CPUが実行するプログラムやデータを、一時的に記憶するためのパーツである「メモリ」。アプリケーションやゲームの動作速度に影響する、重要なPCパーツです。搭載しているマザーボードの種類により、適切なメモリは異なります。
そこで今回は、おすすめのメモリを選び方とともにご紹介。メモリの増設や自作PCの組み立てなどを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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PC用メモリの選び方
メモリの規格と互換性について
メモリの規格は「DDR◯」という単語で示されており、後ろの数字は世代を表しています。現在一般的なメモリの規格は「DDR4」。「DDR5」という次世代規格も開発されており、高性能なゲーミングPCなどに採用されています。
そのため、スペックを重視したい方は「DDR5」対応のメモリがおすすめ。ただし、メモリの規格には互換性がないため、DDR4対応のマザーボードにDDR5のメモリは取り付けできません。反対の場合も同様です。
すでに使用しているPCのメモリを交換する場合は、マザーボードが対応しているメモリ規格を確認するようにしましょう。また、デスクトップ用のメモリとノートPC用のモノでは同じ規格でもサイズが異なるため、対応機種のチェックが大切です。
ゲーミング用なら容量は16GB以上になるように
ゲーミング用にメモリを購入する場合は、容量が合計16GB以上ある製品を選ぶのがおすすめです。容量が不足すると、PCの動作速度が低下し、ゲームのパフォーマンスに支障をきたす恐れがあります。
また、ゲームプレイ中にボイスチャットアプリを開いたり、Webブラウザを開いたりする場合にも容量を必要とするため、快適な状態でプレイしたい方はメモリ容量に余裕を持たせておきましょう。
なお、16GBのメモリを1枚用意するよりも、8GBのメモリを2枚用意したほうが多くのデータを転送できます。より高い性能を求める方は、自分のPC環境がメモリを2枚1組でセットするデュアルチャンネル、4枚1組でセットするクアッドチャンネルなどに対応しているかもあわせて確認してみてください。
メモリクロックをチェック
メモリクロックとは、MHzで表記されるメモリのクロック周波数のこと。数値が大きいほど、一度に転送できるデータの量も増加します。メモリクロックは、製品に記載されているチップ規格から確認可能です。
チップ規格は、「DDR◯-◯◯◯◯」のような形式で記載されます。ハイフンの後ろにある数値がそのままメモリクロックとして判断できるので、「DDR4-2666」と記載されている場合のメモリクロックは、2666MHzです。
プレイするゲームや作業内容によって効果は異なりますが、フレームレートなどのパフォーマンス向上に繋がりやすいので、性能を重視する場合はメモリクロックの高い製品を選びましょう。
ヒートシンクの有無をチェック
ヒートシンクとは、メモリが動作する際に発生した熱を吸収し、空気中へ放熱するためのパーツのこと。熱伝導率の高い金属を素材として採用することで、メモリからヒートシンクへ熱を逃がします。
メモリは、動作速度などのパフォーマンスを向上させるオーバークロックを行う場合や、PC内の空気がうまく循環できていない場合は、高温に変化します。動作が不安定になったり故障の原因になったりする恐れがあるため注意が必要です。
メモリを購入する際は、ヒートシンクが付いているか確認してみてください。ただし、ヒートシンクを搭載している分メモリの高さが増すため、ほかのパーツと干渉しないかあわせてチェックしておきましょう。
インターフェイスをチェック
デスクトップで主流な「DIMM」
「Dual In-line Memory Module」の略称であるDIMM。誤って差し込むのを防ぐため、中央部分に切り欠きがあるほか、細長い形状なのが特徴です。主にデスクトップPCで採用されています。
製品数が多く、デザインなどのバリエーションも豊富。カバーやヒートシンク部分に装飾が施されたモノもあります。
ノートパソコンに使われる「S.O.DIMM」
「Small Outline Dual In-line Memory Module」の略称であるS.O.DIMM。DIMMと同様に切り欠きがあるものの、本体サイズが小さく、省スペースなのが特徴です。主にノートパソコンで採用されています。
小型な性質を活かし、スリムなデスクトップPCや一体型のデスクトップPCにも搭載できるのがメリットです。
見た目にもこだわりたいなら「LED付き」がおすすめ
鮮やかなライティングなど、PCの見た目にも気を使いたい場合は、LED付きのメモリがおすすめです。製品によっては、専用ソフトウェアで色の種類や発光パターンなどを制御できるモノもあります。
側面がガラス張りのPCケースや、PCパーツを密閉せず、むき出しの状態で組み立てるオープンフレームケースを採用している方は、外から光の具合を確認できるためぴったりです。
マザーボードのスロット数の確認も忘れずに
マザーボードには、搭載できるメモリの数に限りがあります。スロット数を超える枚数のメモリを用意しても使用できないため注意が必要です。
最大スロット数は、PCに搭載しているマザーボードのサイズによって異なります。なかには、ATXサイズのマザーボードで4個までスロットを備えているモノもあります。メモリを購入する際は、スロット数をチェックしておきましょう。
PC用メモリのおすすめメーカー
シーエフデー(CFD)
名古屋に本社を構える、国内企業の「シーエフデー」。メモリのほか、CPUやグラフィックボードなどのPCパーツ、キーボードといったPC周辺機器も展開しています。シーエフデー以外の他社ブランド製品を取り扱っているのも特徴です。
シーエフデーのメモリは、装飾を控えたシンプルなデザインが魅力。LEDやヒートシンクを搭載していないため薄く、ほかのPCパーツへの干渉を防げます。なお、ゲーミング用など一部のメモリにはLEDやヒートシンクを搭載したモノもあるので、用途に合わせて選んでみてください。
クルーシャル(Crucial)
「クルーシャル」は、世界的に有名なメモリメーカー「マイクロン」が手掛けるブランドのひとつ。メモリやSSDなどのストレージを中心に開発を行っています。日本だけでなく、イタリアやドイツなど複数の国へ展開しているグローバルブランドです。
クルーシャルのメモリは、多数のテストを経ているのが特徴。高品質なため、故障が不安な方にもおすすめです。
コルセア(Corsair)
アメリカ合衆国に本社を置く「コルセア」。PCパーツから周辺機器まで、ゲームや配信に適した製品を展開しています。eスポーツチームやコンテンツクリエイターと連携しているのが特徴です。チームに所属する選手などの対戦経験を元に、ゲーミング製品の品質向上を図っています。
コルセアのメモリは、性能を最大限引き出せるようオーバークロックに向いているモノが多いのが魅力。LEDを搭載した製品や、コンパクトなデザインを採用した製品などがあるので、見た目にこだわりたい方にもおすすめのメーカーです。
PC用メモリのおすすめ|DDR4
シーエフデー(CFD) Standard デスクトップ用 W4U3200CS-16G
コスパのよい人気のDDR4メモリです。16GB×2枚組の32GBメモリをリーズナブルに購入できるため、コスパを重視したい方におすすめ。厳しい品質テストをクリアしており、性能面にも安心感があります。
また、本製品は用途や希望に沿った適切なメモリを教えてくれる「メモリコンシェルジュサービス」を利用可能。PCパーツに詳しくない方や自作PC初心者でも、正しいメモリを購入できます。メモリを増設したい場合にもおすすめです。
クルーシャル(Crucial) 32GB Kit DDR4-3200 UDIMM CT2K16G4DFRA32A
コスパに優れた人気のDDR4メモリです。基板が見えるシンプルな構造の製品で、その分価格が安く抑えられているのが魅力。見た目を気にしない方や、内部が隠れるタイプのPCケースにおすすめです。
容量は16GB×2枚組で、最大32GBメモリとして使用可能。メモリクロックも一般的な3200MHzに対応しており、ゲームやブラウジング、ボイスチャットなどを快適に行えます。自作PCのパーツ選びに迷ったらおすすめの製品です。
また、メモリスロットが4つあるマザーボードの場合、2組購入すれば安価で64GBメモリを搭載可能。スペック不足でメモリの増設や換装を考えている方にも向いています。
コルセア(Corsair) VENGEANCE RGB PRO SL CMH32GX4M2D3600C18
白い自作PCにおすすめのDDR4メモリです。白・黒の2色展開をしているのが魅力のひとつ。PCケースや、ほかのパーツの色に合わせて組み立てができます。上部にはRGBライティングが搭載されており、ゲーミングPCにもおすすめです。
高さ約44mmのコンパクトモデルなのも特徴的。ほかのパーツと干渉する可能性が低いため、大型CPUクーラーなどを使用する場合も安心して取り付けられます。
容量は16GB×2枚組の32GB。メモリクロック数は最大3600MHzに対応しています。
コルセア(Corsair) VENGEANCE LPX 64GB CMK64GX4M2E3200C16
高性能モデルを探している方におすすめのDDR4メモリです。32GB×2枚組の64GB仕様で、ゲームや動画編集などの作業を快適に行えるのが魅力。オーバークロック向けに設計されており、ハイスペックPCにおすすめです。
ヒートスプレッダには、短時間で放熱を行える純アルミニウムを採用。負荷がかかりやすいオーバークロック時も適切に熱を逃がせます。市販されているほぼすべてのマザーボードと互換性テストが行われており、安定性があるのも嬉しいところです。
メモリクロックは3200MHz。PCパーツに合わせたカスタマイズができるのもポイントです。
キングストン(Kingston) FURY Beast DDR4 RGBメモリ KF432C16BBAK2/16
上部を光らせたい方におすすめのメモリです。RGBライティングに対応しており、自作ゲーミングPCにぴったり。赤外線同期テクノロジー機能を搭載しており、メモリ同士のライティング同期も可能です。
容量は8GB×2枚組の16GB。デュアルチャネルに対応しており、2枚とも取り付けるとより転送速度を高められます。メモリクロックは3200MHz。自動オーバークロック機能を使用すれば、BIOS設定の速度まで簡単にオーバークロック可能です。
また、本製品はIntel・AMD Ryzenに対応。Intel XMP認証取得により高いパフォーマンスを発揮できるほか、AMDベースのシステムでも安定したパフォーマンスを期待できます。
XPG SPECTRIX D50 DDR4 RGB AX4U413316G19J-DW50
最大4133MHzのスピード性能が魅力のDDR4メモリです。高品質のチップと基板を採用しており、高速データ転送を行えるのが特徴。有名メーカーのさまざまなマザーボードに適合しており、安定した動作を期待できます。
スタイリッシュなデザインで、見た目を重視したい方にもおすすめ。カラーはグレーとホワイトの2種類です。RGBライティングに対応しており、各マザーボードメーカーの既存ソフトウェア上でもカスタマイズ可能です。
パトリオット(PATRIOT) Viper Steel DDR4 3600MHz PVS464G360C8K
アルミニウム製ヒートシンクを搭載したスタイリッシュなDDR4メモリです。ハイパフォーマンス向けの製品で、オーバークロックを前提とした運用におすすめ。効率的に熱を発散し、安定した動作を期待できます。
Intel XMP 2.0に対応しており、オーバークロックを簡単に行えるのもポイント。Intel・AMDマザーボードの両方に互換性があるため、将来的にPCパーツを入れ替える場合も、種類を問わずに使用できます。
容量は32GB×2枚組の64GB。メモリクロックは3600MHzです。PCの動作が重く感じる場合や負荷の高い作業を行う場合のアップグレード用にも向いています。
チーム(Team) Elite Plus DDR4 TPRD416G2666HC19DC01-A
8GBモジュールが2枚セットになったDDDR4対応モデルです。4GBなど、必要最小限のメモリを搭載したパソコンのアップグレード用途におすすめのメモリ。デュアルチャンネル対応のマザーボードなら、容量の拡張だけでなくデータ転送速度の高速化も期待できます。
2666MHzの安定したクロック周波数を実現しているのも嬉しいポイントです。国内での無期限保証が付帯しているので、初めてのメモリ増設や自作PC制作でも安心して購入できます。
ESSENCORE KLEVV DDR4メモリ KD48GU881-32N220D
世界有数の半導体メーカー「SK Hynix」のメモリチップを搭載した製品です。加えて厳格なテスト工程を設けるなど、独自の品質管理を実施しているのが特徴。信頼性の高いDDR4対応メモリを探している方におすすめです。主要マザーボードとの動作テスト済みと謳われているため、所有しているパソコンに安心して組み込めます。
3200MHzで動作するなどクロック周波数は高速。一般的なパソコン作業はもちろん、ゲーミングや動画編集などの幅広い用途で活躍します。マットブラックカラーのPCBを採用した、おしゃれな見た目も魅力です。
PC用メモリのおすすめ|DDR5
シーエフデー(CFD) デスクトップPC用メモリ DDR5-4800 W5U4800CM-8GS
コスパを重視したい方や、メモリを増設したい方におすすめのメモリです。8GB×2枚の16GBモデルがリーズナブルに購入できるのが魅力。取り付けるだけで簡単にPCの処理性能を高められます。
デュアルチャネルに対応しているのもポイント。16GB×1枚のモデルと比べて約2倍のデータ転送が可能で、ゲームや負荷の高いデータ処理に向いています。相性保証サービスを利用できるため、PCに詳しくない方にもおすすめです。
また、本製品はオンボード電圧制御に対応。動作電圧も1.1Vと従来品より電源効率が向上しており、省エネルギーで使用できます。メモリクロックは最大4800MHzです。
クルーシャル(Crucial) Pro 32GB Kit DDR5-5600 UDIMM CP2K16G56C46U5
ゲーマーにおすすめのDDR5メモリです。DDR4よりフレームレートが向上しており、画面のちらつきを軽減できるのが魅力。手軽にゲーミングPCをアップグレードできます。
Intel・AMDの両方で性能を発揮できるのもポイント。Intelの12世代・13世代とAMD Ryzen TM 7000シリーズに対応しており、Intel XMP 3.0やAMD EXPOを利用できます。オーバークロック時は最大5600MHzで運用可能です。
また、本製品はロープロファイル設計のため小型PCにもおすすめ。ヒートスプレッダ一体型で放熱性能に優れており、安定した動作を期待できます。スタイリッシュなデザインの製品を探している方にもおすすめです。
コルセア(Corsair) VENGEANCE CMK32GX5M2B5600C36
Intelユーザーにおすすめのメモリです。専用ソフトを使用すれば、オーバークロックに必要なXMP 3.0プロファイルのカスタマイズも行えます。
メモリ容量16GB×2枚、メモリクロック5600MHzの高性能モデルなのも魅力のひとつ。定格は4800MHzですが、オーバークロックをすれば最大5600MHzで運用できます。処理性能を重視したい方におすすめです。
カラーはブラック・ホワイトの2種類。RGBライティング機能は搭載されていないため、光らないシンプルな高性能メモリを探している方にもおすすめです。
コルセア(Corsair) VENGEANCE RGB 32GB DDR5 DRAM CMH32GX5M2B6000C40
オーバークロック時に6000MHzの高速処理を行えるコスパの高いDDR5メモリです。ハイエンドCPUを搭載している方におすすめ。ゲームやコンテンツ制作、マルチタスクでの作業など、幅広い用途で利用できます。
専用ソフトの「iCUE」を使用すれば、オンボード電圧調整を行えるのも魅力。出力の調整を手軽に行うことができ、従来品より安定したオーバークロックを行えます。メモリ容量は16GB×2枚組の32GBです。
また、本製品はRGBライティングに対応。カラーはホワイト・ブラックの2種類で、PCケース内を好きなライティングでコーディネートできます。性能、見た目、価格のすべてを重視したい方におすすめです。
XPG Lancer DDR5 DRAM AX5U6000C4016G-DCLABK
ハイスペックゲーミングPCにおすすめのDDR5対応ゲーミングメモリです。オーバークロック時の最大クロック数が6000MHzと謳われているのが魅力。負荷の高いゲームも快適にプレイできます。
電源供給を安定化させる「パワーマネジメントIC」やデータの整合性を向上させる「On-Die ECC」機能を搭載しているのもポイント。CPUにかかる負荷を軽減しつつ、優れたパフォーマンスを発揮できます。
また、本製品はIntel XMP 3.0とAMD EXPOに対応。メモリ規格が合っていれば、Intel・AMDマザーボードのどちらでもオーバークロックを手軽に行えます。
キングストン(Kingston) FURY Beast DDR5メモリ CL40 KF556C40BBK2-64
32GBメモリが2枚同梱している大容量のDDR5メモリです。デュアルチャネルに対応しており、高速データ転送を実現しているのが魅力。所有しているPCのメモリを換装したい方や、これから高性能自作PCを組む方におすすめです。
大手マザーボードメーカー各社から認定を取得しているのもポイント。互換性に関するテストも行われており、ほとんどのマザーボードで動作します。オーバークロックを手軽に行えるXMP 3.0やAMD EXPOに対応しているのも嬉しいところです。
メモリクロック数は5600MHz。「On-die ECC」機能搭載で、オーバークロック時も安定した作業が可能です。
ADATA DDR5 U-DIMM メモリモジュール AD5U480016G-DTA
パワーマネジメントICを搭載したDDR5対応メモリです。わずか1.1Vで動作するなど、消費電力を抑えつつ安定かつ効率的に駆動するおすすめのモデル。データ転送速度が4800MT/sと高速なため、高いパフォーマンスが期待できます。合計32GBの容量を備えており、高性能ゲーミングPCなどの自作にピッタリです。
「On-die ECC」機能を搭載しているのもポイント。エラーをリアルタイムに自動訂正することで、高い信頼性と安定性を実現しています。
PC用メモリのおすすめ|ノートパソコン用
シーエフデー(CFD) Standard DDR4-2666 Standard D4N2666CS-16G
相性保証がついておりPC初心者におすすめのメモリです。万が一、システム動作に相性問題が発生した場合でも、1カ月以内であれば返品できるのが特徴。最適なメモリを教えてくれる「コンシェルジュサービス」も利用できるため、PCに不慣れな方でも安心です。
対応規格はDDR4。出荷前に厳格な品質テストが行われており、パスした製品にはCFDロゴが刻印されています。品質を重視したい方にもおすすめ。メモリクロック数は2666MHzです。
クルーシャル(Crucial) 32GB DDR5-4800 SODIMM CT32G48C40S5
増設におすすめの32GBメモリです。1枚でメモリの容量を大幅に追加できるため、メモリスロットに余裕がない場合におすすめ。DDR5に対応しており、DDR4メモリより約50%速いデータ転送が可能です。
タブやアプリケーションを切り替える際に動作が重たく感じる方にもぴったり。マルチタスクに最適化されており、スムーズに作業を行えます。リフレッシュレートも高く、全体的な仕事効率の向上を期待できる製品です。
ただし、ノートPC側のメモリ規格がDDR5に対応していないと利用できないため、古いノートPCを高速化したい場合は注意が必要。あらかじめ対応規格を確認しておきましょう。
コルセア(Corsair) VENGEANCE DDR5 SODIMM CMSX32GX5M2A4800C40
コスパに優れたDDR5対応メモリです。Intel・AMDの両方に対応しており、ゲーミングノートPCのメモリ交換にもおすすめ。262Pin DDR5-SODIMMに対応しているほとんどのノートPCで利用できるのもポイントです。
BIOS設定が不要なのも便利なところ。最大速度まで自動的に設定されるため、取り付けるだけですぐに利用できます。容量は16GB×2枚組の32GB。メモリクロックは4800MHzです。
シリコンパワー(Silicon-Power) DDR4 SODIMM CL19 SP016GBSFU266B02
ノートPCのアップグレードにおすすめの16GBメモリです。元々搭載されている8GBメモリなどと入れ替えて、処理性能を高めたい場合などにぴったり。DDR4対応のためさまざまなマザーボードと互換性があり、安定した動作を行えるのが魅力です。
放熱性が高く、システムハードウェアにかかる負荷を軽減できるのも嬉しいところ。機器の寿命を延ばせるため、トータルコストを安く抑えられます。使用電圧1.2Vの省エネモデルなのもポイントです。
メモリクロック数は2666MHz。工場で必ず動作確認や互換性テストが行われているモデルのため、信頼性を重視したい方におすすめです。
トランセンド(Transcend) 8GB DDR4-2400 Unbuffered SO-DIMM TS1GSH64V4B
DDR4規格に対応した価格の手頃なメモリです。手持ちのノートPCが気軽にアップグレードできるおすすめのモデル。8GBのほか16GBモデルもラインナップされています。
メーカーの無期限保証が付帯しており、長期間安心して使用できるのも嬉しいポイントです。コンパクトなデスクトップPCを自作する用途にも使えるので、予定している方はチェックしてみてください。
PC用のメモリは、容量に余裕があれば、複数のアプリケーションを起動させても快適な動作速度で作業を進められます。ゲーミング用なら、合計16GB以上の製品がおすすめ。自分のPC環境に適した規格かどうかもチェックしつつ、ぴったりのメモリを選んでみてください。