手軽にきれいなパノラマ撮影を。
「Pivo」は小さなボディながら、上部にスマートフォンを挟み込んで360°回転し、手軽にパノラマ写真が撮れる製品です。しかも、遊び心をくすぐる仕掛けがたくさん搭載されています。
多彩な撮影モード
Pivoのスマートフォンアプリには回転をコントロールする多彩なモードが用意されており、愉快でクリエイティブな画像・動画を簡単に撮影できます。
「オートフォロー」モードでは、人の顔やモノを自動的に追いかけて撮影。
「クリエイト」モードは、離れて立つ2人を交互に撮影する「バーサス」、画面を半分ずつ静止画と動画に分けて撮る「50/50」、微速度撮影をパノラマで撮る「タイムラプス」、周囲360°を撮影して円形の画像を作成する「タイニープラネット」、自分の姿をいくつも同じ画面に入れ込む「メニーミー」など9種類を用意しています。
小型軽量ながら豊富な機能
本体には三脚が搭載されている上、パノラマ撮影に欠かせない水準器も備えています。1回転に要する時間は10秒~2時間の範囲で設定可能。
バッテリー容量は500mAhなので、1時間充電すれば10時間使用できます。本体は直径6.3cmで重さは140g。1kgまでの荷重に耐えられます。
ワイヤレスリモコンの重さはわずか30g。2.4GHz帯を使用しており、15mの距離からPivoをコントロールできます。
さらに広がる可能性
ターンテーブルをPivoに取り付ければ、さまざまなモノを回転させて自由なアングルから撮影できます。ライトボックスにセットすれば光の効果も抜群。
Pivoは現在、Kickstarterにて69ドル(約7800円)からの出資枠を公開中です。
パノラマ写真にはカメラを正確に回転させるための機材が必要で、きれいに撮るのはなかなかハードルの高いことでした。デジタルならではの多機能性を追求した本製品は、視覚表現の驚きと楽しさを改めて教えてくれそうな気がします。