あのXKSSが復活!
クラシック・ジャガーを語るうえで絶対にはずせない XKSS。ルマンレースにおいて1955年から3連続優勝を果たしたレーシングカー Dタイプをベースとした流麗なボディラインにはほとんどの人が目を奪われるはず。でも1957年、工場の不幸な火事により製作のためのツールとともに9台が焼失…現存する XKSS はたったの16台! だったのですが、なんとジャガーは限定で新車として販売するのです。では詳細を見てみましょう!
59年ぶりに”生産再開”
それに同意するかどうかは別として、ジャガー自身は XKSS を「世界最初のスーパーカー」と呼んでいます。ルマン制覇の栄光に満ちたレーシングカーの”直系”なので、それもそうかもしれませんね。先ほども述べたようにこのモデルは、この世にあるのが16台ゆえに、他車をベースにレプリカが作られるほど”幻の名車”。名優スティーブ・マックイーンも愛した XKSS が59年ぶりに当時の設計どおりに新車としてよみがえります!
超レアな限定生産車
この世に生き残った16台が非常に貴重なのは言うまでもないことですが、今回”復活”する運びとなった XKSS も限定生産。やっぱりという感じですね…。
しかも生産される台数は、火事で焼失した不幸な XKSS へのコンバージョン前のベース車 Dタイプの数と同じ9台! 当然オリジナルと同じようにすべてハンドメイドで!
この超レアな再生産 XKSS の気になるお値段はなんと、1,400,000ドル! でも、入手できるコレクターはきっと本当に幸せなはず!
ジャガーが作るレプリカではなく、"正真正銘"のオリジナルの新車である XKSS。6気筒3.4リッターが発生する250馬力にボディを震わすスーパーカーの新たな歴史が始まります!