手軽にさんまを食べられるのが魅力の「さんまの缶詰」。非常食と日々のおかずを兼ねるローリングストックとしても活用できるのがポイントです。また、味付けにはさまざまな種類があり、そのまま食べてもアレンジしても楽しめます。
今回は、さんまの缶詰の魅力や選び方を解説。さらに、おすすめのさんまの缶詰もご紹介します。料理や好みに合わせて、自分にぴったりの缶詰を選んでみてください。
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さんまの缶詰の魅力
さんまの缶詰の魅力は、基本的に調理しなくてもそのまま食べられることや、身と一緒に入っている汁ごと使うことで青魚の栄養をしっかり摂れること。また、一般的に常温保存で数年間保存できるのもポイントです。
時短料理の材料として使いやすく、限られた設備で調理するキャンプなどアウトドアシーンの食材としても便利。さらに、さんまの身だけでなく骨も丸ごと食べやすく、カルシウムなどを摂取できます。
さんまの缶詰の選び方
味付けをチェック
シンプルでアレンジもしやすい「水煮」
さんまの身を水または塩水でやわらかく煮込んだ水煮。さんま本来の味わいや旨味を味わえます。そのまま食べるだけでなく、和食・洋食・中華・イタリアンなどにアレンジして楽しむのもおすすめです。
缶に入った汁を一緒に使うことで、さんまの旨味と栄養を丸ごと取り入れやすいのもメリット。プレーンな味わいなので汎用性が高く、だしやコンソメのように味噌汁などにも使えるのが魅力です。
定番の「蒲焼き」
甘辛い味付けと照りのある見た目が食欲をそそる蒲焼。濃い味付けなのでご飯によく合い、お弁当のおかずにしてもおいしく食べられます。
缶に入っている汁ごと使えば、料理に具をプラスするだけでなく、味付けも決まって便利。パスタやうどんなど、麺類に合わせる具材としても使いやすいのが魅力です。
ゆずの風味を加えた蒲焼など、味付けにひと手間加えたものも。さらに、減塩で仕上げたさんまの缶詰も販売されています。
こってりとした「味噌煮」
コクのある味わいが特徴の味噌煮。ご飯と一緒に食べるのがおすすめです。塩分濃度が控えめで、上品な味に仕上がる白味噌を使ったものもあります。
最初からしっかりと味が付いているのもポイント。さんまの缶詰に入っている汁を使って野菜と一緒に煮こむだけで、簡単においしい味噌煮が作れるのも魅力です。
さっぱりとした「醤油・塩味」
アレンジレシピにも使いやすいのが醤油味やそのほかの味付けの缶詰です。さんまを香ばしく焼いて塩味を付けたものや、だしで風味豊かに煮付けられたものもあります。ポン酢や調味料を足して好みの濃さに調節したい方にもおすすめです。
料理に使う際は、アレンジする前に商品の味の濃さをチェック。缶詰の味付けの濃さに合わせ、あとから加える調味料を加減してみてください。
原材料をチェック
さんまの缶詰を選ぶ際は、缶に表示されている原材料名などを確認するのがおすすめ。主原料となるさんまが国産かどうかもチェックできます。
水煮や塩焼きの缶詰は、さんまと塩のみといったシンプルな組み合わせが多いのが特徴。アレンジレシピに使用するなど、余計な原材料が入っていないものを選びたい方におすすめです。原材料にさまざまな調味料が含まれている缶詰は、そのまま食べたい方に適しています。
DHA・EPAの含有量
さんまの缶詰を選ぶ際には、DHAやEPAの含有量をチェックしてみてください。DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、さんまやサバ、いわしなどの青魚にたくさん含まれる飽和脂肪酸の一種です。
パッケージにどれくらいの栄養が入っているか書かれていることがほとんどなので、DHAとEPAの含有量を重視する場合は確認しましょう。
賞味期限をチェック
さんまの缶詰の多くは、賞味期限が製造日から3年程度で設定されています。なかには製造日から4年以上保存できるさんまの缶詰もあり、災害備蓄用として便利です。
なお、賞味期限とは、未開封の状態で保存方法を守って保存していた場合に、おいしく食べられる期限のこと。缶詰を開封した後は、表示された期限にかかわらず早めに食べることが重要です。
プレミア感のある高級なモノも
さんまの缶詰のなかには、プレミア感のある高級なモノも販売されています。見た目の高級感がある商品や品質にこだわった商品など、さまざまなさんまの缶詰があるため、シーンや気分に応じて選べるのがポイントです。
贈り物や贅沢したい日、お祝い事がある場合などは、プレミア感のある高級なさんまの缶詰を選んでみてください。
さんまの缶詰のおすすめ
マルハニチロ 月花さんま水煮
天日塩を使ってさんま本来の旨味を引き立てた水煮缶です。北海道道東沖で獲れたさんまを使用しています。130g以上の大型で、脂がのったものを厳選。メーカーのグループ工場にて、こだわりの製法と徹底した品質管理のもとで作られています。
月花ブランドは、戦前から続くメーカー伝統のシリーズ。本物志向のプレミアムな青魚缶詰として展開されています。満月に桜の花をあしらったロゴが特徴です。大根おろしやポン酢との相性もよく、さんまの味を堪能したい方や、ワンランク上のさんまの缶詰を求める方におすすめです。
マルハニチロ北日本 根室のさんま 水煮
北海道の根室で水揚げされたさんまを使用した缶詰です。豊富なエサを食べて、まるまると太ったおいしい時期のさんまを厳選。明け方に獲れたさんまをすぐに加工または冷凍保存するなど、新鮮さにこだわりがあります。
味付けは塩のみ。さんまが持つ素材本来の味を引き立てています。シンプルな味付けでどんな料理にもアレンジしやすいのがポイント。しっかりと脂がのったこだわりのさんまを、気軽に楽しみたい方におすすめです。
・12個セット
マルハニチロ さんま蒲焼
さんまを香ばしく焼き上げて、照りが特徴の特製たれを使って蒲焼に仕上げた缶詰です。さんまの香ばしい香りと甘辛いたれが、ご飯のおかずにぴったり。缶切りがいらないタイプの缶で、使いたいときにすぐ使える手軽さが魅力です。
さんまに含まれるDHAやEPAなどの栄養素が簡単にとれるのもポイント。汁もそのまま使って、卵とじやひつまぶし風にアレンジしてもおいしく食べられます。
・1個
・6個セット
マルハニチロ 機能性表示食品 減塩さんま蒲焼N
機能性関与成分としてDHA・EPAを含む機能性表示食品です。同メーカーの異なるさんまの缶詰と比べて、25%減塩していると謳われているのも特徴。賞味期限は製造から3年で、塩分が気になる方のローリングストックにもおすすめです。
缶切り不要で簡単に開封できるのも魅力。手軽にさんまの蒲焼を食べたい方はチェックしてみてください。
・1個
・30個セット
極洋 さんま蒲焼
魚介類を使用して作る魚醤を使った、蒲焼タイプの風味豊かな缶詰です。さんまの香ばしさが食欲をそそります。主原料には、日本もしくは台湾で獲れたさんまを使用。最終加工地は岩手県です。
賞味期限は製造日より3年。そのままお皿に盛って、お酒のおつまみとしても楽しめます。また、ご飯にのせてどんぶりにしたり、のりや薬味をのせてお茶漬けにしたりするのもおすすめです。
・1個
・20個セット
田原缶詰 ちょうしたのさんま蒲焼EO
レトロなパッケージがかわいらしい、ちょっとしたプレゼントにも適したさんまの缶詰です。千葉の銚子に本社を置くメーカー「田原缶詰」が作っている商品で、銚子推奨品に認定されています。味・照り・香りが揃った特製のたれを使っているのがポイントです。
賞味期限は、常温保存で製造日から3年。同メーカーでは山椒入りの蒲焼も取り扱っているので、好みやアレンジに合わせて使い分けてみてください。
・1個
・20個セット
杉田エース IZAMESHI 骨までやわらか さんまの味噌煮
味のクオリティだけでなく、日常生活に自然と溶け込むデザインにもこだわったさんまの缶詰です。上品な白味噌仕立て。ご飯のお供におすすめです。
やわらかく煮込まれており、骨まで丸ごとおいしく食べられます。ガスや電気を使った調理が必要ないので、キャンプなど屋外での利用にも便利です。賞味期限は製造日から3年。おしゃれなパッケージなので、ちょっとしたプレゼントにもぴったりです。
・1個
・24個セット
サンズ(SANDS) さんま味噌煮
賞味期限が長く設定されているさんまの缶詰です。環境省が制定したグリーン購入法で定められた、環境に優しい製品の基準を満たしている商品。多くの公共機関や企業で、備蓄食品として採用されています。
原材料には脂がのったさんまを使用し、こってりとした味噌味で仕上げています。パッケージには耐久性に優れたオールアルミ缶を採用。長くおいしく楽しめます。備蓄としてストックしておきたい方におすすめです。
・1個
・48個セット
マルハニチロ さんま塩焼
本格的な焼きと香ばしい香りを楽しめるさんまの缶詰です。北海道で水揚げされた国産のさんまを使用。遠火から徐々に直火に近づけていく三段焙焼という調理法で作られています。さっぱりとした味付けが好みの方におすすめです。
長く親しまれている缶詰シリーズのひとつで、緞帳(どんちょう)をイメージしたデザインが特徴。そのまま食べたり、料理の素材として活用したりできる使い勝手のよい商品です。
・3個セット
・10個セット
極洋 さんま塩焼
シンプルな味付けで、さんま本来の旨味を存分に楽しめるさんまの缶詰です。原材料はさんまと塩のみ。さんまが身崩れしないよう、丁寧にパックしています。余計な汁を入れずに作られているのも特徴です。主原料となるさんまは、日本や台湾で獲れたものを使用しています。
賞味期限は、常温保存で製造日から3年。骨までおいしく食べやすいのがうれしいポイントです。
・3個セット
・30個セット
極洋 焼さんま大根おろし入り ゆず風味
香ばしく焼いたさんまに、ゆず入りの特製醤油だれを合わせたさんまの缶詰。さわやかな味わいの蒲焼に仕上がっています。手軽においしく水産品を食べられる商品として、ファストフィッシュ認定商品に選ばれているのもポイントです。
大根おろしが入っており、そのままお皿に盛るだけでおつまみとして楽しめるのが魅力。ゆずの爽やかな風味を活かしたアレンジレシピにも向いています。
・1個
・10個セット
極洋 さんま味付
砂糖と醤油を合わせた甘辛い味付けのさんまの缶詰。ご飯のおかずやお酒のおつまみにぴったりです。食べやすいようひと口大にカットされているのもポイント。そのまま食べるほか、長ねぎやしょうが、みつばなどの薬味をふんだんにのせて、ひと皿料理にアレンジするのもおすすめです。
骨までやわらかく調理されているため、丸ごと食べられるのも特徴。子供や年配の方も、気軽に食べやすい商品です。
・1個
・24個セット
国分グループ本社 日本のだし煮 さんまだし煮 EO缶
かつおと真昆布を合わせただしで煮付けたさんまの缶詰。煮汁を最後の一滴まで飲み干せると謳われるほど、優しい味わいが特徴です。
国内で水揚げされたさんまを使用。醤油やポン酢などの調味料を加えてもおいしく食べられます。濃い味が付いていないので、さまざまな食材との相性がよく、時短料理の素材として重宝する缶詰です。
・1個
・4個セット
はごろもフーズ さんまで健康 蒲焼
黒糖と北海道利尻産昆布だしを使用し、蒲焼に仕上げたさんまの缶詰。黒糖の深いコクや甘みに加え、利尻産昆布のすっきりとした旨みを味わえる「旨みだれ」が魅力です。さんまは国産のモノ、黒糖は中国産、昆布だしは国内製造のモノを使用しています。
内容総量100gのうち、固形量は80g。賞味期間は37ヶ月です。根菜とあわせて炊き込みご飯にもアレンジできます。おつまみやおかずがほしいときにおすすめのさばの缶詰です。
ニッスイ さんま蒲焼
三温糖としょうゆによる調和の取れた、しつこさを感じさせない味わいのさんまの缶詰。はっきりとした味付けが特徴です。たれをつけてから遠赤外線でじっくり焼きあげているため、中はやわらかく、表面は香ばしく仕上がっています。
化学調味料は使用していません。缶を開けやすいように切り込み溝が入っている「イージーオープン缶」を採用しているため、缶切りは不要です。内容総量は100gで賞味期限は製造から3年間。おにぎりやパスタなどさまざまなアレンジができます。食感にこだわったさんまの缶詰がほしい方におすすめの商品です。
・1個
・30個セット
岩手缶詰 まるまる缶詰
昆布による旨みやまろやかでコクがある味噌煮仕立ての商品です。一口大にカットした利尻昆布入りなのがポイント。80年かけて作り上げてきた味付けで、やわらかく、くさみがありません。ロングヒット商品で三陸老舗の味を楽しめます。本商品は「さば」「いわし」「さんま」の3種類を食べ比べできるセットです。
開封するまで品質と旨みをキープする製造技術を用いています。賞味期限は3年。それぞれ180g入りです。プレミア感を感じられるゴールドの色味が美しいため、贈り物にも喜ばれます。ギフトだけでなく、贅沢したい日のおつまみにおすすめの商品です。
三陸釜石 三陸産さんま水煮
沖縄産シママース塩のみで味付けしたさんまの缶詰。ほどよい塩味のため、そのままでもおいしく食べられるのが魅力です。頭と尻尾の部分を落としたさんまが1缶の中に約4匹分入っています。三陸で水揚げした良質なさんまを新鮮な状態でパックした商品です。
内容量は410g。さんまに大根おろしを添えて、しょうゆをかけて食べるのがおすすめです。良質なさんまの味わいを楽しんでみてください。
ホテイフーズ さんまの蒲焼
ほどよい甘みを感じられる、濃厚なしょうゆだれで味付けをしたさんまの缶詰。おいしい時期のさんまを丁寧に開き、香ばしく焼きあげた蒲焼です。1缶あたりDHA1400mg、EPA740mgが入っています。化学調味料は使用していない商品です。
内容総量は100gで、うち固形量は80g。賞味期限は製造日より36ヶ月です。しっかりした味わいが好きな方に適しています。
さんまの缶詰を使ったおすすめアレンジレシピ
炊き込みご飯
炊き込みご飯は、さんまの旨味と汁の味わいを丸ごと楽しめるのがおすすめポイント。醤油で味付けされたさんま缶は、炊き込むだけで味が簡単に決まるので便利です。
炊飯器にといで水気を切った米を入れ、汁を入れたあとに水を加えて通常の目盛りに合わせます。具材や調味料は全体に散らすように入れ、さんまの身を中央付近に並べて炊飯をすれば完成です。
生姜や塩昆布などと相性がよいので、一緒に炊き込んでみてください。仕上げに青ネギを散らすと見栄えもおしゃれになります。
パスタ
さんまの缶詰はパスタ料理にも活用できます。さんまの蒲焼缶は、和風パスタと相性ぴったりです。一方、洋風パスタでも、子供向けに作るなら甘味のある蒲焼缶を使うとおいしく仕上がります。
さんまの身は、粗くほぐしたものを最後に絡めても、仕上げにトッピングしてもよいのがポイント。パスタの具材として、キャベツなどの葉物野菜を合わせると食感も楽しめます。
ポテトサラダ
さんまの缶詰を使ったポテトサラダは、見た目にもインパクトがあるボリューム満点のおかずに。赤ワインやシャンパン、ビールなどのおつまみとしてもぴったりです。余ったらサンドイッチの具にも使えます。
買ってきたポテトサラダにさんまの缶詰を加えるだけでも簡単に作れるのがポイントです。味のアクセントにケッパー・粒マスタード・カレー粉などを加えると、ひと味違った味わいを楽しめます。
煮込み料理
さんまの缶詰は煮込み料理にも使えます。メイン料理としてはもちろん、もうひと品欲しいときの時短料理にもおすすめです。味噌煮のさんま缶で作るなら、大根などの野菜と合わせる煮込み料理がぴったり。缶の汁を使用することで、簡単に味が決まります。
蒲焼のさんま缶なら、ごぼうや卵と合わせて作る柳川風がぴったり。最後にねぎや七味唐辛子を加えてもおいしく食べられます。だし煮のさんま缶は、白菜やしめじなどと合わせて優しい味わいの煮込み料理に。味の調節は酒と塩のみでシンプルに作れます。
おつまみ
調理の手間なく食べられるさんまの缶詰は、さっと作りたいお酒のおつまみにもおすすめです。汁ごと使えば味付けいらずで簡単に作れます。特に蒲焼のような濃厚な味付けのものはさわやかな味わいの野菜との相性がよく、お酒のあてにぴったりです。
合わせる野菜は、きゅうりやベビーリーフ、トマトなどがおすすめ。辛みをプラスしたいときには、カラシなどをプラスしてみてください。
さんま本来の自然な味わいが引き立つ水煮から、そのままでもしっかり味が付いた蒲焼や味噌煮まで、さんまの缶詰にはさまざまな種類があります。また、常温保存できて調理の手間もなく、手軽に魚料理を楽しめる便利さも魅力。アレンジ自在の缶詰を活用して、毎日の食卓に魚料理を取り入れてみてください。