湯たんぽは寒いときの防寒具として昔から使われており、冬のキャンプから普段使いまで幅広い範囲で利用されています。お湯を入れたり充電したりするだけで長時間あたたかい状態をキープできるので、寝袋や布団の中に入れてこたつとして代用できるのも魅力です。
今回は、冬のキャンプにおすすめの湯たんぽをご紹介。種類別の特徴や選び方のポイントについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- 冬のキャンプに湯たんぽは必要?
- 湯たんぽの種類
- 冬のキャンプにおすすめの湯たんぽ|トタン・ブリキ製
- 冬のキャンプにおすすめの湯たんぽ|純銅性
- 冬のキャンプにおすすめの湯たんぽ|ゴム製
- 冬のキャンプにおすすめの湯たんぽ|プラスチック製
- 冬のキャンプにおすすめの湯たんぽ|充電式
- 番外編:湯たんぽの温度はどのくらいがよい?
冬のキャンプに湯たんぽは必要?
冬キャンプの夜はかなり冷え込むため、寒くてなかなか眠れないこともあります。湯たんぽは寝袋の足元に入れることで体全体をあたためられるので、冬のキャンプで快適に寝るために必要です。
起きているときは焚き火やストーブで暖を取れますが、寝るときに使うと一酸化炭素中毒や火事につながる可能性があります。そのため、寝るときの防寒グッズとして、安全性が高くコスパのよい湯たんぽを使うのがおすすめです。
また、膝に置いてあたためられるのもメリット。持ち歩きやすい大きさなので、利便性にも優れています。
湯たんぽの種類
直火にかけてあたためられる「トタン・ブリキ製」
トタン・ブリキ製の湯たんぽは、お湯を入れて利用するのはもちろん、直接火にかけてあたためられるのが特徴。冬のキャンプで利用する場合、焚き火やストーブ熱で手軽にあたためられます。
表面は亜鉛でメッキ加工されているため、錆に強く、メンテナンスすることで長期間利用可能。比較的軽量なので、持ち物が多くなるキャンプでも手軽に持ち運べます。ただし、直火にかける場合は、付属の取扱説明書をよく読み十分注意しましょう。
熱伝導率が高い「純銅性」
純銅性の湯たんぽは熱伝導率が高いので、素早くあたたかくなるのが特徴。冬のキャンプで早くあたたまりたいときにぴったりです。保温性にも優れており、長時間あたたかい状態をキープできるのが魅力です。
銅素材は抗菌作用があるため、清潔な状態で利用できるのもポイント。耐食性にも優れており、メンテナンスすることで長期間使用可能です。
やわらかい質感「ゴム製」
ゴム製の湯たんぽはやわらかくて肌触りがよく、あたたまるだけでなく触った質感を楽しめるのが特徴。断熱性が高くて表面が高温になりにくいので、カバーで包まずに直接利用しても低温火傷しにくいのが魅力です。
ウェットスーツ用の素材を使っている製品が多く、耐久性に優れているのも特徴のひとつ。使わないときはコンパクトに収納できるので、荷物の負担を減らしたい方にぴったりです。大人から子どもまで利用できる安全性の高い湯たんぽを探している方におすすめです。
リーズナブルな「プラスチック製」
プラスチック製の湯たんぽは、リーズナブルな価格帯で手に入れやすいのが特徴。湯たんぽのなかでも比較的軽量で、手軽に持ち運べるのもメリットです。
強度が高いので、ほかのモノにぶつけても壊れにくく、汚れたときや飲み物をこぼしたときも手軽にお手入れ可能。キャンプで利用するのはもちろん、寒い冬の時期に布団の中に入れてあたたまるなどの普段使いにも適しています。初めて湯たんぽの購入を考えている方や、できるだけ安く購入したい方におすすめです。
お湯が入らない「充電式」
充電式の湯たんぽは、電源に接続して充電することであたためられるので、お湯を沸かして入れ替える手間が省けます。なかには、急速充電に対応している製品もあり、布団内であれば約15分の充電で10時間使用できるのが特徴です。
コードレス仕様の製品であれば、電源のない場所でも長時間利用可能。温度検知機能が搭載された製品を選ぶことで、火傷や火事の心配が少なく安心して利用できます。手軽に利用できる湯たんぽを探している方におすすめです。
冬のキャンプにおすすめの湯たんぽ|トタン・ブリキ製
マルカ(Maruka) 湯たんぽ Aエース 2.5L 022524
昔ながらのデザインが特徴的なトタン素材の湯たんぽです。直火とIHの双方に対応しており、お湯を入れ替えずにあたためられるのが特徴。シングルバーナーや焚き火でもあたためられるので、冬のキャンプにぴったりです。
製品の底部が平面になっているため、安定した状態でお湯を入れられるのが魅力。サイズは横幅29.5×奥行き21.6×高さ7.4cmで、2.5Lの水を入れて利用できます。
パッキンが付属されているので、蓋を閉めるときに壊れてしまっても安心。冬のキャンプで利用するための湯たんぽを探している方におすすめです。
土井金属化成 トタン 湯たんぽ 1.2型 直火対応型 112886
丸くてかわいい形状が特徴的なトタン素材の湯たんぽ。サイズは約直径19.2×高さ6.4cmとコンパクトで、重量は約400gと軽量なので、手軽に持ち運んで利用できます。
内部の圧力が一定以上になると、圧力を外部に排出する調節機能付きの口栓を採用。反対に、お湯が冷めて圧力が下がったとき、製品が凹むのを軽減する支柱も搭載しています。
直火とIHにも対応しているため、普段使いからキャンプまで幅広いシーンで活用できるのが魅力。安全性に優れており、手軽に利用できる湯たんぽを探している方におすすめです。
尾上製作所(ONOE) トタン湯たんぽ 日本製・萬年 MY-7207
黒色のボディと金色のキャップにより、高級感のあるデザインが魅力的なトタン式湯たんぽ。布団の中やキャンプで寝るときの寝袋に入れることで、こたつのようなあたたかさを体感できます。
付属のカバーはポリエステル素材を採用しており、優しい肌触りが特徴。保温性が高いため、適度な温度を長時間保てます。洗濯して清潔な状態をキープしやすいのもおすすめポイントです。予備のパッキンも2つ付属されているので、劣化しても取り替えるだけで長期間利用できます。
北陸土井工業 トタン湯たんぽ3.4型
3.4Lの水を入れられる大容量の湯たんぽ。サイズは横23.5×奥行き3.3×高さ8.3cmです。圧力を調節するための口栓が付いており、より安全に利用できます。
トタン式なので直火でも利用可能。底部が平面のため、コンロに置いても安定した状態をキープできます。焚き火でもあたためられるので、冬のキャンプ用の防寒具としておすすめです。
冬のキャンプにおすすめの湯たんぽ|純銅性
マルカ(Maruka) 純銅製 湯たんぽ CF-22
熱伝導性に優れており、寒い冬場に素早くあたためられるのが魅力の湯たんぽ。付属されている専用の袋を使うことで、火傷のリスクを軽減できます。
大口タイプの蓋を採用しているので、お湯を入れやすい仕様。ガス火と直火に対応しており、お湯が冷めても手軽に再加熱できるのがポイントです。
サイズは約横21.6×奥行き29.5×高さ7.4cmで、重量は約1080g。純銅素材は耐食性が高くて丈夫なので、長く利用できる湯たんぽを選びたい方におすすめです。
田町商店街 純銅製ミニ湯たんぽ
コンパクトサイズが魅力の湯たんぽ。サイズは横17×奥行17×高さ7cm、容量は850ml。付属の袋に入れることで火傷のリスクを軽減し、手軽に持ち運び可能です。
抗菌作用がある純銅素材を採用しており、清潔な状態で利用できるのが特徴。熱伝導に優れているため、保温性が高く、10時間経ってもあたたかい状態を保ちやすいのもポイントです。
冬はお湯を入れて暖をとり、夏は氷や冷水を入れて涼めるので便利。冬のキャンプはもちろん、季節問わずオールシーズン活用できる湯たんぽを探している方におすすめです。
土井金属化成 純銅製 湯たんぽ 袋付 2.6L
昔ながらのデザインが特徴的な純銅製の湯たんぽです。銅には抗菌・消臭効果があるので、清潔な状態で利用できるのが特徴。強度も高いため、壊れにくく長期間利用できるのが魅力です。
お湯の注ぎ口を広げるロートが付属されており、安全にお湯を入れられます。直火にも対応しているので、水を変えずにあたためるだけで再利用できるのもポイントです。
サイズは約横30×奥行き22×高さ8cmで、約2.6Lと大容量なのが特徴。焚き火でもあたためられるため、キャンプなどのアウトドアにおすすめの製品です。
冬のキャンプにおすすめの湯たんぽ|ゴム製
ロゴス(LOGOS) 湯たんぽ どこでもソフト湯たんぽ 収納袋付き 81661000
ウェットスーツで利用されている素材を採用しており、やわらかくて触り心地のよい湯たんぽ。ゴム素材で表面が熱くなりすぎないため、安全性に優れています。
熱によって製品が変形する心配がないので、沸騰させたばかりの熱湯を入れられるのが魅力。お湯を安全に注げるロートが付属されているため、注ぎ口が小さくても安心です。
サイズは約横16×縦23×高さ8cm、重量は約160gで、手頃な大きさが特徴。付属されている紐持ち手付きの袋へ入れて、キャンプなどへ持ち運んで利用するのにおすすめです。
クロッツ(CLO’Z) やわらか湯たんぽ たまご型
全ての工程が手作業で丁寧に作られており、こだわりの強さが魅力的なゴム素材の湯たんぽ。たまご型のかわいらしい形状とカラフルな色合いが特徴的で、デザインにもこだわりたい方におすすめです。
やわらかくて肌触りがよく、断熱性に優れているので、長時間保温できるのも特徴のひとつ。寒い日に膝へ置いて暖を取ったり、冬のキャンプで寝袋に入れたりすることで快適に過ごせます。また、専用のロートが付属されており、お湯を安全に入れられるのもおすすめポイントです。
尾上製作所(ONOE) ゴム湯たんぽ2Lカバー付 MY-422
袋のような形をしたデザインが特徴的なゴム製の湯たんぽです。強度が高く弾力性に優れた天然ゴムを採用しており、安全性が高くてやわらかな使い心地が特徴。子どもやお年寄りの防寒具にぴったりです。
給水口が大きい作りなので、お湯を入れやすく、使用後もスムーズに排水できるのが魅力。サイズは横37.5×奥行き21×高さ4cmで、容量は2Lに対応しています。比較的安い価格で購入できるため、コスパのよい湯たんぽを探している方におすすめです。
冬のキャンプにおすすめの湯たんぽ|プラスチック製
タンゲ化学工業 立つ湯たんぽ 2.6L 袋付き TN00314
横置きと縦置きの両方で利用できる湯たんぽ。立てたままでも安定するため、台所や流し台などの縁に縦置きして蓋を開けることで、簡単に水を流せるのが魅力です。また、使わないときは隙間に立たせて収納できるのもポイントです。
お湯が通らない持ち手が付いており、火傷の心配がなく安全に持ち運べるのが特徴。紐付きの袋が付属されているので、届いたその日から利用できます。
サイズは横22×奥行き27×高さ10cmで、重量は450g。さまざまな場所に収納できる利便性の高い湯たんぽが欲しい方におすすめの製品です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 湯たんぽミニ550mlカバー付 MK2273
コンパクトで軽量な湯たんぽです。サイズは約横14×奥行き20×高さ6cm、重量は約200g。お湯の入る容量が550mlと比較的少ないため、冬のソロキャンプやオフィスで利用するのにおすすめの大きさです。
やわらかくて肌触りのよいボア生地の袋が付属されており、あたたかいだけでなく安心感のある触り心地なのも魅力。袋には持ち手紐も搭載されているので、手軽に持ち運べます。
プラスチック素材でコンパクトサイズのため、安い価格で購入可能。持ち運びやすくて手頃な価格で購入できる湯たんぽを探している方におすすめです。
マルカ(Maruka) NEWポリ湯たんぽ 067112
2.2Lのお湯を入れられる大容量の湯たんぽ。サイズは横21.7×奥行き29.4×高さ8.5cmです。比較的大きいので、広範囲をしっかりあたためられるのが特徴です。
ポリエチレン素材を採用しており、約405gと軽量。手軽に持ち運べるため、冬キャンプの防寒具にぴったりです。付属の袋を使うことで、低温火傷のリスクを軽減できます。お湯を入れるだけで利用できる昔ながらの湯たんぽを選びたい方におすすめです。
冬のキャンプにおすすめの湯たんぽ|充電式
ANKIPO 充電式湯たんぽ 温度ディスプレイ付き
電気であたためて利用するので、お湯を沸かして取り替える手間がない湯たんぽ。急速充電に対応しており、15分充電することで室内だと2時間、布団の中で12時間保温できます。
充電器には防爆安全措置が付いており、あたためすぎて破裂する心配がなくより安全に利用可能。充電後はコードレスで利用できるため、普段使いからキャンプまでさまざまなシーンで利用できるのがポイントです。
製品の表面に温度を確認できるディスプレイを搭載しており、湯たんぽの温度が一目でわかります。手や足を入れられる空洞仕様なので、さまざまな部分をあたためられるのが魅力です。
表面はやわらかい触り心地の柔軟性素材を採用。多機能で手軽に利用できる湯たんぽを探している方におすすめです。
Lasuki 湯たんぽ コードレス急速充電
最大で約8時間あたたかい状態をキープできる充電式の湯たんぽ。表面のカバーは綿布素材を採用しているので、表面温度が熱くなりにくく、程よいあたたかさで利用できるのが特徴です。カバーは取り外して洗濯できるため、清潔な状態で利用できます。
満充電になると自動的に充電を停止する過熱防止機能を搭載。6層構造の防火性の生地を使用しているので、水漏れもなく安全に利用できるのがポイントです。
急速充電にも対応しており、室内であれば10分の充電で約4時間利用可能。安全性の高い湯たんぽを探している方におすすめです。
メルケット(melket) 充電式湯たんぽ
約20分の短時間充電で約4〜8時間あたたかい状態で利用できる充電式湯たんぽ。コードレスに対応しており、家以外のオフィスやキャンプなどに持ち運んで防寒具として活用できます。
サイズは約横27×奥行き19×高さ7cm、重量は約1200gと、コンパクトな大きさが特徴。適度に重量があるので、膝やお腹に置いてあたためられるのも魅力です。
表面温度は約60℃前後と、程よいあたたかさを維持できるのもポイント。カバー表面には柔軟性と保温性の高いフランネル生地を採用しており、やわらかくてあたたかい触り心地が特徴です。
また、カバーは丸洗いができるため、清潔な状態を保てます。水を取り替える必要がないので、手軽に利用できて触り心地のよい製品を探している方におすすめです。
番外編:湯たんぽの温度はどのくらいがよい?
湯たんぽの温度は沸騰直前ではなく、70℃まで冷ました状態で利用しましょう。70℃以上の湯たんぽを直肌で触ると火傷する恐れがあります。そのため、50~70℃の範囲で湯たんぽを利用するのがおすすめです。
また、低温火傷にも注意が必要です。40℃以上の場合、長時間肌にくっつけると火傷する恐れがあります。たとえ温度が低くても、湯たんぽは地肌から離して利用しましょう。
湯たんぽはほかの防寒具よりも電気代やガス代がかからないので、コスパのよい防寒具を探している方にぴったりです。エアコンのように電源を消し忘れたり、石油ストーブのように匂いが気になったりしなくて済みます。価格も安くて持ち運びやすい大きさなので、冬のキャンプで一夜を快適に過ごしたい方にもおすすめです。