車の在り方が変わろうとしています。
ベンチャー企業のLocal Motorsが発表したのが、「構成されるパーツの約75%を3Dプリント技術で作る自動車」の世界初の量産化計画です。この比率を90%まで上げる事を目標に掲げている事から、技術が進歩するスピードの速さが伺えます。
3Dプリンタだからこそできるワンオフを武器に発表されたのがこのLM3D Swim。電気駆動系は車体中央下部に集中しており、路面の影響を受け辛い仕組みです。車両の75%を占める3Dプリント部分の素材については、まだ決定ではないとの事。
まるでバギーカーの様で非常にかわいいデザインですが、オーバーホールされてフロントとバックがまったく違うデザインに変わる予定であるらしいです。
3Dプリント製品であるからこそ効く変更という訳ですね。
LM3D Swimはおよそ$53,000の価格(5万3000ドル)で販売される見込み。最初の納車は2017年を予定しているそうです。
この商品が軌道に乗ることで、一気に3Dプリンタによる工業製品の実用化が進むかもしれません! 色んな面からも期待したいところ。