キリマンジャロで有名な「タンザニア産コーヒー」。キリマンジャロ地区だけでなく、さまざまな地区でコーヒーが栽培されています。産地や品種、焙煎度合いにより、さまざまな商品があるため、選ぶのに迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、タンザニア産コーヒーのおすすめ商品をご紹介。豆のままや中挽きのモノなどのラインナップを取り揃えています。自身の味の好みに合わせて選んでみてください。

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• 目次
• タンザニア産コーヒーの特徴
• タンザニア産コーヒーの選び方
• タンザニア産コーヒーのおすすめ

タンザニア産コーヒーの特徴

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タンザニア産コーヒーにはさまざまな種類がありますが、しっかりとした味わいに加え、スッキリとした飲み口が特徴です。タンザニアの独自の気候条件と豊かな火山性の土壌により、それぞれの独特な風味を生み出しています。

果肉を取り除き、水洗して乾燥させる「ウォッシュドプロセス」での処理が主流。タンザニア産のコーヒーのなかでも有名なのが、キリマンジャロです。キリマンジャロは、強い酸味・コクに加えて甘い香りを楽しめます。

タンザニア産コーヒーの選び方

産地をチェック

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タンザニア産コーヒーの産地は、キリマンジャロ周辺・ンゴロンゴロ・ンベヤ・キゴマなどがあります。それぞれの産地は、異なる特徴があるため、同じタンザニア内でも幅広い味わいがあるのが特徴です。キリマンジャロ地区は、フルーティーさと独特の甘さのバランスが取れています。

ンベヤ地区は、やや重厚なボディで、芳醇なフルーティーさを味わえるのが魅力です。独特のフローラルな香りを感じられます。好みの味に合わせて産地を選んでみてください。

品種をチェック

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タンザニアで栽培されるコーヒー豆には、主にブルボン種・ティピカ種・ケント種があります。「ブルボン種」は、タンザニアのなかでも多く栽培されている品種です。柑橘系のフルーティーな酸味があり、野性味あふれる味わい。「ティピカ種」は、クリーンで洗練された味わいと柑橘系の酸味を感じられます。

「ケント種」は、チョコレートやナッツのような芳醇な風味で、ボディの強めな味わいが魅力です。品種によっても酸味の強さや奥深さが異なります。

コーヒー豆のグレードをチェック

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コーヒー豆のグレードは、豆の大きさである「スクリーンサイズ」で決まります。生豆が大きいほど、実が完熟しているため、質のよい味わいに。グレードは、AA・A・B・AB・C・PBとなっており、一番上の等級でAA、一番下の等級でPBです。等級が高いほど、高級品と言われています。

AAのスクリーンサイズは、6.7mm以上です。Cのスクリーンサイズで5.9〜6.15mm。PBは、小粒豆のなかから丸豆だけ集めたモノを指します。より上質な味わいを楽しみたい方は、コーヒー豆のグレードをチェックしたうえで選んでみてください。

焙煎度合いをチェック

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タンザニア産のコーヒーを選ぶ際は、焙煎度合いをチェックしてみてください。大きく分けると、浅煎り・中煎り・深煎りの3つに区分されます。焙煎する時間と温度により度合いは変わり、深みを増すほど茶・黒みを帯びた色合いに変化するのが特徴です。

また、焙煎度合いは浅煎りをミディアムロースト、中煎りをシティロースト、深煎りをフレンチローストとも呼びます。

煎りが浅いほど酸味が強く、スッキリとした味わい。深いほど酸味が和らいで苦味が強くなり、重厚感のあるコクを感じられます。アイスコーヒーやエスプレッソとして楽しみたい場合は、深煎りがおすすめです。

タンザニア産コーヒーのおすすめ

ニシナ屋珈琲 タンザニア ンゴロンゴロ地区 コンゴニ農園

香ばしい味わいのなかに、甘味とやさしい酸味を感じられるタンザニアのコーヒーです。柑橘・ベリー系・ナッツを彷彿とさせるような、スッキリとしたフルーティーな余韻を堪能できます。タンザニアのンゴロンゴロ地区にあるコンゴニ農園で栽培されたケント種です。

標高1600～1700mかつ肥沃な土壌で育てているため、質のよい豆が収穫できます。内容量は100g。こだわりぬいたタンザニア産のコーヒーを探している方におすすめです。

イヌイットコーヒーロースター(inuit coffeer roaster) タンザニア カロンゲ

タンザニアらしいフルーティさを残しつつ、蜜のような甘さが心地よく広がります。国際コーヒー鑑定資格「Qグレーダー」が厳選した産地のシングルオリジンタイプで、豆の個性をいかして深煎り。ボディが強く、苦味の少ない味わいが特徴です。独自の半熱風による焙煎システムで煎っており、苦味が出ないようにしています。

産地は、ソングウェ州ンボジ県にある標高1570mのカロンゲ農園。品種は、ブルボン・コンパクトです。焙煎から2日以内のコーヒー豆を直送しており、新鮮な状態で届きます。内容量は200g。豆のまま・中粗挽き・細挽きから選べます。苦味の少ない味わいが好みの方におすすめのタンザニア産コーヒーです。

TOKYO COFFEE フェアトレード オーガニック キリマンジャロ ピーベリー

タンザニア産のキリマンジャロのなかでも希少種であるピーベリーを使用したコーヒーです。ピーベリーは、カカオ・アーモンド・バニラ・メロンのような風味が特徴。オーガニックJAS認証を受けた、フェアトレードのコーヒー豆です。上品でまろやかな味わいで、キリッとした苦味を感じられます。

フルシティローストで焙煎しており、しっかりとしたボディとコクが魅力です。おすすめの淹れ方はハンドドリップ。エアロプレス・フレンチプレス・水出しにも適しています。豆のまま・中細挽き・中挽きと好みに合わせた挽き方が可能です。

内容量は200g・400g・800gのラインナップがあります。タンザニア産コーヒーのなかでも希少なモノを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

BUNDY BEANS タンザニア 中深煎り

酸味・香り・ボディーのバランスがよいコーヒーです。チョコレートのようなコクと苦味に加え、キャラメルのような甘味があります。柑橘系の酸味と甘味の余韻を堪能できるのが特徴です。中深煎りしており、程よい苦味が口のなかに残ります。

ムボジ地区イガンバ区にある、標高1500〜1650mのガンジラルジ農園で収穫したコーヒー豆です。きれいな水と天然由来の肥料を使用した土壌で育て上げています。内容量は200g・500g・1kg・4kgのラインナップです。豆のまま・中挽きから選べます。

ジャパンコーヒーロースティングチャンピオンシップで準優勝した焙煎士が焙煎。ミルクと合わせたり、アイスコーヒーとして飲んだりするのがおすすめ。重厚感と苦味のあるコーヒーが好みの方にぴったりの商品です。

銀河Coffee エーデルワイス 中煎り

爽やかでやさしい酸味と苦味、ナッツの風味が芳醇なタンザニアのコーヒーです。甘くて上品な香りを堪能できます。タンザニアのンゴロンゴロ自然保護区の端にあるエーデルワイス農園が栽培したキリマンジャロです。標高1600～1850mかつ肥沃な赤い土を用いて栽培しています。

高グレードのAAのモノを採用。独自の3段焙煎法を用いて雑味を抜きつつ、香りを引き立てています。煎り具合は、中煎りです。内容量は、150g・350gのラインナップ。350gだと、30〜40杯程度入れられます。焙煎してすぐのコーヒー豆をパッケージングしているのがポイントです。

煎りたてのおいしさを楽しめます。開封後も新鮮さをキープしやすいチャック袋入りです。豆のまま・中挽きから選べます。コーヒー初心者の方にも飲みやすいおすすめの商品です。

Dr-i-gama キリマンジェロAA

濃厚なコクとクリアな飲み心地を堪能できる、タンザニアのコーヒーです。完熟で大粒のAAクラスのコーヒー豆を採用しています。収穫期には一粒ずつ丁寧に手摘みしているのがポイントです。ハンドピックで豆を選定した上で作っています。焙煎は、ハイからシティの間です。挽き方は、中粗挽きに仕上げています。

内容量は100g・200g・400gのラインナップです。挽き方は、豆そのまま・中粗挽きがあります。コーヒー専用袋入り。袋はアロマキープバルブつきのため、保存性・保香性の高さが特徴です。底マチ・チャックつきで保管しやすくなっています。上質な飲み心地を楽しみたい方におすすめのコーヒーです。

ジエットコーヒー 石焼焙煎 石焼キリマンジャロ

キレのよい酸味とやわらかな口当たりのコーヒーです。甘くて芳醇な香りを感じられます。AAランクのキリマンジャロを石焼焙煎しているのが特徴です。三重県熊野市の「那智黒石」、長野県諏訪地方の「鉄平石」、金沢市戸室地区の「戸室石」の3種の石を使用しています。

よりおいしく飲むには、常温の場合は豆のままで約30日、挽いた場合は約10日で飲み切るのが目安です。冷蔵保存の場合は約6ヵ月。内容量は400gです。香りをしっかり楽しめるタンザニア産コーヒーを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

澤井珈琲 リフレッシング・キリマンジャロ

果実味あふれる甘酸っぱい爽やかな味わいを堪能できる、タンザニア産コーヒー。苦味が少なく、軽やかな風味。雑味のない後味で飲みやすいのが魅力です。上品で華やかなアロマが心地よい商品。焙煎度は中深煎りです。

こだわりの焙煎釜を使用しており、最大300℃で焙煎します。コーヒー豆の芯まで火が通るため、香り・甘味を十分に引き出してくれるのがポイントです。出荷直前に焙煎しているため、フレッシュなおいしさを楽しめます。

挽き方は、豆のまま・中挽きの2種類。1袋500g入りです。賞味期限は、焙煎日より1年間。朝一番にコーヒーを飲む習慣がある方におすすめです。

THE BEANS タンザニア キゴマ ディープブルー

しっかりとした風味を堪能できる、タンザニアのコーヒーです。挽き方でさまざまな味わいを堪能できるのが特徴。浅煎りは、マスカットのような芳醇でキレのよい酸味と甘味です。スパイス・ハーブのような香りを感じられます。

中深煎りは、カシス・ベリーのようなフルーティーな香りが特徴です。キャラメルのようなコクと風味で軽やかな苦味を味わえます。深煎りは、口のなかに含むと苦味があり、後味はスッキリとした軽めの余韻を楽しめるのがポイント。肥沃でやわらかい赤土と豊かな雨で恵まれたキゴマ地区で栽培した商品です。

賞味期限は、焙煎より1ヵ月。内容量は、100g・200g・300gがあります。100gあたり約8杯分。風味のしっかりしたモノが好みの方におすすめのコーヒーです。

ガウディ(BAKERY&CAFE GAUDI) タンザニア クィーンアルーシャ

チョコレートのような甘味とマイルドな口当たりを堪能できるタンザニアのコーヒーです。キャラメルのような香りが心地よく漂います。タンザニア北部アルーシャ州オルデアーニのカラトゥにあるコンゴーニ農園で栽培されたコーヒー豆です。

品種は、ケント種。Qグレード認証で、83.75点を取っています。内容量は、生豆時で400g。焙煎後は1〜2割少なくなります。賞味期限は3ヵ月。良質なコーヒーを楽しみたい方におすすめです。