立体感や臨場感のあるサウンドを楽しめる「ヘッドホン」。軽量・コンパクトで手軽に使えるイヤホンと異なり、音質を重視する方に適しています。より快適に音楽を楽しみたいという方には、聴覚を測定して聴こえにくい音域帯を補強し、音の再現性を高めてくれるハイテクヘッドホンがおすすめです。

そこで今回は、数々の受賞歴を誇るオーディオ・カスタマイズ技術を搭載したワイヤレスヘッドホン「My Audio Session」をレビュー。実際に使用してみた感想をお届けします。

「My Audio Session」とは?


人それぞれ異なる聴覚特性に合わせて音をカスタマイズできるワイヤレスヘッドホン「My Audio Session」。スマホアプリを使って8つの周波数帯域で聴覚測定を行うことで、聴こえにくい音域を補いつつ、一人ひとりに最適な周波数でサウンドを再現します。

24bitで音を表現するハイレゾコーデックの「aptX HD」に対応しており、ワイヤレスながら美しい音質を実現。通話も可能で、鮮明な音声で会話を楽しめるのもメリットです。

また、ドライバー部分には強度の高い「チタン薄膜コーティング振動板」を採用。無駄な振動を防ぎ、クリアな音を発します。さらに、ヘッドホンに形状記憶フォーム製のイヤーパッドを備えているのもポイント。高い気密性と快適な装着感を両立し、極上のリスニング体験を提供します。

「高音が聴き取りにくい」「左右の耳で聴力に差を感じる」といった方にもおすすめのヘッドホンです。

本体&付属品をチェック

シンプルながらも存在感のあるデザインが特徴のヘッドホン。余計なコードが排されたワイヤレスタイプで、ファッションとの親和性が向上しているのもポイントです。

本体に加えて、ワイヤレス充電スタンドとMicro USBケーブル、リモコン付きのオーディオケーブルのほか、大切なヘッドホンを傷や衝撃から守るポーチおよびハードケースが付属します。

実際に使用してみた

1. 本体を充電

「My Audio Session」は、ケーブル不要で充電できるQiシステムを内蔵。充電スタンドをコンセントまたはUSBポートに繋ぎ、ヘッドホン(右側)を上に置くだけで充電できます。

1回の満充電で最長およそ30時間の連続再生が可能。外出先でも充電切れの心配をすることなく使用できます。

2. スマホとペアリング

専用の無料アプリ「My Audio Session」をスマホにダウンロード。画面の指示にしたがって、Bluetooth経由で本体とペアリングします。

なお、NFC機能を搭載したスマホなら、ヘッドホン本体に近づけるだけで簡単にペアリングが可能です。

3. 聴覚テストを実施

ヘッドホンを装着したら、アプリを使って片耳ずつ8種類の周波数帯域で聴覚測定を行います。

画面に表示されたダイヤルをタップして、ゆっくりと回すように操作し、音が聞こえなくなったところで指を離します。これを左右の耳で何度か繰り返し、1分ほどでテストが終了。その後、任意の名前をつけてプロファイルを保存します。

4. 聴覚設定の結果を確認

聴覚設定の結果は目視で確認が可能。8つの周波数のうち聴こえにくいのはどれか、左右の耳がどの程度まで聴こえているか、などがわかります。

オーディオ・プロファイルは、一度保存すれば次からは調整不要。複数保存が可能なため、家族や友人と共有できるのも魅力です。なお、一度ペアリングするとBluetooth設定を解除しない限り、ほかのスマホとの連携はできないので注意しておきましょう。

5. 音楽を視聴

今回、20代の男女1名ずつに使用してもらいました。聴覚テストを実施後、実際に音楽を視聴してもらうと「普段聴いているサウンドに比べて繊細な表現力が増しているように感じる」「ボリュームを上げなくても音がよく聴こえる」とのこと。

また、お互いの聴覚プロファイルを入れ替え、音楽を聴いた感想を求めたところ「音に違和感がある」「ノイズが気になる」といったコメントが返ってきました。

「My Audio Session」は2019年9月30日まで、SAKIDORI Storeでクラウドファンディング中。優待早割として23〜47%OFFの価格で予約購入ができます。