格安のSIMフリースマホとして人気のZenFone5。
発売される前から話題でしたが、実際に発売されてみると、その完成度は想像をはるかに超えたものでした。
それまで発売されていた低価格のSIMフリースマホは、性能が低いものが大半。おまけにデザインはiPhoneには足元にも及ばないもので、一部のマニアだけが使うものという印象がぬぐえませんでした。
しかし、そのマイナスのイメージはZenFone5の登場によっていっきに払拭されてしまいました。
なんといってもこれまでになかったほど洗練されたデザインで、しかもど派手なカラーバリエーションまであります。
今までiPhoneしか目になかった若い人たちに強烈に印象づけるには十分すぎるほどでした。
そしてもちろん中身も充実したものになっています。
液晶サイズが大きめの5インチ。最新のAndroid OSを搭載し、サクサクと快適に動作します。おまけに800万画素のカメラまで搭載されてLETで高速通信まで楽しめてしまうのです。まさに死角が見当たらないほどの完成度でした。
しかし、ZenFone5の魅力はこれだけではありません。
たとえば、よく使う必要なアプリだけを表示する機能やアイコンや文字も大きく表示できる「簡単モード」、寒い日や作業中でもスムーズに使える「手袋モード」など、スマホを使いやすくする独自の機能も搭載されているのです。
ZenFone5が一時期的ではなく長期にわたって人気を保ち続けているのは、こうしたきめ細やかなユーザーへの配慮がいきとどいているからなのでしょう。
完成度の高いスマートフォンとして根強い人気を保ち続けているのもうなずけます。
スマートフォンはスペックや機能だけでなくデザインが重視されるようになってきました。その流れを決定づけたのはZenFone5だったのかもしれません。