難しかった星空撮影が、小さいカメラで簡単にできる。
美しい星空をきれいに写真に残したいと思うと、高性能なデジタル一眼レフカメラや、大掛かりな機材が必要なイメージがあります。しかし、そのような星空が見られるような場所まで、重たい機材をたくさん持っていくのは大変なことです。
今回ご紹介する「NANO1」はそのような労力を一切必要としないコンパクトな天体撮影用カメラです。
驚きのコンパクトサイズ
NANO1の最大の特徴は、なんといってもそのコンパクトさにあります。キットのレンズを取り付けた状態でも、重さは100g以下で、大きさも全長で63.25mmしかありません。
デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラと比べても圧倒的に小さく、軽いのが特徴。スマートフォンよりもコンパクトなため、気軽にポケットに忍ばせることも可能です。
天体観測用ならではの機能も搭載
スマートフォンに取り付けて、NANO1で空を撮影すれば、AR技術を使った星座マップを見ることもできます。星空を手持ちの星座マップやスマートフォンと交互に見比べたりしなくても、どこにどの星座があるのかを簡単にチェックできるので非常に便利です。
SNS連携機能も充実
スマートフォンと連携すれば、アダプターやカードリーダーを使わなくても撮影した写真をSNSにシェアすることが可能です。また、ノイズ低減のアルゴリズムによって、ノイズのない綺麗な画像をそのままSNSに投稿できるのもポイント。撮った写真を感動とともにすぐにシェアできるよう工夫されています。
カラーバリエーションはブラックとシルバーの2種類があり、レンズやアダプターのオプションプランもさまざまあるので、ご自身にあったプランを選択可能。
NANO1は現在、Kickstarterにて389ドル(約3万1000円)で出資を受け付けています。
星や月を見て綺麗だと思った時、持ち合わせているスマートフォンのカメラだけでは、その感動を写真に残すことは難しいもの。NANO1ほどのコンパクトなカメラであれば、常にカバンにしまっておけるサイズ感なので、シャッターチャンスを逃す心配もなくなりそうです。