USB充電器は、スマホ・パソコン・タブレットなどのデバイスを充電するのに必須のアイテム。しかし、充電スピードが遅かったり、サイズが大きく持ち運びには向いていなかったりと、少し不便に感じる部分もあるのではないでしょうか。

そこで今回は、UGREENのUSB急速充電器「Nexode Xシリーズ」の3モデルをご紹介します。持ち運びやすいサイズ感と出力数の高さ、コスパを両立した良品。USB充電器の買い替えを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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UGREENとはどんなメーカー?

UGREENは、2012年に中国の深センに設立された、充電器を含むデジタル周辺機器を開発・生産するメーカー。充電器・スタンド・ケーブル・車載デジタルアクセサリなど、10000点以上の製品を、世界100以上の国や地域で展開しています。

同社は「低コストかつ利便性の高い製品を提供する」ことを目指しており、実際にコスパに優れたパソコン周辺デバイスが多く展開されているのがポイントです。

特に、USB充電器においては、高電圧に対応する「窒化ガリウム(GaN)」や、適切な量の配電をする独自システム「Power-X配電システム」を採用しているモデルもラインナップ。新しい技術も積極的に取り入れ、便利かつ安全性の高い製品を開発し続けています。

UGREEN「Nexode X」3モデルのスペック


UGREEN Nexode X 160W

UGREEN Nexode X 100W
UGREEN Nexode X 65W mini X754

UGREEN Nexode X 65W mini
販売ページ
単ポート最大出力140W100W65W
合計最大出力160W100W65W
USB Type-Cポート①単:PD140W
2ポート使用:PD100W
3ポート使用:PD65W
140/100W:3.3~21V/5A
65/60W:3.3~11V/4.5A
30W:3.3~11V/2.75A
単:PD100W
2ポート使用:PD65W
100W:3.3~21V/5A
65W:3.3~11V/4.05A
30W:3.3~11V/2.75A
単:PD65W
2ポート使用:PD45W
65/45W:3.3~11V/4.5A
20W:3.3~5.9V/3A,
3.3~11V/2A
USB Type-Cポート②単:PD100W
2ポート使用:PD60W
3ポート使用:PD65W
140/100W:3.3~21V/5A
65/60W:3.3~11V/4.5A
30W:3.3~11V/2.75A
PD30W:5V/1.5A 7.5W
100W:3.3~21V/5A
65W:3.3~11V/4.05A
30W:3.3~11V/2.75A
単:PD65W
2ポート使用:PD20W
5V/1.5A
65/45W:3.3~11V/4.5A
20W:3.3~5.9V/3A,
3.3~11V/2A
USB Type-Cポート③PD30W:5V/1.5A
140/100W:3.3~21V/5A
65/60W:3.3~11V/4.5A
30W:3.3~11V/2.75A
--
USB Type-AポートSCP 22.5W:5V/1.5A
(実測:5V/2.0A)
140/100W:3.3~21V/5A
65/60W:3.3~11V/4.5A
30W:3.3~11V/2.75A
SCP 22.5W・QC/FCP 18W:5V/1.5A 7.5W
(実測:5V/2.4A 12W)
100W:3.3~21V/5A
65W:3.3~11V/4.05A
30W:3.3~11V/2.75A
SCP 22.5W・18W:5V/1.5A
65/45W:3.3~11V/4.5A
20W:3.3~5.9V/3A,
3.3~11V/2A
サイズ70×70×32mm70×43×32mm53×40×32mm
質量310g198g128g

GaNを採用したチップ「GaNInfinityチップ」を搭載。歴代UGREEN製品のなかで最小設計

Nexode Xには、窒化ガリウム(GaN)を採用したチップ「GaNInfinity」を搭載しています。また、内部部品に工夫を施した、独自のスタッキング技術「Airpyra」と組み合わせたことで、歴代UGREENのUSB充電器のなかでは、総出力に対して最もコンパクト(※)な設計を実現。持ち運びにも適しており、ほかのコード類と干渉しにくいのもポイントです。

同じ65W出力の「Nexode X 65W mini」と、従来製品の「Nexode PD」の大きさを比較してみました。Nexode PDも66×40×31mmで130gと、もともと持ち運びやすいサイズでしたが、Nexode X 65W miniは53×40×32mmで128gでさらに小型軽量化しており、携帯性もアップしています。

※2024年7月現在

▼iPhone 14 ProとNexode X 65W miniの比較

Nexode Xは高出力で消費電力の大きいデバイスの充電も可能。急速充電もできる

パソコン2台とスマホなどの同時充電も行える

一般的に、ノートパソコンの消費電力は20~30W程度といわれており、スマホは5W程度、最近では20Wの急速充電に対応しているモデルもあります。

Necode Xシリーズの出力数はそれぞれ、Nexode X 160Wは4ポート合計で最大160W、Nexode X 100Wは3ポート合計で最大100W、Nexode X 65W miniは3ポート合計で最大65W。Nexode X 160Wを使い、編集部員私物のM1チップの16インチMacBook ProとM2チップのMacBook Air、iPhone 13 Proを同時に充電したところ、3台同時に充電できていました。

そのため、Nexode Xシリーズのモデルはすべてノートパソコンと、スマホ・タブレット・スマートウォッチなどのデバイスを同時充電することが可能。特に、Nexode X 160Wはノートパソコン2台の同時充電もできます。高出力のため、別々に充電器を用意する必要がなく、荷物やモノを減らせるのは嬉しいポイントです。

ただし、ゲーミングノートパソコンなど、スペックが高く消費電力が大きいモデルも存在します。消費電力の大きいデバイスを複数接続したいときには、念のため接続したいモデルの消費電力を確認しておきましょう。

USB PD急速充電に対応。ほかにもQC4+・PPS・SCP ・FCPなどの充電規格をサポート

急速充電規格のUSB PD 3.1に対応したUSB Type-Cポートを、160Wには2ポート、100Wと65Wには1ポートずつ備えています。同様にUSB PDに対応したケーブルとデバイスがあれば、急速充電を行うことが可能です。

ほかにも、クアルコムの急速充電規格「Quick Charge 4+」やUSB PDの拡張規格「PPS」、ファーウェイの急速充電規格「SCP」や「FCP」もサポートしています。

パソコンやスマホの充電所要時間の目安

Nexode X 160Wでは、16インチMacbook Proを約27分間で0%から50%まで、Nexode X 100WはiPhone 15 Proを約30分で0%から60%まで充電ができると謳われています。充電所要時間は使っているデバイスや受け入れられる最大W数、使っている充電ケーブルによって変わる点には注意しましょう。

Nexode X 160Wを使用し、編集部員私物のM1チップ搭載の16インチMacbook Proを充電してみたところ、充電が0%の状態から約100分でフル充電できました。

毎秒温度測定し保護機能を働かせる「ThermalGuard 2.0テクノロジー」採用

USB充電器を使うにあたって気になるのが安全性です。Nexode Xは独自の温度検知・制御技術「ThermalGuard 2.0テクノロジー」を採用。日本の電機安全法の認証「PSEマーク」もしっかり取得しています。

1秒ごとに800回以上ので温度検出を行い、過熱・過充電・過電流・短絡などから保護。さらに、デバイスに合った適切な電流を分配するので、バッテリー劣化を防ぎながら高速充電ができます。

本体のシェルには高品質PVC素材を採用。アメリカの難燃性試験に関する規格「UL94」V-0等級の難燃性や耐火性を備えています。落下や持ち運び時の衝撃からも保護できるのがポイントです。

製品情報

UGREEN Nexode X 160W X762

UGREEN Nexode X 160W X762

UGREEN Nexode X 100W X756

UGREEN Nexode X 100W X756

UGREEN Nexode X 65W mini X754

UGREEN Nexode X 65W mini X754