非常時に体を温めてくれるサバイバルシート。ここ数年の登山ブームでサバイバルシートを購入しようと考えている方も多いのではないでしょうか。サバイバルシートは軽く、コンパクトに梱包されているのでかさばることもなく、非常時には体温の低下を防ぎ、雨からも身を守ってくれるので1つ持っていても損のないアイテムだと思います。そこで今回は、サバイバルシートの選び方とおすすめサバイバルシートをご紹介します。
サバイバルシートの選び方
ポイント1:価格
あくまでも非常用としての位置づけなので高価なサバイバルシートを買う必要はありません。1個600円前後のサバイバルシートを家族分用意しておけば十分です。
ポイント2:コンパクト・軽量
非常用なのでコンパクト・軽量がアウトドアアイテムの一つとして大切なポイントですね。購入時にはしっかりと梱包されているのでコンパクトでかさばりませんし、重さも50g~100g前後と軽量です。最近のサバイバルシートは繰り返し使えるものも増えてきていますが、購入時と同じように畳むのは少し難しいようです。
ポイント3:サイズ・形
大人一人が包まるのに十分な大きさの長方形のシートが主流です。中には、大人二人が包まるほどの大判サイズやシュラフ型タイプのサバイバルシートなどもあります。
おすすめサバイバルシート4選
ハイマウント(HIGHMOUNT) サバイバルシート ゴールド 22134
多くのサバイバルシートは両面が銀色なのですが、このハイマウントのサバイバルシートは片側が金色になっています。銀色は光熱を反射し金色は光熱を吸収するため、銀色の面を体側にし、金色を外側にすることで、効率的に体を保温できます。
素材:アルミ蒸着ポリエステル・縦210×横130cm・重量55g
ソル(SOL) ヒートシートサバイバルブランケット 12132
軽量、コンパクトにデザインされたサバイバルシートです。体熱の90%を反射させて体温低下を防ぐ特殊な素材「ヒートシート」を採用しています。音も静かで、簡単に折りたたんで収納することができます。サバイバルシートは薄い分、裂けたり穴が開いたりと繰り返し使うことは難しかったのですが、このサバイバルシートは強度に優れているため、裂けてしまうこともなく補修も可能です。
素材:ポリエチレン・横142cmx縦213cm ・重量:約71g
ソル(SOL) ヒートシートエマージェンシーヴィヴィ 12133
「ヒートシート」を採用し寝袋状に加工したサバイバルシートです。シームテープ加工が施されているので、雨や風を完全にシャットアウトでき、高い保温力が期待できます。ポリエチレンをベースにしているため音も静かで強度もあり、コンパクトに収納も可能です。
素材:ポリエチレン・90×213cm・重量:108g
ロゴス(LOGOS) エマージェンシーシートゴールド 82100050
軽量でコンパクトに収納できるサバイバルシートです。アルミ膜による放射熱で体温を保ち、防水・防風性にも優れているので雨や風での体温低下も防ぎます。
素材:ポリエステルフィルム(アルミ蒸着)・幅140×奥行220cm・重量50g
非常用として使うことになるサバイバルシート。この1枚で寒さや雨をしのぐことができます。しかし、サバイバルシート自体に発熱効果はないので、隙間ができないように端末をしっかりと閉じ、体に巻きつけるなどの工夫が必要です。また寒さをしのぐため、保温性に優れていますが、湿気も逃がさないためムレるのが難点。そこに冷気が侵入するとかえって体を冷やしてしまいます。非常時に使うからこそ特性をしっかり知っていざというときに役立てて欲しいです。