キャンプやバーベキューなど、アウトドアでご飯を炊く際に便利な「ライスクッカー」。飯ごうよりも扱いやすいため、初心者の方でも失敗しにくく、美味しいご飯を炊くことが可能です。

そこで今回は、ライスクッカーのおすすめ人気モデルをご紹介します。使い方や選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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ライスクッカーとは?

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ライスクッカーとは、クッカー(鍋類)のなかでも炊飯に使用することを目的として開発されたモノです。ライスクッカーは、普通の鍋と比べて厚みがあるため、吹きこぼれや焦げ付きなどのトラブルが起こりにくいのがメリット。また、熱がムラなく伝わるので、美味しいご飯が炊きやすいのも魅力です。

ライスクッカーと飯ごうはどっちがいい?

焚き火で調理をするのが一般的な飯ごうは、火加減や水加減が難しく、慣れるまでに時間がかかります。一方、ライスクッカーは飯ごうと比べて厚みがあるので、炊いたときのムラや食材の焦げ付きが起こりにくく、手軽にご飯が炊けます。また、炊飯時間も短く、食材に火が通りやすいのも魅力です。

手軽にキャンプなどのアウトドアでも美味しいご飯を味わいたい方にはライスクッカーの方が適しています。

ライスクッカーのおすすめメーカー

コールマン(Coleman)

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アメリカで創業したコールマンは、世界中で人気のアウトドアメーカー。ランタンやテントなどのキャンプアイテムだけでなく、クックウェアにも力を入れています。

コールマンのアルミを採用したライスクッカーは、軽量で持ち運びに便利。数種類のクッカーをセットにした製品はコンパクトで携行性に優れ、さまざまな料理に活用できるのもポイントです。

ユニフレーム(UNIFLAME)

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ユニフレームは新潟県燕三条に本社を構える、日本のキャンプ用品総合メーカー。バーベキュー用品やタープなどのキャンプ用品をはじめとして、クッカーやテーブルウェアも充実しているのが魅力です。

ユニフレームが展開しているライスクッカーのなかには、フタがカタカタ鳴る音で火加減のタイミングを知らせるモデルもあります。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

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キャプテンスタッグは、家庭用の鍋やフライパンで有名な「パール金属」が展開するアウトドアブランドです。当初はキャンプ用の鍋や食器の販売からスタートしましたが、現在ではシュラフやテント、自転車、カヌーなどのアウトドア用品まで製品の幅を広げています。

ライスクッカーは、3層鋼ステンレス製で熱効率がよいモデルをラインナップ。一度に5合炊けるモノもあるので、大人数向けのライスクッカーを探している方はチェックしてみてください。

ライスクッカーの選び方

炊飯できる容量をチェック

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一度の調理で炊飯できる量は、製品ごとに異なるので確認しておきましょう。例えば、3合まで炊けるコンパクトなモノもあれば、5合までたっぷりと炊ける製品もあります。家族や普段一緒にキャンプをする仲間の人数を考慮しつつ選びましょう。

ライスクッカーの素材をチェック

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ライスクッカーの素材には、主にアルミニウムやステンレスなどが採用されています。アルミニウム製のライスクッカーは、食材に対して熱が均等に伝わりやすく、焦げ付きにくいのがメリットです。

一方、ステンレス製のライスクッカーは耐久性や耐食性に優れており、傷みにくいうえ、焚き火での調理にも使えるといったメリットがあります。ライスクッカーを選ぶ際には、素材の特徴を確認してから選んでみてください。

ライスクッカーの機能・特徴をチェック

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ライスクッカーのなかには、より美味しいご飯が炊ける「二重蓋構造」を採用したモノや、同シリーズのクッカーを重ねて収納できる「スタッキング」仕様のモノなどがあります。

また、強い火力でも傷みにくい底面を採用していたり、お焦げを簡単に剥がせるよう加工されていたりするモノもラインナップ。ライスクッカーを快適に使えるよう、製品ごとの機能や特徴もしっかりとチェックしておきましょう。

ライスクッカーのおすすめ人気モデル

コールマン(Coleman) アルミライスクッカー 2000012931


コールマン(Coleman) アルミライスクッカー 2000012931
二重蓋の構造でご飯がふっくら炊ける

2.5mmの厚さがあり、熱伝導率に優れたアルミニウム製のライスクッカー。二重蓋の構造により、ご飯のうまみを逃さずにふっくらと炊けるのが特徴のモデルです。

ノンスティック加工が施されているため、付着したお焦げを剝がしやすいのも特徴。底面には高火力でも傷みにくいステンレスプレートを採用しています。また、3合まで炊けるタイプで、サイズは直径190×高さ180mmとコンパクト。

さらに、クッキングポットにライスクッカーやストレーナーなどをスタッキングして収納もできます。ソロキャンプや少人数でのアウトドアに持ち運びやすく、簡単に美味しいご飯が炊けるおすすめのライスクッカーです。

コールマン(Coleman) パックアウェイ ソロクッカーセット 2000012957


コールマン(Coleman) パックアウェイ ソロクッカーセット 2000012957
調理・後片付けが簡単で使いやすいモデル

調理がしやすいだけでなく後片付けも簡単にできる、おすすめのクッカーセット。素材には熱伝導率に優れたアルミニウムを採用しており、美味しいご飯が炊けるのが特徴です。内側に施されたノンスティック加工により、焦げ付きなどの汚れを拭き取りだけですぐに落とせます。

さらに、外側にはハードアノダイズ加工が施されており、硬度を高め傷付きや摩耗を軽減。セットになっているポットとカップはコンパクトにスタッキングでき、付属のメッシュポーチに収納して持ち運べます。スマートでシンプルなデザインも魅力のアイテムです。

ユニフレーム(UNIFLAME) ライスクッカーミニ DX 660331


ユニフレーム(UNIFLAME) ライスクッカーミニ DX 660331
コンパクトサイズで持ち運びしやすい

蓋のカタカタという動きと音で、火加減調節のタイミングが計れるライスクッカーです。重さがある蓋によって軽い圧力がかかるのが特徴。また、立ち上がりがある大きなフチを備えているので、吹きこぼれを防げるのもポイントです。

内側に目盛りが付いているため、簡単に水加減を調節できます。サイズは直径165×高さ93mmとコンパクトで、持ち運びがしやすいのも魅力。1~3合炊きなので、少人数でのキャンプやバーベキューなどのアウトドアで使うのに適しています。

アウトドアシーンへ携帯しやすく、美味しいご飯が炊けるライスクッカーを探している方におすすめです。

ユニフレーム(UNIFLAME) fanライスクッカーDX 660089

ユニフレーム(UNIFLAME) fanライスクッカーDX 660089
均等に熱を伝える肉厚なアルミニウムを採用

ファミリーや大人数でのアウトドアにおすすめのライスクッカー。満水容量が3.2Lと、比較的大容量の5合炊きです。

2mmと肉厚なアルミニウムを採用しており、高い熱伝導率によって鍋全体へ均等に熱を伝えます。全体がムラなく炊き上がるのがポイント。フッ素加工コーティングも施されているので、焦げ付きも防げます。

美味しいご飯が炊けるのはもちろん、手入れのしやすさも魅力のライスクッカーです。

ユニフレーム(UNIFLAME) キャンプ羽釜 3合炊き 660218

ユニフレーム(UNIFLAME) キャンプ羽釜 3合炊き 660218
ご飯を美味しく炊き上げる本格的な羽釜炊き

アウトドアで手軽に羽釜炊きのご飯が味わえるライスクッカー。満水容量は約1.8Lで、3合までのご飯が炊けるコンパクトなタイプです。内側に水量の目安となるラインも施されています。

本体の素材には、優れた熱伝導率を備えるアルミニウムを採用。アルミ鋳造の羽釜全体に熱が均一に伝わり、ご飯がムラなくふっくらと炊き上がります。さらに、すり鉢形状によって起こる対流がご飯を美味しく炊き上げるのも特徴。

少人数のキャンプなどで、本格的な羽釜炊きのご飯を楽しみたい方におすすめのライスクッカーです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 3層鋼 段付ライスクッカー 5合 UH-4001

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 3層鋼 段付ライスクッカー 5合 UH-4001
米と水量の計量が可能な目盛り付きタイプ

日本を代表する金物製品の街、燕三条で製造されたライスクッカー。耐食性に優れたステンレス鋼で軟鉄を挟んだ3層鋼により、非常に高い熱効率と耐久性を備えたモデルです。焚火はもちろん、高火力なガスバーナーの炎にも対応しています。

また、耐久性にも優れているため、地面に落としたり運搬時にぶつけたりといった衝撃に強いのもポイント。内側には目盛りが付いており、計量カップがなくても米と水量の計量が可能です。

本体内部にはアウトドアに必要なアイテムを入れられるので、コンパクトに収納して持ち運びできます。高性能で利便性も高いため、アウトドアでの調理を本格的に行いたい方におすすめのモデルです。

モンターナ(Montagna) アルミ製ライスクッカー HAC2724

モンターナ(Montagna) アルミ製ライスクッカー HAC2724
ソロキャンプにおすすめのコンパクトサイズ

1~2合のご飯を炊くのに適した、ソロキャンプにおすすめのライスクッカー。収納時のサイズは、約幅170×奥行き95×高さ70mmとコンパクトで、本体の重量は約165gと軽量なので持ち運びにも便利です。

素材には熱伝導率に優れるアルミニウムを採用しており、一般的な飯ごうと比較して調理時間が短縮できます。調理後には蓋を皿として活用でき、使い勝手も良好。また、炊飯だけでなく煮たり焼いたりと、用途に応じた使い分けができます。

比較的リーズナブルな価格で購入できるため、コスパの高さを重視したい方にもおすすめです。

大木製作所(Ohki) アルポット 005115

大木製作所(Ohki) アルポット 005115
アルコールコンロに着火して簡単に使用できる

ステンレス製品を手掛ける老舗メーカー「大木製作所」の湯沸かし炊飯器。ライスクッカーとして使用でき、2合までのご飯が炊けます。お湯を沸かしたりインスタントラーメンをつくったりといった用途でも使えるため、アウトドアの際に1つあると便利なアイテムです。

本体の底部にセットされたアルコールコンロに着火すれば、簡単に使用可能。焚火などで火を起こす必要もなく、山や海など場所を選ばず幅広いシチュエーションで使えます。いざというときの災害用としてもおすすめです。

ロゴス(LOGOS) クッカー・メスキットセット-BA 81280313

ロゴス(LOGOS) クッカー・メスキットセット-BA 81280313
スープカップ付属で、幅広い調理を楽しめる

メスキットにスープカップが付いたクッカーセット。ご飯とスープを一緒に作り、アウトドアでの食事を充実させられるのが魅力のアイテムです。ライスクッカーとして使用できるメスキットは、炒めたり煮たりといったさまざまな調理に活用できます。

スープカップは1杯分のお湯を沸かすのにも便利。本体の素材には「超硬皮膜ハードアルマイト」加工を施したアルミニウムを採用しています。耐久性が高く、傷付きを抑えられるのが特徴です。

また、メスキット内にスープカップを収納できるうえ、ハンドルの折りたたみも可能。収納や持ち運びがしやすく、幅広い調理を楽しめるおすすめのライスクッカーです。

スノーピーク(snow peak) コンボダッチ デュオ CS-550

スノーピーク(snow peak) コンボダッチ デュオ CS-550

3合炊きのライスクッカーと2枚のプレート、そしてスキレットなどがセットになったクッカーセット。ライスクッカーには1〜3合の目盛りが付いているため、人数に合わせた分量の調節がしやすいのがメリットです。

また、本製品はダクタイル鋳鉄を採用し、優れた耐久性を実現。熱伝導性にも優れており、煮込み料理に適しているのも魅力です。

さらに、取っ手部分が熱源に接触しないよう、ストッパーが付いているのもポイント。扱いやすく高機能なため、これから本格的なアウトドアに挑戦したい初心者の方にもおすすめのアイテムです。

キース(Keith) 取手付きクッキングポット Ti6300

キース(Keith) 取手付きクッキングポット Ti6300

アウトドアシーンに映える、チタン製の味わい深いデザインが魅力のライスクッカーです。二重構造を採用しており、外側の底部で気化した蒸気を内側に取り込み、米全体を均一に加熱する仕様。柔らかくふっくらとした美味しいご飯が炊けるのが特徴です。

容量は最大900mlのコンパクトサイズ。重量も256gと軽量なため、キャンプなどへ楽に持ち運べます。また、焚火やガス以外にも、IHなどの電気調理器にも対応しているので、自宅での炊飯にもおすすめです。

ウルシヤマ金属工業(Urushiyama) 謹製 釜炊き三昧 KKZ-3

ウルシヤマ金属工業(Urushiyama) 謹製 釜炊き三昧 KKZ-3

羽釜型のアルミ二ウム製ライスクッカーです。底面は厚く、側面を薄く仕上げることで効率のよい熱伝導を実現。また、程よい丸みを帯びた本体によって対流を生み出し、ご飯が美味しく炊けるのも魅力です。

さらに、重みのあるステンレス製の蓋を採用しているのもおすすめポイント。内部へ程よく圧力を加えながら炊けるので、ふっくらとしたご飯に仕上がります。

そのほか、「吹きこぼれ受け」を搭載したかまどが付属しているのも特徴。効率よく熱を伝えるとともに、コンロなどの汚れも防げるため、後片付けの手間を軽減できるのがメリットです。

ライスクッカーの使い方

1. お米を研ぐ

ボールにお米を入れて、流水で10秒程洗い、油や糠(ぬか)を取り除きます。10秒たったらボールに手を入れて回し研ぎ、濁った水を捨てましょう。再び水を入れたら、半透明になるまで同じ作業を繰り返します。なお、お米は力任せに研ぐと、潰れてでんぷん質が流れてしまい美味しさが半減するので、優しく洗うことを意識してみてください。

お米を研ぎ終わったら水に30分~1時間ほど浸しておきます。お米は水分を吸収することでふっくらと仕上がるため、浸す時間を忘れないように計算しながら準備しましょう。バーベキューなどの準備に取り掛かる前にお米を研いでおくと、慌てることなくスムーズに炊飯できます。

2. フタをして火にかける

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お米の炊き始めは火加減が重要。最初はバーナーや直火を強めにし、お米と適量の水を入れてライスクッカーにフタをします。時間が経つと沸騰してフタの隙間から湯気が出てきますが、湯気が出なくなるまで火を弱めずに加熱するのがポイント。慌てて火を弱めると、べちゃついたり硬くなったりすることがあるので注意しましょう。

お米を美味しく炊くには、基本をしっかり守ることが大切です。ライスクッカーに説明書が付いている場合は、手順通りの火加減にすることで大きな失敗をすることなくご飯が炊けます。

3. 湯気が出なくなったら蒸らす

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ライスクッカーから湯気が出なくなったら、素早く火を止めて10分蒸らします。蒸らし時間が経過したらしゃもじでお米をかき混ぜ、もう一度フタをして数分蒸らせば完成。冷める前に食べるのがおすすめです。