車に取り付けて、高速道路料金の支払いに必要な情報を無線通信するETC車載器。設置してセットアップすることで、高速道路の料金所と無線通信を行い、自動での支払いが可能になります。しかし、さまざまな製品があり、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、ETC車載器のおすすめモデルをランキング形式でご紹介します。選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

ETC車載器とは?

By: panasonic.jp

ETC車載器とは、ETCカードを差し込むための機械です。ETC車載器にETCカードを入れておくことで、高速道路の料金所と無線通信が可能になり、支払いがスムーズになります。

製品によって、設置方法や搭載されている機能はさまざま。カードの有効期限切れや抜き忘れを知らせる音声通知機能、渋滞回避に役立つカーナビ連動機能などを備えたモデルもあります。

なかには、カードの期限切れと抜き忘れを防ぐ音声通知や、渋滞を回避できるカーナビ連動などの便利機能も搭載。自分の求める機能に合わせて選択してみてください。

ETC車載器のおすすめランキング

第1位 パナソニック(Panasonic) ETC車載器 CY-ET926D

パナソニック(Panasonic) ETC車載器 CY-ET926D
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

音声案内が聞き取りやすい、新セキュリティ対応のETC車載器です。スピーカー内蔵アンテナを採用しているため、音声がこもらないのが特徴。通常音声ガイドはもちろん、カード未挿入警告機能や利用履歴再生機能も備えています。

アンテナにはLEDも内蔵。青く光るので、一目で動作確認できて便利です。エラー時は赤く点灯するため、トラブルを事前に予防できます。

アンテナ分離型でコンパクトサイズなので、運転を邪魔しない場所や盗難予防に役立つ場所に設置可能。また、国土交通省が定める内部突起にかかわる保安基準に準拠しており、自動車が衝撃を受けた際の安全性にも配慮されています。

ETCカードは本体にしっかり収まって外から見えにくく、盗難のリスクを軽減可能。そのほか、本製品は電圧12Vの普通車と電圧24Vの大型車に対応しています。シンプルで使いやすいモデルを選びたい方におすすめです。

第2位 パナソニック(Panasonic) ETC2.0車載器 CY-ET2620GD

パナソニック(Panasonic) ETC2.0車載器 CY-ET2620GD
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

カーナビがなくても、ETC2.0のさまざまなサービスを受けられると謳うETC車載器です。GPSとスピーカーを内蔵したアンテナを採用。高速道路での安全運転支援や渋滞回避支援、道の駅への一時退出などの運転支援サービスを利用でき、快適なドライブをサポートします。

災害・危機管理通報サービスも備えているのが特徴。準天頂衛星システム「みちびき」経由で、防災機関から発表される地震・津波発生などの情報を受け取れます。災害情報を素早くキャッチできるため、万が一の際も迅速に対応しやすいのがメリットです。

音声案内は、音もがこもらずに聞き取りやすいのが魅力。カード未挿入・抜き忘れ警告機能や、利用履歴再生機能も備えています。コンパクトサイズなので、省スペースで取り付けられて便利。多機能なモデルを選びたい方におすすめです。

第3位 パイオニア(Pioneer) ETC2.0ユニット ND-ETCS2

パイオニア(Pioneer) ETC2.0ユニット ND-ETCS2
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

カーナビ連動タイプのETC車載器です。「カロッツェリア」のカーナビと連動させれば、画面上でETCレーンや利用履歴、ETCカードの有効期限の確認が行えます。

ETC2.0に対応しており、さまざまなサービスが受けられるのもメリット。渋滞情報・安全運転支援・災害時支援情報を、リアルタイムで確認できます。また、音声でもサポートするので、安心して快適なドライブを楽しめます。

ETCカードを認証すると、アンテナと本体のLEDが点灯。カーナビの画面上にもメッセージや確認マークが表示されるため、動作確認が簡単です。アンテナも本体も小型なので、目立たない場所にすっきり設置可能。車内インリアを損ねにくいモノを選びたい方にもおすすめです。

第4位 ケンウッド(KENWOOD) カーナビ連動型 ETC2.0車載器 ETC-N3000

ケンウッド(KENWOOD) カーナビ連動型 ETC2.0車載器 ETC-N3000
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

同社のカーナビ「彩速ナビ」と連携できるETC車載器です。連携させれば、ETC2.0サービスの渋滞回避や安全運転支援情報を、ナビ画面上に表示可能。道路交通情報や走行履歴、経路情報などのビッグデータを活用したサービスが受けられます。

利用履歴の確認やETCカードの挿し忘れ・抜き忘れ警告機能、ETCカードの有効期限の通知機能を搭載。音声案内・ブザー音・LEDランプによって把握できるため、安心してドライブしやすいのがポイントです。

新セキュリティ対応モデルで、多彩な機能を備えているのが魅力。安全性が高いスムーズな走行や、燃費の向上に役立つモノを探している方におすすめです。

第5位 デンソー(DENSO) 音声タイプETC DIU-9500

デンソー(DENSO) 音声タイプETC DIU-9500
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

クリーニングカード使用通知機能を備えたETC車載器です。ETC車載器の接点が汚れていると判断すると、クリーニングカードの使用を促すのが特徴。ETCカードを入れても読み取れないというトラブルを未然に予防できるため、スムーズなドライブをサポートします。

ETCカードの挿し忘れ・抜き忘れ警告機能のほか、ETCカード有効期限通気機能・セットアップ通知機能・利用履歴確認といったお知らせ機能を搭載。音声案内タイプで、消音を含む5段階の音量調節が可能です。

フロントガラス貼り付けタイプの広視野角LED内蔵小型アンテナを備えているので、ルームミラー付近などの視界を遮らない場所に設置できます。価格が比較的安いため、コストをなるべく抑えたい方にもおすすめです。

第6位 パナソニック(Panasonic) ETC2.0車載器 CY-ET2010D

パナソニック(Panasonic) ETC2.0車載器 CY-ET2010D
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

ETC2.0と新セキュリティに対応したETC車載器です。最大約1000kmの広域交通情報を受けられるため、遠方の事故渋滞なども避けやすいのがメリット。目的地までの所要時間短縮や、燃料節約に役立ちます。

障害物注意情報・渋滞末尾注意情報・地震発生情報といった、安全運転支援情報も取得可能。事前の注意喚起により、事故のリスクを軽減できます。

国土交通省が定める保安基準に準拠した形状で、車が衝撃を受けたときにドライバーや同乗者が傷付くのを予防。コンパクトサイズのため、設置時に視界の邪魔になりにくいのもポイントです。

本製品はカーナビ連動専用タイプで、情報をカーナビ画面と音声でお知らせします。高機能で手軽に使いやすいため、はじめてETC車載器を使う方にもおすすめです。

第7位 古野電気(FURUNO) GPS付き発話型 ETC2.0車載器 FNK-M100

古野電気(FURUNO) GPS付き発話型 ETC2.0車載器 FNK-M100
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

GPS内蔵のETC車載器です。カーナビなどにも搭載される高品質なGPS受信機を採用しているため、カーナビと連携しなくてもETC2.0サービスを受けられるのが特徴。渋滞回避支援や安全運転支援といった情報を、音声で確認できます。

アンテナは、フロントガラス・ダッシュボードに設置可能。幅広い車種に対応しているので、手軽に使いやすいのがおすすめのポイントです。また、アンテナ設置時は、ブラケットなどのオプション品が不要。初心者でも取り付けやすく便利です。

前面に操作ボタンを配置。有効期限通知や抜き忘れ警告、VICS情報のON/OFF切り替え、音量調節といった操作がスムーズに行えます。大型LEDを採用しており、視認性に優れているのも魅力です。

第8位 日立(HITACHI) ETC車載器 HF-EV715

日立(HITACHI) ETC車載器 HF-EV715
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

新セキュリティ対応のDC12V・24V兼用モデルのETC車載器です。光と音声で情報を知らせるのが特徴。車載器の状態確認や利用料金・利用履歴の表示、ETCカード有効期限通知機能などを備えています。

前面に操作ボタンを配置しているので、操作が簡単。また、カードイジェクト方式を採用しているため、ボタンを押すだけでETCカードを取り出せて便利です。

アンテナは、ダッシュボードやフロントガラスに設置可能。コンパクトで邪魔になりにくいうえ、電源配線はACCとアース2本で構成されているので、比較的スムーズに取り付けられます。価格がリーズナブルなため、コスパ重視の方にもおすすめです。

第9位 デンソー(DENSO) 音声タイプETC DIU-5700

デンソー(DENSO) 音声タイプETC DIU-5700
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

クリーニングカード使用通知機能を搭載したETC車載器です。ETCカードの読み取り不良を未然に防ぎ、出発前のトラブルを軽減。さらに、有効期限通知機能など、ドライバーをサポートする便利な機能も充実しています。

小型アンテナはフロントガラス貼り付けタイプで、ルームミラー付近に設置しても視界を妨げません。広視野角LEDを内蔵し、ETCカードの挿入状態をひと目で確認できるのもおすすめポイントです。

第10位 古野電気(FURUNO) ETC車載器 アンテナ分離型 FNK-M17

古野電気(FURUNO) ETC車載器 アンテナ分離型 FNK-M17
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

音声・ブザー・LEDで情報を確認できるETC車載器です。ETCカード有効期限通知機能や、100件までの履歴確認機能を搭載。前面に操作ボタンを配置しているため、切り替えもスムーズに行えます。

アンテナは、フロントガラスとダッシュボードに設置可能。アンテナも本体もコンパクトなサイズなので、目立たない場所に取り付けられます。車内インテリアを損ねにくいのに加えて、盗難予防にも役立つのがメリットです。

カードイジェクト方式を採用しているため、ETCカードの取り出しが簡単。シンプルで手軽に使えるモデルを選びたい方におすすめです。

第11位 パイオニア(Pioneer) ETC2.0ユニット ND-ETCS10

パイオニア(Pioneer) ETC2.0ユニット ND-ETCS10
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

音声で案内するETC車載器です。ETC2.0サービスに対応しているので、交通情報をはじめ、安全運転情報や災害情報も取得できます。ITSスポットを通じて受信した情報を、内蔵スピーカーから分かりやすく案内するのもおすすめのポイントです。

動作確認や読み込みエラーは、本体とアンテナのLEDで把握できます。点滅や音声で知らせるため、スムーズに確認できて便利です。

小型モデルなので、目立たないところへ設置可能。別売りの取り付けキットを使えば、本体を純正の位置へきれいに取り付けられます。

第12位 古野電機(FURUNO) ETC車載器 アンテナ分離型 FNK-M16

古野電機(FURUNO) ETC車載器 アンテナ分離型 FNK-M16
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

コストを抑えて導入したい方におすすめのリーズナブルなETC車載器です。新セキュリティ規格に対応しているため、長く安心して使用できます。ただし、ETC2.0に非対応な点はあらかじめ留意しておきましょう。

DC12Vと24Vの両方に対応しており、乗用車はもちろん、トラックなど大型車にも取り付け可能。アンテナ分離型なので、車種や好みに合わせて柔軟に設置できます。音声案内やETCカードの有効期限通知機能も備えており、価格以上の使い勝手が魅力です。

第13位 パイオニア(Pioneer) ETCユニット ND-ETC40

パイオニア(Pioneer) ETCユニット ND-ETC40
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

単体で使えるETC車載器です。小型アンテナを採用しており、視界を妨げにくいのが特徴。12V・24Vの両電源に対応しているため、乗用車から大型車まで幅広い車種に設置できます。

音声案内機能を搭載し、内蔵スピーカーで利用料金をわかりやすく通知。さらに、利用履歴・累積料金の確認機能、ETCカードの未挿入や有効期限切れを知らせる警告音など、日常の使いやすさを考慮した設計が魅力です。

第14位 ケンウッド(KENWOOD) カーナビ連動型 ETC2.0車載器 ETC-N7000

ケンウッド(KENWOOD) カーナビ連動型 ETC2.0車載器 ETC-N7000
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

ケンウッドのカーナビ「彩速ナビ」と連携して使えるETC車載器です。高度化光ビーコンに対応しており、信号情報活用運転支援システムを受信可能。アイコン表示や音声案内で情報を知らせ、安全でスムーズな走行をサポートします。

また、ドライバーを支援する機能も充実。ETCカードの挿し忘れや抜き忘れ、有効期限切れを音声案内やブザー、LEDランプで確実に通知します。

第15位 パナソニック(Panasonic) ナビ連動ETC2.0車載器 CY-ET2500VD

パナソニック(Panasonic) ナビ連動ETC2.0車載器 CY-ET2500VD
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

フロントガラス貼り付けタイプのアンテナを採用した、カーナビ連動型のETC2.0車載器です。車高の低い車にも取り付けやすく、設置性に優れています。また、国土交通省が定める「内部突起に係る保安基準」に準拠しており、万が一の事故時にもドライバーや同乗者への影響を抑えられる設計です。

従来の光ビーコンサービスに加えて、「信号情報活用運転支援システム」に対応しているのも特徴です。信号の切り替わるタイミングを事前に把握できるため、発進や減速がスムーズになり、エコで安全な運転をサポートします。

さらに、新セキュリティ規格に対応しているため、将来的な規格変更にも安心して使い続けられるおすすめモデルです。

第16位 デンソー(DENSO) GPS付発話型 ETC2.0車載器 DIU-A210

デンソー(DENSO) GPS付発話型 ETC2.0車載器 DIU-A210
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

広視野角LED内蔵の小型アンテナを採用したETC車載器です。ルームミラー付近にすっきり設置でき、視界を妨げず安全で快適なドライブをサポートします。GPS機能を搭載しているため、カーナビがなくてもETC2.0の各種サービスを利用できるのが魅力です。

広域の道路交通情報や安全運転支援情報を音声で案内してくれるので、渋滞回避やスムーズな走行に役立ちます。さらに、地震などの緊急事態や落下物による交通規制といった重要情報もリアルタイムで把握可能。音量は5段階で調整でき、車内環境に合わせて設定できます。

第17位 パイオニア(Pioneer) ETCユニット ND-ETC9

パイオニア(Pioneer) ETCユニット ND-ETC9
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

豊富なサポート機能を搭載した、カーナビ連動タイプのETC車載器です。エンジン始動時にETCカードが未挿入の場合、カーナビ画面上のメッセージと音声で知らせるため、高速道路の入口で慌てる心配がありません。アンテナ部分にLEDを搭載しており、挿入・未挿入がひと目で確認できるのも便利です。

小型のアンテナを採用しているので、目立たない場所にすっきりと取り付けられます。カーナビと連動するための接続ケーブルが付属。音声案内は車内スピーカーから再生されるため、聞き取りやすさも良好です。

第18位 三菱電機(MITSUBISHI) アンテナ分離型 EP-H224SG4

三菱電機(MITSUBISHI) アンテナ分離型 EP-H224SG4
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

GPSとスピーカーを内蔵したETC車載器です。カーナビと接続せずに、ETC2.0のサービスが受けられるおすすめモデル。アンテナ分離型を採用しており、取り付け場所の自由度が高い点も魅力です。

特車ゴールド制度に対応しているのも特徴。許可更新の手続きが簡素化できるのに加えて、大型車誘導区間での経路選択の自由度が高まるので、特殊車両への導入にもぴったりです。

第19位 三菱電機(MITSUBISHI) アンテナ分離・スピーカー一体型 EP-N319HXRK4

三菱電機(MITSUBISHI) アンテナ分離・スピーカー一体型 EP-N319HXRK4
アンテナタイプアンテナ分離型新セキュリティ規格対応
ETC2.0(DSRC)対応ナビ連動機能

本体ブラケットが付属し、車内のインテリアや形状に合わせて設置場所を自由に選べるETC車載器。新スプリアス規格および新セキュリティに対応しているため、長く安心して使用できるおすすめモデルです。

ETCカードの挿入状態は本体とアンテナのLEDで確認可能で、高速道路入口でのトラブルを防げます。ただし、有効期限切れの識別には対応していないので、あらかじめ留意しておきましょう。

ETC車載器の売れ筋ランキングをチェック

ETC車載器の売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。

ETC車載器の選び方

設置タイプを選ぶ

安価で操作しやすいアンテナ一体型

アンテナ一体型ETC車載器は、取り付けのしやすさを重視する方におすすめ。2ピースタイプとも呼ばれており、コンパクトで配線が少なく扱いやすいのが魅力です。価格も安めで、1万円以下で購入できる製品もあります。

しかし、本体が目立つため、見た目を重要視する方には不向きです。また、目立つ場所に設置すると盗難のリスクもあります。製品ラインナップが少ない点にも留意しておきましょう。

設置場所の自由度が高いアンテナ分離型

By: panasonic.jp

取り付ける場所を自分で選びたい方や車にこだわりがある方には、アンテナ分離型がおすすめ。本体、アンテナ、ETCカードで3ピースタイプとも呼ばれており、運転席の足元付近など目立たない場所に設置可能です。車内の雰囲気やインテリアを大事にしたい方に適しています。

なお、アンテナと本体をそれぞれ配線する必要があり、アンテナ一体型に比べ配線に手間がかかる点には留意しておきましょう。

盗難リスクを下げるならビルトインタイプ

防犯面が気になる方には、ビルトインタイプがおすすめです。自動車メーカーから販売されている製品で、車と一体型になっているため窃盗被害に遭いにくいのが魅力。2ピースタイプと3ピースタイプの両方があり、車のインテリアやデザインと一体となっているので、スマートな見た目にしたい方にも向いています。

なお、取り付けの難易度は高めです。自分で取り付けるのが難しい方は、自動車メーカーや車の修理工場に依頼しましょう。

多彩なサービスが受けられるETC2.0に注目

By: amazon.co.jp

性能面を重視したい方には、ETCがバージョンアップした製品であるETC2.0が適しています。高速道路からの一時退出を可能にしたり、渋滞情報や事故情報などを受信できたりと、多彩な機能を搭載しているのが魅力。高速道路に乗る機会が多い方や、より快適にドライブを楽しみたい方におすすめです。

ETC2.0は今後さらに普及していくことが予想されます。そのため、これから購入する方はETC2.0を選ぶのがおすすめです。

新セキュリティ対応モデルを選ぶ

By: amazon.co.jp

旧セキュリティのETC車載器は、最長でも2030年までしか使えません。長く使える製品がほしい方は、セキュリティ規格の合う新セキュリティ対応モデルを選んでみてください。新セキュリティ対応モデルには、ETC料金の決済情報の安全を保護するシステムが付いています。

セキュリティの規格は、車載器管理番号で識別可能です。19桁の数字の左端が0なら旧セキュリティ、1なら新セキュリティに対応しています。セキュリティの変更が早まる可能性もあるため、旧セキュリティを利用している場合は、早めの買い替えがおすすめです。

便利な機能をチェック

カードの期限切れや抜き忘れを防ぐ音声通知機能

By: jpn.pioneer

より便利にETC車載器を使いたい方には、音声通知機能付きの製品がおすすめです。カードの有効期限を自動で読み取り、有効期限が切れないように音声で通知します。スムーズに高速道路を走りたい方や、うっかりミスを防ぎたい方にぴったりです。

防犯面が気になる方には、カードの抜き忘れを防ぐ音声通知機能もおすすめ。カードを挿しっぱなしにしていると音声で通知するため、カードの盗難を防げます。

カーナビ連動機能で渋滞を回避

By: jpn.pioneer

カーナビ連動機能付きのETC車載器もおすすめ。ETC端末とカーナビをケーブルでつないで利用する製品です。事故情報の音声案内があり、渋滞の回避が可能です。

ETCレーンへの案内機能や、道案内機能などが付いている製品もあります。運転をサポートする機能のため、高速道路の運転に慣れていない方や、自信がない方にもおすすめです。

新スプリアス規格に対応しているかチェック

By: rakuten.co.jp

ETC車載器を購入する際は、新スプリアス規格に対応している製品を選びましょう。旧スプリアス規格のモデルは、2022年12月1日以降使用すると電波法違反になるとされていましたが、総務省の決定により新スプリアス規格への移行期限が「当分の間」に改正されました。

移行期限後に使用できなくなるETC車載器は、2007年以前の技術基準適合証明と、工事設計認証を受けている製品です。移行期限は決まっていませんが、長く使うためにも必ず新スプリアス規格に対応したモノを選ぶことが重要です。

バイクには専用のETC車載器を

四輪車用のETC車載器は車内設置を前提としており、外気に触れるバイクには適していないので注意が必要。国土交通省も公式サイトにて、バイクには二輪車用ETC車載器を利用することを推奨しています。

二輪車用ETC車載器は、耐振性・防水性・防塵性などを備えているのが特徴。耐震性においては、20Gまでの振動加速度試験をクリアしているモデルを選ぶのがおすすめです。

防塵・防水性能は、「IP◯◯」という英数字で記されています。たとえば、IP68と記載されているモノは、防塵性能がIP6Xで防水性能がIPX8。防塵性能は0~6の7段階、防水性能は0~8の9段階でレベル分けされており、数字が大きいほど高い性能を備えています。

ETCカードは四輪車用に使っているカードをそのまま使えますが、ETC車載器を車からバイクへ載せ換えるのは避けましょう。また、バイクに後付けする際は、必ずセットアップ店で作業を行う必要があります。

取り付け・セットアップ費用を考慮して選ぶ

By: amazon.co.jp

ETC車載器の価格は、取り付け・セットアップ費用も考えたうえで判断しましょう。一部のETC車載器は、取り付け作業とセットアップ作業を業者に依頼しないといけない場合があります。

まずは、ETC車載器の価格に取り付け・セットアップ費用が含まれているかどうかチェック。価格を比較する際は、必ずすべての費用を考慮しておくことが重要です。

ETC車載器の取り付け方法

By: jpn.pioneer

まずは、ヒューズボックスの位置を確認。ヒューズボックスは、ダッシュボード内や運転席の足元付近、助手席のグローブボックス内などにあります。ヒューズボックスの位置を確認したら、ACC電源と常時電源の2つを取り出しましょう。

次に、ETC車載器を車に取り付けます。取り付ける場所は、購入したETC車載器の種類によって異なるので注意が必要です。アンテナ一体型のETC車載器の場合は、車のダッシュボード上に設置します。

ETC車載器本体をセットしたら、電源を接続して通電させましょう。通電の確認ができたらアンテナを付けて、アンテナとETC車載器本体を接続します。アンテナを設置する前には落下を防ぐために、ダッシュボード表面を掃除しておくのがおすすめです。