コンセントがない場所でも太陽光のみで発電できる「ソーラー充電器」。コンパクトなタイプや折りたたみ式の大型で高出力なタイプまで、さまざまなモデルが展開されています。
本記事では、おすすめのソーラー充電器をご紹介。タイプごとの特徴や選ぶ際にチェックしておきたいポイントなどもあわせて解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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ソーラー充電器とは?
ソーラー充電器とは、本体に搭載されたソーラーパネルで発電し、スマホやタブレットなどを充電するアイテムのこと。太陽光のみで発電・充電ができるのでコンセントがない屋外でも使いやすく、アウトドアや災害時などに活用できます。
複数枚のソーラーパネルを折りたたんで設計されているタイプや、モバイルバッテリーのように大型のバッテリーを内蔵したモデルなどがあるため、用途にあわせて選択可能です。
ソーラー充電器のおすすめ|折りたたみタイプ
アンカー(ANKER) Anker Solix PS30 Portable Solar Panel A24260A1
ダイレクトにスマホなどを充電できる、折りたたみタイプのおすすめソーラー充電器。大きなサイズのソーラーパネルが搭載されています。USB Type-CとType-Aが各1ポート搭載されており、最大15Wの出力でスマホを充電可能です。
軽量かつ折りたたみタイプのため、持ち運びやすいのも特徴。収納時にも場所を取りにくいのが魅力です。本体の四隅にはリングが搭載されているので、カラビナでカバンに固定すれば発電しながら持ち運べます。
ポート部分にはラバーキャップも搭載されており、IP65の防水と防塵を実現しているのも魅力です。砂ぼこりはもちろん、水滴による故障も防止できるため、屋外で使用中に急に雨が降ってきても対応できます。
エレコム(ELECOM) 21W モバイルソーラー充電器 MPA-S01BK
携帯性を重視する方におすすめのソーラー充電器です。吊り下げループと持ち手を搭載。重さが約450gと軽量で、持ち運びやすいのがメリットです。
ソーラーパネルを3枚搭載し、変換効率は最大22%。一般社団法人防災安全協会による防災製品等推奨マークを取得しているのもポイントです。
合計最大出力2.4AのUSB Type-A出力ポートを2基搭載。USBポートに搭載した高性能なICにより、接続した機器を自動で見分けて出力を切り替える「おまかせ充電」に対応しています。
また、充電時に必要なケーブルや機器を収納できる便利なポケットも搭載。付属ケーブルをUSB Type-Cコネクタに変換できるアダプタも付属しています。
ビッグブルー(BigBlue) BigBlue Solarpowa 28 SunPower ソーラーチャージャー B401D
スマートIC充電技術採用のUSBポートを3基搭載した、折りたたみタイプのソーラー充電器。接続されたデバイスを検知して自動で適した電流に調節するのが特徴です。災害時やアウトドアシーンでiPhoneやAndroidスマホ、タブレットなどの充電をしたい場合に適しています。
23~25%%の高い発電効率を実現しているのも魅力。4枚のソーラーパネルを搭載しており、素早く太陽光を電気へと変換できます。また、表面にはPETを採用。加えて、IPX4等級の防水性能を有しており、多少の水濡れにも対応できるので安心です。
折りたたみ時のサイズは約282×160×20mmとコンパクトなのもメリット。重さは682gと軽量で、気軽に持ち運べます。吊り下げ用の穴がついているためリュックに下げても持ち運びが可能。過電流・過充電・過電圧・短絡保護などの安全機能を備えているのも嬉しいポイントです。
ビッグブルー(BigBlue) 63W ソーラーパネル B405
携帯性と高効率を両立した高性能な折りたたみ式ソーラー充電器です。変換効率23.5%と謳うSunpower社のソーラーパネルを9枚搭載。光量の早朝や夕暮れ、曇天の際でも効率よく太陽光充電が行えます。
最大2.4A出力が可能なUSB Type-Aポートを2基と、最大3Aに対応するUSB Type-Cポートを1基搭載しています。さらに、市販のポータブル電源を接続する際に使うDCジャックも備えているので、車中泊のお供としてもおすすめです。
折りたたむと約29×17.5×7cmまで小型化が可能。バックパックにも簡単に収納できるため、登山やキャンプで持ち運ぶ際にも重宝します。また、IPX4の防水性能も備えており、野外でも安心して使用可能です。
ジャクリ(Jackery) SolarSaga 100W JS-100C
最大24%の発電効率と最大100Wの大出力を実現した高効率なソーラー充電器です。最大5V/3Aの出力が可能な2基のUSB出力ポートを搭載。同社のポータブル電源をはじめ、スマホやタブレットなどの機器も充電できます。
IP65の防塵・防水性能を備えているのも魅力。特殊なフッ素樹脂コーティング「ETFE」を採用しており、耐熱・耐食性にも優れています。
安全装置が搭載されているのもポイント。過電圧・過電流が発生した場合には自動で充電を停止するため、安心して使えます。一般社団法人防災安全協会からも防災製品等推奨品として登録されている、使い勝手のよいおすすめモデルです。
エレカンタ(ELECAENTA) 30W ソーラーチャージャー LSFC-30
コスパに優れた折りたたみ式ソーラー充電器です。光透過性が高いETFE熱可塑性樹脂をソーラーパネルの素材に採用。手頃な価格ながら、変換効率は最大24%と良好です。
2基のUSB Type-Aポートと、1基のUSB Type-Cポートを搭載しているのもポイント。接続機器を自動認識する機能や充電保護システムも内蔵しているため、最大3台までの機器を安心して充電できます。
太陽を感知すると自動で充電を再開する「オートリトライ機能」も便利。収納時は27.5×19.2×3.5cmに小型化できるので、容易に持ち運べます。充電中の機器を保護できるファスナー型収納ポケットを搭載しているのも魅力です。
ソーラー充電器のおすすめ|コンパクトタイプ
DeliToo 63200mAh & 手回し充電 ソーラーモバイルバッテリー V36
LEDライト・コンパスなど災害時に役立つ機能を搭載したソーラー充電器です。本体に4本のケーブルを内蔵しており、ケーブルを別途用意する手間が省けます。
63200mAhと大容量のバッテリーを備えているのも魅力。USB Type-Cポートから約10〜12時間で充電可能です。IP67の防塵・防水性能を有するため、屋外で手軽にソーラー充電できます。
普段使いはもちろん、遭難時や停電時などに備えたい方にもおすすめです。
DeliToo ソーラーモバイルバッテリー 40800mAh V18PRO
利便性に優れたソーラー充電器です。USB Type-A・Type-Cポートに加えて、micro USBポートも搭載。また、Qiワイヤレス充電にも対応しています。4本のケーブルを内蔵しており、本体だけで幅広い機器を充電できます。
USB Type-Cポートは入出力兼用で、18Wまでの高出力で接続機器を素早く充電可能。充電スピードを重視する方にもおすすめです。40800mAhの大容量バッテリーを搭載。PD18W急速充電なら約5〜6時間で本体をフル充電できます。
IP67の防水・防塵性能を備えているので、屋外で手軽にソーラー充電可能。キャンプや登山などのアウトドアシーンにもおすすめです。
GERCEO ソーラーモバイルバッテリー
コンパクトで扱いやすい、おすすめのソーラー充電器。61200mAhの大容量バッテリーが内蔵されているので、モバイルバッテリーとして使用できます。IPX7の防水にも対応しており、屋外でも安心して使いやすい設計です。
片面にソーラーパネルが搭載されているため、日光にあてると蓄電できます。太陽光による充電以外にも、電源からの蓄電やハンドルの手回しといった方法にも対応。災害時やアウトドアシーンなどにおすすめです。
USB Type-CやType-A、microUSBなど多彩なポートが搭載されており、最大で6台までのデバイスを同時に充電できます。また、出力用のケーブル3本と入力用のケーブル1本が内蔵されているので、ケーブルを持ち歩く必要もありません。
懐中電灯機能も搭載されており、暗い環境で明かりを確保するのにも活用できます。
磁気研究所(HIDISC) 8000mAhソーラーチャージャー MBSC8000FTBK
安い価格で入手できる小型のソーラー充電器です。重さ約248g、サイズ14×7.76×2.4cmの軽量でコンパクトな本体に、容量8000mAhのバッテリーを内蔵。手軽に持ち歩けるので、日帰りで行うハイキングや軽登山などでの使用におすすめです。
充電ポートにUSB Type-Aポートを2基搭載。最大出力は2ポート合計で2.4Aです。付属のmicroUSBケーブルを用いて本体を充電可能。なお、ソーラーパネルを用いた充電の上限は2000mAhです。
LEDライトとコンパスを備えているので、災害時にも役立ちます。持ち運びに便利なカラビナが付属しているのもポイントです。
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ソーラー充電器の選び方
用途に適したタイプを選ぼう
キャンプや防災用には折りたたみタイプ
大型のソーラーパネルを折りたたんで収納できるのが、折りたたみタイプのソーラー充電器。多くのモデルは3枚以上のソーラーパネルを搭載しており、付属のスタンドを使用し太陽に向けて設置して発電します。
パネルのサイズが大きいので、効率的に発電しやすい点がメリット。キャンプのようなアウトドアから防災まで、さまざまな用途におすすめです。
普段使いするならコンパクトタイプ
コンパクトタイプのソーラー充電器は、取り回しやすさが魅力です。コンパクトなのでカバンに入れやすく、防災バッグに入れて備えておいたりアウトドアの際に持ち運んだりなど、幅広いシーンで利用できます。
本体がコンパクトな分、搭載されているソーラーパネルも小さく、変換効率が低くなりやすい点はデメリット。普段はコンセントから充電し、コンセントが確保できないときのみソーラー充電するといった使い分けに適しています。
パネル面積や変換効率をチェック
ソーラー充電器でスムーズに電力を供給するには、パネルの面積や変換効率などが重要です。ソーラー充電器は太陽光を電気に変換するので、一般的には光を受け取れるパネル面積が大きければ大きいほどパワフルに発電できます。
使われているソーラーパネルの品質によって効率が変わる点には注意が必要。スムーズに充電したい場合は、20%以上の変換効率に対応するモデルがおすすめです。
素早く充電したいなら出力電流をチェック
スマホやタブレットをスムーズに充電したい方は、ソーラー充電器の出力電流を確認しましょう。ソーラー充電器の出力電流はモデルによって大きく異なるので、できるだけ高出力に対応したモデルを選ぶのがおすすめです。
Quick ChargeやUSB PDといった規格に対応していると、一部のスマホを急速充電できるため、出力電流とあわせてチェックしてみてください。
蓄電可能タイプなら容量が20000mAh以上あるモノを選ぼう
ソーラー充電器のなかには、蓄電に対応したモバイルバッテリーのように使えるタイプがあります。内蔵されているバッテリー容量によってスマホをフル充電できる回数が変わるので、できるだけ大容量のモデルがおすすめです。
20000mAh以上のバッテリーを内蔵していれば不足を感じるシーンは少ないため、参考にしてみてください。
複数の端末を充電するならUSBポートの数を確認
ソーラー充電器は製品によって、搭載されているUSBポートの数が異なります。スマホ1台だけを充電したい場合は、1ポートだけでも十分。2台以上のガジェットをまとめて充電したい場合は、端末の数にあったUSBポートを搭載しているモデルを選びましょう。
また、USBポートの数だけではなく規格も重要。使用しているケーブルがUSB Type-Cケーブルであれば、同規格のポートを搭載するソーラー充電器を選ぶ必要があります。
サイズや重量をチェック
ソーラー充電器を選ぶときは、サイズや重量などもよく確認しておきましょう。サイズの大きいソーラーパネルを搭載するモデルの方が発電効率を高めやすいものの、大きすぎると持ち運びや収納の際に邪魔になってしまいます。
また、持ち運ぶ場合は、サイズだけではなく重量も重要。特に、カバンに入れたり引っかけたりする場合は、軽量なモデルがおすすめです。
その他の機能をチェック
災害時にはライト付きや手回し充電ができると便利
ソーラー充電器を災害時の備えとして使いたい場合は、ライト機能が搭載されていると便利。懐中電灯のほか、点滅させるモードも搭載されているとより柔軟に活用できます。
また、手回し充電機能もあると安心です。ソーラー充電は晴れている環境の昼間しか充電できないので、悪天候の日や夜などに手回し充電ができると、より幅広いシーンで使用できます。
ケーブル内蔵やワイヤレス充電機能があれば手荷物を減らせる
ソーラー充電器を利用してスマホやタブレットなどを充電するには、デバイスとソーラー充電器を接続するためのケーブルが必要。本体にケーブルが内蔵されていると、別途用意したり持ち運んだりする手間がかからないのでおすすめです。
また、数は多くないものの、ワイヤレス充電機能を搭載するソーラー充電器もあるため、ワイヤレス充電対応のスマホを使っている方はチェックしてみてください。
屋外での使用がメインなら防水・防塵機能があると安心
ソーラー充電器は太陽光で発電するので、屋内だけではなく屋外でも利用できます。屋外で発電するとき、砂ぼこりや急な雨などによる故障が不安な場合は、防水や防塵に対応しているモデルがおすすめです。
特に、出力用のUSBポートに水や砂ぼこりが入らないようキャップが搭載されているモデルだと安心。防水や防塵のレベルはIP65のようなIPコードで表記されている場合が多く、数値が大きいほど耐久性が高いため、参考にしてみてください。
ソーラー充電器があると、屋外でもスマホやタブレットなどを充電できます。防災用として備えておくのにピッタリなほか、キャンプのようなアウトドアが好きな方にもおすすめです。本記事を参考に、ぜひ自分に合うモデルを見つけてみてください。