こんなとこまで見えちゃっていいの?
ミクロな小宇宙はあなたの身の回りに広がっています。ただそれは肉眼だと見えません。今回ご紹介するのは、携帯に装着するだけで、実験室にあるような顕微鏡として使える、クレジットカードサイズの顕微鏡μ-Peekです。
使い方はかんたん。
μ-Peekを携帯に取り付けたら、見たいと思うものの上にかざします。そして、フォーカスしたいポジションで自由に動かしながら対象物を観察します。
もう一つ、スライドを使う方法もあります。スライドホルダーにスライドを置いたら、あとはμ-Peekで対象物に沿って画面を動かしながら観察するだけ。このとき対象物に触れる必要はありません。
最大の強みは、実験室の顕微鏡に相当するスペックなのに、顕微鏡の操作のような面倒な微調整を何度もする必要がないこと。いつものようにスマホの画面上で画像を指で拡大すると、対象物も30~300倍に拡大してみることができます。
また、通常顕微鏡は実験室内での利用に限られますが、μ-Peekなら屋外でも使えるので、見たい対象物の選択肢が広がります。
さらに、非常に安価なので、顕微鏡1台を購入する予算で、教室1クラス分の生徒に配布するだけのμ-Peekが買えちゃうかもしれません。
童心に返って、身の回りのいろんなものをいつもと違う角度から観察してみませんか。無限の小宇宙をのぞいてみましょう。
お子さんの科学への関心を高めるのにも役立ちそうですね。でもくれぐれも顔のしわをあまりじっくり観察しないように。がっかりしますので...。