本格的なオーディオサウンドが聴きたくて、スピーカーを導入したことがある方は多いはず。しかし、主流のブックシェルフ機だと、スケール感や低音が足りないと感じることがあります。そんな時には、トールボーイスピーカーがおすすめです。

それほど場所を取らずに、迫力十分の低音、高音質サウンドを楽しめます。ハイレゾのワイドレンジを堪能するのにもぴったり。音楽はもちろん、映画やゲームにも、トールボーイの大迫力の効き目は抜群です。

今回は、トールボーイスピーカーのおすすめ機を、ランキング形式で紹介します。

トールボーイスピーカーとは

By: amazon.co.jp

トールボーイスピーカーとは、その名の通り、背の高いスピーカーのことです。一般的な小型スピーカーである、ブックシェルフスピーカー(本棚の中に置けることから)と対比されます。

つまり、中型から大型のスピーカーの1つ。大型フロア型(中型以上のブックシェルフ形状)とも区別されます。大体、幅が20〜30cmくらいで、高さは1m程度。縦に細長い形が特徴です。

音が出るスピーカーユニットが少なくとも2つ以上、多いものでは4つ以上あります。トールボーイスピーカーは、ブックシェルフ型に必要なスピーカースタンドが不要。それでいて、床の占有面積は、ブックシェルフ型とあまり変わりません。

ブックシェルフ型を大きく超える低音再生能力を持っているのも、おすすめしたい点。大型フロア型に迫る性能も、設計次第で実現できます。トールボーイスピーカーは、設置性と再生能力のバランスに優れたスピーカーとして、おすすめです。

おすすめのトールボーイスピーカーランキング

第1位 ソニー(SONY) 3ウェイ・スピーカーシステム SS-CS3

商品価格 ¥ 11,426

性能、安さ、音質を兼ね備えた人気のトールボーイスピーカーです。バスレフ型の3ウェイ4スピーカー方式で、再生周波数帯域は45Hz~50KHz。独自開発のWDスーパーツイーターにより、ハイレゾ対応以上の、50kHzもの高域再生を達成しています。

ウーファーの振動板には、軽量で強度の高い発泡マイカを使用。低音の力感と、自然な中域を聴かせます。豊富な情報量とクリアな質感は、価格を大きく超えています。音楽にも映画にも対応できる、バランスの良さからもおすすめできます。

安いので、サラウンド用に4本以上揃えるのにもおすすめです。

第2位 オンキヨー(Onkyo) 3ウェイスピーカーシステム D-509E

商品価格 ¥ 45,980

ハイコスパな高性能トールボーイスピーカーです。バスレフ型の3ウェイ4スピーカー方式。再生周波数帯域は40Hz~100KHzです。自社開発のリング型ツイーターにより、何と100KHz再生をクリア。

13cm N-OMF振動板によるスコーカーは、歪みの少ない中音を再生します。A-OMFモノコック振動板を2基搭載したウーファーは、力強い低音を鳴らしますよ。また、全帯域で、明快で情報量の多い鮮烈なサウンドを聴かせます。

DSDといった、超ハイスペックなハイレゾ音源を細かく聴き込みたい方に、大いにおすすめです。注意したいのがインピーダンス。4Ωなので、対応アンプを用意しましょう。

第3位 ヤマハ(YAMAHA) フロア型ピュアオーディオスピーカー NS-F500

商品価格 ¥ 30,260

ヤマハならではの技術と仕上げが特徴の、おすすめのトールボーイスピーカー。バスレフ型の3ウェイ3スピーカー方式です。再生周波数帯域は40Hz~100KHz。

平行面を少なくした台形デザインが魅力の1つです。しゃれた雰囲気を演出するとともに、スピーカー内部、外部での音波の乱れを抑制。クリアな音質を楽しめるので、おすすめです。

黒鏡面ピアノフィニッシュ仕上げは、惚れ惚れするほどの美しさ。ヤマハの誇るピアノ技術の賜物です。ボーカル帯域を重視した音作りもポイント。加えて、ピアノの音の再現性においては、同価格帯では敵なしです。

リアルなピアノ音楽を、できるだけ安価に聴きたい方にもおすすめ。

第4位 オーディオプロ(audio pro) 3WAYトールボーイ型スピーカー AVANTO FS-20

商品価格 ¥ 103,800

海外メーカー製として、ハイコスパなトールボーイスピーカー。3ウェイ4スピーカーのバスレフ型です。再生周波数帯域は40Hz~22KHz。オーディオプロは、そのコスパと高音質から、世界中で人気のおすすめメーカーです。

側面には、低音専用の大口径20.3cmユニットを配置。部屋を揺るがすほどの重低音を再生できます。コスパが光る、リアルでデリカシーに溢れた楽器の質感も見事。

メーカーのサウンドチューニングの巧みさが際立った、おすすめのトールボーイスピーカーです。レザー調のフロント、木目調のサイドの高級感も素晴らしいもの。ただし、インピーダンスは4Ωなので、対応アンプが必要です。

第5位 オンキヨー(Onkyo) 2ウェイスピーカーシステム D-309E

商品価格 ¥ 19,075

同社のD-509Eの下位機種。2ウェイ3スピーカーのバスレフ型で、再生周波数帯域は65Hz~100kHzです。リング型ツイーターと、自社開発のN-OMF振動板の搭載は、上位機種と同様。

上位より全体的にコンパクトな分、低音再生能力は控えめです。しかし、中高域の鮮烈な再現性は同様なので、おすすめできます。

インピーダンスが6Ωなのも魅力。アンプを選びません。バイワイヤリング対応、金メッキの真鍮削り出しスピーカー端子など、豊富な装備も魅力です。豪華な外観は、ピアノ仕上げと、突板仕上げの2種類。スッキリとした音が好きな方にもおすすめです。

第6位 ヤマハ(YAMAHA) フロア型スピーカー NS-F210

商品価格 ¥ 9,297

スリムながら、ワイドレンジなおすすめのトールボーイスピーカーです。2ウェイ3スピーカーのバスレフ型。スピーカー本体部の幅は、わずか106mmです。一般的なトールボーイ型の半分程度というスリムさ。

このサイズながら、再生周波数帯域は50Hz~100kHzと広帯域です。新開発アルミコーン型ウーファーにより、特に低音の充実は驚異的で、おすすめできます。ツイーターを2本のウーファーが挟み込む配置によって、定位を改善。

楽器の位置関係を、より明瞭に聴かせます。コンパクトで、場所を取らないトールボーイスピーカーをお探しの方におすすめです。サラウンドシステムにもおすすめ。

第7位 ダリ(DALI) フロアー型スピーカー ZENSOR7

商品価格 ¥ 52,470

人気デンマークブランドによる、おすすめのトールボーイスピーカーです。2ウェイ3スピーカーのバスレフ型で、再生周波数帯域は40Hz~26.5kHz。

ダリのブックシェルフスピーカーZENSOR1は、そのコスパと温かみのある音色で、非常に人気です。同じシリーズに属する本機も、ZENSOR1と同素材によるウーファー、ツイーターを搭載。持ち味の温かい音色に、低域レンジの広さをプラスしています。

能率が90dBと高めなので、小出力の小型アンプでも容易に鳴らせるのも魅力。アンプに気を遣いたくない方にもおすすめです。

第8位 ジェイビーエル(JBL) トールボーイ スピーカー STUDIO 280

商品価格 ¥ 99,000

ホーン式ツイーターが特徴のトールボーイスピーカーです。3ウェイ4スピーカーのバスレフ型で、再生周波数帯域は30Hz~22kHz。ウェーブガイド/ホーンを取り付けた、25mm口径のドームツイーターを搭載しています。

伝統のコンプレッションホーンの技術を生かしました。聴取エリアを拡大した上で、輝きのある高域を聴かせます。独自のCMMD振動板による、歪のない再生音も見逃せません。30Hzからの、強力な低音再生能力も見事です。

湧き上がるような重低音を堪能できますよ。躍動感と生命力のあるサウンドを求める方におすすめです。

第9位 バウワース&ウィルキンス(B&W) トールボーイ型スピーカー CM9 S2 MR

商品価格 ¥ 162,324

おすすめのトールボーイスピーカーです。3ウェイ4スピーカーのバスレフ型で、再生周波数帯域は30Hz~50kHz。B&Wは業務用を中心に展開しており、現在のスピーカー業界には欠かせない存在です。

大型の超高級機の開発技術を、一般向け機にも応用。高性能さとコスパが魅力です。本機も、B&Wの看板技術、ノーチラスチューブツイーターを搭載。他にも、FSTミッドレンジ、ペーパー/ケブラーコーンウーファーを搭載しています。

豊富な情報量、正確な音色再現性、広いレンジ感もおすすめしたい点。スピーカーに求められる要素を、高次元に備えています。癖の少ない音を求める方におすすめです。

第10位 タンノイ(TANNOY) REVOLUTION XT8F MO

商品価格 ¥ 139,800

英国の伝統ブランドによる、トールボーイスピーカー。2.5ウェイ3スピーカーのバスレフ型で、再生周波数帯域は34Hz~32kHzです。タンノイは、同軸ユニットを採用した大型家具調スピーカーが特徴。ジェイビーエルと並ぶ、スピーカー界の雄です。

タンノイのスピーカーは、ゆったりとした、豊かで艶やかな音が魅力。クラシック音楽を優雅に再生するのが得意です。本機も、伝統技術に新技術を加えた、オムニマグネット・デュアルコンセントリック同軸ユニットを搭載。

近くで聴いても散漫にならない、定位のよさを備えます。91dBの高能率に加え、何と400Wの耐入力。また、大出力アンプで、広い空間に音楽を思い切り鳴らせます。クラシック愛好家にはもちろん、大音量派にもおすすめです。

第11位 パイオニア(Pioneer) トールボーイスピーカー S-LM2-LR

商品価格 ¥ 20,300

インテリアにもマッチする、スタイリッシュなトールボーイスピーカー。2ウェイ3スピーカーのバスレフ型で、再生周波数帯域が45Hz~40kHzです。細身のボディは、ナチュラルな木目仕上げ。

背面に行くに従って絞り込まれる、ティアドロップ型のデザインが目を引きます。クールな雰囲気は、おしゃれなリビングにも合いそうです。

異なる振動板から発する音波の音色を揃える、フェイズコントロール技術を搭載。特に、低音の締まりと反応のよさにその特徴が表れます。84dBとやや能率が低いので、高出力、あるいはデジタルアンプとの組み合わせがおすすめです。

第12位 モニターオーディオ(MONITOR AUDIO) トールボーイスピーカーSilver RS5/NO

商品価格 ¥ 90,962

ロックやポップスにマッチした音質の、トールボーイスピーカーです。2ウェイ3スピーカーのバスレフ型で、再生周波数帯域は37Hz~30kHz。モニターオーディオは、明るくて歯切れがよく、押し出しのある音が特徴です。

オーディオ向けスピーカーとしては珍しく、おすすめのメーカー。陰影感やデリカシーが求められるクラシック音楽は苦手ですが、現代的な音楽にマッチします。メリハリと元気がある音がピッタリのモデル。

全ての振動板を、C-CAMと呼ぶ独自の金属製に統一しているのも特徴です。全音域で音色も揃っています。

第13位 ソニー(SONY) SS-NA2ESpe

商品価格 ¥ 204,750

ソニーの最新技術を結集した、渾身のトールボーイスピーカー。3ウェイ6スピーカーのバスレフ型で、再生周波数帯域は45~45kHzです。

本機のツイーター部には、25mm径のメインツイーターと、19mm径ツイーター2個を縦に配置。独自のI-ARRAY Systemを採用しています。ハイレゾの広帯域に対応するとともに、空間の広がり感の拡大と、聴取範囲の自由さを実現しました。

北欧産のバーチ(樺)合板を使用した、響きのよいエンクロージャーは、楽器のありのままの質感を描きます。一般的には高価ですが、海外の高級スピーカーとも、対等以上に渡り合える性能が魅力。音楽性豊かなスピーカーとして、世界的に評価されています。

国産スピーカーの最新、最高性能を体験したい方にもおすすめです。

トールボーイスピーカーの選び方

価格で選ぶ

By: amazon.co.jp

トールボーイスピーカーは多数発売されており、価格も幅広いです。下はペアで2万円程度から、上は100万円以上まであります。それでいて、数値上のスペックは大差ありません。

高額機は、楽器の質感繊細さの表現といった、数値では表しにくい再生能力を高めているからです。ですから、どの価格帯のものを買うかは、ユーザーの主観にかなり影響されます。目安としては、使用しているアンプの価格の2倍(ペア価格で)が最適。

スピーカーを駆動するのに不可欠なアンプも、価格によって音質が違います。それは、スピーカーとの釣り合いも関係しているからです。3万円のアンプで100万円のスピーカーを駆動しても、スピーカー本来の高音質は引き出せません。

主に聴く音源で選ぶ


スピーカーは、用途によって音作りが異なり、その音源に合った音質にチューニングされています。大雑把には、オーディオ(音楽)用、ホームシアター(映画)用に分けられますよ。

ホームシアター向けも謳うトールボーイスピーカーは、映画の効果音や重低音を強調。迫力を演出する指向があるんです。そのため、低音重視設計が普通。また、大音量において実力を発揮しやすいです。

オーディオ用は、ハイレゾ音源対応の有無で分かれます(40kHz再生)。国内メーカー製であれば比較的低価格でも対応機が多数。一方、海外メーカーは高級機でも、ハイレゾ音源対応機は少ないです。

ハイレゾにこだわるなら、チェックすることをおすすめします。

インピーダンスに注意

By: amazon.co.jp

スピーカーの電気抵抗値である、インピーダンス。6~8Ωが主流ですが、4Ωもあります。国内メーカー製にはまず4Ωはありません。海外の高級機にはよく見られます。

しかし、4Ωには注意が必要。一部のAVアンプと、ミニコンポ用アンプは、4Ωに非対応だからです。アンプの故障につながるので、4Ω非対応のアンプには、6Ω以上のスピーカーを使いましょう。