HDMIポートに挿すだけで、テレビやモニタがPCとして使える超小型のスティック型PC。大画面テレビでWebを閲覧したり、プロジェクターと接続してプレゼンする際に使ったりと、多くの場面で活用できます。

スティックPCの基本的な性能はほぼ変わらないのですが、細かい部分には違いがあるのがポイント。そこで今回は、スティック型PCの選び方のコツとおすすめの製品をご紹介します。

スティック型PCとは?

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スティック型PCとは、USBメモリを少し大きくしたサイズのスティック型のパソコンのこと。テレビやモニタにHDMIで接続するだけで使える手軽さが特長です。

デスクトップやノートパソコンなどのメインPCとしてではなく、サブPCとして活用されることが多いです。スティック型PCの構成要素は、主にCPUには「Intel Atom Z3735F」、「Intel Atom x5-Z8300」、「Intel Core m3 6Y30」が使われています。

クロック周波数は900~2.20GHz、メモリ容量は2〜4GBがメイン。搭載されているストレージは32GB eMMCもしくは64GB eMMC、外部機器とのインターフェースは、USB、Bluetooth、無線/有線LANが一般的。価格帯は数千円から4万円台と幅広いラインナップです。

スティック型PCの使い道

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処理性能は一般的なタブレットと同等レベルで、インターネット通信やSNS、メール、youtubeなども再生できる性能があります。中には文章作成や、表計算にも対応したスティック型PCもあります。まあ、汎用性の高さから一時的にテレビやモニターに接続してPCとして活用したり、プロジェクタと接続してのプレゼンしたりする際に便利です。

スティック型PCのOSの種類

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スティック型PCに搭載されているOSは、Windows 10 、Windows 8.1 、Chrome OSなど。このうち大半を占めているのは、Windows 10を搭載したモデルです。

スティック型PCの選び方

CPUやメモリ・外部インターフェースといった基本的な性能面に関しては、現状どのスティック型PCもほぼ同じです。違いがあるのはその他のスペック面です。

ストレージの容量で選ぶ

内蔵ストレージの容量は32GB eMMCが多く、わずかですが64GB eMMCのモノもあります。このうち、OSが占める容量は10GB強。アプリケーションのインストールや、OSのアップデートファイルなどをダウンロードすると、使用できる領域が制限されます。

スティックPCに動画などもダウンロードして使いたい場合は、できるだけ大容量のストレージが搭載されているモデルを選びましょう。

冷却ファンで選ぶ

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冷却ファンの非搭載・搭載モデルの2つがあるスティック型PC。非搭載モデルの場合は、動作音が発生しないというメリットがあるものの、長時間の映像コンテンツを再生し続けると熱暴走で動きが不安定になったり、フリーズしたりする可能性があります。

一方で搭載モデルの場合は動作音はありますが、できるたけ熱暴走を防げることや安定した動作ができるなどのメリットがあるため、スティック型PCの利用頻度が高いと思われるユーザーは冷却ファン付きのモデルがおすすめです。

USBの規格で選ぶ

外部インターフェースとしてポピュラーなUSBですが、ポート数やUSBの規格の違いがモデルによって異なります。USBの規格としては「USB2.0」と「USB3.0」があり、後者の方が新規格です。購入を検討する際は、スティック型PCと接続先となる製品のUSBの規格が合っているかをしっかりと確認しておきましょう。

Wi-Fiの通信速度で選ぶ

Wi-Fi通信で大容量のデータをコピーしたり、高画質画像を視聴したりすることが多い場合は、IEEE802.11ac搭載モデルがおすすめです。

人気スティック型PCのおすすめランキング 

第1位 ドスパラ(Diginnos) Stick DG-STK3

入門機としておすすめのスティック型PC。OSはWindows 10、CPUにはIntel Atom Z3735Fを採用、周辺機器との接続は、USB2.0、microUSB2.0のインターフェースがひとつずつあり、Bluetooth通信や無線LAN通信に対応しているモデルです。

ボディの一部分には内部の熱がこもりにくいように金属メッシュが施されているのも特長。冷却ファンレスなので長時間の画像編集や動画視聴には向きませんが、無音での動作が可能です。

HDMI端子のあるプロジェクタに直接接続し、会議などで使用したりタブレットから遠隔操作をしたりと活躍の幅は広い上に、リーズナブルなおすすめのステックPCです。

第2位 エイサ(ASUS) VivoStick TS10

USBメモリと同程度のサイズで重さは75gのスティック型PC。CPUにはIntel クアッドコアAtom x5-Z8350 プロセッサー、OSはWindows 10です。

USB3.0と2.0のポートが1ポートずつ搭載されていることに加え、IEEE802.11acに対応した無線LAN、Bluetooth接続も可能。専用のアプリケーションを使えば、タブレットの画面をテレビに出力することもできます。冷却ファンも付いているので、長時間の動作が安定するのも魅力。ビジネスでもプライベートでも使えるおすすめのスティック型PCです。

第3位 ドスパラ(Diginnos) Stick DG-STK4D

Windows 10対応のスティック型PC。一般的なディスクトップPCと比較しても劣らない性能を持っています。Web閲覧はもちろんのこと、Office OnlineやGoogleスプレッドシート、Skypeを使ってのビデオ通話、処理の軽い3Dゲームなども楽しめるため、汎用性の高いモデルです。

また、高速通信デバイスの接続が可能なUSB3.0ポートが2ポート、外部アンテナで無線LAN通信が搭載とインターフェースも充実。なお、冷却ファンが付いているので長時間使用する際にも安心です。

第4位 エイサ(ASUS) Chrome OS PC Chromebit CHROMEBIT-B011C

GoogleのChrome OSが搭載されているスティック型PC。Chrome OSの特長である直感的な操作性で、Webや動画ストリーミングの閲覧、アプリケーションが利用可能です。

テレビやモニタとの接続はフレキシブルに曲げられるHDMI延長ケーブルが付いているので、場所を選ばず使えるのがポイント。CPUはクアッドコアRockchip RK3288C、ストレージは16GBとコンパクトサイズです。

家庭では大画面テレビに接続してインターネットやSNSを楽しむのもアリ。豊富なアプリケーションを楽しみたい方におすすめです。

第5位 ゾタック(ZOTAC) NEW ZOTAC ZBOX PI221

NEW ZOTAC ZBOX PI220モデルのファンレスモデル。筐体の表面には細かな溝が付いていて、ヒートシンクとして放熱するしくみになっています。

高いグラフィック性能を持つCPU Intel Atom x5-Z8300を搭載しているほか、Wi-FiはIEEE 802.11ac対応、Bluetooth4.0、USB3.0ポート、microSDカードリーダーが装備。

また、有線LANポートも付いていてインターフェースが充実しているのもポイント。価格は少し高めですが、冷却機構や全体的にバランスの取れたおすすめのモデルです。

第6位 ゾタック(ZOTAC) NEW ZOTAC ZBOX PI220

IEEE802.11acにも対応のWi-Fiとイーサネットポートが搭載されたモデル。Wi-Fi電波が届かないところ、電波が弱いところでも有線LANに接続できます。付属のWi-Fiアンテナを接続することで、受信感度を上げることも可能です。

CPUにはクアッドコアCPU、Intel Atom x5-Z8300、micro SD/SDHC/SDXCカードリーダー、USB3.0など充実したインターフェースが搭載されています。ポケットサイズなので、出張や旅行先への持ち運びも簡単。おすすめのスティック型PCです。

第7位 インテル(Intel) Compute Stick BOXSTK2M3W64CC

冷却ファン付きのスティック型PC。CPUにはIntel Core m3-6Y30 プロセッサーを採用しメモリは4GB、ストレージには64GB eMMCが搭載されています。

インターネットコンテンツの閲覧やSNS、メディアプレーヤーの利用といった比較的ライトなものから、文章作成や表計算といった分野もカバーします。

電源アダプタに内蔵されているモノも含めると、USB3.0ポートも3つ付いているのが魅力。複数のデバイス接続にも対応し、高い拡張性を兼ね備えたアイテムです。

第8位 インテル(Intel) Compute Stick BOXSTK1AW32SC

USB3.0が1つとUSB2.0の2つのポートが付いている拡張性の高いスティック型PC。CPUはIntel Atom x5-Z8300が、OSにはWindows10 Home 32bitが搭載されています。

IEEE 802.11acの高い転送速度により、大容量ファイルのダウンロードや長時間映像のスムーズな視聴が可能。コスト面や機能面において、バランスの取れた製品です。