パソコンを動かすために必要不可欠なパーツである「マザーボード」。ひとくちにマザーボードといっても、拡張性の高いモデルからコストパフォーマンスに優れたアイテムまで、さまざまな製品が展開されています。

そこで今回は、マザーボードのおすすめモデルをご紹介。購入を検討している方はぜひ参考にして、自分の用途にあった製品を見つけてみてください。

マザーボードとは?

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マザーボードとは、CPUやメモリ、グラフィックボードなど、各種パソコンパーツを取り付ける「電子回路基盤」のこと。パソコンの土台ともいえる必要不可欠なパーツです。選択するモデルによって取り付けられるパーツが異なるので、パソコン自体の性能を大きく左右します。

基盤が大きく、一度取り付けると交換が面倒なため、パソコンを自作する際は拡張性の高さも考慮して選ぶのがおすすめです。

チップセットとは?

「チップセット」とは、CPUやメモリを制御したり管理したりする基盤のことです。チップセットにはIntelのモノとAMDのモノの2種類があり、シリーズによってパソコンにもたらす性能が異なります。

Intelのチップセットには、H・B・Zの3シリーズがあります。Hシリーズはパソコンへの負荷が少なく、エントリーモデルとしておすすめ。また、Bシリーズはビジネス用途に、Zシリーズはゲーミングや動画編集用に適しています。

AMDのチップセットは、B・Xの3種類。Aシリーズは初めてマザーボードを購入する方に適しています。そして、Bシリーズは動画の視聴などに適しており、Xシリーズはハイエンドモデルを探している方におすすめです。

CPUソケットとは?

「CPUソケット」は、CPUをマザーボードに装着するためのパーツです。マザーボードのCPU取り付け場所に搭載されています。

CPUを製造しているメーカーごとに種類が異なるほか、同じメーカーのCPUでも開発された世代によっては取り付けられないことがあるので、対応している規格を確認しておきましょう。

マザーボードの選び方

CPUソケットの種類をチェック

CPUは世代によって対応するCPUソケットの形状が異なります。そのため、マザーボードを購入する際は、使いたいCPUにCPUソケットが対応しているかどうか確認するのが重要です。

たとえば、Intel 13世代や1つ前の12世代CPUは「LGA1700」、2023年1月に販売されたRyzen 7000シリーズは「Socket AM5」に対応している必要があります。

旧世代CPUを使用する場合は、Intel 11世代・10世代が「LGA1200」、Ryzen 5000シリーズが「Socket AM4」といったように対応CPUソケットがそれぞれ異なるため、注意してみてください。

サイズ(フォームファクタ)で選ぶ

ATX

ATXは、Advanced Technology eXtendedの略。マザーボードの構造規格を表しており、サイズは最大305×244mmです。主に中程度の大きさの「ミドルタワーPC」や一回り大きい「フルタワーPC」に搭載されます。

ATXは接続端子の数の豊富さがメリット。PCI ExpressやUSB、SATAケーブルなどの端子を接続して、拡張性を高められます。価格は製品にもよりますが、比較的リーズナブルです。

ただし、コンパクトサイズのPCケースには収まらないので留意しておきましょう。自作するPCケースの大きさに応じて、ATX規格のマザーボードを検討してみてください。

MicroATX

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MicroATXとは、ATXよりもひとつ小さい構造規格のこと。サイズは244×244mmの正方形です。MicroATXは、ミニタワーやミドルタワーのパソコンを自作するときに適しています。

ATXに比べると、接続端子の数がやや少ないのがデメリット。ただし、最低限必要な拡張機能を備えているモノも多く存在します。自作パソコンの性能が著しく低下することはないといわれているため、ATXよりも小さいサイズのモノを探している方はチェックしておきましょう。

Mini-ITX

Mini-ITXは、MicroATXよりもさらに一回り小さい構造規格。サイズは170×170mmとコンパクトで、小型のPCケースにちょうど収まりやすいのがメリットです。

デメリットは、価格が高めでほかのサイズよりも拡張性に劣る点。通常のパソコンと同じように自作するには、接続数が少ないので注意が必要です。Mini-ITXは、サブマシン用途のコンパクトなパソコンを自作したい方におすすめです。

メモリスロットをチェック

マザーボードを購入する際、メモリスロットも事前にチェックしておきましょう。メモリスロットとは、メモリモジュールを差し込むスロットのこと。2本や4本のモデルが主流ですが、ハイスペックモデルのなかには6本以上の規格を採用しているモノもあります。

また、マザーボードを選ぶ際は、現在主流のメモリ規格である「DDR4」に対応しているかどうかも併せて確認しましょう。旧規格である「DDR3」を使用したい場合、 専用のモデルが必要になる点は留意しておいてください。

用途で選ぶ

ゲーミングや動画編集

ゲームや動画編集など処理の重い作業をする場合は、従来のマザーボードよりもスペックの高い「ハイエンドマザーボード」を選ぶのがおすすめです。

ハイエンドマザーボードには、複数のGPUを組み合わせてグラフィック性能を上げる「マルチGPU」や、定格以上の周波数でCPUを動作させる「オーバークロック」など、パソコンの処理能力を向上させる機能が備わっているので、3Dゲームや高解像度の動画編集もサクサク快適に行えます。

なお、長時間作業を続けるとマザーボードの温度が上昇し、パフォーマンスに影響を与える場合があるため、マザーボードの冷却性能もしっかりとチェックしておきましょう。

ネットサーフィンや動画視聴

ネットサーフィンをしたり動画を視聴したりする程度であれば、ゲームプレイや動画編集でパソコンを使うときほどマザーボードの性能を気にする必要はありません。そのため、スタンダードな「ミドルレンジマザーボード」やコストパフォーマンスに優れた「ローエンドマザーボード」を選ぶのがおすすめです。

両方とも基本性能に差は少ないものの、ミドルレンジマザーボードには処理能力の高いチップセット、ローエンドマザーボードにはコストを抑えた廉価版チップセットを使用しているのが一般的。パフォーマンスを重視するならミドルレンジマザーボード、価格の安さを重視するならローエンドマザーボードを選びましょう。

インターフェースで選ぶ

PCI Express

「PCI Express」は、グラフィック性能を向上させたり新たな機能を追加したりと、パソコンを拡張するうえで重要なインターフェースのひとつです。PCI Expressにはいくつかの種類が存在し、それぞれ特徴が異なります。

1レーンあたりの転送速度が、双方向約4GB/sの「 PCIe 4.0」や、PCIe 4.0の2倍の転送速度を実現した「 PCIe 5.0」を採用した製品が主流。世代が高いほど転送速度も向上するので、チェックしてみてください。

また、パソコンのグラフィック性能を上げたい場合は「PCI Express×16」がおすすめ。高性能グラフィックボードに対応しているので、ゲームプレイ時や動画編集時に適しています。

Serial ATA(SATA)

「Serial ATA」は、マザーボードにハードディスク・SSD・光学ドライブを接続するためのインターフェース。搭載されている数は、製品によってさまざまです。

転送速度もモデルによって異なり、なかには10GB/sなどの高速データ転送に対応したモノもあります。大きなファイルのやり取りも快適に行えますが、製品価格が高い傾向にあるため、予算を考慮しながら検討してみてください。

マザーボードのおすすめメーカー

エイスース(ASUS)

「エイスース」は、台湾に本社を置く大手海外メーカー。主にパソコン関連の製品を扱っており、マザーボードに関しては世界トップクラスのシェアを占めています。

低価格で買えるローエンドマザーボードから、オーバークロック対応のハイエンドマザーボードまで、さまざまな種類のモデルを取り扱っているのが魅力。自作パソコン初心者にはもちろん、上級者にもおすすめのメーカーです。

アスロック(ASRock)

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「アスロック」は、2002年に誕生したメーカー。主力製品であるマザーボードをはじめ、無線LANルーターや業務用ワークステーションなど、さまざまな製品を取り扱っています。

個性が強いモデルを数多く展開しているため、独自性のあるパソコンを自作したい方におすすめです。

ギガバイト(GIGABYTE)

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「ギガバイト」は、ゲーミングデバイスやグラフィックカード、PCケースなどパソコン関連の製品を多く展開している台湾のメーカーです。

マザーボードに関しては、エイスースやアスロックと同じく世界で高い人気を集めています。パフォーマンスに優れているだけではなく、耐久性の高いモデルを揃えているのが魅力です。

エムエスアイ(MSI)

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「MSI」は、1986年に台湾で生まれた老舗マザーボードメーカー。最近ではプロゲーマーをターゲットとしたゲーミングマザーボードの開発に力を入れており、国内はもちろん世界中のユーザーから高い支持を集めています。ゲーム用途のパソコンを組み立てたい方におすすめです。

マザーボードのおすすめ|Intel用

エイスース(ASUS) PRIME B660-PLUS D4

起動時に確認できるQ-LEDランプを搭載

ミドルスペックPC向けのATXマザーボードです。購入しやすい価格帯でコスパに優れているのが魅力。CPUソケットはIntel 12世代対応のLGA1700です。

PCIe 4.0対応の×16スロットも搭載しており、グラフィックボードの性能を十分に引き出せるのもポイント。高速データ通信が可能なRealtek 2.5Gbイーサネットにも対応しており、ゲーミングPCを組みたい方にもおすすめです。

起動時にCPUやグラフィックボードが正常に起動しているか確認できる、Q-LEDランプを搭載しているのもポイント。万が一、起動がうまくいかない場合でも、どこで不具合が発生しているのか特定しやすくなります。

エイスース(ASUS) TUF GAMING B660M-PLUS D4

ゲームや映画を高音質で楽しめるアイテム

ミリタリーデザインがかっこいい「TUFシリーズ」のMicroATXマザーボードです。黄色のアクセントカラーやロゴが映えるデザイン性に優れた製品で、PCケースやCPUクーラーなどをTUFシリーズで統一したい方にもおすすめです。

大型のヒートシンクを搭載しており、冷却性能に優れているのもポイント。電源にも10+1 DrMOSパワーステージを採用しており、Intel 12世代CPUの性能を十分発揮できる電力供給が可能です。

オーディオにもこだわりが詰まっており、双方向AIノイズキャンセリング機能やRealtek 7.1サラウンドサウンドを搭載。ゲームや映画、音楽などを高音質で楽しめます。価格も比較的安く、コスパを重視したい方におすすめのモデルです。

エイスース(ASUS) TUF GAMING H670-PRO WIFI D4

強力な電源設計で安定した作業ができる

H670チップセットを搭載したATXマザーボードです。LGA1700を搭載しているため、Intel 12世代CPUにも対応できるのが特徴。強力な14+1 DrMOSパワーステージを利用した電源設計で、負荷の高い作業も安定して行えます。

PCIe 4.0の約2倍の速度でデータ転送が可能なPCIe 5.0×16スロットも搭載。グラフィックボードを固定するためのSafeSlotも備え付けられています。自作PCで動画視聴やゲームをしたい方におすすめです。

ヒートシンク付きのM.2スロットが3つ搭載されているのも魅力のひとつ。データ転送速度の速いSSDを複数接続できるほか、動作温度を良好な状態に維持できます。

エイスース(ASUS) ROG STRIX Z790-I GAMING WIFI

Z790チップセットを搭載したMini-ITXマザーボードです。コンパクトなサイズながら、Intel 13世代CPUの高度な処理も快適に行える電源設計を採用しているのが魅力。CPUソケットも12、13世代対応のLGA 1700を搭載しています。

グラフィックボード向けの×16拡張スロットとM.2スロットの1つがPCIe 5.0に対応しており、対応する周辺機器を接続すればPCIe 4.0の約2倍の速度で高速通信が可能。従来のPCIe 4.0対応M.2 スロットも使用できます。

また、本製品には専用のコントローラーも付属。上部のつまみで手軽に音量調節を行えるほか、側面にはポートも搭載しています。USBメモリやオーディオ機器の接続を手元で行えるのも便利なポイントです。

RGBヘッダーも搭載しており、小型のハイスペックゲーミングPCを組みたい方におすすめです。

アスロック(ASRock) B660M Pro RS

Intel 12世代・13世代Core i5向けのMicroATXマザーボードです。チップセットはミドルスペックのB660を採用。高速データ転送が可能なDDR 4、PCIe 4.0に対応しており、コスパに優れた人気の製品です。

ミニタワーやミドルタワーPCケースに収まるのも魅力のひとつ。I/OパネルにはUSB Type-Aが6つ搭載されており、一般的な用途で使用する分には必要十分なポートが備えられています。

本体側面にRGB イルミネーションが備え付けられているのも、光るゲーミングPCを組みたい方には嬉しいポイント。RGB ヘッダーも搭載されており、CPUファンやクーラーなどの互換性があるデバイスを接続・ライティング制御できます。

アスロック(ASRock) B760M PG SONIC WiFi

ソニック・ザ・ヘッジホッグとのコラボデザインが魅力のMicoro-ATXマザーボードです。ヒートシンク部分にソニックのイラストやモチーフカラーが施されており、ゲーム好きにおすすめのモデル。白いPCにも映えるかっこいいデザインです。

CPUソケットはLGA 1700。Intel 12世代・13世代のCPUにも対応しており、性能面でも優れているのがポイントです。メモリは主流のDDR 4よりも高速通信が可能なDDR 5に対応しています。

グラフィックボード向けの×16スロットもPCIe 5.0に対応。ハイエンドグラフィックボードの性能も引き出せるよう設計されたハイスペックモデルです。UEFI BIOSにもソニックのテーマが追加されており、こだわりを感じられます。

ギガバイト(GIGABYTE) Z690M AORUS ELITE DDR4

比較的安く購入できるZ690チップセット搭載のMicroATXマザーボードです。PCIe 4.0 M.2スロットを3つ搭載しているのが特徴。両面ヒートシンク設計も採用しており、効率的に放熱を行えます。

CPUソケットはLGA 1700。Intel 12世代CPUに適したモデルで、12+1+2のデジタル電源フェーズ設計により、負荷の大きい作業を行う場合でも安定した駆動が可能です。小型ゲーミングPCや編集用PCに向いています。

メモリはDDR4に対応。コンパクトながら、ストレージなどの接続に使用するSATAポートを6つ搭載しているモデルです。

エムエスアイ(MSI) MAG B560 TORPEDO

サブPC用におすすめのATXマザーボードです。B560チップセットとLGA1200 CPUソケットを搭載しており、Intel 11世代CPUを使用できるのが特徴。コストを抑えてPCを組みたい方に向いています。

Lightning Gen 4 M.2を搭載しており、最大64Gb/sの転送速度でストレージを利用できるのも魅力。メモリもDDR4 デュアルチャンネルに対応しています。

マザーボードにI/Oパネルが組み込まれているのも、組み立てに便利。最大20GbpsのUSB type-Cポートも搭載しています。グレー系で統一されたデザインもシックでかっこいい製品です。

エムエスアイ(MSI) MAG B660M MORTAR WIFI DDR4

強力な電源回路を搭載したMicroATXマザーボードです。チップセットにはB660を搭載。CPUソケットにはLGA1700を採用しており、優れた熱設計と電力設計によってIntel 12世代のハイエンドCPUでも高速動作が可能です。

Realtek 2.5G LAN + Wi-Fi 6を搭載しているのも特徴。高速通信を行えるため、ゲームやインターネットを使用する作業などを快適に行えます。Bluetooth 5.2にも対応しており、Bluetoothイヤホンなども接続可能です。

シルバーカラーの堅牢なデザインも魅力のひとつ。シックな見た目がかっこよく高級感があり、サイドパネルが透明のケースでも気になりにくいも魅力です。

マザーボードのおすすめ|AMD用

エイスース(ASUS) PRIME A520M-E

A520チップセットを搭載した安価なMicroATXマザーボードです。Digi+電圧レギュレーターモジュールを搭載しており、最大限に性能を引き出すための設計が施されているのが特徴。対応CPUはRyzen第3世代です。

専用機能のEnergy Processing Unitを利用すれば、マシン性能をそこまで落とさずに消費電力の節約ができるのもメリット。転送速度に優れたUSB 3.2 Gen 2ポートを搭載しているのもポイントです。

SATAポートの数は4つ。M.2スロットも1つ搭載していますが、PCIe 3.0対応のため、転送速度を重視しない作業に向いています。サブPC用のマザーボードとしてもおすすめです。

エイスース(ASUS) ROG STRIX B650-A GAMING WIFI

Socket AM5を搭載したATXマザーボードです。12+2基のパワフルな電源ソリューションを搭載しているのが特徴。最新世代のRyzen 7000シリーズCPUのパフォーマンスを引き出す電力供給が可能です。

PCIe 4.0×16スロットとPCIe 5.0 M.2スロットを搭載しているのも魅力のひとつ。合計3つのM.2スロットにはそれぞれヒートシンクも付属しており、高速データ転送を実現しています。

統一されたホワイトデザインもおしゃれで、白いゲーミングPCを組みたい方にもおすすめ。ロゴ部分はRBGライティングに対応しているため、好みのカラーに設定可能です。

アスロック(ASRock) B650 Pro RS

Ryzen 7000シリーズCPUに対応したATXマザーボードです。機能性や拡張性のバランスがよく、自作PC初心者にもおすすめ。クリエイターのように負荷の大きな作業を頻繁に行わないのであれば、十分な性能を持つマザーボードです。

ヒートシンク付きのPCIe 5.0対応M.2スロットや2.5Gbps LAN、14+2+1のパワフルな電源フェーズなど、機能性が充実しているのも魅力のひとつ。データ転送速度が重要なゲームなども楽しめます。

SATA3ポートの数は4つとやや少なめですが、その分M.2スロットを3つ搭載しているため、M.2 SSDを使用すればストレージに困る心配もありません。価格も比較的安く、コスパに優れた製品です。

アスロック(ASRock) X670E Steel Legend

Ryzen 7000シリーズに対応したハイエンドモデルのATXマザーボードです。16+2+1 電源フェーズを搭載しており、ハイスペックCPUにも安定した電源供給を実現。オーバークロック時もしっかりと冷却を行えるのがメリットです。

DDR5 メモリやPCIe 5.0対応スロットを搭載しているのもポイント。対応しているメモリやグラフィックボード、M.2 SSDを使用すれば、高速データ通信が可能です。

X670Eチップセット採用モデルのなかでは価格も手ごろで、ハイスペックPCを組みたい方におすすめ。デザイン性にも優れたモデルです。

アスロック(ASRock) B550 Phantom Gaming 4

ゲーミングPCを組みたい方に人気のATXマザーボードです。B550チップセットとAM4 CPUソケットを搭載しており、Ryzen 5000シリーズに対応。価格も安く、コスパを重視したい方にもおすすめの製品です。

充実した拡張性も魅力のひとつ。PCIe 4.0対応×16スロットや2つのM.2スロット、6つのSATA3ポートなどを搭載しており、低価格モデルながらさまざまな機器を接続できます。

CPUやメモリの動作をランプで確認できるポスト・ステータス・チェッカー機能が付いているのもポイント。ただし、HDMI出力のみ対応のため、HDMI対応のディスプレイを用意する必要があります。

ギガバイト(GIGABYTE) B550I AORUS PRO AX

小型PCケースにも組み込めるMini ITXマザーボードです。B550チップセットとAM4 CPUソケットを搭載しており、幅広いRyzen CPUに使用できるのが特徴。大型ヒートシンクを採用しており、冷却性能にも期待できる製品です。

8フェーズデジタル電源設計で、合計720Aの電力を提供できるのも魅力。Ryzen 5000シリーズCPUのパフォーマンスを十分に利用できます。PCIe 4.0対応の×4拡張スロットも搭載しており、SSDの高速転送が可能です。

ネットワーク接続には2.5G有線LANを採用。Wi-Fi 6Eにも対応しており、有線・無線の両方を利用できます。ゲームや配信にもおすすめの製品です。

ギガバイト(GIGABYTE) A520M S2H

コスパに優れたMicroATXマザーボードです。CPUソケットはSocket AM4。Ryzen 5000シリーズに対応しており、安く自作PCを組みたい方におすすめ。ネットサーフィンや動画視聴用に向いています。

CPUやメモリが取り付けられていなくても、USBメモリがあれば最新BIOSに更新できるQ-Flash Plusを搭載しているのが魅力。CPU載せ替え時に簡単にBIOSを更新して起動できるため便利です。

メモリはDDR4に対応。ただし、拡張スロットはすべてPCIe 3.0のため、主流のPCIe 4.0と比べるとやや速度が遅くなる傾向にあります。グラフィック性能やデータ転送速度をそこまで重視しない作業に向いている製品です。

ギガバイト(GIGABYTE) B650 AORUS ELITE AX

DDR5対応メモリスロットを4つ搭載しているATXマザーボードです。CPUソケットはSocket AM5を採用。Ryzen 7000シリーズCPUに対応しています。電源フェーズが14+2+1のため、負荷の高い作業も安定して利用できるのが魅力です。

大型ヒートシンクや7W/mkサーマルパッドを搭載しており、しっかりと冷却も行えます。2.5 GbE有線LANやWiFi 6Eにも対応しており、ビジネス用やゲーム用にもおすすめ。M.2スロットの1つはPCIe 5.0にも対応しています。

BIOS更新を簡単に行えるQ-Flash Plus機能も搭載しており、自作PCの組み立てに慣れていない方でも扱いやすいモデルです。

エムエスアイ(MSI) MAG X570S TOMAHAWK MAX WIFI

本格的なゲーミングPCを組みたい方におすすめのATXマザーボードです。CPUソケットにSocket AM4を搭載しており、Ryzen 5000シリーズに対応しているのが特徴。旧世代CPUと幅広い互換性を持っているのもポイントです。

ヒートシンク付きのLightning Gen 4 M.2スロットを2基搭載しているのも魅力のひとつ。最大64Gb/sの転送速度でデータを素早く転送できます。専用の冷却機構「M.2 Shield FROZR」も搭載しており、効率的に放熱が可能です。

メモリはDDR4-5100 オーバークロックメモリに対応。I/Oパネルが組み込まれており、組み立てやすいのも便利なポイントです。Wi-Fiや2.5Gbps LANによって、高速データ転送も行えます。

エムエスアイ(MSI) MPG B550 GAMING PLUS

ゲームに特化した機能を搭載したATXマザーボードです。大型のヒートシンクや水冷ポンプ用のPump Fan Support機能を搭載しており、高い冷却性能を期待できるのが魅力。PCIeスロットの破損を防ぐアームも付いています。

CPUソケットはSocket AM4。電源ケーブルを接続するだけでBIOSアップデートを行える機能を備えており、Ryzen 5000シリーズCPUに対応しています。DDR4メモリスロットを4つ搭載しており、高速データ転送も可能です。

マザーボードでライティングの制御をしたい方にもおすすめ。ユーティリティソフトからライティングの設定やファンの回転速度をコントロールできます。I/Oパネルも充実しており、一般的な用途であれば必要十分な性能を持つおすすめの製品です。

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