いつもさわやか気分でサイクリング!
天気のいい日のサイクリングはとてもさわやか。でも向かい風、坂、極端な気温、吹き出る汗がネガティブな気分にさせることも。今回ご紹介するのは、いつもさわやか気分でサイクリングできる電動ベロモービル GinzVelo です。
GinzVeloはベロモービル
GinzVelo は屋根付き自転車であるベロモービル(Velomobile)です。グラスファイバー製のフェアリングで全体が覆われ、空気抵抗を低減し高速巡航が可能です。
内部はリカンベントトライクという三輪自転車で、リクライニング状態で前方にあるペダルを回転させるタイプ。
強力な動力性能
ベロモービルは重量があり坂を上るのが大変。重量39キロのGinzVeloは48V 20-Ah 500Wのブラシレスハブモーターでペダリングを強力にアシストし登板を克服。スロットルでモーター走行も可能で最高速度32km/h、走行可能距離120-160km。開発者によるとペダリングだけでも平均的なサイクリストで速度48km/hまでは出せるとしています。
※道路交通法では「電動アシスト自転車」とは異なり、モーター駆動のみで走行するペダル付電動2輪車は「原動機付自転車」となりますので、GinzVeloの扱いには注意が必要ですね。
安全面での配慮
GinzVeloには前後方のLEDライトによるブレーキランプやウィンカーは、高さがなく場合によっては他者から気づかれにくいGinzVeloにとって非常に大切な安全装備。
また、全身を覆うタイプのベロモービルは風防がくもることがありますが、GinzVeloはホイール開口部とボディー後方によりベンチレーションを確保。内部がどれだけ快適か気になりますね。
GinzVeloのようなベロモービルが普通に走れて、雨にも汗にも濡れず快適に通勤通学できるような自転車文化が、日本でも育つといいですね。
ベロモービルは自作する人も少なくない、ちょっとハマりそうな奥の深い世界。走行中の人力のみのベロモービルの映像を見ると弾丸のようです。普及してほしいですね!