名刺スキャナーのおすすめ10選。大量文書にも対応できるモデルもご紹介

名刺以外の書類でも積極的にスキャン機能を活用したい方には、据え置きタイプの名刺スキャナーがおすすめ。名刺などカードサイズの書類以外にも、細長いレシートやA4ビジネス文書、ポスターなどもデジタルデータ化して取り込めるのが特徴です。

液晶パネルを搭載したモデルのなかには、スキャンした名刺の確認が可能なタイプもあります。また、名刺のデータをクラウドストレージにアップロードして保管できるモノは、さまざまなデバイスからアクセスしやすく便利です。

スキャンにかかる時間をチェック

効率よく名刺をデータ化する際に気になるのが、スキャンにかかる時間です。せっかく名刺スキャナーを購入しても、スキャンにかかる時間が長いと使うのが面倒になります。

1回に1枚程度なら気になりにくいものの、複数の名刺を処理するならスキャンにかかる時間もチェックしておきましょう。なかには、3秒ほどで読み取れるモノもラインナップされているのでチェックしてみてください。

大量にスキャンしたいなら一度にスキャンできる枚数とADF機能をチェック

名刺を大量にスキャンしたいと考える方は、一度で何枚同時にセットできるかをチェックしましょう。1枚のみのセッティングが一般的ですが、なかには2枚同時にセットしてスキャンできるモデルも存在します。

また、名刺スキャナーにADF機能が搭載されていれば、名刺をセットした後に事前のセッティングをすることなく、すぐに読み込みを開始できるのがメリット。大量の名刺をスキャンする際に役立つので、ぜひ活用してみてください。

両面同時に読み取れるモノなら時短にも

名刺には両面に情報が記載されていることが多いため、両面同時にスキャンできるスキャナーは作業効率向上に貢献します。両面を同時にスキャンする機能を備えた製品を選ぶことで、片面ずつスキャンする手間が省け、データ化の時短が可能。名刺の大量スキャンを行うときにおすすめです。

作業速度を重視する場合は1枚あたりの読み取り時間の速いモノを、登録データの正確性を重視する場合は読み取り精度の高いモノを選ぶのがおすすめです。

読み取りの精度や対応言語をチェック

名刺スキャナーを選ぶ際は、読み取りの精度を確認するのが重要です。精度に優れた製品は文字の認識率が高く、スキャンの失敗や誤認識のリスクを軽減できます。読み取りをやり直したり、誤認識された情報を手動で直したりといった手間を減らせるため、作業時間の短縮につながるのもポイントです。

また、対応言語も要チェック。英語や中国語などに対応していれば、言語の壁を超えて名刺管理することが可能です。製品によっては20ヶ国語以上に対応したモノもあります。所持している名刺や取引先の会社などにあわせて選んでみてください。

ExcelやPDFなどの出力形式をチェック

名刺スキャナーのなかには、さまざまなファイル形式でデータ出力を行える製品があります。Excelファイルとして出力できる場合、名刺情報を整理したり顧客リストを作成したりと、手軽にデータ管理できるので便利です。

データ化した名刺をメールなどで共有したい場合は、PDFファイルとして出力できる製品がおすすめ。PDFリーダーがあれば閲覧できるため、Officeソフトをインストールしていない方にも共有できます。名刺スキャナーを選ぶ際は、名刺情報の用途に適した出力が行えるかチェックしましょう。

スマホアプリなど外部サービスと連携できるかチェック

名刺スキャナーでスキャンしたデータは、社内のデータとして蓄積したり、社外の方と共有したりすることがほとんど。その際に、多くの方が使っている外部サービスと連携できれば、よりスムーズに名刺データを管理できます。

なかには、メールサービスや地図アプリなどと連携している製品もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

名刺スキャナーのおすすめメーカー

サンワサプライ(SANWA SUPPLY)

By: sanwa.co.jp

「サンワサプライ」は、USBメモリやパソコンデスクといったパソコン関連製品をはじめ、シュレッダーやキャビネットなどビジネスシーンで重宝する製品を幅広く取り扱っているメーカーです。

スキャナーに関しては、名刺専用タイプから各種書類もスキャンできるタイプまで豊富にラインナップ。リーズナブルな価格も魅力です。

リコー(RICOH)

リコーは「ScanSnap」シリーズのスキャナーを展開しています。名刺以外にも領収書・プレゼン資料など、さまざまな書類をスキャンできるモデルが豊富。仕事で使う資料をまとめて電子化したい方にもおすすめです。

省スペースで設置できるコンパクトサイズのモノも多く、書類であふれがちなデスクの上を広く使えます。なかには、持ち運びできるモバイルタイプのモデルもあり、移動の隙間時間に名刺を整理したい方にぴったりです。

「ScanSnap Cloud」に対応したモデルなら、スキャンした名刺を直接クラウドに保存することも可能。名刺アプリ・会計アプリなど、便利なアプリへの振り分け保存ができるモデルもあり、名刺管理のしやすさを重視する方にもおすすめです。

名刺スキャナーのおすすめ｜モバイルタイプ

リコー(RICOH) PFU ScanSnap iX100

400gの軽量設計を採用したモバイルスキャナー。Wi-Fi機能によりPC・Mac・スマホと直接接続でき、クラウドサービスへのダイレクトアップロードにも対応しています。

光学解像度600dpiで高品質な読み取りを実現し、片面約5.2秒/ページのスキャン速度を実現。リチウムイオンバッテリーでフル充電時に最大260枚のスキャンが可能で、長時間の連続使用にも対応します。

ワンボタン操作により、名刺やレシートなどの書類を手軽にデジタル化。Windows・macOS・iOS/iPadOSに対応し、専用ソフトウェアで便利な活用ができます。

ブラザー(Brother) ドキュメントスキャナー MDS-940DW

電源不要で動作する名刺スキャナー。USBバスパワー対応とリチウムイオン充電池を内蔵し、AC電源がない環境でも利用できます。1回のフル充電で約320枚の連続スキャンが可能です。

モバイルスキャナーでは、約4秒/枚の読み取り速度を実現。無線LAN対応により、PCやスマホとワイヤレス接続できます。両面スキャンにも対応しているため、作業効率の向上が期待できます。

microSDカードにデータを直接保存でき、デジタル化した書類の管理も簡単。Uターンガイドにより原稿の詰まりを防ぐ設計で、安定したスキャンを提供します。外出先での書類処理を効率化したい方におすすめのスキャナーです。

シーザー(CZUR) Shine Ultra Pro ドキュメントスキャナー

AI画像処理技術により、湾曲補正を自動実行するドキュメントスキャナー。書籍や資料を傷つけることなく高速でデジタル化でき、ページの歪みをAIが補正し平らで読みやすい画像を生成します。非破壊スキャンで貴重な資料も安心して処理できます。

2400万画素のCMOSセンサーを搭載し、5696×4272の高解像度でスキャンが可能。OCR機能により画像からテキストを自動抽出でき、検索や編集ができるのも特徴です。

A3・A4サイズに対応し、さまざまなサイズの書籍や資料を処理可能。約1.0kgの軽量設計で持ち運びも容易です。外出先で資料をデジタル化したい方はチェックしてみてください。

キヤノン(Canon) ドキュメントスキャナー imageFORMULA P-208II

携帯性に優れた、軽量コンパクト設計のドキュメントスキャナー。最大10枚までの原稿をセットできるADF機能により、複数枚の書類を連続でスキャンできます。

1パス両面スキャン機能により、両面原稿を1回のフィードで表裏同時に読み取り可能。処理時間を短縮し、作業効率を向上させます。A4タテ片面200dpi対応で、ビジネス文書に適した高品質な読み取りを実現します。

専用ソフトウェア「CaptureOnTouch」を使えば、3ステップで簡単に画像編集が可能。直感的な操作で、書類のデジタル化から編集まで対応します。

キヤノン(Canon) ドキュメントスキャナー imageFORMULA R10

白を基調とした柔らかなデザインが特徴的なスキャナー。ソフトウェアを本体に内蔵し、インストールなしですぐに使用できます。コンパクトなサイズで持ち運びやすく、場所を選ばずに使用可能です。

600dpiの光学解像度で高品質な読み取りを実現。斜行補正や用紙サイズ自動検知など豊富な自動機能により、手間をかけずに美しい画像を生成します。文字向き検知や白紙スキップ機能も搭載しています。

付属のUSBケーブル1本でPCと接続可能。片面・両面スキャンに対応し、カードサイズから厚さ1.4mmまでの幅広い原稿を処理できます。手軽に書類をデジタル化したい方におすすめのスキャナーです。

名刺スキャナーのおすすめ｜据え置きタイプ

リコー(RICOH) PFU ScanSnap iX1600

毎分40枚の高速両面スキャンに対応したスキャナー。タッチパネルを搭載し、用途に応じたアイコンを登録してワンタッチで操作できます。読み取り設定の変更もパネルから直接行える設計です。

Wi-Fi機能によりクラウドサービスやスマートデバイスと簡単に連携可能。ユーザーごとにアイコンの色をカスタマイズでき、複数人での利用時も識別しやすく配慮されています。

読み取り設定も柔軟に変更でき、さまざまなスキャン用途に対応。家庭での効率的な書類管理にもおすすめのスキャナーです。

リコー(RICOH) PFU ScanSnap iX1300

コンパクトボディに充実した機能を搭載したスキャナー。Uターンスキャンとリターンスキャンの2つの読み取り方式を備えており、さまざまな書類に対応できます。狭いスペースでも設置できるサイズです。

毎分30枚の高速スキャンを実現し、A4カラー文書を300dpiで効率的に処理可能。厚手の原稿やA3サイズまでの大きな書類にも対応し、さまざまな文書をデジタル化できます。

機能性に優れており、ビジネスシーンから家庭での書類整理まで幅広く対応。限られたデスクスペースで高機能スキャナーを活用したい方におすすめです。

キヤノン(Canon) ドキュメントスキャナー imageFORMULA DR-C225II

スリムでコンパクトな設計により、狭いスペースでも設置できるスキャナー。自動給紙方式のADF機能を搭載し、複数枚の原稿を連続でスキャンできます。両面読み取りにも対応しており、作業効率の向上が期待できます。

600dpi光学解像度で高品質な読み取りを実現。名刺やはがきからA4サイズまで、さまざまな原稿に対応できます。高速で効率的なスキャン性能により、日常的な文書処理をスムーズに行えます。

専用ソフトウェア「CaptureOnTouch」を搭載しており、スキャンしたデータの管理も簡単。効率的に文書を管理したい方におすすめのスキャナーです。

エプソン(EPSON) A4ドキュメントスキャナー DS-1760WN

ネットワーク機能を標準搭載したスキャナー。有線LAN接続により、複数のPCやデバイスと共有が可能です。給紙容量60枚で大量文書にも対応します。

PCがなくてもスマホやタブレットから直接スキャン可能。ネットワーク経由での共有利用により、複数人で使用する場合にも適しています。異なるサイズの原稿をまとめて読み取りできるのもおすすめポイントです。

エプソン(EPSON) A4シートフィードドキュメントスキャナー DS-531

両面同時読み取り機能を搭載したA4シートフィードスキャナーです。片面35枚、両面70面の高速スキャンが可能。省スペース設計により、デスク周りをすっきりと保ちやすいのも魅力です。

A4サイズから長尺紙までさまざまな用紙に対応し、文書のデジタル化を実現。最大50枚の連続給紙ができるADF機能と、原稿サイズを自動で判別する切り出し機能により、効率的なスキャン作業ができます。

光学解像度600dpiの高精細読み取りと、優れた耐久性を備えています。オフィスなどでの使用におすすめのモデルです。