ヘッドホンを選ぶときにチェックしておきたい機能といえば「ノイズキャンセリング」。広く「ノイキャン」という略称でも親しまれています。周りの気になる雑音をカットしてくれるため、PC作業に集中したいときはもちろん、音楽に没頭したいオフタイムにもおすすめです。
そこで今回は、音響機器メーカーとして知られているBoseのノイキャンヘッドホン「Bose Noise Cancelling Headphones 700」をご紹介。遮音性に優れているほか、クリアな音声を届けられるマイクシステムが搭載されていたり、独自の高音質設計を採用していたりと、Boseの技術が結集したフラッグシップモデルです。
ノイキャンといえばBose。開発の歴史も奥深い
40年以上にわたり進化し続けるBoseのノイキャンテクノロジー
ノイキャンを世間に広めたメーカーとして有名な「Bose」ですが、ノイキャン開発の歴史が始まったのは1978年。創始者であるボーズ博士が、飛行機内で音楽を聴くときにノイズで音楽が台無しにされてしまい、落胆したのがきっかけとされています。
その後、まずはパイロット向けのモデルとして、1989年に史上初となるアクティブノイキャンヘッドセットを製品化。2000年には一般向けのモデルも発売され、広く親しまれていきました。
さらに、Bose初のワイヤレスノイキャンヘッドホンを2016年にリリース。約40年にわたる研究と経験を経て、現在も高品質なノイキャンヘッドホンを発売しています。
各性能のバランスが優れている逸品
ノイキャンヘッドホンに求めるものといえば、やはり遮音性の高さ。しかし、ノイキャン性能だけを重視すると物理的な密閉度が上がり、着け心地が悪くなってしまうため決して快適とは言えません。
Boseのノイキャンヘッドホンはその点もしっかりとクリア。「ノイキャンテクノロジー」「オーディオパフォーマンス」「耐久性」「装着感」のバランスが高い次元で取れており、それぞれを打ち消し合うことなく最高の品質に仕上がっています。
優れた遮音性能でノイズが気にならない
6つのマイクでノイズを集音。シーンごとに調節できる機能も
そんなBoseが展開しているノイキャンヘッドホン「Headphones 700」は、本体に8つのマイクを搭載しているのが特徴。そのうち6つのマイクで雑音を集音し、ノイズを打ち消すための音を出します。4つのマイクで集音していた従来モデルよりも高いノイキャン効果が期待できるため、音楽に没頭したい方におすすめです。
また、専用アプリを使えば、ノイキャンヘッドホンを着用するシーンに合わせて0〜10の11段階でレベル調節が可能。通勤通学で電車に乗るときなど周りの雑音をしっかりカットしたいときはレベル10、道を歩きながら周りの音もある程度気にしたい場合はレベル5といったように、音楽を聴くシチュエーションによって切り替えられます。
さらに、本体には最大3つまで割り当てられるプリセット機能が搭載されているため、お気に入りのノイキャンレベルを登録しておくとボタン1つですぐに呼び出せて便利です。
会話モード搭載で急に話しかけられたときも安心
カフェでコーヒーを注文するときや、自宅でのテレワーク中に家族に話しかけられたときに活躍するのが「Headphones 700」の会話モード機能。ノイズコントロールボタンを1秒間長押しすると、音楽が一時停止して周りの音を取り込んでくれます。自分が発した声もヘッドホン内にフィードバックしてくれるため、ヘッドホンを着用したままでもスムーズに会話が可能です。
高性能なマイクシステムでオンライン会議にも
通話する際に効果を発揮する「アダプティブマイクシステム」と呼ばれる技術を採用しているのも魅力のひとつ。周りの雑音を軽減しながら、ユーザーの音声を分離してくれるため、通話相手にクリアな声を届けられます。オープンスペースでのオンライン会議など、騒がしい場所にいても話した内容をしっかり伝えられるので、ビジネスシーンにもおすすめです。
Boseらしさ全開。こだわり抜いた独自の高音質設計
独自技術「TriPortテクノロジー」が迫力あるサウンドを実現
Bose独自の技術「TriPortテクノロジー」で、イヤーカップを大きくせずとも効率よく音を鳴らすことが可能。そのため、扱いやすいサイズ感ながら迫力のあるサウンドを楽しめるのが魅力です。
また、Boseのヘッドホンやイヤホンといえば、小型サイズながらしっかりと重低音も再生できるのも特徴。「Headphones 700」は低音域の響きがよいほか、中高音域の抜けもよいので、どの音域でもキレイに鳴らせます。ロックはもちろん、ジャズからEDMまでさまざまなジャンルの曲におすすめです。
「アクティブEQ」で理想の音質に自動調節
曲を流すときのボリュームに合わせて、音のバランスを自動調節する「アクティブEQ」が搭載されているのもポイント。臨場感のあるサウンドが楽しめるため、電車や街中で音楽を聴くときに小さめの音量で満足でき、音漏れが起こりにくく安心して使えます。
快適な装着感で頭にしっかりフィットする
ノイキャンヘッドホン「Headphones 700」は装着感も良好。特殊コーティングを施したシリコンがヘッドバンドの内部に採用されており、頭に優しくフィットします。耳にぴったり合うようにイヤーカップの角度が計算されているのも魅力。長時間音楽を聴くときでも負担になりにくく、快適に着用可能です。
繋ぎ目がみえないデザインも美しい
音質や性能だけでなく、せっかくならデザインも重視したいところ。「Headphones 700」は継ぎ目やヒンジ、留め具などを省いた見た目が採用されており、「iF デザインアワード」など世界的なデザイン賞を受賞しているのが特徴です。流線型の美しいフォルムに仕上がっているため、使わないときでもヘッドホンスタンドなどに引っ掛けておけば、おしゃれな雰囲気を演出できます。
また、右側のイヤーカップ前面にタッチセンサーが配置されているのもポイント。イヤーカップの前後がヘッドバンドで区切られているデザインのため、タッチできるエリアが分かりやすく、スムーズに操作できます。
Bose Musicアプリと連携させればさらに使いやすく
ノイキャンレベルや音声アシスタントの設定でより便利に
ノイキャンヘッドホン「Headphones 700」の機能を最大限に活用するために、「Bose Musicアプリ」と合わせて使うのがおすすめ。ノイキャンレベルの調節ができるほか、SiriやAlexa、Googleアシスタントなど複数の音声アシスタントの選択もできます。
Boseのスマートホームシリーズのサウンドバーと連携させれば、テレビの音を「Headphones 700」で楽しむことも可能。深夜、家族やパートナーの睡眠を邪魔せずに映画を楽しみたい! といったシーンでも活躍します。
新機能がリリースされた場合は、アプリのアップデートをすると追加できるので、日々進化してユーザーを飽きさせません。オンオフ問わずに使える“相棒”のような1台です。
世界が広がるといっても過言ではない「Bose AR」
Bose Musicアプリと連携させて楽しめるのが、業界初の音声ARプラットフォームとなる「Bose AR」です。ヘッドホンに内蔵されている9Dセンサーを使って、頭の向きや歩く速度などユーザーの動きを認識。これにより、旅行系やエンタメ系などさまざまなカテゴリの音声ARコンテンツが体験できます。
今後も新しいコンテンツが追加されていく予定のため、音楽を聴いたり通話したりするだけでなく、ヘッドホンの新たな楽しみ方を試したい方は要チェックです。
製品情報
ボーズ(Bose) Bose Noise Cancelling Headphones 700
今回ご紹介したノイキャンヘッドホン「Headphones 700」。6つのマイクで雑音を集音し、優れたノイズキャンセル効果を発揮してくれます。「TriPortテクノロジー」と「アクティブEQ」により、ワイヤレスながら高音質を実現しているのもポイント。装着感やデザインも重視しており、Boseのこだわりが感じられる逸品です。
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ボーズ(Bose) QuietComfort 35 wireless headphones II
コスパの高いモデルを探している場合は、同じくBoseのノイキャンヘッドホン「QuietComfort 35 II」もおすすめ。ノイキャンレベルを3段階で切り替えられるシンプルな仕様です。また、本製品も音声アシスタントが搭載されており、曲を再生したり調べ物をしたりといった操作を音声で簡単に行えます。
オンからオフまで、さまざまなシーンで活躍してくれるBoseのノイキャンヘッドホン「Headphones 700」。ただ遮音性能に優れているだけでなく、話しかけられたときに素早く対応できる会話モードを搭載していたり、通話相手にクリアな声が届けられるマイクを搭載していたりと、役立つ機能が豊富に揃っています。各性能のバランスが優れた使いやすいノイキャンヘッドホンを探している方は、ぜひチェックしてみてください!