トマトの栄養素がギュッと濃縮された「トマト缶」。パスタ・カレー・スープなど、さまざまな料理で活躍する便利な商品です。ホールタイプやカットタイプなど種類も豊富。スーパーにもさまざまなトマト缶が並んでおり、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのトマト缶をピックアップ。選び方やアレンジレシピもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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トマト缶の魅力とは?
トマトには、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。健康のためにも積極的に摂りたい栄養素を手軽に摂れるのがトマト缶の魅力です。
加熱処理でうま味成分のグアニル酸が増加しているため、生のトマトよりもうま味を強く感じられるのが特徴。加熱処理によって下処理も済んでいるので、ふたを開けてすぐに使えます。さまざまな料理に使えて、調理時間も短縮できる便利な商品です。
リコピンが豊富なトマト缶は発色もよく、あざやかな色合いが料理を華やかに仕上げます。常温のまま長期保存できる、日持ちのよさもポイントです。
トマト缶の選び方
用途に合ったタイプを選ぶ
ホールタイプ
トマトを丸ごと使いたいならホールタイプのトマト缶がおすすめです。ホールタイプは、水煮されたトマトが形のまま入っているのが特徴。中に入っている種もそのままなので、ほかのタイプよりも酸味が強い傾向にあります。
ホールタイプのトマトは、煮込むほど種の酸味がうま味を引き立てるのがポイント。ラタトゥイユなどの煮込み料理にぴったりです。熱が均等に伝わるよう、適度に潰しながら入れると、よりうま味が引き立ちます。
カットタイプ
トマトの果肉を活かしたいならカットタイプのトマト缶がおすすめです。水煮されたトマトという点はホールタイプと同じですが、カットタイプは角切り加工されたトマトが入っています。種が適度に取り除かれているのが特徴です。
トマトの果肉がたっぷりのカットタイプは、パスタソースやスープなどのトッピングにぴったり。トマトのあざやかな色合いが、さまざまな料理に彩りをそえます。ホールタイプのように潰す手間がかからないため、炒めモノやミネストローネにも向いています。トマトの食感が損なわれてしまわないよう、さっと火入れするのがポイントです。
あらごし・ペーストタイプ
トマトの風味を料理にしっかりつけたいなら、あらごし・ペーストタイプのトマト缶がおすすめです。さまざまな料理・食材に絡めやすいのが特徴。ほかの食材となじみやすいので、短い調理時間でしっかりトマトの風味をつけられるのがポイントです。
手作りケチャップやパスタソースなど、ソース作りに向いています。カレーのアクセントや、スムージーにもおすすめです。
トマトの産地で選ぶ
トマト缶の風味にもこだわるなら、トマトの産地もチェックしてみてください。トマト缶はイタリア産のトマトを使用したモノが多く販売されているのが特徴。なかには、イエロートマトと呼ばれるイタリア産のトマトを使用したトマト缶もあります。
また、トマトの品質にこだわりたい方は、オーガニックのトマトを使用したトマト缶がぴったり。オーガニック製品を選ぶときは、認証マークがついているモノを選ぶのがおすすめです。日本で有名な「有機JAS」のほか、海外にも「EUオーガニック認定」などのオーガニック認証があります。
添加物の有無で選ぶ
トマト缶を選ぶときは、記載されている成分表示もチェックしてみてください。トマトのみで作られたトマト缶もありますが、クエン酸などの添加物が含まれているトマト缶もあります。クエン酸が入っているトマト缶は、煮詰めるほどクエン酸の濃度が濃くなり酸っぱくなりやすい傾向に。調理に合ったトマト缶を選ぶのもおすすめです。
作りたい料理に適した容量を選ぶ
トマト缶を選ぶときは、容量にも注目してみてください。常温で長期保存できるのがトマト缶の魅力ですが、開封した場合は早めに使い切る必要があります。なるべく一度の調理で使いきれるよう、適した容量を選ぶのがポイントです。
1人分の料理に使うなら、容量の少ない使いきりサイズがおすすめ。複数人分の料理に使うなら、大容量サイズがぴったりです。作りたい料理のレシピを確認し、必要な容量のモノを購入してみてください。
トマト缶のおすすめ
創健社 有機ホールトマト缶
イタリア産のトマトのみで作られたホールトマト缶です。イタリア南部にある限定農場で有機栽培されたトマトを使用し、有機JAS認証を取得しています。ビスフェノールAを用いた缶の内面コーティングを行わず、クエン酸も不使用。トマト本来の自然な甘さと酸味を味わえます。
内容量は400gでホールトマトの固形量は240gです。賞味期間は製造日から810日。有機トマトのみを使用したホールトマト缶を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
・1個
・6個
アルチェネロ(alce nero) 有機ホールトマト
イタリア産のトマトを使用したホールタイプのトマト缶です。南イタリアで有機栽培されたトマトを使用。収穫後、平均24時間以内に加工しています。あざやかな赤色と細長い形、糖度の高さが特徴です。有機JAS認証と、EUオーガニック認定を取得しています。
内容量400gのうちホールトマトの固形量は240gです。賞味期限は製造後36ヶ月。なお、本製品にはクエン酸が使用されています。日本とヨーロッパのオーガニック認証を取得したトマトを味わいたい方におすすめのホールトマト缶です。
カンポグランデ(Campo Grande) ポモドーリ ペラーティ
イタリア産のトマトをたっぷり味わえる大容量のホールトマト缶です。イタリア南部に位置するプーリア州で栽培されたトマトを使用しています。甘みと酸味のバランスのよさが特徴。湯むきしたホールトマトを濃厚なトマトジュースに漬けているため、風味がしっかりしています。
糖度検査で厳選したトマトのみを使用。糖度を示すBRIXの数値は7.0以上となります。ホールトマトの固形量は1500g。たっぷり入っているので、トマト缶を使ってさまざまな料理をたくさん作りたい方におすすめのトマト缶です。
ソル・レオーネ(SOLLEONE) ホールトマト
完熟トマトを使った、ホールタイプのトマト缶。酸味が控えめで甘みをしっかりと感じられるのが特徴です。果肉が厚く、ジュースの濃度が高いのが魅力。種が少ないためさまざまな料理に活用でき、調理しやすいのがポイントです。
鮮やかな赤色で、料理の見栄えも良好。2550gの大容量で、イベントなどで大量のトマト缶が必要なときに活躍します。業務用サイズを探している方は、ぜひ試してみてください。
イタリアット 有機ホールトマト
南イタリア産のオーガニックトマトを使用したホールタイプのトマト缶です。イタリアットは、イタリアの本物の味わいとプロフェッショナルな品質を家庭でも楽しめるよう開発されたブランド。イタリアの有機認証団体「Bioagricert」に認定されたトマトを使っています。肉厚で酸味が少ない縦長タイプのトマトです。
完熟有機トマトを湯むきし、裏ごしした有機トマトジュースと合わせています。内容量は400g。こだわりのトマト缶を探している方におすすめの商品です。
・1個〜
・24個
ティアラム(TIARLUM) 幻の黄金トマト
黄金色のトマトを味わえるホールタイプのトマト缶です。南イタリアで愛される小粒トマト「ティアラム」を使用。夏に収穫される、とびきり甘い果実のみを厳選しています。そのまま食べてもおいしい、まろやかで濃厚な甘さが特徴です。
ソースやパスタ、スープなどさまざまな料理におすすめ。あざやかな黄金色が料理を美しく彩ります。簡単な味つけだけでおいしく仕上がるのも嬉しいポイントです。内容量は400gで、ホールトマトの固形量は240g。イタリアの太陽を彷彿とさせる黄金色のトマト缶が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
イタリアット 有機ダイストマト
南イタリア産のトマトを使用したオーガニックのトマト缶です。イタリアの有機認証団体「Bioagricert」認定の有機トマトを使用しています。甘みの強い丸型の完熟有機トマトを湯むきし、サイコロ状にカット。濃厚なトマトピューレーに漬けているため、風味がしっかりしています。
カットタイプなのでトマトを切る手間も省け、調理時間を短縮できるのもポイント。おいしく手軽に取り入れられるトマト缶を探している方におすすめです。
・1個
・24個
カゴメ(KAGOME) ダイストマトイタリア
イタリア産のトマトを使ったカットタイプのトマト缶です。厚みとコクがある完熟トマトをダイス状にカットしています。手間いらずのカットトマトをたっぷり使えるのが魅力。さまざまな料理に合わせやすく、トマトの果肉を活かした料理に適しています。
内容量は800g。カットトマトをふんだんに使いたいときや、大家族の家庭にもおすすめです。業務用のトマト缶が欲しい方は、検討してみてください。
ソル・レオーネ(SOLLEONE) ダイストマト
イタリア産のトマトをダイス状にカットしたトマト缶です。糖度が高くて酸味の少ない、肉厚なトマトを厳選しています。あざやかな色合いとトマトジュースの濃厚な風味が特徴です。果肉のあざやかさが際立つダイスカットも嬉しいポイント。切ったり潰したりする手間がないため、調理時間の短縮にも役立ちます。
ダイスカットの形状を活かしたアレンジレシピなど、料理の幅が広がる商品です。内容量は400g。色あざやかで見栄えがよく、アレンジしやすいトマト缶を探している方におすすめです。
アルチェネロ(alce nero) 有機トマトペースト
イタリア産トマトを6倍に濃縮したペーストタイプのトマト缶です。イタリアで有機栽培されたトマトを使用。収穫後、数時間以内に濃縮加工しています。日本の有機JAS認証のほか、EUオーガニック認定も取得している商品です。雑味のない濃厚な甘みが特徴。トマト本来のフレッシュなおいしさを味わえます。
ソースやスープなどの煮込み料理に深みを出したいときにおすすめです。内容量は130g。ペーストタイプのトマト缶を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
アルチェネロ(alce nero) 有機イエロートマトピューレー
イタリア産のあざやかなイエロートマトを味わえる、裏ごしタイプのトマト缶です。イタリア北東部に位置するエミリア・ロマーニャ地方で栽培されたイエロートマトを使用。約2倍に濃縮されています。有機JASとEUオーガニック認証を取得しているトマト缶です。
酸味が少ないため、魚介類に合わせやすい商品。パスタやピザ作りにもぴったりです。内容量は350g。イエロートマトを使った料理に挑戦してみたい方は、検討してみてください。
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トマト缶のおすすめレシピ
ラタトゥイユ
パプリカは乱切り、玉ねぎは串切り、ナスは輪切りにして、それぞれ水にさらしておきます。鶏肉は一口大にカットし、塩こしょうで下味をつけておきましょう。
フライパンにオリーブオイルをひき、鶏肉を炒めます。焼き目がついたらカットしておいた野菜を加えてさらに炒めます。野菜に火が通ったら、ホールトマトを潰しながら入れましょう。白だしを加え、10分間ほど煮込めば完成です。
仕上げにバジルをトッピングするのもおすすめ。鶏肉とトマト缶を使ったアレンジレシピに挑戦してみたい方は、参考にしてみてください。
ミネストローネ
玉ねぎ・じゃがいも・にんじんを1cmほどの角切りにカットします。じゃがいもは水にさらしたあと、水気をふき取っておきましょう。鍋にオリーブオイルをひき、みじん切りにしたにんにくを入れて中火で炒めます。にんにくのまわりが泡立ってきたら弱火にしましょう。
にんにくに焼き色がついたら玉ねぎを加え、中火で炒めます。玉ねぎがしんなりしてきたら、にんじん・じゃがいも・カットトマト缶の順に加え、しばらく炒めましょう。食材に火が通ったら水を加えて中火で煮立てます。アクを取って弱火にし、コンソメを加えて20分ほど煮込んで、塩・こしょうで味を調えたら完成です。
キーマカレー
みじん切りにした玉ねぎとにんじんをフライパンで炒めます。玉ねぎがすき通ってきたら、牛豚ひき肉・にんにく・しょうがを加え、肉の色が変わるまでよく炒めましょう。火が通ったらクミンとカットトマト缶を加え、さっと炒めます。水を加えて沸騰したらアクを取り、弱火~中火の火加減で5分ほど煮込みましょう。
いったん火を止めてカレールウを割り入れて溶かしたら、再び弱火で5分ほど煮込めば完成です。カレールウを溶かすときは具材を寄せ、空いているスペースで溶かしてみてください。水分の多いスペースで溶かすと、ダマにならずきれいに溶かせます。温泉卵をトッピングするのもおすすめです。
トマトの栄養をおいしく手軽に摂れるトマト缶。ホールタイプやカットタイプなどバリエーションが豊富で、用途に合わせて選択できるのが魅力です。常温保存が可能なので、ストックしておけるのも嬉しいポイント。お気に入りのトマト缶を見つけて、さまざまな料理に活用してみてください。