上の写真の乗り物、何だか分かりますか? 自転車のようですが、ハンドルがありません。サドルも背もたれが付いているし、不思議な乗り物ですね。
これ、スイス人の発明者Yvan Forclazが発明したJoystick Bikeという乗り物なのです。もう名前の通り、世界初のジョイスティックで操作をする自転車。ハンドルの代わりに車体の右側に取り付けられたジョイスティックで操作するのです。そのため自転車のように上半身を起こして乗るのではなく、少し寝そべるような格好で乗るんですね。
さらにこのJoystick Bike、現在のプロトタイプでは車体後部に72Vのバッテリーと400Wのモーターで駆動する方式を持っており、最大60キロ/時で40キロの距離を走れることができるそうです。発明者のYvan Forclazは、モーターを持たない子供用の自転車にこのジョイスティックのデザインを取り入れる予定で、また来年特許を申請する予定なんだそうです。今後は自転車だけでなく、オートバイやスクーターにも展開することを考えているようです。
新しい乗り物としてとても楽しそうですね。のんびり乗るにはいいかもしれません。