ドライビンググローブは、車やバイクを運転する際に着ける手袋のこと。着用することで手汗を吸収できるほか、ハンドルやシフトレバーを握ったときのグリップ力が向上し、正確かつ安全な運転を実現します。
しかし、ドライビンググローブはさまざまなブランドが取り扱っているため、どれを選べばよいのか分からない方も多いはず。そこで今回は、ドライビンググローブの選び方とおすすめ製品をご紹介します。
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ドライビンググローブとは?何のために必要?
ドライビンググローブとは、車やバイクを運転する際に着用する手袋のことです。ドライビンググローブを着用するメリットとして、手汗対策やグリップ力の向上などの効果が期待できます。
素手で手汗をかいた状態でハンドルを握ると滑りやすくなるほか、汚れも付いてしまう場合も。ドライビンググローブを用いることで、手汗をかいても生地が吸収し、しっかりとハンドルを握れます。また、お手入れすれば、いつでも衛生的に使えるのもポイントです。
ほかにも、ハンドル・シフトレバーを握ったときのフィット感がよく、余計な力を入れずに操作が可能。手に直接日光が当たるのを防止し、日焼け対策の効果も期待できます。
ドライビンググローブの選び方
種類をチェック
手の甲を覆うタイプ
手の甲を覆うタイプは、一般的なドライビンググローブで採用されているタイプです。種類が多い分、好みの機能やデザインを採用したモデルを選びやすいのが特徴。また、腕まで覆うタイプに比べて通気性がよく、脱着がしやすいのもポイントです。
手の甲を覆うタイプは細かく分類すると、指先まで覆われたフルカバータイプと、指先が露出した半指タイプがあります。使用するシーンや用途に合わせて選ぶのがおすすめです。
日焼け対策になる腕まで覆うタイプ
日焼け対策をしたい方は、肌の露出が少なめのドライビンググローブを検討してみてください。特に夏場で半袖やノースリーブの服装をよく着用する方には、腕まで覆うドライビンググローブがおすすめです。
ただし、腕まで覆うドライビンググローブは広い範囲をカバーしている分、蒸れる場合があります。少しでも涼しく使いたい方は、通気性に優れているかなどもチェックしておきましょう。
フルカバーか半指かチェック
手汗を吸収したいならフルカバー
フルカバータイプは、手のひらから指先まですべて生地で覆うタイプで、手汗対策をしたい方におすすめです。手汗でハンドルが滑るリスクを軽減できます。
また、手汗をグローブで吸収できるため、安定したハンドル操作を実現。長時間ハンドルを握る機会が多い方は、ぜひチェックしてみてください。
スマホなどを操作したいなら半指
半指タイプは、カーナビやスマホなどのタッチパネルを頻繁に操作する方におすすめのタイプ。指先が開いているので、ドライビンググローブを着用したままでもタッチパネル操作ができます。
また、素手に近い感覚でハンドルやシフトレバーを操作できるのもおすすめポイント。初めてドライビンググローブを導入する方にも適しています。
素材をチェック
本革
本革のドライビンググローブは伸縮性が高く、ハンドルやシフトレバーを握るときのフィット感に優れているのが特徴です。軽い力でも操作がしやすく、長時間の運転をサポートします。
また、長期間使用することで、より手に馴染むようになるほか、経年変化を楽しめるのもポイントです。ただし、ナイロンに比べて通気性に乏しく、水に弱い点には注意しましょう。
ナイロン
ナイロンのドライビンググローブは、耐久性や軽量性に優れており、洗濯しても型崩れしにくいのが特徴。乾きやすいため、こまめに洗濯して清潔に使いたい方におすすめです。
また、通気性に優れているのもポイント。汗をかきやすい夏の時期に使用しても蒸れにくく、快適にハンドルやシフトレバーを操作できます。
厚手か薄手かチェック
ドライビンググローブは、製品により生地の厚みが大きく異なるため、用途に応じたモノを選びましょう。生地が薄いグローブは、素手に近い感覚でハンドルやシフトレバーを操作できるのがメリット。手や指を動かしやすく、長時間運転する際にも適しています。
一方で厚みのある生地は、寒い時期での運転で、手の温度低下を防止できるのが魅力。バイクを運転する場合は、手に風が当たりにくくなり、疲れも軽減できます。ただし、厚みがあると時期によっては暑く感じるので、季節に応じて薄手のグローブと使い分けるのがおすすめです。
縫い目をチェック
ドライビンググローブは、縫い目の位置や縫い方によって機能面に影響が出ます。縫い目にこだわりのあるモデルは、仕様欄に詳細が記載されている場合があるのでチェックしてみてください。
なかには、縫い目により指の動きをサポートし、快適なハンドル操作を実現するモノもあります。職人が手作業で縫い込んでいるグローブであれば、優れた耐久性やフィット感が得られるのもポイントです。
ドライビンググローブのおすすめブランド
カカザン(CACAZAN)
カカザンは、日本の香川県に本社を構えるグローブメーカーです。使用する革の素材にこだわり、厚み・染色・外観の理想を追求し、仕上がりの振れ幅が少ない高品質のグローブを提供しています。
カカザンのドライビンググローブは、指の屈伸動作がスムーズかつ、ハンドルを握る動作が自然な形になる立体裁断を採用。製作は各工程を職人が手作業で行っており、業界トップレベルの技術で作られています。また、バイク専用のグローブも多くラインナップ。優れた機能性で人気です。
デンツ(DENTS)
デンツは、イギリスのドライビンググローブメーカーです。創業は1777年と古く、世界各地に子会社を通じてグローブを提供しています。高い技術を有した職人が、高級皮革を使用して製造しているため、高品質なグローブを求める方から多くの人気を集めています。
デンツのドライビンググローブは、素材と縫製がよく、高いフィット感と着け心地のよさを実現。素材で多く採用しているヘアシープ革は、薄くて柔らかく、シルキーな感触を楽しめます。
メローラ(Merola)
メローラは、イタリアのナポリで創業されたメーカーです。1870年創業の老舗で、高品質のグローブやネクタイを製造。品質のよさから、映画「ローマの休日」などのハリウッド映画でもメローラのアイテムが採用されています。
メローラのドライビンググローブは、厳選された革素材と熟練の職人技術により、良好なフィット感と高級感を実現。裏地は、シルク・カシミア・ラビットなどを組み合わせており、肌触りにも優れています。
ドライビンググローブのおすすめ
カカザン(CACAZAN) ドライビンググローブ ハーフフィンガー DDR-070
優れたフィット感を実現した半指タイプのドライビンググローブです。ハンドルやシフトレバーを握ったときのフィット感を高める、立体縫製パターンを採用しているのが特徴。操作性が向上し、正確かつ安全な運転をサポートします。
素材はカカザンオリジナルの鹿革を使用。柔らかい素材で使い心地も良好です。裏地は滑らかな肌触りかつ吸放湿性能に優れた素材で、快適な装着感が持続します。
また、汗などでグローブが汚れた場合でも、市販の皮革用洗剤で洗えるので、長期間キレイに使いたい方にもおすすめです。
カカザン(CACAZAN) ドライビンググローブ DDR-040
オリジナルの鹿革を使って仕上げられているドライビンググローブです。指先が露出するタイプなので、タッチパネルを操作しやすいのが特徴。カーナビやスマホなどを頻繁に操作する方におすすめです。
裏地にはキュプラが貼り合わせられており、本革ながら優れた吸放湿性能を実現しています。また、手を保護しながらハンドルからの情報は伝わりやすく、直感的に操作しやすい点も魅力です。
カカザン(CACAZAN) ライディンググローブ TAKA-065
吸い付くような手触りが魅力のバイク向けドライビンググローブです。本製品は牛革素材を贅沢に使用。厚みが均一で、上質な着け心地が得られます。また、光沢感があり、見た目の美しさにこだわる方にもおすすめです。
甲の内側は肌との摩擦が少なく、滑らかな肌触り。吸湿性が高く、長時間でも快適なツーリングを実現します。
本体の甲側に配置されているファスナーは、YKKの「エクセラダブル」を採用。エレメントのひとつひとつに磨きを施しているので、美しい輝きと滑らかな操作性を有しています。デザインのワンポイントとしても機能しており、おしゃれな仕上がりです。
カカザン(CACAZAN) ドライビンググローブ SDR-072
ドレッシーなデザインと、耐久性のよさが魅力の半指タイプのドライビンググローブです。本製品は、メイン素材に南アフリカ産の高級ラムレザーを採用。吸い付くような手触りと肌のキメ細かさが特徴で、しっとりとした柔らかさが特徴です。
裏面の素材は、「ベンベルグ」をラミネートすることで、引き裂き強度を向上。また、吸放湿性能がよく、手汗の多い季節でも快適な使用感を持続します。
本体の手のひら側には補強アテを配置。耐久性が高く、グローブを長持ちさせたい方におすすめ。裾の甲側にスリットを配置しており、腕時計と干渉しにくい仕様です。
デンツ(DENTS) レザー・ドライビング・グローブ 5-1011
高級感のあるデザインが魅力的なドライビンググローブです。ヘアシープレザー100%で構成されており、上品な見た目に仕上がっています。また、身に着けていると革が馴染むため、長期間使いたい方におすすめです。
ナックルホールを備えているため、手や指などを自然に動かしやすいのもメリット。さらに、手首部分にはブランド独自のスナップボタンが搭載されており、スムーズに着脱しやすい仕様です。
デンツ(DENTS) 革手袋 メンズ Snetterton 5-1009
高品質な本革のドライビンググローブです。素材にヘアシープレザーと呼ばれる羊革を採用しており、高級感のある見た目や手触りに仕上げられています。指抜きタイプなので、スマホの操作などを行いやすいのもメリットです。
ナックルホールが設けられているため、指や手を柔軟に動かしやすいのもポイント。また、外側に縫い目が露出しているプリシームステッチにより、カジュアルな雰囲気に仕上がっています。操作性とデザイン性を重視する方におすすめです。
メローラ(Merola) メンズ手袋 ナパレザードライビンググローブ パンチングタイプ MZ-020-P
ノーライニングで手が滑りにくい、フルカバータイプのドライビンググローブです。本体は薄手のナパレザーや、しなやかなディアスキンを使用。裏地を付けていないので、レザーが手にぴったりとフィットします。
本革と手が直接触れた状態になるため、グローブのなかで手が滑りにくく、安全な運転をサポート。本体に開けられたパンチングホールは、デザイン性の高さに加え、汗の放出に役立つのもポイントです。
本体は、レッド・ボルドー・オレンジ・パープル・オールドゴールドの豊富なカラーを展開。ドライブ時の服装や、車の内装に合わせたカラーを選択できます。
メローラ(Merola) カットオフ ドライビンググローブ ZU93
高級ラムナッパ素材を使用した半指タイプのドライビンググローブです。ラムナッパとは、ラムレザーにナッパと呼ばれるスムーズ仕上げ処理を施したモノのことで、優れた肌触りが特徴。しっとりと手に馴染み、素手のような感覚でハンドルやシフトレバーの操作が可能です。
本体は、イタリアの老舗ブランドの職人により縫製されており、高い耐久性を実現。天然皮革特有の経年変化も楽しめます。手の甲にナックルホールを配置し、指の操作性に優れているのも嬉しいポイントです。
スバル(SUBARU) ドライビンググローブ STSG20100240
ハーフフィンガータイプのドライビンググローブです。手のひらをしっかりと覆いながら指先の細かい動きを妨げにくいのが特徴。装着した状態でスマホやカーナビなどのタッチパネルも操作できます。
素材にはニュージーランド産の鹿革を採用。立体裁断や立体縫製などにより、タイトで心地よいフィット感を実現しています。また、擦れによるダメージを軽減しやすいほか、水や油などで汚れにくい「3Mスコッチガード皮革保護材加工」が施されているのもメリットです。
ブラックとレッドを組み合わせたスタイリッシュなデザインも魅力のひとつ。加えて、手首部分にはホックを搭載しているため、デザイン性と利便性を両立したドライビンググローブを求めている方におすすめです。
レザックス(Lezax) JOYFIT ドライビンググローブ 半指羊革
価格の安いドライビンググローブを導入したい方におすすめのモデルです。本製品は羊革素材を採用しているのが特徴。半指タイプのため、カーナビやスマホなどのタッチパネル操作が行えるほか、暑い時期でも快適に使えます。
本体はナックルホールにより、スムーズな指の動作を実現。指部分にパンチングホールを設けることで、汗をかいたときの蒸れを軽減します。グローブの固定にはベルクロを採用しているので、脱着も簡単です。
レザックス(Lezax) ドライブグローブ LZGL-5952
比較的リーズナブルな価格で購入しやすいドライビンググローブです。半指タイプなので、スマホ・タブレット・カーナビなどのタッチパネルを操作できます。何度も付けたり外したりするのが面倒な方におすすめです。
柔らかく伸縮性の素材を使用しており、優れたフィット感を実現しているのもメリット。さらに、グリップ部分にはエンボス加工が施された滑り止め生地も採用しているため、ハンドルやシフトレバーなどを安定して操作しやすいのもポイントです。
エフイーティー(FET) 3Dライトウェイトグラブ グローブ
サーキットやレースなどのスポーツレーシングにおすすめのドライビンググローブです。本製品はフルカバータイプのモデル。指部にゲージ縫いを採用し、装着時の違和感を軽減しています。本体は機能性がよく、グローブを初めて使うビギナーから上級者まで使用可能です。
また、立体裁断により手のフィット感を高めているのも特徴。手に馴染みやすく、ステアリングやシフト操作を快適に行えます。
生地は軽量性に優れた人工皮革を使用。高い強度と耐久性を発揮します。裾はショート仕様で手首の自由度が高く、ステアリングアクションの大きな競技にもおすすめです。
ペンギンエース ポリスジャパン ノンスリップライナーグローブ G-201
快適に装着しやすいドライビンググローブです。指先まで含めて全体をしっかりと覆えるタイプ。ハンドルやシフトレバーの操作を安定させやすく、長時間のドライブが多い方におすすめです。
手のひら部分には「ノンスリップライナー」と呼ばれる耐摩耗性能に優れた素材を使用。加えて、一部には生地が2重に使われているため、優れた耐久性を実現しています。
手の甲側には通気性に優れた「フィールドセンサー」が使われているので、蒸れにくく、快適性も良好。また、手首をしっかりと留められるように設計されており、フィット感も優れています。
ジュラン(JURAN) レーシンググローブチャレンジ 351999
コットン・ナイロン・合成皮革を組み合わせて設計されているアイテムです。全体的に薄手に仕上げられているのが特徴。ステアリングの細かな挙動を手のひらや指先で感じやすいのが魅力です。
手のひら側にはラバー素材が使われており、操作ミスなどを軽減できるのもメリット。また、立体裁断やゲージ縫いなどの採用により、縫い目が当たりにくく、付け心地がよいのもおすすめポイントです。
Worovo サマードライビンググローブ
腕を広く覆えるフルカバータイプのドライビンググローブです。指先から肘まで覆える設計。人差し指と親指のみ露出するので、身に着けたままスマホやカーナビなどのタッチパネルを操作できます。
UPF50+にも対応しているため、日焼けが気になる方にもおすすめ。また、内側には滑り止めも搭載されているのでズレにくいほか、手のひら側に用意されたシリコンによってグリップ力も高められています。
ドライビンググローブの売れ筋ランキングをチェック
ドライビンググローブのランキングをチェックしたい方はこちら。
ドライビンググローブは主に、指先から手のひらまで生地で覆われた「フルカバータイプ」と、指先が露出している「半指タイプ」の2種類があります。フルカバータイプは手汗がハンドルやシフトレバーに付きにくいのが魅力。一方で半指タイプは、タッチパネルを搭載した機器を手軽に操作しやすいのがメリットです。