかげで360°方向の様子を静かに回転しながら見守ります。そして同時にワイヤレス充電もしてしまうのがGOOD!
見守りと監視
次にご紹介するのは、何かが起こると振り向いて撮影を開始する賢い機能。犬の鳴き声や赤ちゃんの泣き声、ガラスの割れる音など、異常を検知するとクルッとそちらを向いて静止画や動画の撮影を始め、出先のユーザーのスマートフォンに通知してくれます。
スペックはF2.0の130°広角レンズにより、最大で1080p、30fpsのフルHD映像の撮影が可能。3つのノイズキャンセリング・マイクとスピーカーを搭載し、撮影画像や映像は本体に12時間まで保存できます(SDカードは128GBまで利用可能)。
見守ってくれるのは、映像や音を通してだけではありません。さまざまなセンサーを使って、室温や湿度、部屋の明るさ、二酸化炭素濃度を監視してくれます。頼もしい!
スマートホームハブ
Moonは監視・見守りカメラとしてだけでなく、前述のとおりスマートホームハブとしても大活躍。Amazon AlexaやApple HomeKit、 Google Home、 Philips hueなどと連動して、エアコンやオーディオなどさまざまな家電製品を出先などからもスマートフォンを通して自由自在に遠隔操作できます。
Moonの賢さはこれだけではありません。スマートホームハブの機能を駆使して、家のセキュリティをさらに強化。夜間、家に不在でも、各部屋のライトの自動ON/OFFにより、”フェイク”在宅を演じてくれるというのです! これは安心!
ベースステーションなしで、球体の部分だけでもスタンドなどに置くことで、最大5時間自動監視をしてくれるMoonは、Indiegogoで209ドルです!
Indiegogoのウェブサイト中でオビ・ワン・ケノービとハン・ソロを登場させていることから、あきらかに外観に関するイメージを「デス・スター」に誘導しようとしている意図が見え隠れするMoon。カメラレンズの周辺部分のデザインをジッと見つめていると、見えなくもありません…。ただし今回の"目的及び任務"は家庭の平和と秩序を守るというもの。浮遊しながら見守るカメラの実際の実力が早く明らかになってほしいですね!